朝、起き上がった瞬間に子どもがふらついたり、時には意識を失うように座り込んでしまったり…そんな姿を見ると、心配で仕方がなくなりますよね。「ただの寝不足?」「サボりたいだけ?」と迷っているうちに、症状が繰り返されることもあります。
この記事では、起立性調節障害の中でも特に注意したい「失神」を伴うケースについて、受診の目安をまとめました。
📝 この記事でわかること
- 起立性調節障害と失神の関係
- 受診を急ぐべきサイン
- 家庭でできるケア
目次
起立性調節障害と失神の関係
起立性調節障害は、自律神経の働きが乱れ、立ち上がった際に血圧や心拍がうまく調整できなくなる状態です。多くは立ちくらみやめまい程度ですが、重い場合は一時的に意識を失う(失神)こともあります。思春期に多いとされていますが、個人差があります。
参考:日本小児心身医学会「起立性調節障害診断・治療ガイドライン」ほか複数の公開情報をもとに構成
こんな様子があれば要注意
- 立ち上がった直後にふらつき、座り込むことがある
- 朝礼や入浴中に意識が遠のいたことがある
- 症状が午前中に強く、午後には回復する
- 症状を週に何度も繰り返している
何科をいつ受診する?
一度でも意識を失う(失神)ような様子があった場合は、様子見をせず早めに小児科を受診することをおすすめします。特に頭を打った、けいれんを伴った、という場合はできるだけ早く医療機関に相談してください。軽い立ちくらみが続く程度であれば、生活記録をつけながら数日〜1週間ほど様子を見て、改善しなければ受診で構いません。
受診までにできる家庭でのケア
- 水分・塩分を少し多めに意識してとる
- 急に立ち上がらず、ゆっくり動作を心がける
- 起床・就寝時間を記録しておく(受診時に役立ちます)
- 「サボり」と決めつけず、体の状態として受け止める
よくある質問
学校の朝礼中に倒れたことがあります。すぐ受診すべきですか
はい。特に意識消失を伴う場合は、早めに小児科(可能であれば心身症外来のある医療機関)を受診してください。
起立性調節障害は治りますか
症状の程度や年齢によって経過はさまざまですが、生活習慣の調整や治療によって少しずつ改善していくケースが多く報告されています。焦らず、医師と相談しながら向き合うことが大切です。
まとめ
立ちくらみが「失神」にまで至る場合は、我慢させず早めの受診を。日々の記録が診断の助けになります。

