この記事を読む前に(運営関係の開示と確認日)
青森市の浪岡や周辺で、学校に行きづらくなったお子さんの居場所を探し始めると、まず戸惑うのは「どこに、どんな種類の場所があるのか」が見えにくいことです。市の窓口や学校の中の支援は聞いたことがあっても、公立の教育支援センターと民間のフリースクールは何が違うのか、費用はどれくらい違うのか、学校の出席にはどう関わるのか。保護者の方が知りたいのは、おそらくこの順番だと思います。
この記事では、青森市(浪岡を含む)と、弘前市・黒石市・五所川原市といった通える範囲で、自治体や施設の公式ページ・公的資料で存在と内容を確認できた8か所を、同じ項目(所在地・対象・開所日時・費用・出席扱いの考え方・見学や体験・公式URL)で並べます。公立の教育支援センター4か所と、民間の学び場4か所(NIJINアカデミー青森浪岡校を含みます)です。数を揃えるために無理に増やすことはしていません。公式で確認できなかった項目は、推測せず「公式で要確認」と書きます。
この記事でわかること
- 青森市・浪岡周辺の学び場を「学校の中」「公立の学校外」「民間」の3層で整理する見方
- 8施設を同じ軸で比べた一覧と、居住地ごとの通い方の考え方
- 無料と有料の違い、学校の出席扱いの仕組み(文部科学省の通知)
- 見学・体験の前に確認したいことと、お子さんの状態別の選び方
青森市・浪岡周辺の学び場は「3つの層」で考える
結論から言うと、青森市・浪岡周辺の選択肢は、学校の中の居場所、公立の学校外の教育支援センター、民間のフリースクール・オルタナティブスクールの3つの層に分けて考えると整理しやすくなります。どれか一つが正解なのではなく、お子さんの今の状態と、ご家庭の移動の負担、費用の考え方で組み合わせが変わります。
青森市教育委員会の資料(令和8年)では、市内の不登校の児童生徒は478名とされています。そのうえで、学校の中の「校内教育支援センター」は市内60施設、学校の外の公的な居場所である「フレンドリールームあおいもり」は1施設、市教委が把握している民間のフリースクールは3団体とされています。公的な居場所は数が限られ、民間も市内で把握されている数は多くない。これが、「選べる場所が少ない」と感じる背景にある実情です。
表1 3つの層の違い(青森市の資料と文部科学省の通知をもとにした整理)
| 層 | 代表例 | 特徴 | 費用の目安(確認できた範囲) |
|---|---|---|---|
| 学校の中 | 校内教育支援センター、不登校等特認校 | 在籍する学校の空き教室などで過ごす。教室に入りづらいときの選択肢。 | 学校内のため追加の利用料の記載なし(学校に要確認) |
| 公立の学校外 | 教育支援センター(適応指導教室) | 市町村の教育委員会が設置。学習支援や集団生活への適応支援が中心。申込は在籍校を通す例が多い。 | 青森市は「無料」と市の資料に記載。他は公式で要確認 |
| 民間 | フリースクール、オルタナティブスクール、オンライン型 | 運営団体ごとに方針・日程・費用が大きく異なる。 | 有料(金額は施設ごと。表2・表4参照) |
文部科学省の通知「不登校児童生徒への支援の在り方について」は、教育支援センターやフリースクールなどの民間施設、ICTを活用した学習支援などを並べて「多様な教育機会を確保する必要がある」と述べています。また、フリースクールなどの民間施設やNPO等と「積極的に連携し、相互に協力・補完することの意義は大きい」とも書いています。つまり、公的か民間かを二者択一で考える必要はなく、それぞれの役割を知ったうえで、無理のない組み合わせを探すのが国の考え方に沿っています。
この記事で確認できた8施設の内訳
今回、公式情報で確認できたのは次の8か所です。公立は青森市・弘前市・黒石市・五所川原市の教育支援センター(適応指導教室)、民間は青森市中心部の2か所、浪岡の1か所、弘前市の1か所です。一覧表は後ほど示します。ここでは「どのあたりに、どれだけあるか」をつかむために、居住地と施設の位置関係を簡単に整理します。
- 青森市中心部:フレンドリールームあおいもり(公立)、フリースクールあおもりサニーヒル(民間)。ちいさな学校(民間)は青森市のスクールで、公式ページには住所の文字表示がなく地図で確認する形です
- 青森市浪岡:NIJINアカデミー青森浪岡校(民間・週1日のリアル教室)
- 弘前市:弘前市フレンドシップルーム(公立)、ASCHOOL-FREE(民間)
- 黒石市・五所川原市:それぞれの市の教育支援センター(公立)
黒石市と五所川原市には、今回確認できた範囲で民間のフリースクールの公式ページを見つけられませんでした。その分、公立の教育支援センターが中心になります。これは「存在しない」という意味ではなく、公式に確認できたものだけを載せるという基準による結果です。
選定基準と掲載順の意味
一覧に入る前に、どんな基準で施設を選んだか、並び順に意味があるのかを先に説明します。「にじいろ」は株式会社NIJINが提供する情報サイトですので、読者の方が公平さを確かめられるよう、基準を具体的に書いておきます。
選定基準は3つ
- 通える範囲か。 所在地が青森市(浪岡を含む)、またはそこから現実的に通える弘前市・黒石市・五所川原市であること。オンライン型は、リアル教室の所在地がこの範囲にあるものを対象にしました。
- 公式に確認できるか。 自治体の公式ページ・公的資料、または施設自身の公式ページで、所在地と内容が確認できること。口コミや比較サイトの情報だけで確認できたものは載せていません。
