【通信制高校はやめとけ？】普通高校と通信制高校のデメリット

「通信制と普通、どちらの高校がわが子に合うのか？」——進路を考え始めたとき、多くのご家庭がぶつかる悩みです。

この記事では

を具体例と対策つきで整理し、“うちの子らしさ”を大切にできる学び方とは何かを一緒に考えていきます。読むほどに進路のモヤモヤが整理され、次の一歩がクリアになるはずですよ。

通信制高校とは？

通信制高校については、以下の記事でご紹介しています。
参考にしていただければ幸いです。

通信制高校のデメリット３選

デメリット①自己管理能力が必要

通信制高校では先生に毎日見張られるわけではないので、勉強時間や課題の管理を自分でやる力が欠かせません。

なぜ必要？	シンプル対策
時間割を自分で決めるから	1週間のタイムテーブルを先に作り、壁に貼る
課題の締め切りを自分で守るから	カレンダーアプリで“提出〆切”をリマインド設定
学習ペースを先生が調整してくれないから	日ごと・週ごとの「小さな目標」を決め、できたらチェック✔︎

デメリット②社会的理解が得られない可能性がある

通信制高校はまだ珍しいため、まわりに仕組みを知らない人がいて、誤解されることがあります。

なぜ誤解？	シンプル対策
「全日制よりレベルが低い」と思われがち	卒業資格は同じ「高校卒業」と説明する
仕組みを知らない大人もいる	学校パンフや公式サイトを見せて具体的に伝える
進学・就職で質問されることがある	面接練習で「通信制を選んだ理由」を準備しておく

デメリット③友人づくりが難しく、孤立感が生まれやすい

通信制高校は登校日が限られ、学習もオンライン中心。友だちと「毎日顔を合わせて自然に仲良くなる」環境が少ないため、人間関係が築きづらいと言われます。

なぜ友人ができにくい？	シンプル対策
登校頻度が低く、顔を合わせる機会が少ない	年間スクーリングや行事には必ず参加し、同級生とオフラインで交流する
学習ペースがバラバラで「同じ時間に話す」タイミングが合わない	学習管理アプリやSNSでクラス専用チャットを活用し、質問や雑談の時間帯を決める
オンライン上だけのやり取りだと相手の反応が分かりにくく距離が縮まりにくい	ビデオ通話による少人数グループワークを定期的に設定し、顔を見て話す場をつくる
部活やクラス委員など“共同作業”の場が限定的	プロジェクト学習や生徒会など、興味が合うテーマのオンライン部活に入る

普通高校のデメリット４選

デメリット①授業と部活でびっしり　自分の時間がとれない

中学や普通高校では、朝から夕方まで授業、そのまま部活へ直行――帰宅する頃には疲れて宿題をこなすだけで一日が終わります。自由な時間がないと、自分の得意・興味に気づけず、進路を選ぶときも「本当にこれでいいのか？」と迷いやすくなります。

何が起きる？	どうしたらいい？
授業6限＋放課後部活で1日10時間以上が学校時間	時間割を自分で調整できる学校を選ぶ（例：オンラインや選択授業が豊富）
疲れて帰宅後は宿題だけで精いっぱい	通学時間を短縮し、夕方以降に“好きなことタイム”を確保
好きな本・動画・プロジェクトに手を出せない	週ごとに目標を決め、空き時間に小さなチャレンジを積み重ねる

デメリット②テストの点がすべて　得意なことが活かせない

普通高校では点数が評価の物差し。図工やPCなどの強みは通知表に反映されず、自己肯定感も伸びしろも削られる可能性があります。

何が起きる？	どうしたらいい？
テスト点＝価値、で比べられ続ける	点数以外も評価するポートフォリオ制の学校・コースを探す
得意分野を伸ばす時間が削られる	課外プロジェクトや専門オンライン講座でスキルを磨く
「どうせ自分はダメだ」と自己否定に陥る	家や塾・スクールで成果を可視化し、大人が具体的に褒める

デメリット③友だちトラブルやいじめが起こりやすい

大人数の教室では同じ顔触れで毎日過ごすため、人間関係が固定化しやすく、トラブルが起きると逃げ場がありません。また大人数であるため、教師がいじめを把握しにくいです。

何が起きる？	どうしたらいい？
クラス替えが年1回だけで関係をリセットしづらい	少人数・自由クラス制の学校やオンライン併用校を検討する
グループ外れで孤立しやすい	異学年・地域コミュニティに参加し、複数の居場所を持つ
SNSで24時間つながりストレスが継続	デジタルリテラシーを学び、通知オフや相談窓口を活用
いじめ被害を教師が把握しにくい	匿名通報アプリや外部相談機関を活用し、早期に第三者へ共有

デメリット④ルールが多くて　自由な発想がしづらい

服装・髪型・スマホ使用・授業の進め方など、決まりごとが細かいと「間違えないように守る」ことが最優先になり、新しいアイデアや挑戦が生まれにくくなります。やりたいことを提案しても「前例がないからダメ」と却下され、発想力や主体性が伸びづらい状態に。

何が起きる？	どうしたらいい？
厳しい校則で自分らしい表現が制限される	校則の意図を確認し、緩和の提案や生徒会活動で改善を働きかける
「失敗するな」という空気で挑戦を避けがち	放課後や休日にハッカソン・地域イベントで実験的な活動を行う
授業も手順通りで発想を活かせない	探究学習やプロジェクト型授業があるコース・学校を選ぶ
ルール違反＝即ペナルティで萎縮	大人と対話し、柔軟にルールを運用できる場を増やす

まとめ

NIJIN高等学院ってどんな学校？

2026年４月開校予定の通信制サポート校で、合言葉は「100人いれば100通り」。生徒が自分で時間割とカリキュラムを組み立て、教師は“伴走者”としてサポートする仕組みが特徴です。

自分でデザインする学び

・部活やプロジェクト学習の時間を自由に確保。
・探究テーマや科目の深掘り方法はオーダーメイド。

伴走コーチと少人数コミュニティ

週１コーチングで目標設定と振り返りを行い、学習ペースや人間関係の悩みを早期に共有。

社会とつながるプロジェクト

企業インターン、地域課題を解決する旅プロジェクト、学生主体イベントなど「教室外で学ぶ」プログラムが年間を通して設計。

「ここならワクワクできる」と感じた学校が正解

この記事が、みなさまの進路選びの参考となれば幸いです。