宮城県はなぜ不登校が多いのか?全国5位(令和6年度)のデータと現役校長が語る教育の構造

宮城県は、自然も豊かで、人も温かい魅力ある地域です。東北大学を中心とした研究都市としても知られ、スタートアップ企業も増えています。

それにもかかわらず、小中学校の不登校率は全国でも上位です(令和6年度は1,000人あたり47.0人で全国5位)。

なぜ、このようなことが起きているのでしょうか。

私は元公立中学校教員として、全国の教育現場を見てきました。また現在は、全国750名以上の子どもたちが学ぶオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営し、多くの不登校の子どもや保護者と向き合っています。

そこで見えてきたのは、「子どもの問題」ではなく、「教育の構造」の問題でした。

今回は、宮城県で不登校が多い理由について、教育者としての視点からお話しします。

星野 達郎
星野 達郎 Tatsuro Hoshino
株式会社NIJIN 代表取締役 / NIJINアカデミー 校長

全国750名以上の小中高生が学ぶオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の校長を務める傍ら、2つの教師団体を主宰。これまで累計1,200名以上の教員向けに研修を実施し、学校の中と外、両面から教育課題の解決に取り組む。

その独自の教育実践はNHKやテレビ朝日など多くのメディアで特集され、「青年版国民栄誉賞」「内閣総理大臣奨励賞」を受賞するなど、各方面から高く評価されている。

確かな実績と熱い教育信念を持つ一方で、普段は生徒たちから気さくにいじられる「愛されキャラ」の校長として、日々子どもたちと本音で向き合っている。

目次

結論:宮城県の不登校率は1,000人あたり47.0人で全国5位(令和6年度・早見)

文部科学省の令和6年度調査で、宮城県の小中学校の不登校は次のとおりです。

  • 不登校児童生徒数:7,725人(小学校3,002人・中学校4,723人)
  • 1,000人あたり47.0人(全国平均は38.6人)=全国47都道府県で5位
  • 1位は沖縄県49.5人、2位 島根県48.8人、3位 長野県48.6人、4位 福岡県47.2人
  • 東北6県では宮城だけが突出:青森36.3人・岩手33.3人・秋田36.4人・山形32.5人・福島34.5人

「日本一不登校が多い」と言われることがありますが、令和6年度の小中学校合計では5位です。ただし全国平均を2割以上上回り、東北の他県と比べても1,000人あたり10人以上多いのは事実です。

※不登校の理由は一人ひとり違い、県の数字だけで原因は決められません。この記事の後半は、元公立中学校教員でNIJINアカデミー校長の星野達郎の見立てです。つらい状況が続くときは、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(無料)へ。

不登校率の高い都道府県ランキングと、東北・大都市との比較表

文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」の都道府県別データ(小中学校合計・1,000人あたり)を、上位10県と、東北6県・大都市で並べました。

順位都道府県小学校中学校合計1,000人あたり
1沖縄県3,523人3,909人7,432人49.5人
2島根県1,056人1,389人2,445人48.8人
3長野県3,051人4,197人7,248人48.6人
4福岡県8,008人11,594人19,602人47.2人
5宮城県3,002人4,723人7,725人47.0人
6静岡県5,133人6,985人12,118人45.6人
7栃木県2,192人3,840人6,032人43.2人
8鳥取県653人1,111人1,764人42.3人
9北海道4,881人9,371人14,252人42.2人
10愛知県10,028人14,899人24,927人41.8人
東北の他県・大都市
青森県981人1,888人2,869人36.3人
岩手県931人1,754人2,685人33.3人
秋田県699人1,328人2,027人36.4人
山形県849人1,494人2,343人32.5人
福島県1,496人2,869人4,365人34.5人
東京都13,548人20,283人33,831人35.7人
大阪府8,718人15,031人23,749人37.9人
全国137,704人216,266人353,970人38.6人

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」(PDF・都道府県別グラフ)調査結果の掲載ページ。県の取り組みは宮城県教育委員会「不登校児童生徒への支援の在り方について」(PDF)で公開されています。

