小松市から通えるフリースクール5選|市内に民間が見当たらない地域の探し方【2026年版】

小松市には、小中学生が平日の昼間に通える民間のフリースクールが、市内に見当たりません。市内にあるのは「中高生のための」居場所(利用は無料・小松市の委託事業)と、市の適応指導教室、県立の教室です。⚠️ 石川県・小松市ともに、保護者がフリースクール利用料の補助を受けられる制度も確認できませんでした。だからこそ、加賀市・野々市市・白山市まで視野を広げた比較と、通わない形の選択肢が必要になります。
この記事でわかること
  • ⚠️ 小松市内の「龍すけポケット」は中高生のための居場所で、小学生の受け入れ可否は公式サイトに記載がないこと(利用は無料)
  • ⚠️ 月謝を公開していない施設が2か所あり、相場を断定できないこと。逆に公開している2か所は入学金22,000円・月30,000円の水準
  • 石川県は民間フリースクールの一覧を公表しておらず、保護者向けの利用料補助も確認できないこと
  • 近くに合う場所がないときの3つ目の選択肢と、オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
この記事について

掲載しているのは、石川県・小松市の公式サイトおよび各施設の公式サイトで実在を確認できた場所だけです(2026年9月13日確認)。掲載は推薦や保証ではありません。NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。その前提でお読みください。費用や開設日は変わることがあるので、最終的にはかならず各施設に直接ご確認ください。

目次

小松市内には、小中学生が通える民間フリースクールが見当たりません

最初に、探しても見つからない理由をお伝えします。小松市内で公式サイトを確認できた民間の居場所は「龍すけポケット」1か所で、そのサイトのタイトルは「中高生のための安心できる居場所」です。⚠️ 小学生の受け入れ可否は公式サイトに記載がありません。さらにこの事業は「この事業は、小松市から委託を受け運営しています。」と明記されており、純粋な民間の自主運営とも性格が違います。

もうひとつ、探しにくい理由があります。石川県は民間フリースクールの一覧を公表していません。石川県教育委員会の保護者向け「支援ガイド」には、県の「やすらぎ教室」と市町の教育支援センターの一覧は載っていますが、民間については「また、その他支援団体として民間のフリースクールもあります。」という一文だけで、施設名の一覧はありません。茨城県や鳥取県のように県がPDFで一覧を出している地域とは、探し方がまったく違います。

⚠️ 費用の面でも厳しい条件があります。石川県・小松市ともに、保護者がフリースクール利用料の補助を受けられる制度は、今回の調査では確認できませんでした。県の支援ガイドに利用料の補助や助成の記載はなく、小松市の公式サイトにも該当するページが見当たりません。制度がないと断定はできないので、小松市教育委員会 教育研究センター(0761-24-8174)に確認してください。

そして相場についても正直に書きます。この記事に載せた4か所のうち、月額を公開しているのは2か所だけです。フリースクールBASEが入学金22,000円・週5日コース月額30,000円、ワンネススクールとてくてくの杜は月額を公開していません(ワンネススクールは公開しない理由まで公式に書いています)。⚠️ 2か所が非公開なので、小松市周辺の相場はこの記事では断定しません。問い合わせのときは月謝だけでなく、入学金・保険代・給食の実費・必須のオプションまで足した1年間の総額で聞いてください。

