「田原市で通えるフリースクールを探している」
「小学生や中学生でも利用できる場所はある?」
「学校になじめないとき、まずどこに相談すればいいの?」
不登校のお子さんの居場所や学びの場を探すとき、このような疑問を持つ保護者は少なくありません。
田原市には、教育サポートセンター・適応指導教室「くすの木教室」や、中学校に設置が進められている校内教育支援センターなど、複数の支援先があります。
この記事では、田原市で利用を検討できる支援先や、就学援助制度、出席扱いの考え方まで分かりやすく紹介します。
📝 この記事で分かること
- 田原市で利用できる不登校支援施設
- 教育サポートセンター・「くすの木教室」の利用方法
- 相談窓口と就学援助制度
- フリースクール利用家庭への支援状況
- 出席扱いを希望するときの相談先
田原市のおすすめフリースクール・支援施設比較一覧
田原市内から利用を検討できる主な支援先を、対象や特徴ごとに整理しました。
対象学年、利用条件、開室日、申請方法などは変更される場合があります。利用を検討する際は、各施設や田原市の窓口へ直接ご確認ください。
| 名称 | 主な対象 | 特徴 | 相談先 |
|---|---|---|---|
| 教育サポートセンター・くすの木教室 | 田原市内の小中学生 | 公的な通所・相談支援施設 | 教育サポートセンター |
| 校内教育支援センター | 中学生 | 在籍校内の居場所(設置が進められている) | 在籍校 |
| 学校内の相談体制 | 小学生・中学生 | スクールカウンセラー等による相談 | 在籍校 |
田原市で利用できる支援施設3選
ここからは、それぞれの支援施設の特徴を詳しく紹介します。
掲載順は、支援内容の優劣を示すものではありません。
1.教育サポートセンター・適応指導教室「くすの木教室」
「くすの木教室」は、田原市が設置する公的な適応指導教室です。田原市ふるさと教育センター内の教育サポートセンターで、いじめ・不登校・ひきこもりなどの相談に対応しています。
学校に登校できない児童生徒とその保護者を、生活への適応や学校復帰に向けて支援しています。
- 所在地:田原市野田町籠田3(田原市ふるさと教育センター内)
- 対象:田原市内の小中学生とその保護者
- 相談時間:午前9時〜午後5時(月〜金曜日)
- 問い合わせ:0531-36-6614
まずは教育サポートセンターへ相談してみましょう。子ども・若者総合相談窓口「はなそう」も同じ施設内にあります。
2.校内教育支援センター
田原市では、学校に気持ちが向かない生徒のための「校内教育支援センター」の設置が中学校を中心に進められています。「くすの木ルーム」など、学校内・家庭・民間フリースクールと連携しながら支援する仕組みづくりが図られています。
転校せず、通い慣れた学校の中で安心できる居場所を探したい場合の選択肢になり得ますが、設置状況は学校ごとに異なります。
- 所在地:各中学校内
- 対象:中学生
- 相談先:在籍校の担任、学年主任、教育相談担当者
- おすすめの人:通い慣れた学校の中に別の居場所を求めている子
設置状況や利用方法は学校によって異なります。まずは在籍校へお問い合わせください。
3.学校内の相談体制
田原市内の小中学校では、スクールカウンセラーなどによる相談活動が行われています。
まずは在籍校の担任や相談担当者に相談することも選択肢のひとつです。
- 所在地:各在籍校
- 対象:小学生・中学生とその保護者
- 相談先:在籍校の担任、学年主任、スクールカウンセラー
- おすすめの人:まずは身近な学校関係者に相談したい家庭
不登校やひきこもりに関する相談は、教育サポートセンターでも受け付けています。学校に相談しにくい場合の窓口として利用できます。
田原市の相談窓口と就学援助制度

田原市の相談窓口
学校生活の悩みについては、教育サポートセンターや在籍校のスクールカウンセラーなどが利用できます。
| 相談先 | 相談内容 | 日時 |
|---|---|---|
| 教育サポートセンター | いじめ・不登校・ひきこもりの相談 | 月〜金 9:00〜17:00 |
| 子ども・若者総合相談窓口「はなそう」 | 子ども・若者に関する幅広い相談 | ふるさと教育センター内 |
学校内では、スクールカウンセラーによる相談活動も行われています。詳しくは在籍校へお問い合わせください。
就学援助制度
