2024年7月30日から8月13日に行われた、【NIJINアフタースクール主催】マインクラフト『理想の学校をつくろう』コンテスト。
参加した小学生、中学生12名の中から見事優勝したのは、小学6年生のるかさんでした。
るかさんは地域の小学校へは通えていない不登校の小学生ですが、NIJINアカデミー(略称:ニジアカ)で学び、自信を取り戻しています。
不登校を経験したからこそ、「理想の学校」を作り上げました。
今回は、優勝したるかさんに、作品へのこだわりや感想を語ってもらいました!
- るかさん
- 学年:小学6年生
- 好きなもの:卵豆腐、紫、推し(初音ミク・お文具さんなど)
- 3年生の3学期から不登校になり、NIJINアカデミーに入学
- 2024年夏期講習マインクラフトコンテストに参加、優勝
NIJINアフタースクール主催マインクラフトコンテスト
るかさんの優勝作品はこちら!
\自由で開放的な学校/
発表動画はこちらのURLから:https://youtu.be/ENj2aF_ZA28
るかさんが「マイクラで理想の学校を制作しよう」に参加したきっかけとは
──自己紹介をお願いします!
小学6年生のるかです。好きな食べ物は卵豆腐で、好きな色は紫です。推しは初音ミクやお文具さんなど、たくさんいます!
──「マイクラで理想の学校を制作しよう!」の夏期講習を受けようと思ったきっかけは、なんですか?
マイクラの建築関連の動画を見るのが好きでよく見ていたこと、「理想の学校像」が頭の中に浮かんでいたことが参加しようと思った理由です。
──今回はマイクラコンテストでしたが、今までマイクラではどんな作品を作ったことがありますか?
実は、今回が初めての大きな作品です。
大がかりな建築は時間がかかるので、これまであまり取り組めていませんでした。
今までには、白い家や5×5くらいの3階建ての家、プールの3つの作品を作ったことがあるくらいでした。
不登校だからこそ気づいた、理想の学校の姿!
るかさんの理想の学校は、「自由な学校」
──改めて、どんなところにこだわったのか教えてください。
私の作った学校は、「自由な学校」がコンセプトです。
トイレ以外はほぼガラス張りにして、まるで外にいるかのような開放感のある学校にしたいと思いました。
また、自分のクラスや学年を持たない、自由な学校で、自由な時間に登校できます。
自由を邪魔しないように、細部にもこだわって作りました。
クラスや学年の枠をなくす
──クラスがないというのは、普通の学校と大きく違う点で、とてもユニークですね。その発想はいつ頃から持っていましたか?
私は小学3年生の3学期から不登校になりましたが、その頃からずっとクラスがない学校が良いと思っていました。
仲の良い友達とクラスが分かれてしまい、クラスの中の人としか交流できないことが苦痛だったんです。
また、コミュニケーションや団体行動が苦手だったこともあり、クラスに縛られない学校が理想だと考えるようになりました。
私だけじゃなく、クラスが合わない子は他にもたくさんいると思います。
全面ガラス張り!開放感のある校舎
──開放感にこだわった理由はありますか?
私自身が狭い場所が苦手なこともあり、閉所恐怖症の人でも安心して過ごせる空間にしたいと思いました。
そのため、全面ガラス張りにして、明るく開放的な雰囲気を目指しました。
もともと通っていた小学校の教室は狭く、児童が40人くらいいたので机が多く、息苦しさを感じていたんです。
だからこそ、開放感のある学校が理想でした。
──体育館やカフェテリア、絶景ですね!
絶景もテーマの一つですね。
──息苦しくないですね。
はい、息苦しくないようにしました。
中庭はガラスの屋根があるので、雨が降っても憂鬱にはなりません。
むしろ水が反射してきれいに見えるようにしています。
休憩室などオリジナルの部屋も
──休憩ルームという、普通の学校にはあまりない部屋がありますが、どんな意図で作ったのですか?
自由な時間に登下校ができる一方で、次に受けたい授業があるときに一度帰るのは大変な場合もあると思います。
そのようなときのために、個室の休憩スペースを用意しました。
不登校を経験したからこそ、気持ちが分かる
──同じように苦しんでいる子の気持ちが分かるから、そういう子どもたち目線で作られた学校でしょうか。
その通りです。
クラスや学年で縛られる辛さや、狭いところで過ごさなければならない息苦しさを感じてきた経験から、こうだったら良いなと思って理想の学校を作りました。
苦しんでいる子どもたちに、この作品を通して少しでも希望を与えられたら嬉しいです!
