繋がり方は、クラスだけじゃない。―“な”さん親子のNIJINアカデミー

こんにちは。スタッフのにけです!
今回は、NIJINアカデミーに通う”な”さんのお母さまへのインタビューをお届けします。”な”さんは中学1年生の4月にNIJINアカデミーに入学し、現在中学2年生。保育園から幼馴染も同じ在籍校に通っています。そのお友達がNIJINアカデミーに入学したことをきっかけに、”な”さんとお母さまは、NIJINアカデミーの存在を知ることになりました。

普段ほとんどお部屋から出ることはなく、家からも出ることがない“な”さん。でも、NIJINアカデミーなら大丈夫。
”な”さんは、クラスでの活動にも、なかなか参加することはありません。それでも“な”さんとお母さまは居場所の一つとしてNIJINアカデミーに在籍しています。

不登校だって、お家から出なくたって、大丈夫。2人の姿がきっと「このまま家にいてもいいのかな?」とお悩みの方にも新たなヒントをくれるはずです。

繋がり方は、クラスだけじゃない。―“な”さん親子のNIJINアカデミー
目次

NIJINアカデミーを選んだ理由

「家から出なくても大丈夫」「料金も他のフリースクールと比べて優しい」そんな条件が整っていたことが、NIJINアカデミーを選んだ大きな理由の一つだったといいます。お母さまは、「最初は校舎に入るのも難しく感じたし、メタバース上で話しかけられるのにも驚いていました。」と当時の様子を振り返ります。

”な”さん本人がメタバース校舎を利用することはほとんどありません。お母さまは、お部屋で過ごす”な”さんの様子をそっと覗きながら、粘り強くサポートを続けてきました。

”な”さん本人がメタバースを利用できていなくてもNIJINアカデミーを辞めずに継続しているのはなぜなのでしょうか?お母様に話を聞いてみると大きく二つの理由がありました。

NIJINアカデミーを選んだ理由
インタビューの様子

①家から出られなくても”心”の繋がりを

お母さまに話を聞くと「フリースクールなど他の選択肢も検討しましたが、今はNIJINアカデミーに所属することを選択肢の一つとしている」とのことです。「たくさんある場所のうちの一つ」として、NIJINアカデミーでのつながりが大切な存在になっていると語るお母さま。その言葉の裏には、家から出られないとしても、心のつながりやサポートが支えになっていることが感じられます。

②保護者同士のコミュニティ

リアルの世界では、なかなか同じ境遇の保護者と出会うことは難しいと語るお母さま。しかし、NIJINアカデミーには不登校と向き合う多くの保護者が集まり、共感し合える環境があると感じているそうです。
「みんなの様子や話題のきっかけも知れて、所属感がなくなるのはもったいない」と感じ、子どもの居場所を守ろうという気持ちが伝わってきました。また、仲の良いママ友との交流やスクールカウンセラー(SC)との関わり、本などからの情報収集も大切にしているそうですが、「情報を選び取るのは大変」と苦労も感じている様子でした。NIJINアカデミーの面談制度やNOS(※1)の親カフェの開催が支えになっていると言います。
”な”さんのお母様は、日々の様子を担任のわくわく先生にも伝えています。わくわく先生が、お母さまから聞いた”な”さんの頑張りメダルなどをSlackで送ったりしながら、”な”さんと接する中での困りごとや成長を共有しています。
”な”さんとは、対面でお会いしたときにドブル(※2)というカードゲームをしたり、ハイタッチをしたり、好きなキャラクターの話をしたりしました。
話すのが好きな”な”さん、好きなことの話は楽しそうにしてくれました!(わくわく先生談)

また、「NIJINの高校にも興味がある」という言葉からは、”な”さんの将来を見据えた期待も感じられました。

(※1)NOS
N(NIJIN)O(親)S(最高)の略。保護者同士がオンラインで集まり、悩みや情報を気軽に共有できる「親カフェ」です。安心できる雰囲気の中で、交流や学び合いができる保護者向けコミュニティです。

(※2)ドブル
ドブルは、全てのカードに必ず1つだけ共通する絵柄が描かれているカードゲームです。
プレイヤーは素早くその共通の絵柄を見つけて宣言し、カードを取ったり捨てたりしながら勝利を目指します。

②保護者同士のコミュニティ
NOSのオンライン親カフェの様子

これからNIJINを知る方へのメッセージ

最後に、お母さまからこれからNIJINアカデミーに出会うご家庭へのメッセージをいただきました。

「ママ友の紹介をきっかけにNIJINアカデミーに出会いました。最初は親だけが参加することもありますが、繋がれる場所があることで自分の気持ちがだいぶ落ち着いてきました。落ち着いた気持ちでいることが、子どもとも笑顔で関われる秘訣だと思います。」