- 不登校のお子さんの学び場として公式に位置づけられているか。 学習塾の通常コースのみのもの、相談や訪問支援だけを行う窓口などは、この一覧とは別の「相談先」として扱いました。
資料の間で数字が食い違う場合は、公式の最新のページを優先します。たとえば、あるフリースクールについて第三者の掲載サイトに載っていた料金や住所が、公式ページの記載と異なっていた例がありました。そうした場合は公式ページにある内容だけを書き、公式に載っていない項目は「公式で要確認」としています。
掲載順は順位ではありません
並び順は、人気・評価・おすすめ度とは無関係です。「1位」「人気順」といった順位づけは行いません。順番は次のルールだけで決めています。まず公立の教育支援センター(4か所)を、県の支援機関マップの並びに合わせて青森市、弘前市、黒石市、五所川原市の順に置きます。次に民間の学び場(4か所)を、青森市中心部から西へ、浪岡、弘前の順に、地理的に並べました。NIJINアカデミー青森浪岡校は、この地理的な並びで浪岡に当たるため、民間の3番目に位置しています。
また、NIJINアカデミー青森浪岡校の項目は、他の施設と同じ項目・同じ分量で書いています。長所だけを大きく扱うことはせず、公式ページに書かれていない点(浪岡校個別のリアル教室の料金など)も同様に「公式で要確認」と書きます。
今回は掲載しなかった施設について
地域情報サイトや比較サイトには、ほかにも青森市や弘前市の学び場が掲載されていることがあります。しかし、今回の確認作業の中で、自治体や施設自身の公式ページで内容を確認できなかったものは、載せていません。たとえば、青森市中心部のフリースクールとして地域情報サイトに掲載されている団体や、弘前市の子どもの居場所として紹介されている団体などです。公式に確認できていないという理由であり、質を評価した結果ではありません。気になる場合は、各団体に直接お問い合わせください。
もう一つ、県の支援機関マップには、フリースクールではない相談先も載っています。たとえば、青森市の「子ども・若者サポート『つがる・つながる』」は不登校などの子ども・若者への訪問支援(メンタルフレンドの派遣。1回1,250円と交通費と記載)、「発達凸凹共育会『はぐとも』」は生活スキルを育てるプログラムや相談を行うと紹介されています。これらは居場所に通うタイプではないため、一覧には入れず、相談先として末尾の表でご紹介します。

8施設を同じ軸で比べる一覧表
ここからが本題です。まず、8施設の要点を1つの表にまとめます。詳しい内容と出典は、次の章以降で施設ごとの表(カード)に書いています。表の「公式で要確認」は、公式ページや公的資料で確認できなかった項目です。
表2 8施設の比較一覧(2026年10月29日確認。順位ではなく地域順)
| 施設(区分) | 所在地 | 対象 | 開所日時 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| 青森市教育支援センター フレンドリールームあおいもり(公立) | 青森市栄町1-10-10 青森市教育研修センター4階 | 学校に行きたくても行けない児童生徒 | 公式で要確認(令和8年度パンフレットに記載とされる) | 無料(市の資料) |
| 弘前市フレンドシップルーム(公立) | 弘前市末広4-10-1 総合学習センター内 | 市立小・中学校に在籍し、集団生活に困難を感じる不登校・不登校傾向の児童生徒 | 公式で要確認(活動時間は短時間に制限と記載) | 公式で要確認 |
| 黒石市学習適応指導教室(公立) | 黒石市内町24-1 黒石市スポーツ交流センター2階 | 不登校児童生徒(学年は公式で要確認) | 火〜金 9:30〜15:30(県の資料の受付時間。開室日時は公式で要確認) | 公式で要確認 |
| 五所川原市教育支援センター(公立) | 五所川原市一ツ谷504-1 中央公民館3階 | 何らかの理由で登校できない児童生徒 | 月〜金(祝日・学校休業日を除く)9:45〜14:30 | 公式で要確認 |
| フリースクールあおもりサニーヒル(民間) | 青森市新町2-7-17 山二ビル1 | 学年の記載なし(学校に通うのがつらい子ども) | 月・水・金 9:00〜18:30、土 10:00〜15:00 | 公式トップに記載なし。要確認 |
| ちいさな学校(民間) | 青森市(住所は公式の地図で確認) | 目安6〜22歳 | 火・木・土 10:00〜16:00 | 月額28,800円/4回チケット15,500円 |
| NIJINアカデミー青森浪岡校(民間) | 青森市浪岡大字浪岡字川合43-16(浪岡駅から徒歩5分) | 小学生・中学生 | 毎週火曜 10:00〜15:00(リアル教室) | メタバース通学月25,443円、ハイブリッド月41,943円〜、入学金33,000円 |
| ASCHOOL-FREE(民間) | 弘前市川先3-13-3 | 小学生・中学生 | 公式で要確認(時間割は画像で掲載) | 入会金無料。月額は公式の画像で確認 |
表を見てわかるとおり、公立は平日の日中に毎日開いている一方、民間は週の中の決まった曜日に開く施設が多く、費用の仕組みもまったく別です。同じ「学び場」でも、通う頻度と費用の考え方は大きく違います。
居住地ごとの通い方の考え方
