「家事出来ない…」を卒業する。仕事・家事・育児を楽しむための3つの工夫

仕事と家事育児を両立するコツ

仕事も家事も育児も、両立できない

そう感じたことがある人は、決して少なくないはずです。時間のかかる料理をすれば夕食の時間はどんどん遅くなり、掃除は「とりあえず綺麗に見える程度」で妥協せざるを得ない。忙しい現代人にとって、家事・育児・仕事のすべてに全力を注ぐことは、想像以上に高いハードルです。

今回は、教育起業家でありNIJINアカデミー校長でもある星野達郎が、日々どのように家事の時短を実現し、仕事と家事・育児の両立を楽しんでいるのかをご紹介します。

特別な才能や環境がなくても取り入れられる、3つのシンプルな工夫です。

星野 達郎
星野 達郎 Tatsuro Hoshino
株式会社NIJIN 代表取締役 / NIJINアカデミー 校長

全国900名以上の小中高生が学ぶオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の校長を務める傍ら、2つの教師団体を主宰。これまで累計1,200名以上の教員向けに研修を実施し、学校の中と外、両面から教育課題の解決に取り組む。

その独自の教育実践はNHKやテレビ朝日など多くのメディアで特集され、「青年版国民栄誉賞」「内閣総理大臣奨励賞」を受賞するなど、各方面から高く評価されている。

確かな実績と熱い教育信念を持つ一方で、普段は生徒たちから気さくにいじられる「愛されキャラ」の校長として、日々子どもたちと本音で向き合っている。

目次

教員時代から実践してきた「両立」の原点

タツロー校長は起業家になる前、6年ほど公務員(教員)として働いていました。当時から「定時以降に残った日がない」というほど時間の使い方にこだわり、家事や育児に充てる時間をしっかり確保していたといいます。

学校を早めに出て子どものお迎えに行き、一緒に遊んでから家事をこなし、夜から起業に向けた仕事に取り組む。翌朝は早起きして家事を済ませ、出勤前にも仕事の時間を作る——。この生活リズムは、今の「仕事・家事・育児を分けない」というスタイルの原点になっています。

父親から「達郎は遊びの天才だ。何事も遊ぶようにやるんだよ」

と言われたことがあるというタツロー校長。

この言葉どおり、家事や育児も“こなすもの”ではなく“工夫して楽しむもの”として捉えているのが特徴です。

家事の時短を叶える工夫①:「0秒でやる」

一つ目の工夫は、家事を「0秒」で終わらせるという考え方です。

たとえば洗い物。

食事が終わった瞬間、家族の分もその場ですぐに洗ってしまいます。食べ終わってすぐなら、油や汚れもまだ固まっておらず、洗うのが一番簡単なタイミング。

逆に食器が積み上がってしまうと、それだけで「やりたくない」という気持ちが生まれてしまいます。

この考え方は、シンクや排水口の掃除、洗濯物、郵便物の処理など、あらゆる家事に共通しています。「汚れたら片付ける」のではなく、「常に綺麗な状態を保つ」ことが結果的に一番の時短になるという発想です

ポイントは、思い出す時間・考える時間を持たず、気づいたその場で終わらせること。研究では、ある行動を22日間続けると習慣化するといわれています。まずは3週間、「その場でやる」を意識してみることから始めてみると良いかもしれません。

家事の時短を叶える工夫②:無駄を徹底的に省く家電の活用

二つ目は、家電の力を積極的に借りるという工夫です。

洗濯は多くの家庭にとって時間のかかる家事の一つ。

以前は洗濯後にハンガーへかけてそのまま部屋干しするスタイルで手間を減らしていましたが、現在は洗濯乾燥機一体型を活用することで、干す作業そのものをなくしています

寝る前に洗濯機をセットしておけば、起きる頃には洗濯から乾燥まで完了。そのまま着られる服を選んでおくことで、アイロンがけの手間も省けます。

ほかにも、

ロボット掃除機やコードレス掃除機、日用品のネット注文などを組み合わせることで、家事にかかる時間と労力を大幅に減らすことができます。

頼れるところは家電やサービスに頼る」という割り切りも、無理なく両立を続けるための大切な考え方です。

家事の時短を叶える工夫③:子育てを思いきり楽しむ

三つ目は、少し意外に思えるかもしれませんが「子育てを全力で楽しむ」ことです。

一緒に遊んだり、笑いながら食事をしたり、外に出かけたりすることは、一見すると時間を使う行為に見えます。

しかしタツロー校長は、

タツロー校長

こうした時間こそが自分にとっての“休養”であり、そこから得られるエネルギーや気づきが仕事にも良い影響を与える

と考えています。

気になる駅で降りて食べ歩きをすれば、思いがけない発見や知識に出会うことがあります。そうした経験が、新しいアイデアや仕事のヒントにつながることも少なくありません。

家にこもって同じことを繰り返すよりも、家族との豊かな時間を通じて得られる知見のほうが、結果的に仕事の質を高めてくれる——。

仕事・家事・育児を明確に分けず、それぞれを行き来しながら相乗効果を生み出すという発想は、両立に悩む多くの人にとって一つのヒントになるはずです。

「分けない」という選択肢

仕事と家庭の時間を厳密に区切らなければならない、というのは、実は思い込みかもしれません。

NIJINアカデミーでは、スタッフが子どもをあやしながら会議に参加する姿も珍しくありません。

0歳から高齢者まで、多様な世代が関わり合う環境の中で、

「仕事は仕事の場で」「教育は学校で」といった既成概念にとらわれない働き方・暮らし方が実践されています。

家事・育児・仕事をきっちり分けて考えることに疲れてしまっている方は、あえて境界線を緩めてみることで、気持ちが軽くなることもあるかもしれません。

まとめ

  • 0秒でやる:家事はその場ですぐ終わらせることが最大の時短になる
  • 家電に頼る:無駄を省く家電やサービスを積極的に活用する
  • 子育てを楽しむ:家族との時間を「休養」と捉え、仕事との相乗効果を生み出す

仕事・家事・育児の両立は、完璧を目指すものではなく、自分に合った工夫を見つけて楽しむものかもしれません。「もう限界…」と感じている方は、できそうなことから一つ、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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▶ 動画でより深く:YouTube(フル解説)

さらに、タツロー校長が今回のテーマを動画でより熱く、詳細に解説しています。
子どもたちのリアルな声など、記事では紹介しきれない内容はぜひ動画でご視聴ください!

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