こんにちは!
NIJINアカデミースタッフのにけです!
今回は、NIJINアカデミーでいつも色々なことに挑戦しているHくんにインタビューしました。Hくんの話を聴くと、
彼は今、心から「やりたい!」と思えることに夢中になれているそうです。
その原点には、Hくんが心から愛する「呉」という場所がありました。
現在は別の場所で暮らすHくんですが、故郷の存在がHくんの大きな原動力になっています。
今回は、そんなHくんの成長物語をお届けします。
Hくんのふるさと、呉市
Hくんは広島県呉市で生まれ、小学1年生になるまでの7年間をその地で過ごしました。
山と海に囲まれた自然豊かな土地、そして街のシンボルでもある「戦艦大和」や「鉄のくじら館」。
Hくんにとって呉は、「ただの地元」ではなく、冒険とロマンに満ちた、大切な居場所でした。
「家の窓から海が見えてね、家族とドライブして戦艦を見に行ったりしてたんだ。あれ、楽しかったなあ。」
そんな日常が、いつしかHくんの心に深く刻まれていたのです。
でも、当時のHくんはその「特別さ」にまだ気づいていませんでした。


離れて気づいた、自分の気持ち
別の都道府県への引っ越しが決まったとき、Hくんは淡々と新生活に向かっていました。
けれど、街の喧騒の中で過ごす日々の中、ふとしたきっかけで目にした呉のPR動画が、Hくんの心を大きく揺さぶります。
呉のPR動画を見て、それまで何となく“忘れかけていた風景”が、心の中に鮮やかに蘇りました。
それからというもの、Hくんは呉のことをもっと知りたい、もっと伝えたいと思うようになり、その気持ちを少しずつ「表現」するようになっていったのです。
呉への想いをカタチに――Hくんが生み出す作品たち
NIJINアカデミーで学ぶようになってから、Hくんは「呉への愛」をScratchで作ったアニメーション作品や、友達に向けて作成したクイズ、プレゼン資料などなど、色々なカタチで表現しています。
一部をご紹介すると…
- 修学旅行用の「呉紹介スライド」
- Scratchで制作した「呉アニメーション」
- Kahootで作成した「呉クイズ」シリーズ
- 全校HRでの司会用スライド(Canva使用)
Hくんは、「呉の魅力をみんなに知ってほしい!」という思いで作品を作り続けています。
その取り組みの中で、単なる“勉強”ではなく、「自分の思いをカタチにする力」が育ってきたようです。


学校に行けなかった日々と、NIJINアカデミーとの出会い
そんなHくんにも、「苦しかった時間」がありました。
新しい土地へ引っ越してから間もなく、Hくんは学校に通うことができなくなります。
「先生の教え方が合わなくて、学校がつらかった」と、Hくんは振り返ります。
NIJINアカデミーとの出会いは、お母さんからの提案でした。
お母さんは、「兄弟も過去に不登校だった時期があり、その時は特に体力の低下を心配していました。」と語ります。
初めて参加したメタバース校の体験で「学校の一日が、まずホーム体育で身体を動かすことから始まるのが素晴らしい!」と感じたそうです。
自分のペースで、のびのび学ぶ日々
NIJINアカデミーでの生活が始まってから、Hくんの表情は少しずつ柔らかくなっていきました。
最初はパソコン操作もタイピングも苦手だったHくん。けれど、楽しみながら取り組める「寿司打」というタイピングゲームに夢中になり、自由進度学習で毎日毎日練習を繰り返しました。今ではクラスやホームチームのみんなのために1日の予定を作成したり、チャットでもスムーズに文章が打てるようになっています。
「NIJINアカデミーの自由進度学習のスタイルが、Hにぴったりだったと思います。」とお母さん。
そんなHくんは、NIJINアカデミーに入ってプログラミングと出会います。友達がScratchで作品を作っていて「すごい!自分も作りたい!」と刺激を受けたと語ります。全くの未経験だったHくんは、友達の作品を見たり、Youtubeをみたりして独学で勉強したようです。
そして現在、Hくんは、1年もかからずにScratchを使った236作品を制作。
最近は「C#」(※1)というプログラミング言語に挑戦し、Unity(※2)でのゲーム制作にもトライ中です。
さらに、プログラミングのスクールにも通い始めて、一般的には1年半〜2年かかるScratchのカリキュラムを、2回の授業で修了するという快挙も!
心から「やりたい!」と思えることに全力で向き合う毎日です。
(※1)C#
Microsoftが開発した使いやすいプログラミング言語です。文法が整っていて読みやすく、初心者からプロまで幅広く利用されています。ゲーム開発ツール「Unity」と組み合わせて使われることが多いです。
(※2)Unity
ゲームや3Dコンテンツを作るためのソフトウェアです。世界中のプロや学生が使っており、スマホゲームやVR体験など、さまざまな作品を作ることができます。
「家だから安心」自分らしく学べる場所
NIJINアカデミーでは、すべての授業がオンライン。
Hくんにとっては、それも安心材料のひとつです。
「学校のトイレが怖かったです。蜘蛛が出たこともあって…。家ならトイレも綺麗だし、安心して学べる!」
リラックスできる環境で、無理なく自分らしく学べること。
HくんにとってNIJINアカデミーは、学びと心の安全が両立できる“かけがえのない場所”になっています。
Hくんの新たな挑戦
Hくんには、今新たにやってみたいことがあります。
「C#とUnityを使って、自分でゲームを作れるようになりたい。現役プログラマーの人と協力してNIJINアカデミーのアプリ開発にも関わってみたい!」
最近NIJINアカデミーでは、現役プログラマーとの交流の機会もあり、Hくんの挑戦が少しずつ動き出そうとしています。
“好き”が原動力になっているからこそ、Hくんの学びは止まりません。
担任のわくわく先生より
Hくんは、とってもユニークなコメントセンス抜群の、少し引っ込み思案な恥ずかしがり屋さん。
そんなHくんは、挑戦を繰り返し、好きなものへの集中力とやりたいことへの努力がフルパワーで発揮できる、頼れる小学生です。
少し引っ込み思案…というかわいい一面が、クラス会議やホームチームでの活躍という一歩を踏み出すのをためらっていましたが、一緒に企画のプレゼンやクイズを考えたり、発表したりしていく中で、積極性がぐんぐんと伸びてきたように思います。
今では、自らゲームや動画を作成してパドレットで共有し、みんなを爆笑の渦に引き込み、楽しませてくれています!
これから頑張りたいことは、Unityのプラットフォームでゲームをつくること!
「挑戦を繰り返して努力できる」ことが、Hくんの素敵な武器の1つです。
きっと、プログラミングをどんどんマスターしていくと思います。
これからの成長がとっても楽しみです!
“自分の想い”を大切にできる場所へ
今回インタビューをして、「学校に行けない」ことをネガティブにとらえる必要はないと、Hくんの姿が教えてくれました。むしろ、自分の気持ちに正直になり、“好き”を大切にできることが、未来をひらく力になります。
呉を離れて初めて、自分にとって特別で大切な場所だったと気づいたHくん。今は、それをみんなに伝えるのが楽しくて仕方ないようです。
今では、NIJINアカデミーでの発表の機会やイベントを通して、自分の気持ちを表現することも好きになりました。Hくんは、「いつか、NIJINアカデミーのみんなと呉に行けたらいいな!」と、目を輝かせて話しています。
自分の宝物を、自分らしく表現していく。
その第一歩を踏み出したHくんの未来は、きっとこれからも輝き続けていくはずです!
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