子どもを通信制高校に進学させようかと考えると、
「本当に通信制で大丈夫?」
「やっぱり全日制の方が安心じゃない?」
そんな声を耳にして、不安になってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
確かに、通信制高校には“デメリット”と呼ばれる側面もあります。
でもその多くは、正しく理解し、学校選びの段階で対策すれば十分に解消できることなのです。
この記事では、通信制高校の主なデメリット3つをわかりやすく解説しながら、
「どんな子に向いているのか」
「どう選べば失敗しないのか」
についてもお伝えします。
進路選びの不安を少しでも軽くできるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

オンラインでも青春できる通信制サポート校
NIJIN高等学院
・教師と一緒に自分らしい学び方をデザイン
・対話と伴走で成長を支える
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まず確認:通信制高校のデメリットは何?
通信制高校とは、登校日数が少なく、レポートやオンライン授業を中心に単位を取得する高校です。
全日制高校と同じく「高卒資格」を取得できますが、通学スタイルやサポート体制は学校によって大きく異なります。
近年では、通学型の通信制高校(=通信制サポート校)も増えており、
「自分のペースで学びながら、仲間とつながる」新しい形の高校として注目されています。
通信制高校のデメリット①:自己管理が難しい
通信制高校の最大の特徴は「自由度の高さ」です。
しかしその分、自分で学習を進める力=自己管理力が求められます。
レポートの提出期限を守る、計画的に学ぶ、スクーリングに出席する。
これらを一人でこなすのは、特に入学直後の生徒にとっては簡単ではありません。
対策のポイント
学校選びの際は、「学習サポートがどれくらいあるか」を必ずチェックしましょう。
担任やメンターが定期的に声をかけてくれる学校なら、モチベーションを維持しやすくなります。
最近では、毎週オンライン面談で進捗を確認してくれる学校もあります。
母親うちの子はマイペースだから、サポートが手厚い学校を選んだほうがよさそう。
通信制高校のデメリット②:友達ができにくい・孤立しやすい


通信制高校は登校日数が少なく、全日制のように「毎日顔を合わせる友達」ができにくい環境です。
とくに入学直後は、「クラスの雰囲気がつかめない」「一人で寂しい」と感じる生徒もいます。
対策のポイント
最近の通信制高校は、オンライン・オフライン両方の交流の場を用意しているところが多くあります。
部活動や探究プロジェクト、文化祭などを通して、自然に友達ができる環境づくりが進んでいます。
見学会では「生徒同士がどう関わっているか」を観察してみるのもおすすめです。



友達ができるか心配だったけど、文化祭やプロジェクトがあるなら安心だわ。
通信制でも“仲間とつながる仕組み”がある学校を選ぶと安心です。
NIJIN高等学院では登校型プログラムやプロジェクト活動など、自然に交流が生まれる環境づくりをしています。
通信制高校のデメリット③:世間の理解がまだ追いついていない
通信制高校は年々注目が高まっているとはいえ、
「全日制よりもレベルが低い」
「不登校の子が行くところ」
という誤解が残っているのも事実です。
しかし実際には、芸能・スポーツ・海外留学などの理由で通信制を選ぶ生徒も多く、
学び方の多様性を受け入れる新しい教育の形として社会的な認知も広がっています。
対策のポイント
学校見学や説明会では、「卒業後の進路実績」や「大学・専門学校への推薦枠」などを確認しましょう。
また、通信制高校の中でもサポート校と連携している学校なら、進路指導や学習管理の手厚さで安心感があります。
比較:通信制高校 vs 全日制高校
通信制高校だけでなく、実は全日制高校にもデメリットは存在します。
例えば──
- 授業や部活で忙しく、自由な時間がとれない
- 画一的なカリキュラムで、得意分野を伸ばしづらい
- 大人数の人間関係に疲れてしまう
- 校則が厳しく、自己表現の自由が限られる
つまり、どんな学校にも一長一短があり、「どちらが良い・悪い」ではなく「どちらが合っているか」が大切なのです。