「授業にも子どもが参加してくれたら嬉しいけれど、まずは生活習慣の改善くらいはできたらいいな…というのが正直な気持ちです。でも、無理せずできる範囲で続けていくしかないと思っています。」

親子で歩む、ゆっくりでも確かな一歩

今回のインタビューから感じられたのは、無理なく子どもと向き合いながら、ゆっくりでも確かな歩みを進めている親子の姿です。
不登校は、心のSOS。学校にいけなくなるまでの間に子どもは十分頑張っています。そして、それを支える保護者の方も我が子とたくさん向き合い、見守りながら葛藤していたのだと思います。だからこそ、まずは、心の休息が大切です。NIJINアカデミーは、そんな親子にとっての「もうひとつの居場所」として、温かく見守り、支え続けています。

親子で歩む、ゆっくりでも確かな一歩

担任のわくわく先生より

“な”さんとは、直接お話しする機会は少ないのですが、お母さまとの毎週のオンラインミーティングを通して、”な”さんの日々の様子や小さな成長の瞬間を教えていただいています。

画面を通して伝わってくるお母さまのお話や優しい表情からは、”な”さんを想う愛情と、どんな時もそっと寄り添い続けてくださる温かさを感じます。

担任として、そんなお母さまの愛情あふれる関わりや、”な”さんの日々の小さな頑張りを知り、”な”さんとお母さまが一歩一歩前に向かう姿を大切に見守らせていただいています。

“な”さんが自分らしいペースで、安心して穏やかに過ごしていけるように、決して無理をしない、自然な関わりを続けていくこと。それこそが、心のつながりを強くしていくのだと思います。

これからも、お母さまとご一緒に”な”さんの成長の一つひとつを喜び合いながら、「ゆっくりでも確かな歩み」を温かく支えさせていただけたらと思っています。

また、私は、専任サポートとしても、いろいろな子ども達と関わっており、子ども達の心の動きや毎日の過ごし方について、時には保護者さまと情報を分かち合い、次にどんな一歩を踏み出していけるかを一緒に考える時間を大切にしています。

課題が見えたときには、一緒に悩み考え、嬉しいことがあった時は、一緒に喜ばせていただける、そんなとても幸せな時間を過ごさせていただけることに、感謝しています。

担任のわくわく先生より

NIJINアカデミーなら、お家からでも大丈夫

この記事を読んでくださっている方の中には、きっと、
「家からは出られないけれど、なにか学びのきっかけがほしい」
「家では安心して過ごしているけど、これからどうすれば…?」
そんな風に、わが子の“これから”を考えながら、そっと背中を押せる場所を探している方もいらっしゃるかもしれません。

NIJINアカデミーでは、お家からでも参加できるプランをご用意しています。

安心の「おうち」から、はじまる新しい学び ― メタバース通学

学校へ行くことが難しい日も、心が少し疲れてしまった日も…
NIJINアカデミーのメタバース通学なら、安心できる“お家”から、全国の仲間とつながることができます。
画面の向こうには、同じように自分らしく学びたい子どもたち、そして、そっと見守り、寄り添ってくれる先生たちが待っています。

「今日も来てくれてうれしいよ」
そんなあたたかな声から朝のホーム体育やホームルームがはじまり、学びはもちろん、笑い声や「できた!」の喜びが、距離を超えて広がっていきます。サークル活動や修学旅行の企画づくりなど、子どもたちが夢中になれる時間もたくさん。

通学の不安や負担を感じずに、自分のペースで学びを積み重ねられること。それは、お子さまにとっても、保護者にとっても大きな安心です。
ここは、子どもたちが「自分らしさ」を失わずに、のびやかに育っていける場所。おうちからはじまる学びの旅が、今日も静かに、でも確かに続いています。

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1対1。自分のペースで歩める安心感専任スタッフオプション

「何から始めたらいいかわからない」
「朝起きることすら難しい日がある」
「家族以外で、わが子を分かってくれる存在がほしい」

そんな声に応えたのが「専任サポート」です。

このコースでは、お子さんに専属のスタッフがつき、
毎週1回(または必要に応じてそれ以上)、継続的にサポートします。

・今日はどんな一日だった?
・うまくいかなかったこと、あった?
・来週はどんな風に過ごしたいかな?