ニジアカでは、クラスはあるけれど、他のクラスの子どもたちとも自由に交流できるので、居心地が良いです!
実際に作品を作ってみて
──作品をつくるのにどれくらい時間がかかりましたか?
10時間以上かかりました。
一つ一つ、ブロックを手で置いて作りました。
愛情を込めて作りましたが、とにかく大きい作品だったので、時間がかかりました。
──るかさんが作った理想の学校で一番気に入っているところはどこですか?
カフェテリアです。
ガラス張りで開放感を意識しました。
真ん中には中庭があり、木を眺めたり、鳥(オウム)の鳴き声を聞いたり、自然を感じながら食事をすることができます。
──「理想の学校を作るとき、どんなことを考えたり、どんなアイデアから始めましたか?
うとうとしているときに見た夢が元になっています。
ガラス張りで、クラスがなく、開放感にあふれた自由な学校の全体像は、ほぼその時にでき上がっていました。
建築は、まず床を作り、その後、中庭を囲う骨組みから始めました。
ドーム型にしたらいいんじゃないかという母の意見も取り入れ、円形になるように配置していきました。
1階の教室、階段・壁、2階の教室と順に作り、最後にカフェテリアを作って完成させました。
──Minecraftで学校を作る中で苦労したことは何でしたか?
一つ一つブロックを手で置いていたので、特に広い面積の床を作るのが大変でした。
また、開放感と明るさを意識して、校舎内のすべての場所が暗くならないよう、「透明な光源ブロック」を配置していきました。
マイクラの「光源ブロック」とは、周囲を明るくするためのブロックで、光源から1ブロック離れるごとに少しずつ光が弱くなります。
体育館などの広いスペースでは、天井や床に光源ブロックを置く作業が特に大変でした。
──youtube動画で学校紹介していましたが、コンテスト当日は緊張しましたか?
あらかじめYouTubeで動画を作っていたので、緊張はせず、むしろどんな反応があるのかドキドキしていました。
優勝発表はコンテスト当日ではなく後日でしたが、当日も「良かった」と言ってくれる人がいて、とても嬉しかったです。
発表動画はこちらのURLから:https://youtu.be/ENj2aF_ZA28
マイクラ『理想の学校をつくろう』コンテストで優勝した感想
──コンテストで優勝した感想を教えてください。
グランプリと聞いて、正直「信じられない」と思いました。
みんなの作品のクオリティがとても高かったので、自分が優勝できるとは思っていませんでした。
「夢を見ているのかな?」と思うくらい驚きましたが、徐々に「これは現実なんだ」と実感がわいてきて、本当に嬉しかったです。
ちなみに、優勝発表があった日はちょうど誕生日だったので、二重に嬉しかったです。
──講座に参加してみて、いかがでしたか?
とても楽しかったです!
他の人の意見を聞けたことも、とても参考になりました。
るかさんの夢と目標!
私の夢は、Vtuberになることです。
半年でフォロワー1000人、収益化を目指しています!
NIJINアフタースクールでは、マイクラではなく『動画編集』の活動に取り組んでいます。
『動画編集』の活動では、私以外にもVtuberになりたいと思っている人が2〜3人いるので、グループVtuberとして活動していきたいです。
将来的には、6人くらいのグループを作って、一緒に活躍していけたらと思っています。
ぜひ、みんなも仲間に入ってください♪
VTuberとは、Virtual(バーチャル) YouTuberの略称で、架空のキャラクターの姿でYouTubeに動画を投稿したり、配信を行う人のことです。
──ありがとうございました!
NIJINアフタースクールとは
NIJINアフタースクールとは、小学1年生から中学3年生まで学べる、オンラインで繋がる「学童」です。
【こんなお子さんにおすすめ!】
- 放課後、一人でつまらないと思いながら過ごしている。
- リアルで通っている「学童」が合わないと感じている。
- 全国の子どもや社会人と繋がり、主体的に学んでみたいと思っている。
下記の6つのグループ活動を行っているので、やってみたいことがあるお子さんにもおすすめです!
詳しくはNIJINアフタースクールのHPをご確認ください。
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