小松市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。

スクール名 エリア 対象 形態 費用の目安
龍すけポケット 石川県小松市龍助町77 中高生(⚠️ 小学生の可否は記載なし) 毎週月・水・木・土。月・水・木 13:00 ~ 17:00/土 10:00 ~ 18:00(長期休暇中は10:00〜18:00) ご利用は無料(事前登録が必要)
てくてくの杜(加賀キッズスクール) 石川県加賀市大聖寺上福田町ハ5番地(第一園舎)/大聖寺新町1-1(第二園舎) 小学校・中学校 8:00 集合〜16:00 解散(⚠️ 開所曜日の記載なし) ⚠️ 月謝の記載なし。オンラインサロン月額1,980円が入園時に必須/体験 子供1名1日5,500円(税込・昼食代・保険代込み)
フリースクールBASE 〒921-8805 石川県野々市市稲荷2丁目26−1 小学生〜高校生 平日13時〜16時(⚠️ 午前開所の案内が別にあり要確認) 入学金22,000円/週5日コース月額30,000円/変動性コース 月額3,500円×利用日数/無料体験あり
ワンネススクール 鳥越校舎=〒920-2362 石川県白山市別宮町ロ8/金沢校舎=〒921-8164 石川県金沢市久安5丁目8 小学5年生ごろからおおむね18歳ごろ 2026年9月から月〜木の最大4日(⚠️ 時刻の記載なし) ⚠️ 月額・入会金は非公開(理由を公式に明記)/体験チケット1日1回2,000円の3枚つづり6,000円/給食実費300円
NIJINアカデミー メタバース校舎 オンライン(自宅から) 小1〜中3(就学前も入学可/高校段階は別組織) 平日毎日開校。月100コマ以上の授業から選んで受講 月25,443円(税込)/入学金33,000円(初月のみ)

5校を1校ずつ紹介します

1. 龍すけポケット(小松市龍助町・市内で唯一・利用は無料)

運営:きらりラボ(「この事業は、小松市から委託を受け運営しています。」と公式に記載)

小松市内で公式サイトを確認できた唯一の居場所です。利用は無料ですが、対象は「中高生のための」と書かれています。

公式サイトの説明は「体験や出会いを通して、安心できる居場所を目指しています。」。開所は毎週 月・水・木・土で、月・水・木曜日 13:00 ~ 17:00、土曜日 10:00 ~ 18:00、「※長期休暇中は10:00〜18:00」。⚠️ 平日は午後からの開所なので、学校の時間帯をまるごと過ごす場所としては使えません。土曜日が10時から18時まで開いているのは、平日に外に出るのがつらい段階では意味があります。

費用は「ご利用は無料です。」。そして「ご利用には事前登録が必要です。」と書かれているので、いきなり行く形ではありません。「見学、お問合せはこちらまで。」として2つの番号が案内されています(お問合せ 090-1317-0833/ご相談 090-1395-0832)。活動は「食」「愉」「学」の3つに分けて紹介されています。

⚠️ いちばん大事な確認事項です。サイトのタイトルは「中高生のための安心できる居場所「龍すけポケット」」で、小学生の受け入れ可否についての記載はありません。小学生のお子さんの場合は、勝手に「通える」と考えず、まず090-1317-0833に確認してください。また出席扱いについての記載も公式サイトには見当たりません。

もうひとつ、性格を正しく理解しておきたい点があります。フッターに「この事業は、小松市から委託を受け運営しています。」と明記されています。つまり市の事業として運営されている居場所で、民間が独自に開いているフリースクールとは前提が違います。無料である理由もここにあります。

  • 所在地:石川県小松市龍助町77(駐車場は「龍ポケの2軒隣(長保屋茶舗さん)の奥。5.6.7.いずれかにお停め下さい」と案内)
  • 開所:毎週月・水・木・土。月・水・木 13:00 ~ 17:00/土 10:00 ~ 18:00(長期休暇中は10:00〜18:00)
  • 対象:中高生(⚠️ 小学生の可否は記載なし・要確認)
  • 費用:ご利用は無料(事前登録が必要)
  • 運営:きらりラボ。「この事業は、小松市から委託を受け運営しています。」
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:090-1317-0833(お問合せ)/090-1395-0832(ご相談)

出典:中高生のための安心できる居場所「龍すけポケット」(きらりラボ)(2026年9月13日確認)

2. てくてくの杜(加賀キッズスクール)(加賀市大聖寺・8時集合で1日の流れがある)

運営:てくてくの杜(⚠️ 法人名の記載なし・要確認)

