「目黒区のフリースクール3選!不登校の小中学生が自分らしくあれる居場所とは」

不登校の小中学生が増加する現代、様々な形の「フリースクール」の存在が注目を集めています。

その中でも東京都目黒区には、子どもたちが安心して学べる環境を提供するフリースクールが複数存在しています。

本記事では、目黒区にあるおすすめのフリースクールを紹介するとともに、選び方や費用、入学までの流れなども詳しく解説します。

不登校の子どもを持つ保護者の方にとって、進学や将来の不安が少しでも解消されるよう、わかりやすくお伝えします。

参考にしてみてくださいね。

目次

目黒区のフリースクールとは?不登校の小中学生が通える学びと信頼の場

子ども

フリースクールは、学校という組織が合わず、通わない選択をした不登校の子どもたちにとって新たな学びの場です。

東京都には様々なカリキュラムや特徴を持つフリースクールが点在していますが、今回はその中でも目黒区に着目してご紹介していきたいと思います。

フリースクールの定義と役割

そもそもフリースクールとは一体どんな場所のことなのでしょうか?

フリースクールとは、義務教育の場に通わない選択をした小中学生が「もう一つの学びの場」として利用できる民間の教育施設のことです。

学習支援や社会性の育成、心理的なサポートを行う場として、子ども一人ひとりの個性を尊重した教育が行われています。そのため、子どもの興味や関心に応じた自由な学びが提供されています。

自分のペースで学べる環境が欲しい子どもにとっては理想的な選択肢になっています。

公立学校との違い

フリースクールと公立学校の大きな違いは、学習の自由度だと言えるでしょう。

公立学校では教科書に沿った一律の教育が行われていますが、フリースクールでは子ども一人ひとりに合ったオーダーメイドの学びが実現します。

また、フリースクールは「不登校支援」の場としても機能しており、子どもが心理的なストレスを感じにくい環境が整っています。

公立学校では難しい個別のメンタルサポートが充実しているのも、フリースクールの強みです。

目黒区のフリースクールおすすめ3選!各スクールの特徴を解説

今回は目黒区でおすすめの3つをピックアップしてご紹介します。

気になるスクールがありましたら、ぜひ資料請求や見学に行ってみてくださいね。


LITALICOジュニア

画像出典:LITALICOジュニア

LITALICOジュニアは、東京都目黒区にあるフリースクールです。

マンツーマンによる個別指導や、特別プログラムとして集団形式のプログラムが用意されています。

保護者の方は授業の様子をサロンスペースにてモニターで見ることができます。普段から子どもたちの成長を実感することができますね。

そして子どもたちの特性に合わせたオリジナル教材を使用して、理解しやすく、楽しみやすいものを使用しています。

LITALICOジュニアは、特に発達障害、学習障害、自閉症の子どもたちに対して、学習に対するモチベーションを向上させていくために専門的なアプローチをおこなっています。

子どもたちが学校をはじめとする普段の生活の中で、場面や関係性に合わせた対応ができることを目標にしています。

特定の国語や算数などの分野で困りごとがある親御さんは一度、資料請求してみるのはいかがでしょうか?

項目詳細
対象年齢小学生~高校生
主な対象者どなたでも可
(発達障害・学習障害のお子さまなど)
開校時間特になし
教育方針「笑顔・自信・確かな成長・過ごしやすさ」を作ること
費用入会金 18,200円
フリースクール月謝:17,280円(週1回120分)
教室運営費:2,160円
問い合わせお問い合わせはHPから
住所〒153-0051
東京都目黒区上目黒1-3-7 VORT代官山ビル1F
アクセス東京メトロ日比谷線・東急東横線「中目黒駅」より徒歩4分
公式サイトLITALICOジュニア

ワイズアカデミー 目黒キャンパス

画像出典:ワイズアカデミー 目黒キャンパス

ワイズアカデミー 目黒キャンパスは、東京都品川区にあるフリースクールです。

学校に通うのが難しい、または学校以外の場所で学びたいという中学生を対象としています。

完全自由登校のため、週5日でも週1日でもその子に合った頻度で利用することができます。

もちろん、欠席連絡なども不要です。

談話、ゲーム、勉強など自分のやりたいことにとことん取り組める環境が特徴です。

中学校の教科書などを持参して自主学習を進めつつ、わからないところは先生に質問する事ができます。

また、学習以外の面でもディズニー遠足やバーベキューなど、様々なイベントも開催されています。

目黒キャンパスは通信制高校のサポート校で、「高校を卒業するまでサポート」してくれます。

資料請求やオンライン相談なども行っていますので、お子さんの進路にお悩みの親御さんは一度検討してみてはいかがでしょうか。

項目詳細
対象年齢中学生
主な対象者不登校
開校時間平日 10時~15時で何時に来て何時に帰っても良い。
毎日でも、週1回でも自分のペースで通うことができる。(自由登校)
教育方針居場所、「自立心と思いやり」を育てる
費用入会金:22,000円
月 額 :27,500円
問い合わせフリーダイヤル.0120-23-6060
TEL.03-6455-7070
FAX.03-6432-5832
info@kashima-meguro.com
住所〒141-0021
東京都品川区上大崎2-11-2-3F
アクセスJR目黒駅から徒歩3分
公式サイトワイズアカデミー 目黒キャンパス