表から読み取れること

  • 宮城県は中学校(4,723人)が小学校(3,002人)の約1.6倍。中学校に上がってから学校に合わなくなる子が多い構図です。
  • 同じ東北でも、宮城以外の5県は全国平均(38.6人)を下回ります。「東北だから多い」わけではありません。
  • 東京都(35.7人)・大阪府(37.9人)より1,000人あたり10人前後多く、大都市より高いのが宮城の特徴です。

全国の都道府県ごとの推移は不登校の多い都道府県ランキング、宮城県内で通える場所は宮城県のフリースクール宮城県の教育支援センター一覧にまとめています。

校長の見立て:宮城県の問題は「子ども」ではなく教育の構造

タツロー校長

宮城県で不登校が多い理由は、子どもたちが弱いからではありません。
教育の選択肢が少なく、一つの価値観の中で競争を続けなければならない構造が、大きく影響していると私は考えています。

私はこれを、

「扇風機で過ごす高級住宅」

という言葉で表現しています。

住みやすい街であり、経済も文化も発展している。

しかし、教育だけが昔のまま。

そのギャップが、子どもたちの苦しさにつながっているのです。

データで見る宮城県の不登校率

文部科学省の調査では、小中学校の不登校は12年連続で増え、令和6年度は全国で35万3,970人でした。

その中でも宮城県は1,000人あたり47.0人と、全国5位の高さです。

1,000人あたりの不登校児童生徒数を大都市と比べると、

  • 東京都:35.7人
  • 大阪府:37.9人
  • 宮城県:47.0人(全国5位)