通える範囲かどうかは、距離だけでなく、移動手段・通う頻度・冬の天候で決まります。各施設の所在地は公式に確認できましたが、所要時間・運賃・時刻表・冬の運行状況までは今回の確認範囲に含まれていません。ここでは、確認できた事実だけを居住地別に整理し、移動の詳細は各交通事業者の公式情報で確認していただく前提にしています。
表3 居住地別の通い方の考え方(所在地は公式情報。移動時間は含まず)
| お住まい | 通いやすい可能性のある施設 | 考えておきたいこと |
|---|---|---|
| 青森市中心部 | あおいもり、サニーヒル、ちいさな学校 | あおいもりとサニーヒルは市街地の住所(ちいさな学校は公式の地図で確認)。民間は週3日程度の開所で、通う曜日を決めやすい。 |
| 青森市浪岡 | NIJINアカデミー青森浪岡校(浪岡駅徒歩5分) | リアル教室は週1日。残りはオンライン参加。公立の教育支援センターは市中心部にあり、移動の負担を確認したい。 |
| 弘前市 | フレンドシップルーム、ASCHOOL-FREE、浪岡校 | 浪岡校には弘前市から通う生徒がいると公式ページに記載。冬の移動は各自で確認。 |
| 黒石市 | 黒石市学習適応指導教室、浪岡校 | 浪岡校には黒石市から通う生徒がいると公式ページに記載。 |
| 五所川原市・周辺町 | 五所川原市教育支援センター、周辺町の教育支援センター、浪岡校 | 五所川原市の資料に、つがる市・鶴田町・中泊町・板柳町・鰺ヶ沢町・深浦町の教育支援センターにも通所できると記載。浪岡校には五所川原市から通う生徒がいると公式に記載。 |
通う頻度が週1日なら、少し遠くても続けられる家庭があります。毎日通う前提なら、近さが最優先になります。頻度と移動のバランスは、お子さんの体力や気持ちの波と、保護者の方の送迎の余力で決まります。体験の日に実際の経路を一度通ってみると、判断がしやすくなります。
公立の教育支援センター4か所:青森市・弘前市・黒石市・五所川原市
ここからは、施設ごとに同じ項目で見ていきます。まず公立の教育支援センター(適応指導教室)です。教育支援センターは、市町村の教育委員会が設置する、学校以外の場所で学習支援や相談を行う施設です。公立のため、多くは在籍校を通して申し込む形になります。民間のフリースクールのように、保護者が直接申し込むとは限りません。
① 青森市教育支援センター「フレンドリールームあおいもり」
青森市教育委員会が運営する、市の教育支援センターです。市教育研修センターの公式ページには、「学校に行きたくても行けない、不登校の児童生徒を対象に、カウンセリング、学習援助、集団生活への適応指導などを行い、学校復帰を目指します」と書かれています。市の議会資料では、「学校以外の居場所」と位置づけられ、例年40名ほどが利用しており、令和8年3月時点の利用者は小学生6名・中学生28名の計34名とされています。参考表には、「無料」「スタッフ6名」「学校訪問あり」「出席扱い」と記載されています。
カード1 フレンドリールームあおいもり(公立)
| 区分 | 公立の教育支援センター(青森市教育委員会) |
| 所在地 | 青森市栄町1-10-10 青森市教育研修センター4階(県の支援機関マップ) |
| 対象 | 学校に行きたくても行けない児童生徒(市の公式ページ) |
| 開所日時 | 公式で要確認。市教育研修センターのページに「令和8年度パンフレット」の添付があるとされるが、今回は本文を確認できなかった。県の資料では電話窓口は9:00〜21:00(年末年始休) |
| 費用 | 無料(市の議会資料の参考表)。教材費などの実費は公式で要確認 |
| 出席扱いの考え方 | 市の資料の参考表に「出席扱い」と記載。最終的な判断は在籍校(後述) |
| 見学・体験 | 県の資料に「相談・見学・体験ができる」と記載。申込は在籍校の教頭・担任等へ(市の資料)。電話 017-743-3600 |
| 公式URL・出典 | 青森市教育研修センター(公式)/青森市教育委員会資料/青森県 支援機関マップ(2026年10月29日確認) |
あおいもりは「学校復帰を目指す」と明記されている点が特徴です。一方、文部科学省の通知は、登校という結果だけを目標にしないことも示しています。どちらの考え方が今のご家庭に合うかは、お子さんの気持ちを聞きながら、見学の際に職員の方へ率直に尋ねてみてください。
② 弘前市フレンドシップルーム(教育センター)
弘前市教育センターが運営する施設です。弘前市の資料(令和7年度)には、対象を「市立小・中学校に在籍し、集団生活に困難を感じている不登校および不登校傾向の児童生徒」と記載しています。活動は、活動時間を短時間に制限しながら、集団生活への復帰を支援するものとされ、教科学習・創作活動・軽スポーツ・体験活動が挙げられています。
弘前市の資料(複数)には、令和6年度の通室者が53名(小学生13名・中学生40名)、延べ通室回数が1,973回、全不登校児童生徒の約16%が通室したとあります。中学3年生21名は全員が高校へ進学したとも記載されています。また、遠方の児童生徒向けに、中央公民館岩木館で「岩木サテライトデー」を試行したとあり、通いやすさを広げる取り組みが行われています。
カード2 弘前市フレンドシップルーム(公立)
| 区分 | 公立の教育支援センター(弘前市教育センター) |
| 所在地 | 弘前市末広4-10-1 弘前市総合学習センター内(弘前市の公式ページ・県の資料) |
| 対象 | 市立小・中学校に在籍し、集団生活に困難を感じている不登校・不登校傾向の児童生徒(市の資料) |
