こんにちは、NIJINアカデミースタッフのちあです。
今回お話を伺ったのは、NIJINアカデミーに在籍する小学4年生のすみれさん。
インタビューが始まる前、最近ハマっていることを尋ねると「Roblox(ロブロックス)のタイクーンゲームと、Microsoftの画像生成AI!」と教えてくれました。
かつてはPCの前で心を閉ざし、「死んだような目をしていた」と語るすみれさん。NIJINアカデミーと出会い、彼女の世界はどのように変わっていったのでしょうか。隣でお母様にも、当時の心境や今のすみれさんの様子を伺いました。
心が限界だった。PCだけが安らげる場所
――NIJINアカデミーに来る前は、どんな毎日を過ごしていましたか?
すみれさん:
小学1年生の2学期ごろから、学校に行ったり行かなかったり(五月雨登校)になりました。学校は、私にとっては「うるさい場所」で…。3学期に一度は行けるようになったんですけど、小学2年生の3学期から行かなくなりました。
当時は心が限界で、ゲームに依存していました。でも、楽しいというより「作業」のようにゲームをしていて。「ゲームしかできることがない」という感じでした。PCの前にいるときは、「死んだ目をしていた」と思います。
お母様:
当時は、学校ではすごく頑張る「過剰適応」の状態でした。先生の言うことを聞き、ルールをしっかり守る。その分、どっと疲れて、家に帰ってくると安心するのか、リラックスして過ごすことが多かったです。
学校を休みがちになってからは、毎朝起こしても頭痛を訴えて布団から出てこられませんでした。風邪もひきやすく、学童から「熱が出ました」と頻繁に連絡がありましたが、家に帰ると安心するのか、次の日には熱が下がっている。心のつらさが体に現れていたんだと思います。
――お母様は当時、どんなお気持ちでしたか?
お母様:
正直、最初はショックでした。「学校に行かせなきゃ」という気持ちでいっぱいでした。でも、時間が経つにつれて、不登校という選択をしたことで、娘も私も楽になっていることに気づいたんです。朝早く起こさなくてもいい、学校に欠席の電話をしなくてもいい、朝ごはんをゆっくり食べられる…。落ち着いて生活できるようになったのを見て、「こういう選択もアリなんだな」と思えるようになりました。
すみれさんが画像作成AIで作成した作品↓



「ここなら生きていけそう」――NIJINとの出会いがくれた安心感
――NIJINアカデミーはどうやって見つけたのですか?
お母様:
学校に行かなくなって半年以上経った頃、近くのフリースクールに通うことを提案しましたが、本人が「外に出たくない」と。そこでオンラインの居場所を探し始め、NIJINアカデミーのホームページを見つけました。娘はもともとPCを触ることに抵抗がなかったので、「体験してみる?」と聞くと「いいよ」と。
すみれさん:
体験してみて、「ここなら生きていけそう」って思いました。自分と同じような境遇の子がたくさんいて、いじめなどが起こらない安心感がありました。


“意外といける!”――NIJINで見つけた新しい自分
――NIJINに入って、どんな変化がありましたか?
すみれさん:
まず、体調を崩しにくくなりました。それに、自分の意見をはっきり言えるようになったんです。学校では、自信がないと他の人に発言を丸投げしてしまっていたけど、今はどんなことでも自分の言葉で話せるようになりました。NIJINでは誰もからかったりしないから、人と話すことへのためらいがなくなったんだと思います。
お母様:
以前は自分の世界に閉じこもりがちでしたが、今はすごく積極的になりました。日直や司会に自分から手を挙げたり、サークル活動でリーダーを務めたり。娘が本来持っていた良いところが、自然と出てくるようになったと感じています。
――NIJINで「楽しい!」と感じるのはどんな時ですか?
すみれさん:
デザインツールのCanva(キャンバ)で、自分の好きなものを集めてスライドを作るのが楽しいです。あと、Robloxのサークルに入ったこと!NIJINだからこそできる、特別な経験だと感じています。
一番の思い出は、初めて日直をやったときのことです。みんなの前で話すのは緊張したけど、やり遂げたときに「意外といける!」って自信がつきました。




今の挑戦は「外の世界に慣れること」
――今、がんばっていることや、これからチャレンジしたいことはありますか?
すみれさん:
今はサークル活動を頑張っています。メンバーがなかなか集まらないので、どうやって情報を共有して、まとめていくかを考えているところです。
もう一つ挑戦しているのは、「普通に外に出られるようになること」。今はまだ、人の気配や人混みが苦手で…。でも、病院に行ったついでに売店でおにぎりを買って食べてみたいな、とか、少しずつ外の世界に興味が出てきました。
勉強面では、漢検に挑戦したいです。ドリルを見るとトラウマで泣けてきちゃうんですけど、何かを覚える達成感は好きなので。まずは漢検の過去問から少しずつやっています。
――将来の夢はありますか?
すみれさん:
人の役に立てるお医者さんになりたいです。あとは、公務員みたいに安定した生活を送るのもいいなと思っています。


不登校は悪いことじゃない。自分の道を信じて
――最後に、すみれさんから同じように悩んでいる人にメッセージをお願いします。
すみれさん:
不登校は、案外悪いことじゃないよ。それはその人個人が決めたことであって、周りの人が口出しすることじゃない。自分たちで決めたことなんだから、周りは何も言わないでほしい。犯罪を犯しているわけじゃないんだから。
――お母様からも、すみれさんへメッセージをお願いします。
お母様:
今は、これからのためにエネルギーを溜める「充電期間」だと思っています。これまでは私が先導していたけれど、これからは本人が自分で考えて行動しないと意味がない。本人の意思を尊重して、やりたいことをどんどん見つけていってほしいです。とにかく、心と体を壊さずに、健やかに過ごしてくれることが一番の願いです。

インタビューを終えて
「不登校は、悪いことじゃないよ」
インタビューの最後に、すみれさんがはっきりと口にした言葉が、強く心に残っています。それは、周りの声に惑わされず、自分の足で自分の道を決めてきた彼女だからこその、重みのあるメッセージでした。
かつては心を閉ざし、PCだけが世界だったすみれさん。それが今では、仲間と笑い合い、リーダーシップを発揮し、少しずつ外の世界へも興味のアンテナを伸ばし始めています。その隣で、「本人の意思に任せている」と穏やかに話すお母様の姿も印象的でした。
焦らず、比べず、ただ娘の力を信じる。その眼差しが、すみれさんの何よりの安心材料になっているのだと思います。
「お医者さんになりたい」「安定した生活がしたい」
しっかりした口調で語ってくれた夢は、すみれさんが「現実」に根ざし、未来を見据え始めた証です。
もし今、出口の見えない暗闇の中にいると感じている子がいても、エネルギーを蓄える時間だと信じて、自分のペースで進んでほしいと思います。
すみれさんの物語は、その先に確かな光があることを、力強く教えてくれました。
これからも、すみれさんの新しい挑戦とご活躍を心から応援しています。
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