「教育はひとつじゃない」――“不登校ゼロ”の未来を描く挑戦が、日本の希望に。

NIJIN代表・星野達郎が「青年版国民栄誉賞」グランプリ受賞!

2025年6月29日。
東京で開催された「JCI JAPAN TOYP 2025(The Outstanding Young Persons)」授賞式で、株式会社NIJIN代表・星野達郎が、グランプリにあたる「内閣総理大臣奨励賞」を受賞しました。

この賞は、“青年版国民栄誉賞”とも呼ばれ、社会に好循環を生む若者に贈られるもの。教育分野からのグランプリ受賞は異例であり、「不登校=才能」という視点から全国へ広がる実践が、「社会を変える希望」として高く評価されました。

目次

教育の“仕組み”を変えるために、教師を辞めて起業した

小学校教員として働いていた頃、星野は、暗い顔で卒業していく子どもたちを何人も見送ってきました。
少子化が進むなかで、社会や自分に希望を持てずに育つ子どもたちの姿に、この国の未来を強く憂いたといいます。

明るくない子どもなんて、本当はいない。
でも、今の仕組みが彼らを照らせていない。

大好きだった教職に別れを告げ、仕組みから教育を変えるために2022年4月、株式会社NIJINを創業。
オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を立ち上げ、不登校の子どもたちに新しい学びの選択肢を届ける挑戦が始まりました。

授賞式で語られた、ひとりの生徒の物語

受賞スピーチでは、NIJINアカデミーで元気を取り戻し、環境問題に立ち上がった生徒のエピソードが紹介されました。かつて「学校に行けなかった」その子が、今では「社会を変えたい」と未来を語る。 そんな姿に、会場から大きな拍手が送られました。

授賞後は教育・福祉・地域づくりの関係者からも続々と声が届きました。
「子どもたちの希望になっている」「応援しています」
この言葉の数々が、NIJINの歩みを支えています

受賞スピーチの様子

VISION|不登校という言葉がなくなる社会へ

星野が目指すのは、「教育を選べる世の中」を実現すること。
不登校という言葉そのものが必要のない社会。
どこにいても、いつでも、誰とでも、自分らしく学べる社会です。

1872年の学制発布以来、「教育=学校」とされてきた日本の常識を変えたい。
入学や進学のタイミングで、自分に合った教育を選べるようにしたい

ACTION|その未来をつくる今の取り組み

現在、星野が校長を務める「NIJINアカデミー」は、以下のような特徴を持ちます。

  • 全国40都道府県から約500名の小中学生が入学
  • メタバース本校舎 + 全国29地域にリアル教室を展開
  • 企業・自治体・大学など53団体と連携した教育共創モデル
  • 毎週の「学びのポートフォリオ」で出席認定率97%を実現

2033年までに全国2000教室・生徒数3万人・年商150億円規模の教育機関へと拡大することで、通信制高校が“当たり前”になったように、「義務教育=学校」という常識を変えていきます

IMPACT|すでに生まれている社会的な変化

  • 入学者500名超、復学実績130名以上
  • 市の俳句コンクールで優勝した子、将棋3段の小学生棋士、Vtuberデビュー、海外進学…多様な成功体験
  • 月間50万PVのオウンドメディア発信、テレビ・新聞などメディア掲載多数
  • 不登校へのイメージが変わり、「学校以外にも選択肢がある」と保護者の認識が広がっている

「もう私は不登校じゃない」
好きな読書を通して誇りを取り戻した子どもの言葉が、NIJINのすべてを物語っています。

MESSAGE|星野達郎より

この賞は、私個人のものではありません。
NIJINに関わるすべての子ども・保護者・スタッフ・地域の方々の歩みに与えられたものです。

「教育はひとつじゃない」――
この当たり前を、社会の当たり前に変えていきます。

社名「NIJIN」に込めた3つの意味

  • 虹(にじ):すべての人が自分らしく生きられるように
  • 日本人(にほんじん):この国に希望と誇りを持って生きていけるように
  • 二人(ににん):すべての人に「幸せになる力・人を幸せにする力」がある

PROFILE|星野達郎(ほしの・たつろう)

1990年生まれ、横浜市出身。「教育から世界を照らす」JAPAN EDUCATION COMPANY、ニジン代表取締役。千葉大学教育学部卒業後、JICA海外協力隊小学校教育隊員としてグアテマラに派遣。日本が大好きになり、帰国後は青森県八戸市で小学校教諭として7年間勤務。暗い顔で過ごす子どもが多いことに国の未来を憂い、教育課題を仕組みから解決するために起業。教育信念「すべてのこどもに幸せになる力と人を幸せにする力がある」を社名「NIJIN」に込め、学校の中と外から教育を変える13の事業を立ち上げ。生徒数500名のオルタナティブスクール小中一貫校「NIJNアカデミー」校長。500名の教師団体「授業てらす」代表。東京都主催アクセラレーションプログラム「ASAC」&「NEXs Tokyo」デモデイ最優秀賞。著書に「教室の心理的安全性」(明治図書/2024)

主な実績・受賞歴(抜粋)

  • JCI JAPAN TOYP 2025 内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)受賞
  • NIKKEI THE PITCH SOCIAL2025 グランプリ
  • NHK「おはよう日本」出演、日経・Yahoo・Eテレなどメディア掲載多数
  • 東京都主催ASAC・NEXs TOKYO デモデイ最優秀賞
  • AGORAビジネスコンテスト2023優勝
  • DMM「成功事例10選」選出、JICA公式YouTube出演 ほか多数

おわりに|「希望をつくる」教育を、これからも

学校がすべてじゃない。
でも、学ぶことをあきらめなくていい。
子どもたちが、自分らしく学び、未来に希望を持てる社会を

NIJINの挑戦は、これからも続きます。

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