田原市には、経済的な理由で学用品費などの支払いが難しい家庭を対象とした就学援助制度があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 市民税非課税世帯、児童扶養手当受給世帯など、経済的にお困りの世帯 |
| 援助内容 | 学用品費、学校給食費など学校生活で必要な費用 |
| 申請方法 | 在学する小中学校の就学援助担当の先生へ相談 |
| 問い合わせ | 0531-23-3530(教育部 教育総務課) |
田原市議会での答弁では、フリースクール利用家庭に対する交通費や学用品費の支援、親の会への支援を実施しているとの説明がありました。ただし、具体的な制度内容や金額、申請方法は公式サイト上でまとまった案内が見当たらないため、利用を検討する場合は学校教育課へ直接お問い合わせのうえご確認ください。
田原市で支援先を選ぶポイント3つ
1.お子さんが安心して過ごせるか
支援先を選ぶときに最も大切なのは、お子さんが安心して過ごせるかどうかです。
見学後に「また行きたい」「ここなら過ごせそう」と感じているか、表情や言葉を確認しましょう。
2.スタッフが親子の話を聞いてくれるか
子どもの困りごとや好きなことを丁寧に聞いてくれるかを確認しましょう。
保護者の不安にも向き合い、本人の状態に合わせて支援方法を考えてくれる場所が望ましいでしょう。
3.出席扱いや支援制度の対象になるか
教育サポートセンターへの通所は、在籍校の判断により出席として扱われる場合があります。
民間のフリースクールを利用する場合は、在籍校との連携実績や、交通費等の支援が受けられるかを事前に確認しましょう。
見学・相談前に確認しておきたいチェックリスト
- □ 週何日から利用できますか?
- □ 短時間だけの利用はできますか?
- □ 利用料金や交通費以外の追加費用はいくらですか?
- □ 在籍校との連携実績はありますか?
- □ 出席扱いとなった事例はありますか?
- □ 学習はどのように進めますか?
- □ 発達特性や感覚面への配慮はありますか?
- □ 保護者が相談できる機会はありますか?
フリースクールは出席扱いになる?申請・相談先も解説

教育サポートセンターや校内教育支援センターへの通所は、在籍校の判断により出席として扱われる場合があります。
民間のフリースクールを利用する場合も、活動が在籍校の出席扱いとして認められることがありますが、通えば自動的に出席扱いになるわけではありません。
出席扱いとするかどうかは、在籍する学校の校長が、学習内容や施設との連携状況などを踏まえて判断します。
出席扱いを希望する場合は、利用開始前に在籍校へ相談してください。
申請・相談先は在籍校です。担任、学年主任、教育相談担当者などへ相談しましょう。在籍校へ相談しにくい場合は、教育サポートセンターに相談する方法もあります。
動画で見る|不登校・引きこもり・発達障害など学校に合わないすべての子どもが輝く教育機関
学校以外にも、その子に合う学びの場があります
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。不登校・発達特性のある子どもたちが全国から通っています。在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
NIJINアカデミー
「ALL HAPPY」を掲げる小中一貫のオルタナティブスクール。累計1,000名以上が入学し、在籍校と連携した97%の出席認定率を公表しています。
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学校以外の学びの場は、この10年で制度が大きく変わりました。いまは「学校復帰だけがゴールではない」というのが国の公式な立場です。選択肢の全体像と、それぞれが制度上どう扱われるかを押さえておくと、進路の話が現実的になります。
下の資料はすべて国・自治体・公的機関が出している一次情報です。学校や教育委員会と話すときは、この原文を示しながら相談すると、担当者によって対応が変わることを避けられます。
| 資料 | 何がわかるか |
|---|---|
| 文部科学省「学びの多様化学校の設置者一覧」 | 全国84校。旧・不登校特例校の全リスト |
| 文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」 | 高校に通わずに大学受験資格を得る制度 |
| 文部科学省「就学援助」 | 学用品費・給食費などの経済的支援 |