| 開所日時 | 公式で要確認。市の資料に通常の開室日時の記載なし。通室支援の電話窓口は月〜金 9:40〜17:00(県の資料) |
| 費用 | 公式で要確認(資料に記載なし) |
| 出席扱いの考え方 | 公式で要確認。最終的な判断は在籍校 |
| 見学・体験 | 公式で要確認。教育センター 0172-26-4803、通室支援 0172-26-4805 |
| 公式URL・出典 | 弘前市 教育センター(公式)/弘前市 教育委員会資料(R7)/弘前市 学校教育(2025)(2026年10月29日確認) |
弘前市の資料は、通室の実績や成果が詳しく書かれている反面、開室時間や申込方法、費用が書かれていません。実績の数字は「利用した子の様子」を知る手がかりですが、そのまま自分の子に当てはまる約束ではありません。通えるかどうかは、教育センターへ直接ご相談ください。

③ 黒石市学習適応指導教室
黒石市の教育支援センターに当たる施設です。黒石市の公式ページでは、今回の確認範囲で詳細な案内を見つけられず、教育委員会の指導課(0172-52-2111)が問い合わせ先とされています。青森県が公表した支援機関マップ(令和8年度)には、所在地・電話・受付時間・内容が載っています。
カード3 黒石市学習適応指導教室(公立)
| 区分 | 公立の教育支援センター(黒石市教育委員会) |
| 所在地 | 黒石市内町24-1 黒石市スポーツ交流センター2階(県の支援機関マップ) |
| 対象 | 不登校の児童生徒(学習指導や自立支援。対象学年は公式で要確認) |
| 開所日時 | 火〜金 9:30〜15:30(県の資料の受付時間。教室の開室日時は公式で要確認) |
| 費用 | 公式で要確認 |
| 出席扱いの考え方 | 公式で要確認。最終的な判断は在籍校 |
| 見学・体験 | 公式で要確認。電話 0172-52-7171(県の資料)、教育委員会 指導課 0172-52-2111 |
| 公式URL・出典 | 青森県 支援機関マップ(令和8年度)/黒石市 教育委員会(公式)(2026年10月29日確認) |
黒石市は、県の資料に記載された受付時間が火曜から金曜です。教室そのものの開室曜日や時間は、公式に確認できていません。黒石市にお住まいの方は、市の教育委員会へ電話で「学年の条件」「費用」「見学の方法」を確認することから始めると、無駄がありません。
④ 五所川原市教育支援センター
五所川原市教育委員会の公式資料(2024年版のPDF)に、案内が掲載されています。対象は「何らかの理由で登校できない児童生徒」と広く書かれており、目的は「登校できない児童生徒の学習機会の確保と必要な支援を通して、社会的自立を目指す」ことと説明されています。活動は、教科の学習指導のほか、軽スポーツ、りんご収穫、調理実習、山登り、外国語指導助手とのコミュニケーション活動などの体験活動が挙げられています。
また、金木公民館にある金木分室と、市浦コミュニティーセンターにある市浦分室では、タブレットを使ったリモート学習(週2〜3日、午前中のみ)と、月1回程度の対面指導が行われるとされています。市の中心部まで通うのが難しい地域の子にも届くよう工夫されている点が、資料から読み取れます。
カード4 五所川原市教育支援センター(公立)
| 区分 | 公立の教育支援センター(五所川原市教育委員会) |
| 所在地 | 五所川原市一ツ谷504-1 五所川原市中央公民館3階(市の資料)。金木分室・市浦分室あり |
| 対象 | 何らかの理由で登校できない児童生徒(市の資料) |
| 開所日時 | 月〜金(祝日・学校休業日を除く)9:45〜14:30(市の資料) |
| 費用 | 公式で要確認(資料に記載なし) |
| 出席扱いの考え方 | 公式で要確認。最終的な判断は在籍校 |
| 見学・体験 | 通所の申込みと施設見学は在籍校を通して行う(市の資料)。センター 0173-34-3381、市教育委員会 学校教育課 0173-35-2111(内線2975) |
| 公式URL・出典 | 五所川原市教育支援センターのご案内(PDF)/青森県 支援機関マップ(令和8年度)(2026年10月29日確認) |
なお、市の資料(2024年版)では中央公民館内の一つのセンターとして案内されている一方、県の令和8年度の支援機関マップでは、小学生向けの「ほっとルーム」(大町506-10 立佞武多の館内)と中学生向けの「ネクストルーム」(一ツ谷504-1 中央公民館内)に分けて載っています。資料の年度によって運営の形が変わっている可能性がありますので、実際の場所は市の教育委員会へ電話で確認してください。
民間の学び場4か所:青森市中心部・浪岡・弘前市
次に民間の学び場です。民間は、運営団体ごとに方針が大きく異なり、費用の仕組みも違います。青森市の資料でも、民間のフリースクールは「有料」と整理されています。ここでは、公式ページで確認できた範囲だけを、公立と同じ項目で書きます。
⑤ フリースクールあおもりサニーヒル
NPO法人コミュサーあおもりのフリースクール事業部が運営する学び場です。公式サイトでは、「子どもたちが無理なく安心して過ごすことのできる居場所」と紹介されています。「時間割はありますが無理することはありません」「自習するのもOK」とあり、希望すればプロの家庭教師や大学生ボランティアがサポートするとされています。
カード5 フリースクールあおもりサニーヒル(民間)
| 区分 | 民間のフリースクール(NPO法人コミュサーあおもり フリースクール事業部) |