そんな、ちょっとした声かけや寄り添いを重ねながら、
子どもが“ひとりじゃない”と感じられる日々をつくっていきます。

もちろん、保護者の方とも定期的に連携しながら、
「最近のお家での様子はどうですか?」
「ちょっと不安定な時期、こんな関わりがおすすめですよ」など、家庭との間にあたたかな橋をかけていきます。

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⇩関連記事紹介

「どんなコースやプランがいいんだろう?」迷ったときは…

わが子にとって何が合っているのか。それを考えるのって、本当に難しいですよね。

そんなときは、ぜひ今のお子さんの様子をもとに、“今”にちょうどいいサポートを選んでみてください。スタンダードから専任に切り替えたり、逆に専任からスタンダードへ移ったりすることも可能です。

NIJINアカデミーは、いつでも「そのときのベスト」に合わせて、しなやかに選び直せる場所です。家から出られなくたって、大丈夫。その子の”今”に寄り添って、自分のペースで歩むことのできる居場所をご用意しています。

NIJINアカデミーなら”不登校”が希望に変わる
もう一人で悩まなくても大丈夫。家からでも広がる出会いがNIJINアカデミーで待っています。


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動画で見る|【不登校】夏休み明けに増えるのは「子どもが急に行きたくなくなる」からではありません。子どもが学校に行けなくなるまでの本当の理由

この記事の内容を確かめるための一次資料

不登校の話になると「親のせいでは」と自分を責める方が多いのですが、国の通知はどこにも「保護者の責任」とは書いていません。むしろ家庭への支援が必要だという立場です。制度として家庭が使える支援があることを、まず知っておいてください。

下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。

このテーマに関わる公的資料
資料何がわかるか
こども家庭庁「子育て支援」家庭が使える支援制度の全体像
文部科学省「就学援助」学用品費・給食費などの経済的支援
厚生労働省「こころの健康」保護者自身のメンタルヘルスについて
文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」小中の不登校353,970人。全国の最新の実数
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針
同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合)教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件
同 別記2(自宅でICT等を活用した学習)自宅学習を出席扱いにする7つの要件
文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件
文部科学省「COCOLOプラン」誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策
文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」全国1,045市区町村の公式相談窓口
教育機会確保法(e-Gov法令検索)第13条が「休養の必要性」を条文で認めている
こども家庭庁「子育て支援」子育て世帯が使える支援制度の全体像
国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料

学校に相談するときの進め方

1

① 支援の目標をすり合わせる

「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。

2

② 具体的な場所を挙げる

「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。

3

③ 出席扱いの要件を一緒に確認する

「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。

4

④ 決めたことを記録に残す

面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター全国1,045市区町村の窓口一覧

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

家庭でいまできること

制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。

いま家庭で確かめておきたいこと

睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)

食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか

頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)

「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか

保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか

学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか

声のかけ方で迷ったときは

「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。

逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。

相談先の選び方|どこに何を聞けるか

相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。

相談先の比較
相談先聞けること費用向いている場面
在籍校(担任・スクールカウンセラー)出席の扱い、校内の別室、学習の進め方無料まず学校での配慮を相談したいとき
教育支援センター(市区町村)学校外の公的な居場所、通所と出席扱い原則無料学校の外に一歩を踏み出したいとき
フリースクール(民間)体験活動中心の居場所、少人数の学び月1〜5万円程度興味や「やってみたい」から入りたいとき
オンライン自宅から参加できる学び、出席扱いの実務スクールにより異なる外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき
医療機関(小児科・児童精神科)体の不調の背景、診断と治療保険診療睡眠・食事・体の症状が続くとき
24時間子供SOSダイヤル子ども本人・保護者どちらの相談も無料・24時間いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310)

どこから始めればいいか迷ったら

まずは市区町村の教育委員会(教育相談室)に電話してみてください。学校を通さずに保護者から直接相談できる自治体がほとんどです。「今すぐ通える場所はありますか」「対象は何年生からですか」の2つを聞くだけでも、次の一手が見えてきます。全国の窓口は文部科学省のページから探せます。

この記事のテーマについて、よく寄せられる質問

同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。

Q. 私の育て方が原因でしょうか?

A. 国の通知はどこにも「保護者の責任」とは書いていません。むしろ家庭への支援が必要だという立場です。原因を一つに求められる問題ではないので、まず自分を責めるのをやめるところから始めてください。

Q. どう声をかければいいですか?

A. 理由を問うより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいい」で十分な日があります。逆に「みんな行ってる」「甘えでしょ」は、本人がすでに自分に言っている言葉です。

Q. ゲームばかりしていて心配です

A. エネルギーが落ちている時期は、体力を使わずに気が紛れるものに向かうのが自然です。取り上げるより時間帯だけを一緒に決めるほうが現実的です。回復してくると、自分から他のことに手が伸びます。

Q. 仕事があって家にいられません

A. 見守りは在宅である必要はありません。昼に一度電話を入れる、信頼できる大人の連絡先を本人に渡しておくだけでも安心につながります。自治体の居場所事業や訪問型支援も相談できます。

Q. きょうだいへの影響が心配です

A. きょうだいは「自分は我慢しなければ」と感じやすい立場です。短くていいので、その子だけと過ごす時間を意識してつくることが効きます。事情を年齢に応じて説明しておくことも大切です。

つらいときの相談先(24時間・無料)

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
  • お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター

この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。

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