| 文部科学省「令和6年度 問題行動・不登校等調査」 | 小中の不登校353,970人。全国の最新の実数 |
| 文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」 | 「登校という結果のみを目標にしない」という国の方針 |
| 同 別記1(学校外の施設で相談・指導を受ける場合) | 教育支援センター等に通った日を出席扱いにする要件 |
| 同 別記2(自宅でICT等を活用した学習) | 自宅学習を出席扱いにする7つの要件 |
| 文部科学省「欠席中に行った学習の成果に係る成績評価」 | 2024年8月の改正。学習成果を成績に反映できる3要件 |
| 文部科学省「COCOLOプラン」 | 誰一人取り残されない学びの保障に向けた国の対策 |
| 文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」 | 全国1,045市区町村の公式相談窓口 |
| 教育機会確保法(e-Gov法令検索) | 第13条が「休養の必要性」を条文で認めている |
| こども家庭庁「子育て支援」 | 子育て世帯が使える支援制度の全体像 |
| 国立教育政策研究所「生徒指導リーフ」 | 研究にもとづく生徒指導の考え方をまとめた資料 |
学校に相談するときの進め方
① 支援の目標をすり合わせる
「令和元年10月25日の通知にあるとおり、登校という結果だけを目標にするのではなく、社会的な自立を目指す形で相談させてください」——最初にここを共有しておくと、その後の話が噛み合いやすくなります。
② 具体的な場所を挙げる
「教育支援センターの利用を考えています」「オンラインのスクールを検討しています」と場所を具体的に伝えます。抽象的な相談より判断してもらいやすくなります。
③ 出席扱いの要件を一緒に確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
④ 決めたことを記録に残す
面談のあとに「本日確認したこと」をメールなどで送っておくと、担任が変わっても引き継がれます。学校側にとっても助かる手順です。
つらいときの相談先(24時間・無料)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(全国どこからでも、24時間・無料。子ども本人も保護者も利用できます)
- お住まいの市区町村の教育委員会 教育相談室/教育センター(全国1,045市区町村の窓口一覧)
この記事は情報提供であり、医療的・心理的な診断や個別の助言に代わるものではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけ医やスクールカウンセラーにご相談ください。
田原市で使える公的な支援と相談窓口
民間の教室やスクールを探す前に、田原市で公的に使える支援を知っておくと、費用も選択肢の幅も変わります。市区町村の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)は利用料が原則無料で、通った日は在籍校の出席扱いにできます。
愛知県の小中学校の不登校児童生徒数は24,927人(令和6年度・文部科学省調査)。在籍者に占める割合は約4.18%で、全国平均は約3.86%です。ひとりで抱えている家庭が、それだけ多くあるということでもあります。
田原市の公式窓口
文部科学省が公開している田原市の公式窓口です。まずここから確認してください。
| 窓口・施設名 | リンク |
|---|---|
| 教育相談|田原市 | 公式ページを見る |
愛知県全体の相談窓口
| 窓口 | リンク |
|---|---|
| 不登校でお悩みの児童・生徒、保護者の皆さまへ | 公式ページを見る |
| 24時間電話相談「子どもSOS ほっとライン24」 | 公式ページを見る |
| SNS相談窓口「あいちこども相談」について | 公式ページを見る |
| 不登校かなと思ったときの相談窓口 | 公式ページを見る |
| 24時間子供SOSダイヤル(全国共通・無料) | 0120-0-78310 |
愛知県内47市区町村の窓口をまとめた一覧は、愛知県の教育支援センター(適応指導教室)一覧にあります。掲載しているリンクはすべて実際にアクセスして到達を確認済みです。
田原市で相談を始めるときの進め方
どこに何を聞けばいいか分からないまま電話すると、たらい回しになりがちです。順番を決めておくと、1本の電話で話が進みます。