という状況です(令和6年度・文部科学省調査)。

もちろん、不登校の理由は一人ひとり異なります。

しかし、これだけ突出した数字になる背景には、個人ではなく社会や教育の構造があると考えるのが自然でしょう。

データで見る宮城県の不登校率

宮城県教育の特徴は「選択肢の少なさ」

私が宮城県の教育を見て感じる最大の特徴は、

高校までの進路の選択肢が非常に少ないことです。

東京や大阪では、

  • 私立高校
  • 公立高校
  • 通信制高校
  • インターナショナルスクール
  • 多様な教育方針を持つ学校

など、さまざまな選択肢があります。

一方で宮城県は、公立高校の存在感が非常に大きく、伝統的な「ナンバースクール」を目指す文化が今も根強く残っています。

もちろん、公立高校そのものが悪いわけではありません。

しかし、「みんなが同じ基準で評価される」という文化が強い地域ほど、そこに合わない子どもは苦しくなりやすいのです。

宮城県教育の特徴は「選択肢の少なさ」

なぜ選択肢が少ないと不登校が増えるのか

私は教育で最も大切なのは、

自分に合う環境を選べること

だと考えています。

ところが選択肢が少ないと、

「この学校に合わない」

と思っても、次の居場所を見つけにくくなります。

すると、

学校に行くしかない

でも苦しい

という状態になってしまいます。

不登校になる子どもの多くは、怠けたいわけではありません。

今いる環境が合わず、エネルギーを使い果たしてしまっているのです。

フリースクールの少なさが生み出す苦しさ

フリースクールの少なさが生み出す苦しさ

もう一つ気になるのが、フリースクールなど学校外の学びの場の少なさです。

東京には100校を超えるフリースクールがあります。

大阪にも数多く存在します。

一方で宮城県は、その数が大きく少なくなります。

つまり、

学校に合わない。

でも次の居場所がない。

この状況では、不登校の子どもも保護者も孤立しやすくなります。

教育の多様性とは、「学校を否定すること」ではありません。

子どもに合った学びを選べる社会をつくることなのです。

社会は進化しているのに教育だけが取り残されている

私は宮城県が嫌いなわけではありません。

むしろ大好きな地域です。

東日本大震災のボランティアをきっかけに何度も訪れ、多くの人との出会いがありました。

東北大学を中心とした研究やスタートアップも盛んで、都市としての魅力は非常に高いと感じています。

だからこそ、

社会は進化しているのに、高校までの教育だけが昔の価値観にとどまっている。

そのギャップがもったいないのです。

私はこの状況を「扇風機で過ごす高級住宅」と表現しました。

家そのものは素晴らしい。

しかし、一番大切な設備だけが昔のまま。

教育も同じです。

これからは、多様な学校、多様な学び方、多様な生き方を認める社会へ変わっていく必要があります。

保護者に伝えたいこと

もし宮城県で子育てをしていて、お子さんが学校に苦しさを感じているなら、

「この子が弱いからだ」

と思わないでください。

学校が合わないことと、その子の可能性はまったく別の話です。

今はオンラインスクールやフリースクール、通信制教育など、学び方の選択肢は少しずつ広がっています。

大切なのは、

学校に合わせること」ではなく、「その子に合う環境を見つけること」。

その視点を持つだけで、子どもの未来は大きく変わる可能性があります。

だからこそ私たちは、「学校しかない社会」ではなく、「子どもが自分らしく学べる社会」を広げていきたいと考えています。

NIJINアカデミーでも、全国の子どもたちが地域に関係なく、自分らしく学べる環境づくりに取り組んでいます。

宮城県に限らず、学校選びや不登校について悩んでいる方は、ぜひ一度私たちの取り組みをご覧ください。

宮城県内で通えるNIJINアカデミーの教室:宮城名取校

「学校に合わない。でも県内に次の居場所がない」——その声に応えるため、宮城県名取市にもリアル教室があります。宮城名取校は、進学塾とフリースクールを組み合わせ、「自分に合った学びを見つけ、一緒に歩んでいく」ことを大切にしている教室で、職場体験など将来を考える機会もあります。

通い方や費用、見学の日程はNIJINアカデミー宮城名取校の教室ページで確認できます。教室長がどんな人かは、校長が現地を訪ねた動画で見られます。

NIJINアカデミー宮城名取校の教室紹介(脱・学校のタツロー校長)

名取まで通うのが難しい方へ:宮城のどこからでも参加できるオンライン校舎

NIJINアカデミーはメタバース(オンライン)の校舎でも学べます。顔や声を出さずに参加でき、在籍校と相談して出席扱いにしている家庭もあります。まずは話を聞いてみるだけでも大丈夫です。

この記事の内容を確かめるための一次資料

学校とのやりとりは、担任個人の考え方に左右されやすい部分です。だからこそ国が学校に何を求めているかを知っておくと、話が噛み合いやすくなります。「認めてください」ではなく「要件を満たすには何を用意すればよいですか」と聞くのが、実務上いちばん通ります。

下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。

このテーマに関わる公的資料
資料何がわかるか
文部科学省「生徒指導提要」学校の生徒指導の基本方針(改訂版)
文部科学省「スクールカウンセラー等活用事業」SC・SSWの役割と配置の考え方
文部科学省「就学援助」学用品費・給食費などの経済的支援
文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」小中の不登校353,970人。全国の最新の実数
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針
同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合)教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件
同 別記2(自宅でICT等を活用した学習)自宅学習を出席扱いにする7つの要件
文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件
文部科学省「COCOLOプラン」誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策
文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」全国1,045市区町村の公式相談窓口
教育機会確保法(e-Gov法令検索)第13条が「休養の必要性」を条文で認めている
こども家庭庁「子育て支援」子育て世帯が使える支援制度の全体像
国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料

学校に相談するときの進め方

1

① 支援の目標をすり合わせる

「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。

2

② 具体的な場所を挙げる

「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。

3

③ 出席扱いの要件を一緒に確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

4

④ 決めたことを記録に残す

面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター全国1,045市区町村の窓口一覧

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

宮城県で使える公的な支援と相談窓口

民間の教室やスクールを探す前に、宮城県で公的に使える支援を知っておくと、費用も選択肢の幅も変わります。市区町村の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)利用料が原則無料で、通った日は在籍校の出席扱いにできます。

宮城県の小中学校の不登校児童生徒数は7,725人(令和6年度・文部科学省調査)。在籍者に占める割合は約4.70%で、全国平均は約3.86%です。ひとりで抱えている家庭が、それだけ多くあるということでもあります。