| 所在地 | 青森市新町2-7-17 山二ビル1(NPO法人コミュサーあおもり内サロンスペース) |
| 対象 | 学年の記載なし。学校に通うのがつらい子ども、家で過ごすのがさみしい子どもの居場所として紹介 |
| 開所日時 | 月・水・金 9:00〜18:30、土 10:00〜15:00(カリキュラムにより変動あり) |
| 費用 | 公式トップページに記載なし。公式で要確認 |
| 出席扱いの考え方 | 公式トップページに明記なし。公式で要確認 |
| 見学・体験 | 公式トップページに記載なし。電話 080-5736-2442 |
| 公式URL・出典 | フリースクールあおもりサニーヒル(公式)(2026年10月29日確認) |
地域情報の掲載サイトには、この学び場の料金や旧住所と思われる情報が載っていることがありますが、公式ページの住所・開所日と食い違っていたため、本記事では公式ページの内容だけを採用しています。古い情報が出回っていることがあるため、料金は必ず団体へ直接ご確認ください。
⑥ ちいさな学校
青森市のオルタナティブスクールです。公式サイトでは「やさしさを原点にした教育」を掲げ、少人数・異年齢で、プロジェクト学習、教科学習、ゲームやスポーツなどから自分で選ぶ過ごし方を大切にしているとあります。徒歩圏の海や公園、図書館、市場を活用すること、公立小中学校と並行して通えること、通信制高校のサポート校として高卒資格の取得を支えることも説明されています。
カード6 ちいさな学校(民間)
| 区分 | 民間のオルタナティブスクール(運営団体名は公式ページに記載なし) |
| 所在地 | 青森市。公式ページには住所の文字表示がなく、地図で表示。住所は公式で要確認 |
| 対象 | 目安6〜22歳(公式ページ) |
| 開所日時 | 火・木・土 10:00〜16:00(公式ページ) |
| 費用 | 月額28,800円、4回チケット15,500円、通信制高校サポート(月4回〜)は15,500円〜28,800円(公式ページ)。所得に応じた給付型奨学金あり。入会金・体験料は記載なし |
| 出席扱いの考え方 | 公式ページに記載なし。公式で要確認 |
| 見学・体験 | 専用の見学・体験案内はなく、問い合わせはLINEまたはメールで受付(公式ページ) |
| 公式URL・出典 | ちいさな学校(公式)(2026年10月29日確認) |
この学び場は、公式ページが公立学校の代わりに通える学びの場を目指すと説明している一方、出席扱いや運営団体の情報は公式ページからは確認できませんでした。出席扱いを希望する場合は、体験や問い合わせの段階で、在籍校と施設の双方に確認することが大切です。

⑦ NIJINアカデミー青森浪岡校
株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の、青森市浪岡にあるリアル教室です。メタバース校舎(オンライン)で学ぶ日と、リアル教室に集まる日を組み合わせる形で、公式のリアル教室ページには、週1回から通えること、その日の体調や目的に合わせてリアルとメタバースのどちらに参加するかを選べること、転校は不要で在籍校に籍を置いたまま通えることが書かれています。2025年6月10日に開校し、教室長は兼田綾子さん(特別支援学校に13年間勤務、現在はスクールカウンセラー・メンタルコーチ)と公式ページで紹介されています。
カード7 NIJINアカデミー青森浪岡校(民間・NIJINの事業)
| 区分 | 民間のオルタナティブスクール(株式会社NIJIN)。メタバース校舎とリアル教室のハイブリッド |
| 所在地 | 青森市浪岡大字浪岡字川合43-16、JR奥羽本線 浪岡駅から徒歩5分(開校告知)。公式教室ページは地図表示のみ |
| 対象 | 小学生・中学生(公式教室ページ)。NIJINアカデミー全体は小学1年〜中学3年 |
| 開所日時 | 毎週火曜日 10:00〜15:00(リアル教室)。オンライン(メタバース)の日程は公式で要確認。少人数8〜10人制(公式教室ページ) |
| 費用 | 入学金33,000円(初月のみ)、メタバース通学 月25,443円、ハイブリッド通学 月41,943円〜(リアル校は月16,500円〜で校舎により異なる)。浪岡校個別のリアル校料金は公式で要確認(税込・学費ページ) |
| 出席扱いの考え方 | 公式は「希望者の97%が在籍校で出席扱い」と記載。実際の判断は在籍校(後述) |
| 見学・体験 | 無料体験会の日程を予約サイトから選択(所要約2分)。メタバース校舎のオンライン体験会、LINEでの質問も可。現地見学の記載は公式教室ページになし |
| 公式URL・出典 | NIJINアカデミー青森浪岡校(公式)/学費・プラン/リアル教室/開校告知(PR TIMES)(2026年10月29日確認) |
ここで一つ、資料間の食い違いを書いておきます。開校告知(2025年)では定員8名(先着順)とありますが、現在の公式教室ページでは「少人数8〜10人制」とされています。また、全体の在籍者数や教室数も、時期によって公表数字が違います。公式の最新ページを優先し、定員や空き状況は体験会で直接確認してください。リアル教室は週1日の開校で、公立の教育支援センターや他の民間施設のように「毎日開いている場所」ではありません。
⑧ ASCHOOL-FREE(弘前市)
