小学校4年生のゆづくん。
学校とNIJINアカデミー(ニジンアカデミー 略称:ニジアカ)の両方に通っています。
ゆづくんがニジアカに入学したのは5ヶ月前のこと。(インタビューは2024年7月)
音に敏感だというゆづくん。
以前に通っていた教育支援センター(適応指導教室)は、合わなかったようです。
ぜひ最後までご覧くださいね♪
ゆづくん
小学校4年生(2024年11月現在)
スポーツ少年♪
今は学校とニジアカの両方に通っているゆづくん
ゆづくん 小学校4年生の「ゆづ」です。
学校とニジンアカデミーの両方に、同じくらいの割合で通っています。
特に曜日で決めているわけではなく、その日によって自分のペースで行く行かないを決めています。
朝から学校に行く日や、途中から学校に行く日もあります。
天気が悪いと学校に行く気がなくなっちゃうんですよね。
ニジアカではホームルームや体育、その他の授業を受けています。
水曜日はお昼まで学校に行って、そのあとにニジアカのクラス会議に参加することが多いです。
ニジアカは自宅でオンラインで授業を受けられるので、雨の日でも気にせず通えるのが良いですね。
色んな事に挑戦する積極的なタイプ
──最近頑張っていることを教えてください。
スポーツ全般が好きで、動くことが楽しいです。
現在、頑張っているのはサッカーで、週4日、クラブチームに通って練習しています。
サッカーを始めたきっかけは、友達が楽しそうにやっていたのを見たからです。
楽しいから続けられています。
▲小学5年生が出場する大会で、出られなくなった先輩の代わりに出場!▲
また、野球も観戦したり、友達と一緒に遊んだりするのが好きです。
他には、おじいちゃんに勧められて一年前からそろばんも始めました。
実は、最初は「やりたくないな」って思っていました。
でも、暇なときに行って練習するのが楽しくて、今では4級まで上がっています。
計算力もついてきて、掛け算では5桁×2桁の問題もできるようになってきました!
▲そろばんで5桁×2桁の計算を実演!▲
──いろいろなことに挑戦しているんですね!
色んなものに興味があって、何でもやってみようというタイプかなって思います。
学校に行き渋り…教育支援センターに通ったことも。
──学校に行きたくないと思った理由は何ですか?
音に敏感なので、音楽の授業がうるさくて嫌でした。あとは、授業が面白くないし、問題を解き終わって待っている時間が苦痛でした。
学校にはずっと合っていなかったのだと思います。行かないという選択肢があることに気づいて、学校以外の選択肢を考えるようになりました。
──いつ頃から学校に行きたくないと言うようになりましたか?
小学校1年生の秋ごろからでした。
最初はまさかと思いましたが…、
私も徐々に受け入れられるようになってきました。
初めは、1週間くらい行けなくなりましたが、その後は完全に行っていない期間はありません。
ただ、教室ではなく、別室登校をしていた時期もありました。
学校に通いながら、テストや課題、作品作りなどをこなせる範囲で、遅刻、早退をしたり、お休みをしたり、バランスを取りながら通い続けている感じです。
── 以前、教育支援センター(適応指導教室)に通っていたと聞きましたが、どうでしたか?
教育支援センターとは、主に小・中学校を長期間休んでいる子どもたちのために、学籍のある学校とは別の場所に教育委員会等が用意した公的な施設です。
学習や集団生活の体験を続けられるようになっています。
もともと「適応指導教室」という名称でしたが、2003年から「教育支援センター」と名称が変更されました。
主な役割は、学校復帰や社会的な自立を支援することです。
ゆづくんママ 教育支援センターは学校の目の前にあるので、午前中は教育支援センターに行って、午後から学校に行くなど、教育支援センターと学校の両方に通っていました。
ゆづくん 教育支援センターには毎日通っていて、基本的には自習のような形で勉強をしていました。
でも、センターでは少しうるさく感じることもあったんです。
音が苦手な自分には少し辛くて、結局はやめることにしました。
リコーダーの音がうるさかった…
──音がうるさくて、嫌だったんですね。そういう場面ではどう対処していますか?
特に苦手な音があったりすると、その場を少し離れて静かな場所に行くようにしています。
──今、学校に通えている理由はありますか?
