学院設立の想い
「私、10年後はどんな仕事を
しているんだろう?」
「自分の将来に希望がもてない。」――。

こうした漠然とした不安や迷いを
抱える中高生は少なくありません。
多くの中高生が未来に希望を持てない
日本の高校生は今、
将来に対して不安を感じています。
「自分の国の将来が良くなる」と考える
日本の高校生の割合は9.6%と
主要国の中で特に低く、
さらに「悪くなる」と
答えた割合が37.9%と非常に高く、
日本の高校生は突出して
将来に対して悲観的です。

私たちは、この原因が“学校の制度”そのものに
あると考えています。
同じ学年、同じ地域の人達と
同じ場所で何年も過ごす。
さらに部活・テスト・受験などで、
嫌でも、他人と競うことを余儀なくされる。
こうして多様な価値観に触れ、
違いを生み出しながら
価値を生み出すという教育体験が、
圧倒的に不足してしまうのです。

その結果、子どもたちは将来に
希望を持てなくなってしまいます。
しかし、問題はその子にはなく、
親のせいでもありません。
誰のせいでもないのです。
自分や社会に希望をもてる教育機関が、
これまでなかっただけなのです。
多様な出会いと自分の可能性を広げる学び
NIJIN高等学院は
子どもが自分自身や社会に希望を持ち、
心から納得出来る自分らしい生き方を
見つける場所です。

NIJIN高等学院は旅を通じて
多様な価値観や人々に触れながら、
子ども自身が心から納得できる生き方を
見つけるための学校です。
「人」「社会」「自分自身」
3つの出会いを通じて、
一人ひとりが未来を切り拓く力を育む――

多様な出会いの中で、今まで
気づかなかった新しい自分を発見し、
新しい価値観や気づきが
子どもたちの可能性を広げていきます。
自分や社会を前向きに捉え、
信じることで、人を幸せにしたいと思える。
そして、人の幸せや日本の未来に
貢献できる人材を育てる。
これが、NIJIN高等学院が
目指す教育の在り方です。