「子どもが不登校になるのは、親に原因があるのでは?」そんなふうに考えてしまう保護者の方は、少なくありません。
試しに、インターネットで「不登校 親」と検索してみてください。すると、「過干渉」「無関心」といったネガティブな言葉が目立ちます。しかし、現場で500家庭以上と関わってきた実感としては、少し違う視点が見えてきます。
そこで本記事では、NIJINアカデミー代表・校長の星野達郎が「不登校になりやすい親の特徴」を解説します。
📝 この記事でわかること
- 不登校になりやすい親に共通する5つの特徴
- それぞれの特徴が子どもに与える影響
- 特徴を持つ親へのポジティブなメッセージ
- NIJINアカデミーが大切にしていること
結論|不登校になりやすい親とは
結論から言うと、それは「子どもを尊重し、柔軟に生き方を選べる力を持っている親」が多いのです。つまり、問題のある親が多いわけではありません。むしろ逆に、子どもの個性を大切にできる親だからこそ、子どもは「学校に行く・行かない」を自分で選びやすくなります。つまり、それは自然な選択の結果だという見方ができるのです。
まず、以下で紹介する5つの特徴は、星野達郎が500家庭以上と関わってきた現場での実感にもとづくものです。そのため、医学的・学術的に証明された因果関係ではありません。あくまで一つの傾向として、参考にしてください。
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今すぐ体験説明会に参加する①新しい働き方をしている親
フリーランスや起業家、クリエイターなど、組織に縛られない働き方をしている親の子どもは、不登校になりやすい傾向があります。昭和から平成初期までは「組織に合わせる」ことが当たり前でした。しかし今は、個人で自由に働ける時代です。そのため親自身が「学校に行かなくても生きていける」と感じやすく、子どもにもその価値観が伝わります。
👶 子どもへの影響:学校という枠に縛られずに、自分のペースを大事にしやすくなります。反面、「集団に合わせる」経験が少なくなる場合もあります。
💌 親へのメッセージ:子どもの自己決定を尊重する力が、あなたの強みです。そこで、学校に行く・行かないの二択ではなく、「子どもにとって安心できる学び方」を一緒に模索していきましょう。
②家庭内の対話が多い親
子どもとのコミュニケーションが豊富な家庭も、不登校につながりやすい特徴があります。家庭内で深い対話があると、子どもは「家でも十分学べる」と感じやすくなるからです。その結果、学校に魅力を見出しにくくなるのです。
👶 子どもへの影響:言語力や探究心が伸びやすくなります。一方で「学校より家庭のほうが快適」と感じ、学校生活から距離を取ることもあります。
💌 親へのメッセージ:それは、家庭教育力が高い証拠です。だからこそ自信を持ちつつ、必要に応じて学校や地域の学びも組み合わせてみましょう。
③平均的ではない親
「ちょっと変わっている」「人と違う生き方をしている」親を持つ子どもも、不登校になりやすい傾向があります。親自身が平均的な枠組みにフィットしていません。そのため、子どもも同じように、学校という「平均的な場所」に馴染みにくくなるのです。例えば、研究や芸術、起業などに熱中している親や、HSPなど感受性が強い親があげられます。
👶 子どもへの影響:感受性や創造性に富み、独自の視点を持ちやすくなります。反面、集団の「平均的な価値観」とぶつかることもあります。
💌 親へのメッセージ:平均的ではないことは、弱みではなく強みです。だからこそ、「我が家は我が家のペースでいい」と割り切ることが、子どもに安心感を与えます。
お子さんの感受性やこだわりの強さが気になる方は、あわせて不登校とギフテッド・2Eの関係もご覧ください。
④学歴・偏差値より「その子らしさ」を大事にする親
「いい大学」「いい企業」より、「子どもの幸せ」や「その子らしさ」を優先する親がいます。そうした親の子どもも、不登校になりやすいといわれています。高度経済成長期のように偏差値で競う時代ではなく、価値観が多様化した結果です。
👶 子どもへの影響:他人と比べず、自分の価値観で生きやすくなります。一方で、受験競争に価値を見出しにくく、学校との距離が生まれることもあります。
💌 親へのメッセージ:「子どもが幸せかどうか」を軸に置けるのは、大きな強みです。そのため、社会の物差しよりも、家庭の物差しを大切にして良いのです。
⑤海外経験のある親
海外での生活経験がある親は、日本の教育を相対的に見る目を持っています。海外の学校で自由な学びを経験したり、多様な価値観を肌で感じたりしているためです。そのため「日本の学校に必ず行かなくてもいい」という考え方を自然に持ちます。その結果、子どもも柔軟に不登校を選びやすくなるのです。
👶 子どもへの影響:「日本の学校がすべてではない」という視点を持てます。世界基準で物事を考えやすい一方、日本の学校文化に窮屈さを感じる場合もあります。
💌 親へのメッセージ:視野の広さを子どもに伝えられる、貴重な存在です。だからこそ、国内外の学びを柔軟に組み合わせていきましょう。
実際に、9年間ホームスクールで学び、道を切り拓いた例もあります。あわせて作曲家・内田拓海氏の講演レポートも参考にしてください。
まとめ|不登校は「親の弱さ」ではなく「家庭の力」の表れ
「不登校になりやすい親」は、決して問題のある親ではありません。むしろ、以下のようなポジティブな特徴を持っている場合が多いのです。
- 子どもを尊重している
- 視野が広い
- 教育的に賢い
つまり、学校に行かなくても、子どもは学び、成長できる環境を、家庭の中にすでに持っているのかもしれません。子どもへの関わり方に迷ったときは、あわせて不登校の子どもに親ができる対応も参考にしてみてください。
動画で見る・NIJINアカデミーについて
本記事の内容は、校長・星野達郎によるYouTube動画でも解説しています。あわせてご覧ください。
▲NIJINアカデミー校長・星野達郎が「不登校になりやすい親の特徴」を解説(クリックでYouTubeの動画を再生)▲
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よくある質問
不登校は本当に親のせいではないのですか?
はい、親のせいと決めつける必要はありません。むしろ、子どもを尊重し柔軟な価値観を持つ親だからこそ、子どもが「学校に行かない」という選択をしやすくなります。つまり、それは自然な結果だという見方もできるのです。ただし、これは星野達郎の現場経験に基づく傾向であり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
自分は当てはまらないのですが、それでも不登校になることはありますか?
もちろんあります。不登校の背景には、学校環境や発達特性、友人関係など、さまざまな要因が関わっています。そのため、今回紹介した5つの特徴は、あくまで傾向の一つとして捉えてください。
子どもが不登校になったとき、親はまず何をすればいいですか?
まずは「親のせい」と自分を責めすぎないことが大切です。そのうえで、子どもの気持ちに寄り添いながら、学校以外の選択肢も含めて情報を集めていきましょう。あわせて不登校の子どもに親ができる対応もご覧ください。
※本記事の内容は、NIJINアカデミー代表・校長である星野達郎が、500家庭以上との面談経験をもとに語った見解を記事化したものです。学術的な統計調査の結果ではありません。

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