今、学校に行けている理由は、「気合い」です。笑
ゆづくん 体育が好きなので、体育の授業があれば行くし、テストがあれば行きます。
テストや課題、作品作りなどをこなせる範囲で、休んでいる感じなので、学年が進んで学校でやることが増えたので、行く日が前より増えました。
音楽は相変わらず苦手で、音楽が理由で遅刻する日もありますが、学校に行った日に音楽があれば頑張って参加しています。
この前は苦手なリコーダーのテストがあり、ほとんど吹けないので笑われながらも、最後までやり切ったそうです。
教育支援センターではない、家と学校以外の居場所を探す日々…
不登校が希望に変わる
オルタナティブスクール小中一貫校「NIJINアカデミー」
──NIJINアカデミーは、どのように見つけたのでしょうか?
ゆづくんママ 教育支援センターをやめる代わりに、家と学校以外の居場所を探していました。
ネットで検索しているときに、ニジンアカデミー見つけました。
私たちの住んでいる地域には、他にこういった施設がなかったので、オンラインで繋がるスクールも良いと思いました。
──オンラインスクールに抵抗感はなかったですか?
ゆづくんママ 特に、抵抗感はありませんでしたね。
住んでいるところが地方なので、田舎に居ながら高い教育を受けられるのはいいなと思いました。
──NIJINアカデミーの体験会に参加してみて、印象はどうでしたか?
ゆづくん ニジアカにはいろんな子がいるなと思いました。
顔を見せない子・声を出せない子がいたり、逆に顔出ししてる人もいたりしました。
ニジアカでは、顔出し・声出ししなくてもOK!リアクションやチャットなど、いろんなコミュニケーション手段が揃っています。
僕は最初から、顔も声も出せたよ♪
でも、うるさかったら嫌だな~って思っていました。
体験会で話した「ハイジ先生」は、なんでもできそうな先生で、とても明るかったです。
▲ハイジ先生▲
入学してから担任になった「いっさ先生」も、とても明るい先生だなって思います!
▲いっさ先生▲
──NIJINアカデミーの第一印象は?
ゆづくん ニジアカが「不登校向け」と言っていて、最初「不登校」という言葉にすごく抵抗感があったのでちょっと嫌なイメージがありました。
ぼくは「不」登校じゃない!って思った。
でも、入学して授業に参加したりする中で、3ヶ月位してから楽しくなってきました。
──お母さんとしても、「不登校」という言葉は気になりましたか?
ゆづくんママ そうですね。「不登校」という言葉は良い言葉ではないので、違う言葉に置き換えられればいいと思います。
ただ、ニジアカは「不登校でも全然いいじゃん!」というスタンスのスクールなので、入学して活動に参加する中で「不登校」という言葉に対する抵抗感はなくなってきています。
学校が全てだとは思っていないので、不登校という言葉をネガティブには捉えていないです。
NIJINアカデミーは、学校と何が違う?
──ゆづくんにとって、学校とNIJINアカデミーの違いは何ですか?
ゆづくん 例えば、授業について。
学校では、5分で終わるような簡単なことを45分かけてやるので、集中力が続かなくなってしまうことがあります。
でも、ニジアカの授業では、面白くて集中できる内容をやるので、60分でも楽しくて時間が一瞬で過ぎます!
──どんな授業が好きですか?
ゆづくん せれてぃー先生の家庭科の授業が楽しいなって思っています。
──お母さんは、NIJINアカデミーについてどう感じていますか?
ゆづくんママ 先生たちがとても肯定的で、子どもがやることに対して「すごいね」と褒めてくれることが多いです。
「何をやりたいか」を聞いてくれて、子どもの希望に合わせてさまざまな活動に挑戦させてくれる環境が整っていることにとても満足しています。
NIJINアカデミーに入学して印象に残っていること
──NIJINアカデミーのイベントや活動について何か印象に残っていることはありますか?
ゆづくんママ EDIX(エディックス:日本最大級の教育イベント)で、ニジアカに通う小中学生が行ったプレゼンは印象に残っています。
子どもが堂々とプレゼンしている姿を見て「こんなに生き生きしているんだ」と驚きました!