全日制にも“窮屈さ”があるんだな。子どもの性格に合わせて選ぶのが大事なんだ。
後悔しない通信制高校の選び方


通信制高校を選ぶときに押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 通学頻度とサポート体制のバランス
→ 毎日登校型・週1登校型など、子どものペースに合うかを確認 - 学習サポートの手厚さ
→ 担任制度・メンター制度・面談頻度をチェック - コミュニティの雰囲気
→ 生徒同士の関係や行事の充実度も見ておくと安心
見学や資料請求で複数校を比較することで、初めて“自分に合った学校”が見えてきます。
まとめ:完璧な学校はない。でも「自分に合う学校」はある。
通信制高校にも全日制高校にも、それぞれに良さと課題があります。
大切なのは、お子さんの性格や生活リズムに合った環境を選ぶことです。
「学校に行けること」よりも、「その子らしく学べること」。
それが、これからの高校選びで最も大事な視点です。
もし今、進路に迷っているなら、まずは気になる学校の資料を取り寄せ、実際の雰囲気を知ることから始めてみてください!
きっと、未来への新しい選択肢が見えてくるはずです。
NIJIN高等学院は、通信制高校と連携しながら学びを支えるサポート校です。
私たちは「高卒資格を取ること」だけでなく、その先にある自分らしい学びと未来づくりを大切にしています。
オンラインでも仲間と出会い、先生との対話を通じて、自分の“好き”や“得意”を育てていく。
10代のうちに主体性を磨き、将来につながる経験を積むことができます。
開校は2026年4月です!
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動画で見る|通信制高校のメリット・デメリットを解説します|通信制サポート校『NIJIN高等学院』校長 星野達郎
この記事の内容を確かめるための一次資料
学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 | 高校に通わずに大学受験資格を得る制度 |
| 文部科学省「就学援助」 | 学用品費・給食費などの経済的支援 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
家庭でいまできること
制度や相談先が分かっても、明日からどう過ごすかは別の話です。うまくいかない日があって当たり前という前提で、いま無理なくできそうなものだけを選んでください。全部やろうとしないことが、いちばん大事なコツです。
いま家庭で確かめておきたいこと
睡眠のリズムが崩れていないか(起きる時間より、寝る時間を先に整えるほうがうまくいきます)
食事が極端に減っていないか。体重の変化はないか
頭痛・腹痛・立ちくらみなど、体の訴えが続いていないか(続く場合は受診を検討してください)
「学校の話」以外で笑える時間が、1日に少しでもあるか
保護者自身が眠れているか。抱え込んでいないか
学校との連絡窓口が、担任1人に集中していないか
声のかけ方で迷ったときは
「なんで行けないの」と理由を問うと、子ども自身も説明できないことが多く、答えられない自分を責めてしまいます。理由を聞くより、いまの状態を言葉にして返すほうが伝わります。「しんどそうだね」「今日はゆっくりでいいよ」——それだけで十分な日があります。
逆に、避けたほうがよい言葉もあります。「みんな行ってるよ」「そんなことでどうするの」「甘えてるだけでしょ」。どれも本人がすでに自分に言っている言葉なので、外から重ねると逃げ場がなくなります。
相談先の選び方|どこに何を聞けるか
相談先はひとつではありません。それぞれ役割が違うので、聞きたい内容で選ぶと早く進みます。
| 相談先 | 聞けること | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 在籍校(担任・スクールカウンセラー) | 出席の扱い、校内の別室、学習の進め方 | 無料 | まず学校での配慮を相談したいとき |
| 教育支援センター(市区町村) | 学校外の公的な居場所、通所と出席扱い | 原則無料 | 学校の外に一歩を踏み出したいとき |
| フリースクール(民間) | 体験活動中心の居場所、少人数の学び | 月1〜5万円程度 | 興味や「やってみたい」から入りたいとき |
| オンライン | 自宅から参加できる学び、出席扱いの実務 | スクールにより異なる | 外に出るのが難しい/近くに選択肢がないとき |
| 医療機関(小児科・児童精神科) | 体の不調の背景、診断と治療 | 保険診療 | 睡眠・食事・体の症状が続くとき |