学習支援教室「めぐろエミール」

画像出典:めぐろエミール

めぐろエミールは自治体が行っている学習支援の場です。

目黒区の事業になるので、一般的なフリースクールや本記事で取り上げたスクールよりは適応指導的な側面が強いです。

ですので、主に学校への復帰や社会的な自立に向けた支援を行っています。

費用などは記載がありませんでしたが、学習の他に校外学習や英語学習、調理実習を行っているようです。

学校の大人数の場が苦手な場合や、学びのスピードが合わない場合などに検討すると良いかもしれません。

項目詳細
対象年齢小学生・中学生
主な対象者区立小・中学校に在籍する長期欠席児童・生徒で、本人及び保護者が入級を希望し、在籍学校の校長が必要と認めるもの
開室時間午前9時30分から午後3時まで(水曜日は12時まで)
教育方針学校への復帰や社会的な自立に向けた支援
費用記載なし
問い合わせ電話:03-3715-1598
住所〒153-0061 東京都目黒区中目黒3丁目6-10
アクセス東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅下車 徒歩15分
公式サイトめぐろエミール
入級手続きの流れお問合せ
 めぐろエミールに関心をもたれたら、
 まずお電話でお問合せください。
 電話:03-3715-1598
見学
 ご予約の上見学いただき、めぐろエミールの案内・趣旨をご説明します。
保護者と在籍学校の校長の相談
 見学後、保護者と在籍学校の校長が相談の上、
 校長がめぐろエミールに意向を伝えます。
入級面談
 めぐろエミールの指導員、教育相談員と保護者・本人が面談します。
入級申請書提出
通級開始

【番外編】NIJINアカデミー 目黒区洗足校 開校決定!

画像出典:NIJINアカデミー

オルタナティブスクール小中一貫校「NIJINアカデミー」(ニジンアカデミー 略称:ニジアカ)のリアル教室、目黒区洗足校が2025年5月開校することが決まりました!

学校理念に「Be HAPPY, Do HAPPY(君には、幸せになる力がある。人を幸せにする力もある。)」を掲げ、学校に行かなくても日本最高峰の教育を受けることができるNIJINアカデミー。

メタバースを活用したバーチャルスクールで、これまでに約400名超(2025年3月現在)の小中学生が参加し、学校の満足度は91.4%担任クラスの満足度は96%と非常に高い評価を得ています。

全国で同じ趣味をもつ仲間を探して作られた、部活やサークル活動も活発です。

通常はオンラインのスクールですが、目黒区ではリアル教室も開校予定

目黒区洗足校は、英会話特化型のリアル教室で外国籍の先生が教えてくれます。

アットホームな英会話教室とのコラボで、NIJINアカデミーの中でも注目されているリアル教室です。

メタバース校舎での全国を繋げた学びと、リアルの地域での学びの両方の良いところが得られるため、おすすめです。

5月開校に向けて、4月22日には体験会も行われます。

定員は5名となっていますので、興味がある方は、お早めに連絡してみてくださいね。

項目詳細
対象年齢小学1年生から中学生まで
主な対象者不登校及び不登校傾向のある生徒
開室時間【オンライン】
月曜日~金曜日 9時〜21時
※16時〜19時はお休み
授業は夜の部で19時〜20時と20時〜21時もあります。

【オフラインの教室】
火曜開校 9:00~14:00
※予定は変更になる可能性がございます。
教育方針学校に代わる教育機関
費用初月のみ入学金22,000円(税込)
​授業料/月 19,800円(税込)
※年払いの場合。月払いの場合、授業料は月/23,760円​(税込)。
リアル教室 週1回16,500円/月(税込)
リアル教室 週2回19,800円/月(税込)
​施設利用料/月 1,683円(税込)
◆特別割引あり(詳細は下記)
問い合わせお問い合わせはリアル教室HPから。
住所東京都目黒区洗足1丁目28-2 ハートランドテラス1F・2F
アクセス東急目黒線 洗足駅から徒歩5分 東急目黒線 西小山駅から徒歩6分
公式サイトNIJINアカデミー公式HP
NIJINアカデミーリアル教室
公式Xhttps://x.com/nijin_academy/status/1850867195439649037
ジョインスター公式HPhttps://joynstar.com