保育園とフリースクールを併せて運営しています。通い方を3つから選べますが、月謝が公開されていません。

通い方が3つあります。公式のよくある質問には「フル通学:毎日通う」「1日参加:好きな時に通う」「短期留学:遠方からも参加可能」と並び、「必ず毎日通う必要はなく、『学校に行きたくない時/たまに息抜きしたい時/通うことはできないけど時々来たい』など、お子様のご希望に合わせてご参加頂くことができます。」と書かれています。行ける日だけ行く形が最初から想定されているのは、心強い書き方です。

1日の流れは「8:00 集合時間 校舎の掃除」から始まり、9:00 ~ 12:00 午前の活動、12:40 お昼ご飯、13:30 ~ 15:30 午後の活動、15:30 振り返り、16:00 解散。「日によって、朝練のために7時に集合することも。」という記載もあります。⚠️ 集合が8時なので、朝に起きられない時期にはハードルが高くなります。給食は「基本的には給食は自分たちで作ります。作って食べるだけでなく、材料を考える、調達するところから行います。」という方針です。

⚠️ 費用でいちばん注意したいのがここです。フリースクールの入会金・月謝は公式サイトに金額の記載がありません。そのうえで、オンラインサロンについて「入会・退会は自由です。ただし、保育園・フリースクールに入園される方はご入会が必須となります。」と書かれています。サロンは月額1,980円。つまり月謝に加えて月1,980円が必ずかかるという構造です。合計を計算するときは必ず足してください。

体験は「体験参加ができます。」として、費用は「子供1名|1日|5,500円 ※税込。昼食代・保険代込み」、大人は「1名 昼食代|500円 ※初日は親子参加必須、あとは任意」。そして「体験初日はフリースクールではなく、保育園から親子で見学・参加をしていただいております。複数日間での体験をお勧めします。」という順番が決まっています。⚠️ 大人だけの見学は「研修を受けられる方のみの受け入れ」となっているので、まず親が1人で様子だけ見る、ということはできません。出席扱いについての記載も見当たりませんでした。

  • 所在地:【第一園舎】〒922-0004 石川県加賀市大聖寺上福田町ハ5番地/【第二園舎】〒922-0063 石川県加賀市大聖寺新町1-1
  • 1日の流れ:8:00 集合・校舎の掃除/9:00 ~ 12:00 午前の活動/12:40 お昼ご飯/13:30 ~ 15:30 午後の活動/15:30 振り返り/16:00 解散(⚠️ 開所曜日の記載なし)
  • 対象:小学校・中学校
  • 費用:⚠️ 月謝の記載なし。オンラインサロン月額1,980円が入園時に必須
  • 体験:子供1名1日5,500円(税込・昼食代・保険代込み)/大人の昼食代500円。初日は保育園から親子で参加
  • 通い方:フル通学/1日参加/短期留学の3つ
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)

出典:てくてくの杜(加賀キッズスクール)「よくある質問」(2026年9月13日確認)

3. フリースクールBASE(野々市市稲荷・料金がはっきり公開されている)

運営:合同会社OWNERS

この記事のなかで、料金がもっとも明確に公開されている施設です。無料体験もあります。

公開されている料金はこうです。「入 学 金 22,000円」(公式の表記は「入会金」ではなく「入学金」です)、月謝は「①週5日コース 月額 30,000円」と「②変動性コース 月額 3,500円×利用日数」。変動性コースがあるのが大きい点です。たとえば月に4日だけなら14,000円、8日なら28,000円。行ける日数が読めない時期に、払いすぎずに始められます。

対象は「小学生〜高校生」。開校時間は「平日13時〜16時」です。⚠️ ただし料金表のすぐ下に「【最新】午前開所についてはこちらからご覧ください」という案内があります。午前の開所が別に始まっている可能性があるので、現在の開校時間は必ず確認してください。

利用の流れは4段階で案内されています。「ご相談 公式LINEもしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。」→「無料体験 BASE校舎にお越しいただき、実際の活動などご見学ください。ご希望であれば当日の活動にもご参加いただけます。」→「入会手続き」→「ご利用開始」。体験が無料で、しかも「ご希望であれば」参加という書き方なので、見るだけで帰ることもできます。