宮城県全体の相談窓口

宮城県の広域相談窓口
窓口リンク
りんくるみやぎ(子供の相談・登校相談)公式ページを見る
24時間子供SOSダイヤル(全国共通・無料)0120-0-78310

宮城県内18市区町村の窓口をまとめた一覧は、宮城県の教育支援センター(適応指導教室)一覧にあります。掲載しているリンクはすべて実際にアクセスして到達を確認済みです。

宮城県で相談を始めるときの進め方

どこに何を聞けばいいか分からないまま電話すると、たらい回しになりがちです。順番を決めておくと、1本の電話で話が進みます。

相談の順番

1

① 在籍校か、市区町村の教育相談窓口に連絡する

担任・スクールカウンセラーに伝えるか、宮城県の教育委員会(教育相談室)に保護者から直接電話します。多くの自治体が保護者からの直接相談を受け付けています。

2

② 「今すぐ通えますか」「対象は何年生からですか」を最初に聞く

教育支援センターは定員があり、小4以上を対象とする自治体が多いです。ここを最初に確認すると、次の手を早く打てます。

3

③ 見学・体験から始める

保護者だけの見学から始めても構いません。部屋の雰囲気と、指導員との相性を見てください。

4

④ 出席扱いの扱いを学校と確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

費用の負担を軽くする制度

  • 教育支援センターは利用料が原則無料(教材費・昼食・交通費は自己負担の場合あり)
  • 就学援助(学用品費・給食費などの補助)は、宮城県の教育委員会が窓口です
  • フリースクール利用料の補助制度を設けている自治体も増えています。宮城県に制度があるか、教育委員会に直接お問い合わせください

家庭でいまできること

制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。

いま家庭で確かめておきたいこと

睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)

食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか

頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)

「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか

保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか

学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか

声のかけ方で迷ったときは

「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。

逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。

相談先の選び方|どこに何を聞けるか

相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。

相談先の比較
相談先聞けること費用向いている場面
在籍校(担任・スクールカウンセラー)出席の扱い、校内の別室、学習の進め方無料まず学校での配慮を相談したいとき
教育支援センター(市区町村)学校外の公的な居場所、通所と出席扱い原則無料学校の外に一歩を踏み出したいとき
フリースクール(民間)体験活動中心の居場所、少人数の学び月1〜5万円程度興味や「やってみたい」から入りたいとき
オンライン自宅から参加できる学び、出席扱いの実務スクールにより異なる外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき
医療機関(小児科・児童精神科)体の不調の背景、診断と治療保険診療睡眠・食事・体の症状が続くとき
24時間子供SOSダイヤル子ども本人・保護者どちらの相談も無料・24時間いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310)

どこから始めればいいか迷ったら

まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)に電話してみてください。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。「今すぐ通える場所はありますか」「対象は何年生からですか」の2つを聞くだけでも、次の一手が見えてきます。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。

宮城県に関するよくある質問

Q. 宮城県の教育支援センターは無料ですか?

A. 利用料は原則無料です。市区町村の教育委員会が運営する公的機関のためです。ただし教材費・体験活動の材料費・昼食・交通費は自己負担になることがあります。給食がない施設が多く、弁当持参が一般的です。

Q. 宮城県で通える場所がない場合はどうすればいいですか?

A. ①在籍校の校内別室(保健室登校を含む)を確認する、②訪問型支援があるか窓口で聞く、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)を学校と相談する、④オンラインを検討する——の順で当たるのが現実的です。宮城県の状況によっては、通える範囲に施設がないこともあります。

Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?

A. 教育機会確保法の第13条は、「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。文部科学省の通知も「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」と述べています。

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星野達郎校長が、宮城県の不登校問題について動画でさらに詳しく解説しています。

なぜ宮城県だけ不登校率が高いのか、教育構造の違いや全国との比較など、記事では伝えきれなかった内容もお話ししています。ぜひフルバージョンをご覧ください。

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