こんにちは、NIJINアカデミースタッフのぱるるです。
今回インタビューさせていただいたのは、中学1年生のりっくん。NIJINアカデミーに通い始めたのは小6の6月。
あれから1年、今ではクラス会議には毎回参加し、リアルイベントにも自ら参加し、「タツロー校長からのインタビュー出演(YouTube)」に挑もうとしているりっくん。
でもその背景には、「人が怖い」と感じていた時期、「勉強ができない不安」に押しつぶされそうだった時期がありました。
この1年で、何がどう変わったのか?
安心の場に出会ったからこそ起きた、りっくんとご家族の大きな成長の物語をお届けします。
小3の夏、突然の不登校
りっくんが学校に行けなくなったのは、小学3年生の夏休み明け。
りっくん「小3の1学期までは学校に行ってたけど、先生が怖かったりして……。ある日、突然行けなくなった感じです」
先生の指導や、周囲の怒られている様子を見るだけでも心がキュッと緊張してしまう。
りっくん「人前で発表する授業も怖くて。静かにしてれば怒られないと思ってました」
その様子を一番近くで見ていたお母さんも、当時をこう振り返ります。
お母さん「宿題も、“ちゃんと綺麗に書かないと怒られる”と思い、何時間も書いては消してを繰り返していました。頑張ってたけど、3年生になってプツンと糸が切れたように、登校できなくなったんです」
家での時間と、「このままでいいのかな」という不安

その後は、家での生活が中心に。
りっくん「毎日ちょっとだけ勉強して、あとはゲームばっかり。スプラトゥーンとか、ロブロックスとか。でも、なんかずっと『このままで大丈夫かな』って不安でした」
人との関わりも減り、勉強も進まない。将来への漠然とした不安を、小学3年生のりっくんは抱え始めていました。
お母さん「色んなところに相談しに行って、『今は休ませることを優先したほうがいいよ』って言われて、とにかくおうちで休もう!という感じでいました。でも、休んでいても、本人も不安だったって言ってましたけど、なんか暇が辛そう…。ゲームをしていて癒されていたところもあったと思うんですけど、何か打ち込めるものが見つかるといいなと思ってました」
「ここなら行けるかも」NIJINアカデミーとの出会い
転機が訪れたのは小6の6月。お母さんがSNSでNIJINアカデミーを見つけ、体験に行ってみることに。
りっくん「最初は緊張したんだけれど、先生が優しくて、すぐここなら行けるなと思えました」
NIJINアカデミーの“ちゃんみなクラス”に入り、初めはクラス会議にも緊張し、顔出しも声出しもできずでした。それでも、りっくんは確実に一歩ずつ進んでいました。
ハロウィンの仮装で「カメラオン」に挑戦
そんなある日、クラスでハロウィンイベントが開催されました。
りっくん「みんなで仮装をして集まっていた時に、自分も帽子かぶってみたりして仮装をして、それを見せるために、勇気を出して初めてカメラオンにしました。
そしたら、ちゃんみな先生が『すごいじゃん!』って褒めてくれて、それがすごく嬉しくて。そこから毎回顔出せるようになったんです」
お母さん「その瞬間は見ていなかったんですけど、後から聞いて本当にびっくりしました。
最初はとても緊張していたのに、今では“クラス会議が楽しみ!”って言うようになって。すごい変化を感じています」


初めての修学旅行で自信がついた
りっくんにとって大きな経験となったのが、北海道への修学旅行でした。
りっくん「空港のラーメン食べて、電車で移動して、プリンとシュークリームも食べました。スマホの充電とかお金のこととか、全部自分たちで考えて準備して。自由行動も、グループで話し合って決めました」
お母さん「飛行機も初めてだったし、宿泊もあったので心配でついて行きました。でも、集合場所に着いた瞬間から“私のことなんて眼中にない”くらい(笑)、振り返りもせず楽しそうに動いていて。私はただのカメラマンに徹していました。そんな姿がまた嬉しかったですね」