場の性格は「学校でも家でもなく、こどもたちが安心して学べる第3の居場所となります。」「勉強、ゲーム、お絵描き、ものづくり、スポーツ――BASEでの過ごし方は基本的に自由。」と書かれています。⚠️ 出席扱いについての記載は公式サイトに見当たらないため、ここは要確認です。

  • 所在地:〒921-8805 石川県野々市市稲荷2丁目26−1
  • 開校時間:平日13時〜16時(⚠️ 午前開所の案内が別にあり要確認)
  • 対象:小学生〜高校生
  • 費用:入学金22,000円/①週5日コース 月額30,000円/②変動性コース 月額3,500円×利用日数
  • 体験:無料体験あり(見学のみも可・当日の活動参加は希望制)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:080-1951-4939(公式LINEまたはフォームからの相談を案内)

出典:フリースクールBASE(合同会社OWNERS)(2026年9月13日確認)

4. ワンネススクール(白山市鳥越校舎・金沢市久安校舎・出席扱いの実績を公表)

運営:NPO法人ワンネススクール

この記事のなかで、出席扱いについて実績を書いているのはここだけです。ただし費用は非公開です。

まず出席扱いについて。公式サイトにはこう書かれています。「基本的には学校長の判断ですが、今までほとんどのフリースクール生は学校の出席扱いとなっています。」「対応します」ではなくこれまでどうだったかを書いている点が、この記事のほかの施設と大きく違います。出席扱いを前提に検討している場合、最初に話を聞く先になります。

対象は「小学5年生ごろからおおむね18歳ごろ」。⚠️ 小学4年生以下は対象外と読めるので、低学年の場合は別の選択肢を先に見てください。開所は「2026年9月からフリースクールは月~木の最大4日になりました。」という記載で、曜日別に内容が分かれています(月=調理と自由時間、火=ストレッチ・ミーティング・スポーツ、水木=鳥越校舎での活動)。⚠️ 開所の時刻についての記載は見当たりませんでした。

⚠️ 費用は非公開です。しかも公開しない理由まで書かれています。「活動の中身よりも金額のみで断念されてしまう方もいらっしゃるので、費用はあえて公開しておりません。」。判断を留保する材料としては誠実ですが、予算を組みたい家庭にとっては先に問い合わせが必要ということです。分かっているのは体験の費用で、「1日1枚の有料チケット制です。チケットは1日1回2000円の3枚つづり(計6000円)」。見学で給食を一緒に食べる場合は実費300円です。

見学から参加までの段取りがていねいです。①相談(無料)→②保護者見学(無料/食事をすると実費300円)→③本人見学(無料)→④2,000円チケットでの有料体験→⑤代表・スタッフ・保護者・本人での面談→⑥段階的に参加開始。保護者だけで先に見に行けるのは、この記事のなかでここだけです。鳥越校舎は「白山麓の旧鳥越村(白山市)にある、廃保育所を利用した校舎」で、⚠️ 鳥越校舎には電話がないため、連絡は金沢校舎(076−259−5359/月から金、9時から17時ごろまで)になります。

  • 所在地:鳥越校舎=〒920-2362 石川県白山市別宮町ロ8(電話はありません)/金沢校舎・事務所=〒921-8164 石川県金沢市久安5丁目8
  • 開所:2026年9月から月~木の最大4日(⚠️ 時刻の記載なし)
  • 対象:小学5年生ごろからおおむね18歳ごろ(⚠️ 小4以下は対象外と読めます)
  • 費用:⚠️ 月額・入会金は非公開。「費用はあえて公開しておりません。」と明記
  • 体験:1日1回2,000円のチケット3枚つづり(計6,000円)/給食の実費300円/相談・保護者見学・本人見学は無料
  • 出席扱い:「今までほとんどのフリースクール生は学校の出席扱いとなっています」と公式に記載
  • 問い合わせ:076−259−5359(月から金、9時から17時ごろまで)

出典:NPO法人ワンネススクール「フリースクール」(2026年9月13日確認)

5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)

運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)