▲小学3年生のニジアカ生のプレゼン▲
ゆづくん EDIXで不登校になった理由を話した子が、僕と同じように聴覚過敏で、
- 教室がざわざわとしてうるさくて、耳がキーンとして何も聞こえなくなることがあった。
- 音楽の時間では、メロディオンの音が痛くて教室に居られなかった。
と話している子の話にとても共感して、僕と一緒だ!と思いました。
──NIJINアカデミーリアルイベントに参加してみてどうでしたか?
ゆづくん 愛知県で行われたリアルイベント「ユニボ」に参加して、とても楽しく過ごすことができました。
「UNIBO(ユニボ)」は、愛知県豊田市にある、最新の体験型デジタルアミューズメント施設です。
ハイスペックゲーミングPCでプレイできる「eスポーツ」や、仮想空間を疑似体験できるコーナーなどがあります。
障がいのある方の就労先ともなっていて、個性に寄り添った支援をしている施設でもあります。
2024年10月1日からは、NIJINアカデミーとコラボしたフリースクールとして開業しています。
※詳しくは、豊田市のフリースクールの記事をご覧ください。
「ユニボ」では、普段オンラインで接している友達にリアルで会えて、嬉しかったです!
「ユニボ」は音に敏感な人も多い環境で、みんなが静かに参加していたので、子どもも安心して楽しめたようです。
ニジアカで学んだ積極性!ゆづくんの新しい挑戦
──NIJINアカデミーでチャレンジする気持ちが湧いてきたと聞きましたが、今挑戦しようと思っていることはありますか?
ゆづくん 今度、学校で「不登校について」の授業をします!
担任の先生に相談したら、「ぜひ、やってください!」と言われたので、今、Canvaで準備中です。
──すごいですね!この授業を通して、クラスメイトに伝えたいメッセージはどういったものですか?
「不登校は“不”じゃない」こと、不登校の過ごし方、こんな事は言って欲しくないってこと、皆もやりたいことやろう!ということを伝えます!
ニジンに出会って、自分を認められるようになったから、授業をやりたいと思えるようになったんだと思います!
NIJINアカデミーはどんな人におすすめ?
──NIJINアカデミーはどんな人におすすめですか?
ゆづくん 音に敏感な人にとっても、過ごしやすい環境だと思います。
それから、明るい人が多くて、周りが優しいので安心して過ごせる場所だと思います。
音や環境に不安を感じている人がいたら、こういうスクールがあることを知ってほしいです。
ニジアカ、おすすめです!
明るい人が好き、音が苦手な人はぜひ来て!
ゆづくんママ ゆづがEDIXでプレゼンしているニジアカの生徒を見て、同じように聴覚過敏があって入学した子がいるという自分との共通点を見つけたり、
「ニジアカは“個性”を認めてくれる場所なんだ」と感じて、「色んなことにチャレンジしてみよう!」と前向きに変わっていく姿を見てきました。
そんなゆづのインタビュー記事が、まだニジアカに出会っていなくて悩んでいる親子に届けばいいなと思っています!
──ありがとうございました!
▼日本最大級の教育イベント『EDIX』で、ニジアカの児童生徒がプレゼンした動画はこちら!
NIJINアカデミーってどんなところ?
NHKおはよう日本にも出演したNIJINアカデミーは小学1年生から中学3年生まで通えるオルタナティブスクール!
【こんなお子さんにおすすめ!】
- 学校がつまらない
- 学校は自分に合わない、自分が出せずに苦しいと思っている
- 学校に行きたくないけど、他の選択肢がわからない
- 学校の規則に縛られず、自由に可能性を伸ばしたい
ニジンアカデミーは、トップ講師による対話的で面白い授業が人気。
インターネット上にあるオンラインスクールなので、自宅からアクセスできます!
学校理念に「Be HAPPY, Do HAPPY(君には、幸せになる力がある。人を幸せにする力もある。)」を掲げ、学校に行かなくても良質な教育を受けることができる教育機関です。
これまでに約300名の小中学生が入学し、学校の満足度は91.4%、担任クラスの満足度は96%と非常に高い評価を得ています。
さらに、在籍校で出席日数として認められた生徒の割合は97%、復学を目指すスクールではないものの、自信を取り戻し復学に成功した生徒も80名以上います。
ニジンアカデミーでは、子ども主体の活動を行っているので、部活やサークル活動も活気があります。
ぜひ見てみてくださいね。
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