そしてついに、仙台市内で開催されたNTTイベントに一人で参加するという挑戦を成し遂げます。
りっくん「初の東北イベントで、レアだったので“これは行かないと”って思って。どうしても行きたくて、一人で地下鉄に乗って行きました」
お母さん「私も(りっくんの)父親も仕事の関係で行けなくて…それでも本人の“行きたい”って気持ちが強くて、“一人で行く!”って決めて行きました。
地下鉄に一人で乗ることが初めてだったので、一回一緒に行って練習をして、当日一人で行って一人で帰ってきました。
それがすごいなと思って。そこまでしても行きたいという気持ちを持てたことと、行って帰ってこれたというのが、また自信になったんじゃないかなと思います」
東北初のリアルイベントには、「どうしても行きたかった」と話してくれたりっくん。
一人での参加については、「余裕だった」と頼もしい言葉も。
どんな挑戦も楽しみながら乗り越えていく、そのエネルギーとパワフルさには、ただただ驚かされます。

好きなことから広がる、学びと挑戦
今、りっくんが取り組んでいるのは「国旗検定」への挑戦。
りっくん「世界のことを調べるのが好きで、国旗のクイズのサイトを見つけてやってたら面白くて。国旗検定っていうのがあるって知って、“やってみよう”って思いました」
さらに驚いたのが、タツロー校長からのYouTubeインタビューを受ける予定だということ。
りっくん「オファーがきた時はビックリしたけど、チャレンジしてみたいなと思って。
いろいろ挑戦して、いろいろできるようになりたい。インタビューもやってみようと思いました」
不登校だった頃の「このままで大丈夫かな」という不安が、「やってみたい」「できるようになりたい」という希望に変わっている――その変化を強く感じました。

「安心できる場所だったから、ここまで来られた」
りっくん「学校と違って、自分のペースで学べるというのが良くて、発表とかも無理にしなくていいっていうところから、怖さがなくなりました。先生も友達も優しくて、安心して過ごせる」


お母さん「不登校初期は“人が怖い”“お母さんがいないと不安”ってよく言ってたんです。でも今は、“お母さんは別の部屋にいて”“入ってこないで”って(笑)
楽しい世界に一人で入っていけるようになって、その距離感が、ちょっとずつ頼もしくなってきたなと感じています」
お母さん「こんなにも自分のことを言葉にできるようになってる今日の姿にも驚いています。不登校になったときのことを言語化するのが本当に難しかったのに…。
安心できる環境があったからこそ、怖かったことも話せるようになったんだと思います。発表も、人との会話も苦手だったのに、こんなに話せている姿に、本当に驚いています」
りっくんの“これから”を聞いてみた
インタビューの終盤。あらためて、りっくんに「これからやってみたいこと」を聞いてみました。
りっくん「国旗検定に挑戦したいです。あと、タツロー校長のYouTubeインタビューもあって、それもちゃんと答えられるように、コミュニケーションをがんばってます」
世界の国旗が大好きで、クイズサイトで楽しく覚えているというりっくん。
「好き」が出発点になって、自分から「挑戦してみたい」に変わっている姿に、こちらまでワクワクさせられました。
お母さんも、こんなふうにお話してくださいました。
お母さん「挑戦してみようっていう気持ちは、いくらでも応援したいです。頑張ってほしいなって思ってます」
きっとこの先も、うまくいくことばかりではないかもしれません。
それでも、“自分のペースで、自分で選んで挑戦する力”を、りっくんはこの1年で大きく伸ばしてきました。
安心できる環境の中で、自分を信じてもらえる経験を重ねながら、自信や意欲を着実に育ててきたのだと思います。この1年の積み重ねが、これからの歩みをしっかりと支えてくれるはずです。
これからも、りっくんの新しい挑戦を心から応援しています。

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