家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。

ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、小松市のどこに住んでいても条件は変わりません。

メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。

費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。

  • 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
  • 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
  • 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
  • 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
  • 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
  • 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
  • サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
  • 体験:オンラインの無料体験会あり

出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月12日確認)

その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください

小松市の適応指導教室は「ふれあい教室」です。石川県の支援ガイドの記載では所在地が小松市小馬出町1番地、電話は0761-24-8124。小松市教育研究センターのサイトには、開室について「* 毎週月曜日から金曜日(祝日は除く)」「* 開室は9:00~15:30です。」と書かれています。対象は「小松市内の小・中学校に在籍する不登校の児童・生徒」。⚠️ 費用についての記載はないため、上の番号で確認してください。

支援の中身がていねいに書かれています。方針は「「居場所づくり」「自分探し」「学習支援」を柱 に、登校支援、社会への自立を 目的とする視点によって支援します。」「学校、家庭との連携を密にして,個々に応じた支 援を行ないます。」。個別の支援は「個人面談,保護者との面談,学校・担任との連携,学習指導,絵画・音楽鑑賞,読書など」、集団への支援は「体験活動,調理実習,工作実習,図書館利用,スポーツなど」。📌 保護者との面談が支援内容に入っているのは、親だけが先に相談に行ける余地があるということです。

相談だけしたい段階なら、小松市教育研究センターの教育相談があります。相談内容は「不登校・登校しぶり・発達・発育の課題・友人関係・情緒不安定など全般の不安や悩みについての相談」で、電話は0761-24-8174(教育研究センター)。⚠️ 費用の記載はありません。あわせて、小松市内には石川県が設置した「やすらぎ小松教室」もあります(小松市島田町イ85-1/小松北高校内/0761-23-6669)。市の教室とは設置者が違うので、両方たずねてみる価値があります。

近隣の市の教育支援センターも、県の支援ガイドに一覧で載っています。加賀市「Being」=加賀市三木町二98-1/0761-73-0118、能美市「ふれあい教室」=能美市秋常町チ115番地/0761-58-7867、白山市「ふれあい教室」=白山市古城町2/076-275-7566、野々市市「ふれあい教室」=野々市市本町4丁目21-27/076-248-8456。⚠️ ただし市町の教育支援センターはその市町の学校に在籍していることが前提になるのが一般的なので、小松市から他市の教室に通えるとは考えないでください。そして石川県は民間フリースクールの一覧を公表していません。支援ガイドの記載は「また、その他支援団体として民間のフリースクールもあります。」の一文だけです。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。

そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。小松市内には、小中学生が平日の昼間に通える民間のフリースクールが見当たらず、県も民間施設の一覧を公表していません。加賀市・野々市市・白山市まで広げても4か所で、そのうち2か所は月謝を公開していません。フリースクールの数と性格は地域によって大きく違い、都市部と同じ前提で探すと必ず行き詰まります。

そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。

オンラインが向いているのは、こういうときです

オンラインを検討したほうがいいサイン
  • 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
  • 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
  • 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
  • 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
  • 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい

とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。

オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと

ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。

  • ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
  • ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
  • ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
  • ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します

③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。

⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。小松市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。

見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。小松市周辺では特に、費用の総額に直結する1つを必ず聞いてください。

見学のときに聞くこと
  • 月謝のほかに、1年間でかかるお金を全部教えてください(入学金・年会費・保険代・給食や昼食の実費・必須のオンラインサロン・教材費・行事費)
  • これまで何人が在籍校で出席扱いになりましたか
  • 今日みたいに気持ちが不安定な日に、途中で帰ることはできますか
  • 在籍校への出席報告は、誰がどの頻度で行っていますか
  • うちの子と年齢の近い子は、今何人くらい来ていますか
  • 合わなかったときに、途中でやめる手続きと費用はどうなりますか