弘前市の学習塾「弘前総合学習館A-SCHOOL」が運営する、小学生・中学生のためのフリースクールです。公式ページには、勉強に本気で取り組みたい生徒向けの施設と書かれており、「従来のフリースクールのような楽しいイベントは特になく、ひたすら勉強を頑張ります」と書かれています。居場所づくりを前面に出した施設とは性格が異なり、高校入試対策、提携する通信制高校への入学、高卒認定試験の対策、大学入試対策にも対応するとされています。
カード8 ASCHOOL-FREE(民間)
| 区分 | 民間のフリースクール(弘前総合学習館A-SCHOOLが運営) |
| 所在地 | 弘前市川先3-13-3(〒036-8103) |
| 対象 | 小学生・中学生(公式ページ) |
| 開所日時 | 公式で要確認。時間割は画像で掲載されており、本文では確認できなかった |
| 費用 | 入会金無料。授業料は画像掲載のため公式で要確認。教材費は必要に応じて1冊2,000円前後、テスト代は受験時のみ。紹介割・兄弟割は各1,000円引き |
| 出席扱いの考え方 | 公式ページに「通うことにより『出席扱い』になります」と記載。実際の判断は在籍校(後述) |
| 見学・体験 | 個別説明会は予約制。面談予約フォーム・メール・LINEで受付、電話は受け付けていない(公式ページ) |
| 公式URL・出典 | ASCHOOL-FREE(公式)/料金/概要(2026年10月29日確認) |
学習中心の場が合うお子さんもいれば、まず安心して過ごす時間が必要なお子さんもいます。勉強に本気で取り組むという方針は、体験の段階で、お子さんの今の気持ちに合うかを確かめたい点です。
無料と有料の違い:費用を比べるときの考え方
公立と民間で最も違うのは費用です。青森市の資料では、あおいもりは「無料」、民間のフリースクールは「有料」と整理されています。ただし、他の市の公立施設については、今回確認した資料に費用の記載がなく、無料かどうかを断定することはできません。教材費や交通費、昼食代などが別にかかるかも、各施設で確認が必要です。
表4 費用の確認状況(税込表記は各公式のとおり。2026年10月29日確認)
| 施設 | 確認できた費用 | 注意点 |
|---|---|---|
| あおいもり(公立) | 無料(市の資料) | 教材費などの実費は公式で要確認 |
| フレンドシップルーム(公立) | 公式で要確認 | 資料に記載なし |
| 黒石市学習適応指導教室(公立) | 公式で要確認 | 資料に記載なし |
| 五所川原市教育支援センター(公立) | 公式で要確認 | 資料に記載なし |
| サニーヒル(民間) | 公式で要確認 | 公式トップに料金の記載なし。他サイトの金額は採用せず |
| ちいさな学校(民間) | 月額28,800円、4回チケット15,500円 | 所得に応じた給付型奨学金あり。入会金・体験料は記載なし |
| NIJINアカデミー浪岡校(民間) | メタバース月25,443円、ハイブリッド月41,943円〜、入学金33,000円 | リアル校の料金は校舎で異なる。オプションあり(専任サポート月16,500円など)。年払い・兄弟割引あり |
| ASCHOOL-FREE(民間) | 入会金無料。授業料は公式の画像で確認 | 教材費は1冊2,000円前後、テスト代は受験時のみ |
月額だけで比べると見落としやすいのが、通う回数と移動費です。たとえば月額が同じでも、週1日の施設と週3日の施設では、1回あたりの負担が違います。また、毎週電車や車で通う場合は、交通費や送迎の時間も続けられるかどうかに影響します。
利用料の助成について
民間のフリースクールの利用料に自治体の助成があるかも、気になる点です。青森市の議会資料には、「フリースクール等利用料補助制度の創設を求める請願」が取り上げられています。請願は月額上限2万円の助成を求める内容で、教育委員会は「現時点では実施は困難」とし、国や他都市の状況を注視するとしています。つまり、これは制度の案内ではなく、制度を求める請願に関する資料です。
弘前市、黒石市、五所川原市など、他の市町村の助成の有無は、今回の確認範囲では見つけられませんでした。助成を前提に考える場合は、お住まいの市町村の教育委員会へ「フリースクールの利用料の助成はありますか」と直接お尋ねください。
学校の出席扱いはどうなる?文部科学省の考え方
「通ったら、学校の出席はどうなるのか」は、保護者の方がよく気にされる点です。基本は、文部科学省の通知「不登校児童生徒への支援の在り方について」と、その別記1にあります。公式の説明を読むと、出席扱いの考え方は、公立と民間で少し違います。
公立の教育支援センターの場合
別記1では、民間施設での指導を出席扱いとする前提として、「原則として教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関」が基本と整理されています。公的機関で指導を受けられない、または通うことが困難な場合に限り、本人・保護者の希望があり適切と判断されれば、民間施設も考慮できる、という順序です。公立の教育支援センターは、この意味で出席扱いにつなげやすい位置づけにあると読み取れます。ただし、通所の申込みが在籍校を通して行われる例が多いため、学校との連携は欠かせません。
民間のフリースクール等の場合
民間施設での相談・指導を出席扱いとするには、次の点が示されています。施設での相談・指導が不登校児童生徒の社会的自立を目指すものであること、本人が登校を希望したときに円滑に学校へ戻れるよう適切な支援が行われていると評価できること、保護者と学校の間に十分な連携・協力関係があること、そして通所または入所して指導を受けることが前提であること。判断するのは校長で、設置者である教育委員会と十分に連携して適切性を判断します。
