あなたは、PTA(Parent-Teacher Association)に加入していますか?
まだ多くの学校で加入率が高い一方で、最近では加入しない保護者も少しずつでてきました。
この記事では、PTAの現状、そして入らないことで生じるデメリットやトラブル解消法も紹介し、保護者が最適な判断を下せるようサポートします。
日本の教育、おかしなところまだまだありますよね?
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PTAに入らない割合は?
日本の多くの学校では、PTAへの加入率は非常に高い傾向があります。
具体的な数値は地域や学校によって異なりますが、一般的には70%から90%の保護者がPTAに加入していると言われています。
東京都PTA協議会が2022年9月に実施した「PTA実態調査」によると、都内公立小学校PTA159校のうち、加入率「100%」のPTAは30.2%、「95%超100%未満」が51.6%、「90%超95%未満」が9.4%と、加入率が「90%」を超えるPTAが91.2%という結果となりました。
引用元: PTA入退会のあり方 – 一般社団法人 東京都PTA協議会
やはり、まだまだPTA加入が優勢のようですね。
PTAに入らないデメリット
PTAに入らないことによるデメリットは生じるのでしょうか?
保護者の不安な声を、以下にまとめてみました。
- イベントに参加しにくい:PTAが主催する楽しいイベントや活動に参加しにくくなり、子供が友達と一緒に楽しむ機会を逃すかも。
- 情報が遅れる:学校からの大事な情報が少し遅れて届くことがあるかもしれません。
- 意見を述べる機会が減る:学校の重要な決定に対して、意見を述べるチャンスが減ることが考えられます。
- 他の保護者との交流が減る:他の保護者との交流の機会が減り、コミュニティ内で少し孤立した感じがすることも。
- 学校との橋渡し役が減る:PTAは学校と保護者の橋渡し役を果たすため、その役割が減ることでコミュニケーションが少し難しくなるかも。
子どもたちにはどのような影響が?
PTAに入らないことが直接的に子どもの学校生活に大きな影響を与えることは少ないようです。
間接的にはPTAが主催するイベントや活動に参加しにくくなることで、子供が友達と一緒に楽しむ機会を逃すことがありえるのかもしれません。
しかし、今回調べてみて、あまり大きな問題は見つけられませんでした。
印象に残ったのは、加入の保護者からの陰口があるとの意見でした。
友達の子どもはPTA未加入だけど、5年生の今まで何にも困ったことないしイジメもないよ。
PTA便りは持って帰ってくるし、請求なんてされた事もない。今年小3になったけど、特別困る事ない。
友達の子どもはPTA未加入だけど、どうしても陰口を叩く人がいて、それさえ気にならなきゃ何も困らないと言ってたわ。
PTA入らないから生じるトラブル解消法
PTAに入らないことでトラブルが生じることもあります。
これを解消するために事前に考えられる方法を紹介します。
PTA入会を断る3つのコツ
PTAへの入会を断る際には、以下のポイントに注意してみましょう。
- 丁寧に伝える:断る際には、丁寧な言葉遣いで理由を伝えることが大切です。
- 正直に理由を述べる:自分の状況や考えを正直に伝えることで、理解を得やすくなります。
- 代替案を提案する:例えば、特定の活動には参加できないが、他の方法で協力できることを提案することで、柔軟な対応が可能になります。
PTAへの未入会を伝えた後
PTAへの未入会を伝えたあと、保護者はどのようにふるまえばよいでしょうか?
- 丁寧にお礼を言う:まずは、PTAの活動に対して感謝の気持ちを伝えましょう。「いつもお世話になっております」と一言添えるだけで、印象が良くなります。
- 情報収集を怠らない:PTAに入らなくても、学校からの情報を逃さないように、公式サイトや連絡網をしっかりチェックしましょう。
- 学校行事には積極的に参加する:PTA活動には参加できなくても、運動会や授業参観などの学校行事にはできるだけ顔を出しましょう。これで他の保護者との交流も深まります。
- 他の保護者との交流を大切にする:PTAに入らなくても、他の保護者との交流を大切にしましょう。お互いに情報交換することで、コミュニティ内での孤立感を防げます。
- 前向きな態度を保つ:未入会を伝えた後も、前向きな態度で学校やPTAと接することが大切です。「いつでも協力しますので、よろしくお願いします」といった前向きな言葉を添えると良いでしょう。
- 陰口を気にしない:PTAに入らないことで陰口を言われることがあるかもしれませんが、気にしないことが大切です。自分の選択に自信を持ち、堂々とふるまいましょう。
保育園や幼稚園などの幼少期から、お友達の保護者との交流を深めておくと、情報源や陰口の心配も減りそうですね。
入りたくない方にとっては一番必要なことは、
「勇気」だけなのかもしれません。
まとめ
本来PTAへの加入は任意であり、強制されるものではありません。
保護者の間でも意見が分かれることが多く、それぞれの事情や価値観に基づいて判断することが重要です。
PTAに入らないことで生じるデメリットもありますが、適切なコミュニケーションや代替手段を活用することで、これを解消することができます。
PTAへの入会を避けたいと考える保護者は、正直に理由を伝え、代替手段を活用しながら学校との連携を大切にすることが大切です。
最終的には、自分と子供にとって最良の選択をすることが重要です。