| 24時間子供SOSダイヤル | 子ども本人・保護者どちらの相談も | 無料・24時間 | いますぐ誰かに聞いてほしいとき(0120-0-78310) |
どこから始めればいいか迷ったら
学校に伝えるときの文例
言いたいことは決まっていても、いざ書こうとすると手が止まる——という声をよく聞きます。そのまま使える形にしました。丁寧すぎる必要はありません。事実と、してほしいことが伝われば十分です。
① しばらく休むことを伝える
本人の体調と気持ちの状態から、しばらく学校をお休みさせていただきます。
毎朝のご連絡が負担になっているため、こちらから連絡がない日は欠席としてお取り扱いいただけますでしょうか。状況が変わりましたら、その都度ご連絡いたします。
毎朝の欠席連絡は、家庭にとっても学校にとっても負担です。先にこの一文で合意しておくと、朝の消耗がなくなります。多くの学校が対応してくれます。
② 配慮をお願いする
つきましては、登校できた日は保健室や別室で過ごさせていただくことは可能でしょうか。
また、給食の時間だけ別室にする、掃除の時間は無理をさせない、といった形でもかまいません。
本人が続けられる形を一緒に考えていただけると助かります。
「配慮してください」だけでは学校も動きにくいので、場面と具体的な対処をセットで書くのがコツです。診断名は必須ではありません。
③ 出席扱いについて相談する
文部科学省の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月25日)に、学校外の施設で相談・指導を受けた場合や、自宅でICT等を活用した学習を行った場合の指導要録上の出席扱いについて定めがあると伺いました。
本校ではどのような運用になっていますでしょうか。また、要件を満たすために家庭で用意すべきものがあれば教えてください。
ポイントは「認めてください」ではなく「何を用意すればよいですか」と聞くことです。学校側も判断材料を求めています。要件の全文は教育支援センターとはの記事に原文どおり掲載しています。
④ 面談のあとに送る確認メール
確認させていただいた内容を念のためお送りします。
・当面は◯◯(別室/午後のみ など)で対応いただく
・◯◯(教育支援センター等)への通所を検討し、決まり次第ご連絡する
・出席の取り扱いについては、◯月◯日までにご回答いただく
認識に相違がありましたらお知らせください。
口頭の合意は、担任が変わると消えてしまいます。短くていいので記録に残しておくと、翌年度も引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
伝える相手の順番
この記事のテーマについて、よく寄せられる質問
同じような状況の方から実際によく届く質問をまとめました。あてはまるものから読んでください。
Q. 欠席が多いと高校に行けませんか?
A. 行けます。出席日数を選抜に使わない高校は増えており、通信制高校では欠席日数を問わないところがほとんどです。中学校卒業程度認定試験や高等学校卒業程度認定試験という道もあります。
Q. フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
A. 要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできます。ただし文部科学省の通知では教育支援センター等の公的機関が第一に想定されており、民間施設は「公的機関に通えない場合」に考慮される位置づけです。詳しくは教育支援センターとはをご覧ください。
Q. 費用が心配です
A. 教育支援センターは原則無料です。民間のフリースクールについては、利用料の補助制度を設けている自治体が増えています。就学援助もあわせて教育委員会に確認してください。
Q. 学校に戻ることを目標にしなくていいのですか?
A. はい。文部科学省の通知が「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく、社会的に自立することを目指す」と明記しています。学校復帰は選択肢のひとつであって、唯一のゴールではありません。
Q. 近くに通える場所がありません
A. ①校内の別室、②教育支援センターの訪問型支援、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)、④オンライン——の順で確認するのが現実的です。地域に選択肢がないことは、家庭の責任ではありません。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。