施設が「出席扱いになります」と書いていても、最終的に決めるのは在籍校です。ASCHOOL-FREEは公式ページに「出席扱いになります」と書き、NIJINアカデミーは「希望者の97%が在籍校で出席扱い」と書いていますが、これらは施設側の説明です。お子さんの学校が必ず認めることを約束する数字ではありません。通知は、不登校の支援を「学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す」ものとも述べており、出席扱いだけで施設を選ぶ必要はない、という点も合わせて覚えておきたいところです。
図1 出席扱いを相談するときの進め方(通知の考え方にもとづく手順の例)
お子さんの気持ちを最優先に確かめる
出席扱いを目的に無理をせず、「行ってみたい」と感じるかを先に聞きます。
在籍校の担任・校長に早めに相談する
出席扱いの判断主体は学校です。通いたい施設の名前と、見学・体験の予定を伝えます。
施設に、学校へ共有できる資料があるか尋ねる
学習の計画や様子を学校へ伝えるための資料の出し方を確認します。
学校・施設・ご家庭で情報を共有し、定期的に見直す
合わなければ変える、増やす、減らすなど、途中での見直しを前提にします。

お子さんの状態別:選び方の分かれ道
ここまでの情報を、お子さんの状態に合わせた選び方としてまとめます。以下は、公式の記載を手がかりにした筆者による考え方の整理で、すべてのご家庭に当てはまる決まりではありません。
図2 こんなときは、こう考える(判断の目安)
学校には行けるが、教室に入りづらい
まず在籍校の校内教育支援センターを学校に相談。青森市では市内の小・中学校すべてに設置と市の資料にあります。
家から出る練習を、短時間から始めたい
公立の教育支援センター(弘前市は活動時間を短時間に制限と記載)や、週1日から通える浪岡校のハイブリッド型など。見学で雰囲気を確かめる。
費用をできるだけ抑えたい
青森市は公立のあおいもりが無料と資料にあり、他の市は公式で要確認。民間は有料のため、年間の総額で比較する。
勉強の遅れや進学を意識している
ASCHOOL-FREEは入試・通信制・高卒認定に対応と公式に記載。ちいさな学校も通信制高校のサポートを案内。公立の教育支援センターは学習支援を行う。
毎日は通えない、距離が遠い
五所川原市は分室でのリモート学習、弘前市はサテライトデー、浪岡校はオンライン併用など、通い方の工夫を確認する。
分かれ道のどれに当てはまるか迷うときは、「今、安心して過ごせる時間をつくること」を最優先にするのがおすすめです。学びの進め方や出席扱いは、安心できる場所が見つかってからでも考えられます。
見学・体験の前に確認したいことリスト
どの施設でも、見学や体験の前に次の点を確認しておくと、あとで「思っていたのと違った」を減らせます。公式ページで確認できなかった項目は、問い合わせの際にそのまま質問してください。
- 開所日・時間と、遅刻や早退、休む日の扱い
- 対象学年と、定員・空き状況
- 費用の総額(月額のほか、入会金・教材費・昼食代・交通費・行事費)
- 学校の出席扱いについて、施設としてどんな資料を出せるか
- お子さんの特性(感覚過敏、人前が苦手など)に対して、具体的にどんな配慮ができるか
- 冬場の天候による休みや、通い方の変更の連絡方法
- 合わなかったとき、やめる・変えるときの手続き
よくある質問(FAQ)
保護者の方からよく聞かれる疑問を10問にまとめました。答えは、公式ページや公的資料で確認できた範囲に限っています。確認できなかった点は「公式で要確認」としています。
Q1. 青森市・浪岡周辺にフリースクールはいくつありますか?
A. 青森市教育委員会の資料では、市が把握している市内のフリースクールは3団体で、令和8年3月時点の利用者は計8名とされています。本記事では、公式情報で確認できた民間の学び場4か所と、公立の教育支援センター4か所を掲載しました。把握されていない団体もあり得るため、「これで全部」という意味ではありません。
Q2. 公立の教育支援センターは無料ですか?
A. 青森市のフレンドリールームあおいもりは、市の資料の参考表に「無料」と記載されています。弘前市・黒石市・五所川原市は、今回確認した資料に費用の記載がなく、公式で要確認です。教材費や交通費などの実費が別にかかるかも、各施設へお尋ねください。
Q3. 公立の教育支援センターと民間のフリースクールは併用できますか?
A. 文部科学省の通知は、公立と民間が協力・補完することの意義を述べています。併用が可能かどうか、また出席扱いにどう影響するかは、在籍校と各施設の判断によります。まず在籍校へ相談してください。
Q4. 教育支援センターは、どうやって申し込みますか?
A. 五所川原市の資料では、通所の申込みと見学は在籍校を通して行うとされています。青森市の資料でも、あおいもりの問い合わせ先として在籍校の教頭・担任等が示されています。弘前市と黒石市は、今回の資料に申込方法の記載がなく、公式で要確認です。
Q5. フリースクールに通うと、学校の出席扱いになりますか?
A. 出席扱いにするかどうかは、在籍校の校長が教育委員会と連携して判断します。施設が「出席扱いになる」と説明していても、必ず認められる保証ではありません。お子さんの学校へ早めに相談してください。
Q6. 浪岡校は、毎週リアル教室に行かなければいけませんか?
