「学校を休んでいるだけなのに、家でゲームできてずるい」——きょうだいや親戚、時にはお子さん自身の友人からも、そんな言葉を向けられて傷ついた経験はありませんか。
「ずるい」という言葉は、言われた側の心に深く刺さります。この記事では、なぜそうした言葉が出てくるのか、そしてどう向き合っていけばいいのかを一緒に考えていきます。
📝 この記事でわかること
- 「ずるい」と言われてしまう背景
- きょうだいへの向き合い方
- お子さんの心を守るための考え方
「不登校はずるい」という言葉が出てくる理由
「学校に行かなくていいなんてずるい」という言葉は、多くの場合、相手が不登校の背景にある苦しさを想像できていないことから生まれます。学校に行きたくても行けない状態は、当事者にとって決して「楽」なものではなく、強い不安や自己否定感を抱えながら過ごしていることがほとんどです。表面的な「休んでいる」という状態だけを見て、その裏にある苦しさが見えていないために、こうした言葉が出てきてしまいます。
きょうだいから見た「ずるさ」への向き合い方
特に難しいのが、きょうだいからの「ずるい」という声です。毎日学校に通っているきょうだいから見れば、自分だけ我慢しているように感じられ、その気持ちも決して否定できるものではありません。大切なのは、どちらか一方を悪者にしないことです。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は今、心と体を休ませる必要があるんだよ」と事実を伝えつつ、「あなたのがんばりもちゃんと見ているよ」という言葉もセットで伝えることで、きょうだい双方の気持ちに寄り添うことができます。
お子さんの心をどう守るか
- 「ずるい」という言葉を真に受けすぎず、事実として受け止める練習をする
- 「学校を休むこと=楽をしている」ではないことを、家庭内では繰り返し伝える
- お子さんが「ずるいと言われた」と話してくれたときは、否定せずまず気持ちを聞く
- 必要に応じてスクールカウンセラーなど第三者にも相談する
周囲の理解がすぐに得られなくても、家庭の中で「あなたの状態は怠けではない」というメッセージを一貫して伝え続けることが、お子さんの心の支えになります。
よくある質問
きょうだい間の不公平感、どう埋めればいいですか?
完全に埋めることは難しいかもしれませんが、それぞれの子に個別に向き合う時間を意識的に作ることで、「見てもらえている」という安心感につながります。
ママ友や親戚から心無い言葉を言われたときは?
全ての人に理解してもらう必要はありません。信頼できる相手にだけ状況を共有し、それ以外は距離を置くという選択も大切な自己防衛です。
子どもが「ずるいって言われた」と傷ついています
「そう感じさせてしまってつらかったね」とまず気持ちを受け止め、その上で「あなたは今必要な休息をとっているだけだよ」と事実を伝えてあげてください。
まとめ
「不登校はずるい」という言葉は、多くの場合、相手が状況を十分に理解できていないことから生まれます。全ての人にすぐ理解してもらうことは難しくても、家庭の中で「これは怠けではない」というメッセージを伝え続けることが、お子さんの心を守る力になります。
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