はじめに
2025年8月4日~7日に行われたEnglish summer camp。NIJINアカデミーとしてはじめてのオールイングリッシュでの英語集中型授業を行いました。

上記のタイムスケジュールにあるように、8月4日~6日の間は、午前は10時~30分間ホームルーム(体育)、その後発音の練習、さらに授業という流れで行いました。
また、各日程の午後からはプレゼンテーションの準備を行い、最終日の7日にはevacona educationというニュージーランドの学校に留学している学生と交流授業を行いました。
英語を学ぶ?海外と関わるって?
English summer campについての話題に入る前に、NIJINアカデミースタッフのーちゃんにとっての「英語を学ぶとは」「海外と関わる意味とは」についてお話させて下さい。
私は学生時代とても英語が苦手でした、というよりか英語の授業がとても嫌いでした。
“日本人なのに、なんで英語の勉強が必要なの?”
“単語・文法を覚えるだけ、文を読んで訳すだけ、これになんの意味があるの?”
このような思いを抱きながら学生時代を過ごしました。今から思えば、英語の授業だけでなく、学校の教育システムには当時から違和感を持っていましたし、合わなかったのだと思います。
そんな私にも“英語を学びたい!”と思う瞬間が訪れます。
それはJICA海外協力隊員としてケニア共和国に2年間派遣された時でした。
もちろんケニアに行く前の研修所で英語を学びましたが、“行くために学ばなければならない”という思いだけで取り組んでいました。その後ケニアの女子更生保護施設で活動することになった私ですが
“ケースワーカーの人と女性たちのことについてもっと詳しく語り合いたい”
“ケニアの人たちの文化をもっと詳しく知りたい”
ケニアで暮らす中で上記のような思いに至り、“言語を学びたい”と心から思えるようになりました。
またケニアでの生活は、水や電気が止まる、また、文化の違い等で大変なことの方が多かったと思います。
ただ、“自分をとても好きになることができました”
日本の社会システムには合わないなと感じていた私ですが、アフリカではのびのびと自分のペースで過ごすことができましたし、それを寛容に受け止めてくれる環境と人に出会うことができました。“私は私のままで良いのだ”と思うことができ、その考えは今でも大切にしています。
以上の経験から、メタバースで海外の人たちとつないで話すことで、英語を使って“もっとその人のことを知りたい”と感じ、“英語を学びたい”と英語を学ぶ意味を子どもたちの中で育むことが大切であると感じています。
さらに“海外に関わること”で、日本のシステムの中ではなく、海外でのびのびと自分を表現できる子どもたちが羽ばき、輝くきっかけになると考えています。
English summer campをやることになったきっかけ
もし、今の日本の中で、日本の学校教育の中でしんどさや違和感を感じている子がいるとしたら、
もしかしたら、もっともっと自由な世界の方が合っているのかもしれません。
きっと環境が変われば、自分らしく生きられる場所が見つかることもあると思うんです。
そんな思いから、わたしたちは
・海外に適性のある子どもが海外進学・海外就職ができる
・海外との出会いを通じて自国・自分を好きになる
を目的としたオールイングリッシュで行うNIJINアカデミーグローバル校開校を目指しています。
そのために、まずはオールイングリッシュの世界に触れて、英語に興味を持ってほしいという思いで実施することを決めました。
English summer campの様子
では本題のEnglish summer campです。
・英語を使ってコミュニケーションを楽しむ
・英語を使ってプレゼンテーションをする
今回はこの2点を大切にすることを目標に決めました。 参加申し込みは17名。声出し・顔出し・オールイングリッシュの条件を前提としていた中で、“参加したい”と思ってくれた子どもたちが多く、英語を学ぶことへの関心の高さを知ることができました。
ホームルーム
ホームチームの体育で行っているようなことを英語で行いました。英語の歌に合わせて身体を動かし、朝からいい汗を流しました。また、英単語でしりとりをしたり、暗記力ゲームなどの活動も行いました。

授業
フォニックスの授業では、英語のもつ音を学び、単語を読む練習をしたり、ビンゴゲームや早口言葉をしたりしました。また、英語を使って、社会の授業や理科の実験をし、音楽の授業ではみんなで英語の歌を歌いました。

プレゼンテーション
「英語でどんなことを伝えたいのか?」自分でテーマや内容を決めて、原稿を作り、canvaでスライドを作りました。そして発表に向けての練習を行い、当日はニュージーランドの学校に通う生徒と交流、プレゼンテーションを行いました。

子どもたちの声
English summer campに参加していた子どもたちの声をいくつか紹介します。
Ayumeさん
みんなが一緒にきょうりょくしたり一緒に話をしたりして楽しかったので、また参加したいし、またみんなで英語とか話をしたいです。
Hiroさん
イングリッシュサマーキャンプを通して思ったことは 英語はどんなことにも生かせると思ったこととニジンアカデミーのみんなで英語を学べたことが楽しかったです。
Tamagozusiさん
Saimon says がfunでした。
Hirokiさん
緊張したけど、楽しかった!
関わったNIJINアカデミースタッフが子どもたちに対して感じたこと
English summer campに関わっていた先生たちからの声を紹介します。

全て英語での授業に戸惑いながらも、理解しようと周りを見ながら頑張る子どもたちの姿は素晴らしかったです。最終日の英語でのプレゼンテーションは、授業外でも、それぞれの子どもたちが準備をして臨みました。今回、勇気を出して、普段はできない顔出し、声出しに挑戦した子もいます。何よりもみんな英語を楽しんでいました♪4日間、大きな挑戦をやり遂げた子ども達に拍手を送ります。



プレゼン後、子どもたちの「やり切った!」「たのしかった!」という言葉が印象的でした。小中学生の時代から、自らすすんで海外との接点を持とうと思い行動した子どもたちの姿に、たくましさと共にうらやましささえ感じる4日間でした。



普段の授業では、チャットのみだった子とも今回のサマーキャンプで一緒に交流ができたり、名前を呼んで聞くと英語で答えてくれたり、やはり少人数だと子どもたち1人1人としっかりと向き合えるなと思いました。最後まで参加し、英語でプレゼンテーションに挑戦した子供たちからは、勇気をもらい本当に感動しました。レッスンだけでは時間が足りない状況で、家でたくさん練習をしたり、スライドを修正したり、と前向きに取り組む子供たちの姿がみられました。



子どもたちからの「楽しかった」の声や、プレゼンテーションを発表した子どもたちの誇らしげな表情を見ることができて、充実した4日間であったのだなと感じました。英語での授業は難しいこともあったかと思いますが、一生懸命理解しようとする姿や、プレゼンテーションを何度も家で練習したのだろうなという前向きな姿を見ることができて、とても嬉しかったですし、感動しました。本当にみんなよく頑張りました!
さいごに
“英語は楽しい!”
“海外の人ともっと話してみたい!”
“海外に行ってみたい、海外の学校にいきたい!”
そう子どもたちが考え、主体的に行動できるような授業、海外との交流イベント作り、また、グローバル校開校に向けて取り組んでいきます。
ウィンターキャンプも予定しており、サマーキャンプよりもさらにパワーアップした内容を考えています。
NIJINアカデミーの生徒はもちろん、NIJINアカデミーの先生たちがお送りするオールイングリッシュの授業に興味がある方!お見逃しなく!




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