
自信をなくしていくわが子に、親はどう向き合えばいい?

「うちの子、どんどん自信をなくしていく気がして…」
こうした悩みを打ち明けてくださる保護者の方は、少なくありません。
学校での生活の中で、自分のよさをうまく見つけられずにいる子は、実はたくさんいます。
周りと比べられたり、決まった型にはめられたりする中で、
「自分ってなんなんだろう」と感じてしまうこともあるのです。
そして、不登校になると、そうした気持ちがさらに深まってしまうことがあります。
「勉強していない自分なんてダメ」
「誰にも必要とされていない気がする」
そんな思いを抱えながら、静かに毎日を過ごしている子もいます。
でも、私たちは知っています。
どんな子にも、もう一度「自分って悪くない」と思える瞬間がやってくるということを。
ここからは、不登校の子どもが自己肯定感を取り戻していくために、家庭でできること・大切にしたい視点を3つお伝えします。
「できた」の種を、学び以外から育てよう

家で一人で過ごす日々の中で、「自分は何もできていない」と感じてしまう子どもも少なくありません。
でも実際は、日々の生活の中に「できた」はたくさんあります。
- 本を最後まで読めた
- お皿洗いを手伝ったら「ありがとう」と言われた
- 好きなゲームで攻略できた
- 日記を続けて書いてみた
これらはすべて、
自分の“好き”や“興味”から生まれた学びや成長の証です。
はじめは小さなことでもかまいません。
大切なのは、親が気づいてあげること。
「それ、できたね」
「前より工夫してるね」
そんな言葉が、子ども自身の「自分、悪くないかも」という気づきにつながっていきます。
「今うまくいっていない」=「将来もだめ」は違う

不登校になると、「この先どうなるんだろう」と将来が不安になります。
特に思春期に差しかかると、受験や進学への焦りも強くなります。
でも、どうか覚えておいてください。
学びは“今この瞬間”で決まるものではありません。
高校卒業の方法は一つではありません。
高卒認定試験(高認)、通信制高校、海外校など、多様な選択肢が今はあります。
大学進学も、年齢やタイミングに縛られる必要はありません。
NIJINアカデミーにも、不登校になったけれど、自分のペースで学び直し、進学や夢に向かって歩き出している子がたくさんいます。
不登校は、“時間が止まること”ではなく、
“新しい学び方に出会う準備期間”です。
安心できる「人」との出会いが、「自分って悪くないかも」のきっかけになる

不登校の子どもは、「人と関わること」で傷ついた経験を抱えていることもあります。
だからこそ、無理に誰かと合わせる必要はありません。
でも、もしオンラインゲームやSNSなどで誰かとつながっていたり、
家庭内で少しずつ会話が戻ってきたりしていたら、それは大きな変化のサインです。
また、フリースクールや居場所型教室、メタバース空間など、
「安心して自分を出せる場所」に出会えたとき、子どもは変わり始めます。
「この人は、自分を否定しない」
「ここでは、“いい子”を演じなくていい」
そう思える出会いがあれば、自己肯定感はゆっくりと回復していきます。
そしていつか、「自分の言葉で人とつながれる自分」に、子ども自身が気づけるようになります。
不登校の先にあるのは、“ダメな未来”じゃなくて、新しい自分

「不登校」という言葉には、どこか「失敗」のような響きがあります。
でも私たちは、こう考えています。
不登校になったからこそ、自分を見つけられることがある。
布団から出られなかった日。
誰とも話せなかった日。
それでも少しずつ、「笑える時間」や「好きなこと」に出会っていく。
そしてそれは、特別な子だけでなく、すべての子どもに訪れる可能性です。
焦らず、比べず、今日できることから
NIJINアカデミーは、そんな子どもたちと、
「自分を好きになれる教育」を一緒につくっています。
今、どんな状態でも大丈夫。
焦らず、比べず、今日できることから。
私たちは、いつでもそばで、一緒に歩んでいきます。
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