A. 公式のリアル教室ページには、週1回から通えること、その日の体調や目的に合わせてリアルとメタバースのどちらに参加するかを選べることが書かれています。毎週の参加が必須かどうかの細かな運用は、公式ページに記載がなく、体験会で確認してください。
Q7. 浪岡校の費用はいくらですか?
A. 公式の学費ページでは、入学金33,000円(初月のみ)、メタバース通学が月25,443円、ハイブリッド通学が月41,943円〜(税込)です。リアル校の月額は16,500円〜で、校舎によって異なると注記されています。浪岡校個別のリアル校の金額は、公式で要確認です。
Q8. フリースクールの利用料に助成はありますか?
A. 青森市の資料では、月額上限2万円の助成を求める請願が取り上げられ、教育委員会は「現時点では実施は困難」としています。制度として実施されているわけではありません。他の市町村の助成の有無は、お住まいの教育委員会に直接ご確認ください。
Q9. 弘前市・黒石市・五所川原市から浪岡校に通えますか?
A. 浪岡校の公式教室ページには、弘前市、黒石市、五所川原市、秋田県大館市から通う生徒がいると書かれています。ただし、毎週通う場合の所要時間や費用、冬の天候の影響は、ご家庭で確認が必要です。リアル教室が週1日、残りがオンラインという形なので、遠方の方は参加の頻度を体験会で相談してください。
Q10. 中学3年生で進路が心配です。どの施設が合いますか?
A. 弘前市の資料では、フレンドシップルームに通室していた中学3年生21名全員が高校に進学したと記載されています。ASCHOOL-FREEは高校入試対策や高卒認定試験の対策、ちいさな学校は通信制高校のサポートを公式に案内しています。ただし、進路の見通しは個人差が大きいため、在籍校の先生や各施設に、具体的な進路相談の流れを確認してください。
まとめ:比べたうえで、一歩ずつ確かめる
青森市・浪岡周辺では、公式に確認できる学び場は、数も種類も限られています。だからこそ、「何を基準に選ぶか」を先に決めておくことが助けになります。確認できたことを、最後に振り返ります。
- 3つの層(学校の中、公立の学校外、民間)を知ったうえで、組み合わせを考える。
- 公立の教育支援センターは、青森市・弘前市・黒石市・五所川原市にあり、費用は青森市のあおいもりのみ「無料」と確認できた。他は公式で要確認。
- 民間は有料で、方針・日程・費用が施設ごとに異なる。NIJINアカデミー青森浪岡校は、週1日のリアル教室とオンラインを組み合わせる形。
- 出席扱いを決めるのは在籍校。施設の「出席扱いになる」という説明は、保証ではない。
- 迷ったら、見学・体験でお子さんの反応を見る。合わなければ変えてよい。
お子さんが安心して過ごせる場所は、一つとは限りません。この記事の表を手がかりに、気になった施設の公式ページで最新の情報を確認し、お子さんと一緒に見学や体験を重ねてみてください。
そのほかの相談先(県の支援機関マップより)
表5 施設に通うタイプではない主な相談先(青森県の支援機関マップ令和8年度などによる)
| 名称 | 所在地・電話 | 内容 |
|---|---|---|
| 子ども・若者サポート「つがる・つながる」 | 青森市佃3-2-6/090-2987-4053 | 訪問支援(メンタルフレンドの派遣。1回1,250円+交通費と記載) |
| 発達凸凹共育会「はぐとも」 | 青森市/090-5832-5751 | 生活スキルを育てるプログラム、相談(小中高大生本人の相談は無料と記載) |
| 特定非営利活動法人 team Step by Step | 弘前市城東3-11-11/0172-88-6941 | 登校支援、不登校の子どもの居場所づくり、保護者の相談支援。対象は「何らかの障がいをお持ちの小学1年〜」と記載。費用は無料(障害福祉サービスの規定に準ずる)と記載 |
| 弘前市 こども悩み相談電話(教育センター) | 0172-26-2110 | いじめ、不登校、学習や人間関係の悩みの相談。平日8:30〜17:00(弘前市の資料) |
電話番号や受付時間は変わることがあります。ご利用の前に、最新の情報を各窓口でご確認ください。
出典(全て2026年10月29日確認)
- 青森市教育研修センター フレンドリールームあおいもり(公式)
- 青森市教育委員会資料(フリースクール3団体・あおいもり・校内教育支援センター・請願)
- 青森市教育委員会資料(請願の審議)
- 青森市教育委員会資料(校内教育支援センター・特認校)
- 青森県 支援機関マップ(令和8年度)
- 青森県 子ども・若者支援機関(学校・家・友達のことで困っている)
- 弘前市 教育センター(公式)
- 弘前市 教育委員会資料(令和7年度)
- 弘前市 学校教育(2025)
- 黒石市 教育委員会(公式)
- 五所川原市教育支援センターのご案内(PDF)
- NIJINアカデミー青森浪岡校(公式)
- NIJINアカデミー 学費・プラン(公式)
- NIJINアカデミー リアル教室(公式)
- NIJINアカデミー青森浪岡校 開校告知(PR TIMES)
- フリースクールあおもりサニーヒル(公式)
- ちいさな学校(公式)
- ASCHOOL-FREE(公式)
- ASCHOOL-FREE 料金(公式)
- ASCHOOL-FREE 概要(公式)
- 文部科学省 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)
- 同 別記1(民間施設での相談・指導の出席扱い)
にじいろ編集部(株式会社NIJIN提供)/情報確認日:2026年10月29日