相談の順番
① 在籍校か、市区町村の教育相談窓口に連絡する
担任・スクールカウンセラーに伝えるか、田原市の教育委員会(教育相談室)に保護者から直接電話します。多くの自治体が保護者からの直接相談を受け付けています。
② 「今すぐ通えますか」「対象は何年生からですか」を最初に聞く
教育支援センターは定員があり、小4以上を対象とする自治体が多いです。ここを最初に確認すると、次の手を早く打てます。
③ 見学・体験から始める
保護者だけの見学から始めても構いません。部屋の雰囲気と、指導員との相性を見てください。
④ 出席扱いの扱いを学校と確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
費用の負担を軽くする制度
- 教育支援センターは利用料が原則無料(教材費・昼食・交通費は自己負担の場合あり)
- 就学援助(学用品費・給食費などの補助)は、田原市の教育委員会が窓口です
- フリースクール利用料の補助制度を設けている自治体も増えています。田原市に制度があるか、教育委員会に直接お問い合わせください
田原市に関するよくある質問
Q. 田原市の教育支援センターは無料ですか?
A. 利用料は原則無料です。市区町村の教育委員会が運営する公的機関のためです。ただし教材費・体験活動の材料費・昼食・交通費は自己負担になることがあります。給食がない施設が多く、弁当持参が一般的です。
Q. 田原市で通える場所がない場合はどうすればいいですか?
A. ①在籍校の校内別室(保健室登校を含む)を確認する、②訪問型支援があるか窓口で聞く、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)を学校と相談する、④オンラインを検討する——の順で当たるのが現実的です。愛知県の状況によっては、通える範囲に施設がないこともあります。
Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?
A. 教育機会確保法の第13条は、「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。文部科学省の通知も「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」と述べています。
フリースクールの利用交通費は補助してもらえますか?
田原市議会の答弁では、フリースクール利用家庭への交通費・学用品費の支援を実施しているとされています。詳細は教育委員会へ直接ご確認ください。
「くすの木教室」はどこにありますか?
田原市野田町籠田3の田原市ふるさと教育センター内にあります。教育サポートセンターも同じ施設内にあります。
校内教育支援センターはどこの学校にありますか?
中学校を中心に設置が進められています。設置状況や利用方法は学校ごとに異なるため、詳しくは在籍校へご確認ください。
見学や相談だけでも申し込めますか?
教育サポートセンターでは、まず電話で相談することから始められます。すぐに利用を決める必要はありません。
まとめ|田原市でお子さんに合う支援先を探そう
田原市には、教育サポートセンター・適応指導教室「くすの木教室」や、中学校に設置が進む校内教育支援センターなど、複数の支援先があります。
フリースクール利用家庭への交通費等の支援も行われているとされていますが、詳細は窓口での確認が必要です。就学援助制度など経済的な支援の仕組みもあわせて確認しましょう。
支援先を選ぶときは、制度や知名度だけで判断せず、お子さんが安心して過ごせるかを最優先に考えましょう。
- お子さんが安心して過ごせるか
- スタッフが親子の話を聞いてくれるか
- 無理なく利用を続けられるか
この3つを確認しながら、ご家庭に合う支援先を探してみてください。
掲載情報について
この記事は2026年7月時点で確認できた情報をもとに作成しています。対象学年、支援内容、相談窓口、施設の運営状況などは変更される場合があります。利用を検討する際は、必ず各施設または田原市教育委員会の公式窓口で最新情報をご確認ください。
つらい気持ちを今すぐ話したいとき(全国共通・24時間)
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310
お子さんからでも、保護者の方からでも相談できます。お住まいの地域の教育相談センターにつながります。

