日本の校則はおかしい?理不尽なブラック校則の具体例と人権侵害の実態

日本の校則はおかしい?理不尽なブラック校則の具体例と人権侵害の実態

この記事では、「日本の校則はおかしい?理不尽なブラック校則の具体例と人権侵害の実態」と題して、公立学校に今も残る「ブラック校則」について解説していきます!

これは学校を批判するためではなく、「本当に今の時代に合ったルールなのか?」を考えるきっかけになればと思っています。

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私は小中一貫校のオルタナティブスクールの校長をしていますが、公立小中学校には本当に個性豊かで能力の高い子が多いです。

しかし、理不尽なルールによってその個性や希望が奪われてしまっていると感じることがあります。

おかしいルールはおかしいと声をあげていきましょう!

目次

日本の校則はおかしい!理不尽すぎるブラック校則の具体例

「ブラック校則」とは、合理的な理由がない、または時代にそぐわない校則のことです。

理不尽すぎるブラック校則が今の時代にもまだ多く存在していることが明らかになりました!

早速見ていきましょう。

鉛筆は家で削ってこなければならない

「鉛筆はあらかじめ削っておくこと」というルールがある学校があります。

しかし、今の時代はシャープペンやボールペンを使うことが多く、鉛筆を使わなければならない理由が不明瞭です。

さらに、学校で削ることを禁止することで、子どもたちに無駄なプレッシャーを与えているのではないでしょうか。

制服の着用期間が厳密に決められている

「夏服は○月○日から」「冬服は○月○日から」と、気温に関係なく一律に決められている学校があります。

季節の変わり目には暑さや寒さの感じ方が個人で違います。

その日の気温に応じて、快適な服装を選べるようにすべきですよね。

キーホルダー禁止

「キーホルダーをカバンにつけてはいけない」という校則がある学校もあります。

「他の子がつけていないのに、一部の子だけつけるのはずるい」という理由があるようですが、違うことの何が悪いのでしょう。

個性があるから面白いのではないでしょうか。

ハサミ全員没収

「ハサミは全員没収」という校則がある学校があるようです。

このルールの背景には、「危険な道具だから」という理由があるようですが、一律に禁止することで教育の場としての柔軟性が失われていると感じます。

例えば、図工や工作でハサミを使う場面では、生徒の安全を確保しつつ適切に使い方を指導することが大切です。

すべてを禁止するのではなく、どう扱うべきかを教えることが教育の本質ではないでしょうか。

給食中は黙食

コロナ禍で導入された「黙食」が、現在も続いている学校があります。

もちろん感染症対策としての意義は理解できますが、給食の時間は子ども同士のコミュニケーションの場でもあります。

必要以上に制限を続けることで、学校生活の楽しみが減ってしまうのではないかと懸念されます。

体操着はズボンにインしなければならない

「夏の体操着は必ずズボンにインすること」という校則がある学校があります。

特に体育の授業中や学校行事などで強制されるケースが多いようです。

このルールの理由として、「お腹が冷えるから」「だらしなくならないように」と説明されることがありますが、多くの場合は根拠がないことが多いです。

また、学校によっては「インしないと指導が入る」といった厳しい対応が取られる場合もあります。

しかし、スポーツ選手や社会人のトレーニングウェアでも、ズボンにインするかどうかは自由です。

体操着の着こなしについても、生徒自身が考えて選択できるようにすることが、より良い教育環境につながるのではないでしょうか。

授業中・休み時間の水分補給禁止

「授業中に水筒の中身を飲んではいけません」というルールがある学校があります。

しかし、特に真夏の暑い時期には水分補給を適切に行わないと熱中症のリスクが高まります

人権侵害にあたりますね。

ツーブロックは禁止

「ツーブロックは禁止」という校則がある学校もあります。

その理由として「不良のように見えるから」と言われることがありますが、現在では多くの社会人がツーブロックの髪型で仕事をしています

外見だけで人格や態度を判断するのは時代遅れと言わざるを得ません。

靴下の色やデザインが厳しく指定される

「靴下は白のみ」「ワンポイントまで可」「黒・紺・白のみ許可」など、靴下に関する細かい校則が存在する学校があります。

このルールの理由として、「服装の統一感を保つため」「派手なデザインは不要」といった説明がされることがあります。

しかし、靴下の色やデザインが学習や生活態度に影響を与えるのでしょうか?

生徒の自主性を尊重しながら、本当に必要なルールなのかを見直すことが大切ではないでしょうか。

真夏の登校時にタオルを首からかけることは禁止

「タオルを首からかけてはいけない」というルールがある学校があります。

その理由として、「だらしなく見えるから」という説明がされることが多いようです。

しかし、特に夏の暑い時期や運動の際には、タオルを首からかけることは熱中症対策として有効です。

汗を拭くために持ち歩くのは当然のことですし、健康を守るためには必要なアイテムではないでしょうか。

こうした禁止ルールは、見た目を優先して生徒の健康や快適さを軽視しているように感じます。

命を守るための行動を「だらしない」と判断する価値観は見直すべきです。

ブラック校則による人権侵害の実態と子供への影響

ブラック校則

自己表現の自由が奪われる

髪型や服装、持ち物などを細かく規制することで、子どもたちが自分らしさを表現する機会が失われています。

学校生活がストレスになり、不登校の原因になる

過度なルールの強制は、学校生活に対するストレスを増やし、不登校の原因になることもあります。

教師の主観で理不尽な指導が行われる

明確な理由がないまま、教師の価値観によって指導されるケースも見られます。

なぜブラック校則はなくならないのか?学校の現状と問題点

ブラック校則

一部の教員や管理職の価値観が古いから

社会の変化に対応できていない考え方が、一部の教育現場に残っていることも影響しています。

教員は他の仕事を知らず、新人として入ってから定年まで教員という人が多いので、世間の常識から乖離していることに気づかないのだと思います。

また、古株の先生から価値観を教えられていくので、いつの間にか染まってしまうのではないでしょうか。

伝統や慣習が優先されているから

「昔から続いているルールだから」という理由で、見直しが行われないことがあります。

学校の管理をしやすくするためのルールだから

「生徒全員が同じ格好をしているほうが管理しやすい」という考え方が根強く残っています。

ブラック校則をなくすためにできること

子ども

おかしいと思うブラック校則があったら、声をあげていきましょう!

生徒会やPTAで校則の見直しを提案する

校則の改善を求める声を、生徒会やPTAを通じて伝えることが大切です。

柔軟な発想で校則を変えていきましょう。

理不尽な校則をSNSなどで発信し、問題提起する

多くの人に知ってもらうことで、学校側に見直しを促すきっかけになります。

ブラック校則をなくすための署名活動を行う

実際に署名活動を通じて、校則が改正された例もあります。

弁護士や教育専門家に相談する

場合によっては、専門家の意見を求めることも選択肢の一つです。

まとめ:日本の校則の問題点とブラック校則の改善策

ハートの葉っぱ

今回紹介したブラック校則は、今の時代に合わないものばかりでした。

理不尽な規則が子どもたちの自由や個性を奪ってしまうのは大問題です

「この校則、おかしいのでは?」と感じることがあれば、ぜひ声を上げていきましょう!

他にも「おかしいな」と思う校則があったら、星野達郎のyoutubeチャンネルにコメントをくださいね!

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