◆費用:特別割引適用について。お得に利用できるため、問い合わせてみてくださいね。

①年払い割引:年払いプランで​ 授業料2か月分お得
②兄弟割引:ご兄弟おふたり目以降 月5,000円割引
③ご紹介割引:一家庭ご紹介に付き Amazonギフト10,000円を贈呈

目黒区のフリースクールの費用や助成金、入学の流れについて

費用 料金 相場

目黒区のフリースクールに通う際は、費用や入学手続きの流れを事前に確認することが大切です。

ここでは、入学金や月額費用の相場、利用できる助成金、入学手続きの流れについて詳しく解説します。

入学金と月額費用の相場

フリースクールに通う際には、学校などと同じく学費が必要となります。

文部科学省の調査によると、フリースクールの月額授業料の平均額は約3万3千円、入学金の平均は約5万3千円となっています。

様々な形態のフリースクールがありますので、学校によってはこれより高額な場合もあります。

フリースクールの費用は、授業内容やカリキュラム、サポート体制によって異なっています。

費用だけで学校を選ばず、教育の質や子どもに合うかどうかを考慮することが一番大切です。

東京都目黒区のフリースクール助成金について

東京都では、都内在住の不登校の小・中学生の保護者を対象に利用料の助成制度を設けています。

助成額は小・中学生1人につき、月額最大2万円

対象はフリースクール等の利用料で、入会金・施設維持費・教材費などの経費は対象外となっています。

詳しい条件や申請方法については、「東京都フリースクール等利用者支援事業を開始」HPをご確認ください。

入学までの手続き

目黒区のフリースクールへの入学手続きは、学校によって異なりますが、基本的な流れは共通しています。一般的な入学の流れは次の通りです。

1. 【資料請求】まずは、学校の公式サイトや資料請求フォームから、学校の案内資料を取り寄せます。

※小規模なフリースクールでは、資料のない場合もあります。

2. 【学校見学・体験入学】学校の雰囲気や教育方針を確認するために、見学会や体験入学に参加します。

3. 【面談・相談】子どもと保護者が学校側と面談し、子どもの学びの目標やサポート体制について話し合います。

4. 【入学申込】面談を経て入学を決定したら、入学申込書を提出し、入学金を支払います。

5. 【入学】入学が確定したら、必要な学用品や教材の準備をして、新しい学校生活がスタートします。

事前の相談や見学が非常に重要なので、できるだけ早めに動き出すのがポイントです。

他にも学校によっては見学や面談をオンライン実施しているところもありますので、ぜひお気軽に相談・連絡してみてください。

目黒区のフリースクールで不登校の小中学生がよく抱える疑問Q&A

Q&A

フリースクールに通うことを検討している際、保護者の方が疑問を感じるポイントは少なくありません。

ここでは、よくある質問について取り上げていきます。

出席扱いになる?

フリースクールによっては、在籍している学校と連携し、通学を出席扱いにできる場合があります。

出席扱いは在籍校の学校長判断となるため必ず承認されるとは限りません。

出席扱いを希望されている場合は、フリースクールとして学校と出席認定について連携しているかを確認してみましょう。

通学定期券は利用できる?

フリースクールは「学校教育法に基づく学校」ではないため、通学定期の利用が難しい場合がほとんどです。

ただし、在籍している学校で出席認定を得られた場合には、通学定期を購入できる可能性がありますので、確認しておきましょう。

詳しくは、文部科学省HP「登校拒否児童生徒が学校外の公的機関等に通所する場合の通学定期乗車券制度」にてご確認ください。

保護者のサポート体制は?

フリースクールでは、保護者との連携が重視されており、定期的な面談や相談の機会が設けられる学校が多いです。

フリースクールによっては、子どもが勉強している場を見学することができる場合もありますので、確認してみましょう。

まとめ|不登校の小中学生が自分らしくあれる目黒区のフリースクールの選び方

プログラミング

いかがだったでしょうか?

目黒区にも様々な教育方針を持つフリースクールが点在していました。

進級を迎えるこの時期だからこそ、いろんな選択肢に目を向けたいですよね。

ですが、いろんな選択肢があることで悩んでしまうこともあります。

そんな中でも子どもが自分らしくあれる居場所を探すことはとても大切なことだと思います。

まずは資料請求や体験会など、少しずつできるところから始めてみましょう。

今回の記事がそんな一歩の勇気になっていれば幸いです。

不登校支援

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