大阪グラングリーンでピクニックを企画! 構音障害をもつ息子が自分らしく学ぶメタバース小学校

大阪グラングリーンでピクニックを企画! 構音障害をもつ息子が自分らしく学ぶ メタバース小学校

NIJINアカデミー開校時、小学校2年生で入学以来大活躍のたっちゃん。

今回はたっちゃんとお母さまに、学校に抵抗を感じた経緯から最近大阪グラングリーンでピクニックを企画実行した話までお話を伺いました!

大阪グラングリーンでみんなの到着を待つたっちゃん
目次

好奇心にまっすぐだった療育園での日々

母:構音障害のあるたっちゃんは就学前は療育園に通っていました。

当時大好きだったのが洗濯機!

洗濯機が回るのをじーっと見てるのが楽しくて、毎日洗濯機が回り終えるまで園から帰りませんでした。笑 

家では説明書を熟読して実際に操作してみたりもしてましたね。

なんでも気になったことは試したいタイプ。

療育園ではそんなたっちゃんのペースに合わせてくれて、安心して好きなことに夢中になれていました。

最近はApple製品が気になるたっちゃん。
Apple StoreでVision Proに興味津々!

小学校生活への期待と現実

母:年長になる頃から近くにいる小学生の姿を見て「自分も小学校に行くんだな」という意識があったようです。

当時は小学校がどんなところかわからずに不安そうでした。

だから「おうちで学ぶ選択肢もあるよ。家で勉強するか、学校に行くかどっちがいい?」って聞いたところ「家!」って即答。

でも就学前クラスの案内を目にした時に「どんなところかわからないから行ってみる」と通ってみることに。

その準備クラスを楽しむことができ、自信がついて「学校に行く!」に変わりました。

でも学校に行ってみたらビックリ。
先生がめちゃくちゃ厳しくて…!

私もしばらく付き添い登校してたのですが、特に給食時に来る管理栄養士の先生が怖かったです。

手を洗った後はどこも触らないように、手術する前みたいに両手を空中に広げて固まった姿勢で準備を待たないといけない。

壁に手をついてしまったりなんかしたら「壁に手をつけたでしょ、もう一回洗ってきなさい!」ってかなり強い口調で指導。

食べてる時もしゃべるのはもちろん、横を見るのも禁止。なんかもう、拘置所みたいな給食の時間で…。

あれはないな、って私も思いました。

たっちゃんは過剰適応して”模範生”のようになってしまっていたので先生に怒られることはなかったけれど、他の子がいつも怒られているようなピリピリした雰囲気に耐えきれず2年生の夏休み明け、学校に行けなくなりました。

新たな選択肢との出会い

たっちゃん:学校をやめてから、自分もなんとなく「別の学校がないかなぁ」って考えたり情報を気にして見たりしてた。

そうしたら、お母さんが「ニジアカ」を見つけてくれたんだ。

「こんなとこあるみたいだけど、どう?」って言われて、見たらそこには「鉄道研究部を作ります」ってあった。

鉄道が大好きな僕は「え、それやりたい!」って反応したよ^^

ニジアカが9月に開校して、僕もそのタイミングで入学。

毎日の活動に参加したけど、最初は画面越しで先生や友達と話すのが不思議な感じだったな。

でも、だんだん楽しくなってきたんだ。

特に11月の親子遠足がきっかけで、「ここが僕の学校だ!」って思えたんだよね。

親子で参加して楽しかったピクニック!

リアルイベントで実感したつながり

たっちゃん:遠足では初めて画面越しじゃない先生や友達と会えた。

なんか新鮮で、「これが僕の学校なんだ!」って実感した瞬間だった。

その後も、ソフトバンクやPanasonicの社会科見学、UNIBOイベントとか、リアルイベントがいろいろあって、参加するたびに「ニジアカでよかった!」って思うようになった。

一番楽しかったのは、プレゼンもしたPanasonicの社会科見学

Panasonicでは商品企画プレゼンをしたんだけど、1カ月くらい時間をかけて準備した。音声はAIでつけて発表したよ。

自分がなんで学校に行けなくなったのかを考えたら「先生をもっと楽にするサービスを作りたい」って思ったんだ。

Panasonicでのプレゼンに向けて作成したマインドマップ

僕はリアルイベントがあるとやっぱり楽しいなって実感する。

それで大阪のグラングリーンでピクニックを主催することにしたんだよ。

静岡ピクニックを企画した子を見て、「僕もやりたい!」って思ったんだ。

グラングリーン大阪でのピクニック企画

たっちゃん:新しくできた大阪グラングリーンに家族で行った時、広い芝生があって、ここでピクニックしたい!って思った。

すごく気持ちよさそうだなって^^

企画したら生徒8人、保護者9人が参加。大阪外からもたくさん来てくれて嬉しかった!

集合場所までの行き方が分かりにくかったから、道順を動画で撮って編集して案内したよ。

大阪に初めて来る人もいたから、みんながちゃんとたどり着けるか心配だったけど、無事に集まれてよかった!

次は春にピクニックをやりたいなって考えてる🌸

オンラインとリアルのバランス

たっちゃん:リアルイベントが大好きな僕だけど、普段はメタバースでのオンライン活動っていうのがいいんだ。

普段はオンラインで、2カ月に1回リアルで会う。
このペースがちょうどいい。

最近は動画編集にも挑戦してて、スマホを使って字幕を入れたりしてる。

PCよりスマホが得意だから、お母さんのiPhone15を借りて作業してるよ。

自分で作った動画をみんなに見てもらえると、すごく嬉しいんだよね。

親も学び続ける場としてのニジアカ

母:ニジアカを通じて、息子が成長したのはもちろん私自身がたくさんの気づきを得ました。

子どもが小学校に通う前から、もし不登校になったとしても、さまざまな選択肢があることは理解していたんです。

それでも実際に不登校の道を選ぶとなると迷いや不安がつきまといました。

どれが一番子どもに合うのか、どう進んでいけばいいのか、周りの目が気になったり、「これで良かったのかな?」と思うこともありました。

そんな中で、タツロー校長のYouTubeチャンネルを見たり、たっちゃんと一緒に取材を受けたり、周年学園祭で不登校ジャーナリストの石井しこうさんのお話を聞いたりして「子どもをどう支えていくか」「子どもが自分のペースで成長できる環境をどう作るか」ということを考えさせられる機会がたくさんありました。

ニジアカに通い始めてから、学校の常識に惑わされることなく、自分たちが大切にしたいことを貫くことが大切だと再認識しています。

でも、学校のコミュニティに入ると、やっぱりそこでの常識と、私たちが信じる自分の常識が異なって揺らぐことがあるんですよね。

そんな時、ニジアカという場所があることで、自分の考えを「これでいいんだな」と再確認することができてありがたく思っています。

時代によって価値観は変わります。
昔は正解だったことも、いま正解かはわからない。

不登校も、今の常識の中では不正解とみられることもあるけれど、時代が変わればその考えは古くなるはずです。

そういう風に感じられるのもニジアカのおかげ。
これからも息子と一緒にニジアカで学んでいきたいです^^

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