よくある質問

小松市に、フリースクール利用料の補助制度はありますか。
今回の調査では確認できませんでした(2026年9月13日時点)。石川県教育委員会の保護者向け「支援ガイド」に利用料の補助や助成の記載はなく、小松市の公式サイトにも該当するページが見当たりません。⚠️ 制度がないと断定はできないので、小松市教育委員会 教育研究センター(0761-24-8174)に確認してください。費用の負担を抑える方向で考えるなら、この記事の1か所目(利用は無料)と、変動性コースのあるフリースクールBASEが候補になります。
小松市のフリースクールの費用相場はどのくらいですか。
⚠️ この記事では相場を断定しません。4か所のうち2か所(てくてくの杜・ワンネススクール)が月額を公開していないためです。公開されている数字は、フリースクールBASEの入学金22,000円・週5日コース月額30,000円・変動性コース月額3,500円×利用日数、そして龍すけポケットの「ご利用は無料です。」。⚠️ 月額以外にかかるお金があります(てくてくの杜はオンラインサロン月1,980円が必須、ワンネススクールは給食実費300円)。必ず1年間の総額で比べてください。
小学校低学年でも通えますか。
⚠️ この地域でいちばん注意が必要な点です。龍すけポケットは「中高生のための」居場所で小学生の可否の記載がなく、ワンネススクールは「小学5年生ごろから」。低学年でも対象と読めるのはてくてくの杜(小学校・中学校)とフリースクールBASE(小学生〜高校生)の2か所です。加えて、小松市の「ふれあい教室」は対象が「小松市内の小・中学校に在籍する不登校の児童・生徒」なので、学年の下限は示されていません(0761-24-8124)。
石川県に、民間フリースクールの一覧はありますか。
公表を確認できませんでした。石川県教育委員会の保護者向け「支援ガイド」には、県の「やすらぎ教室」と市町の教育支援センターの一覧は載っていますが、民間については「また、その他支援団体として民間のフリースクールもあります。」という一文だけで、施設名の一覧はありません。⚠️ そのため施設の情報は各施設の公式サイトで個別に確認するしかないのが、この地域の実情です。この記事に載せていない施設が存在する可能性もあります。
教育支援センター(ふれあい教室)とフリースクールは、何が違いますか。
設置者と費用、そして対象の範囲が違います。小松市の「ふれあい教室」は市の教育研究センターが設置し、対象は「小松市内の小・中学校に在籍する不登校の児童・生徒」。支援の方針は「「居場所づくり」「自分探し」「学習支援」を柱 に、登校支援、社会への自立を 目的とする視点によって支援します。」と書かれています(⚠️ 費用の記載はなく要確認)。民間のフリースクールは運営主体がそれぞれで費用がかかり、居住地の条件はありません。どちらか一方に決める必要はありません。

まとめ

小松市は、市内に小中学生向けの民間フリースクールが見当たらない地域です。市内にあるのは中高生のための居場所(利用は無料・小松市の委託事業)、市の「ふれあい教室」、県立の「やすらぎ小松教室」。⚠️ 県は民間施設の一覧を公表しておらず、県・市ともに保護者向けの利用料補助も確認できませんでした。「見つからない」のは探し方の問題ではなく、この地域の条件です。

市外まで広げると4か所になりますが、性格はかなり違います。料金がはっきりしていて変動性コースがあるのがフリースクールBASE(野々市市)、出席扱いの実績を公表しているのがワンネススクール(白山市・金沢市/ただし費用は非公開)、通い方を3つから選べるのがてくてくの杜(加賀市/ただし月謝は非公開でサロン月1,980円が必須)、無料で土曜日も開いているのが龍すけポケット(小松市/中高生)。⚠️ 月謝を公開していない施設が2か所あるので、1年間の総額で聞くことが、この地域ではとくに大事になります。

そして、どれも難しいと感じたなら、それは探し方の問題ではありません。開いている日数、参加のしかたの自由度、出席扱いの実績、学校とのやりとりを誰がやるのか。この4つを最初に聞いておけば、選び方を大きく間違えることはありません。

内容を確かめるための一次資料

  1. 石川県教育委員会「不登校児童生徒の保護者のための(支援ガイド)第4版」(ページ)
  2. 小松市「教育研究センター」(ページ)
  3. 小松市教育研究センター「ふれあい教室」(ページ)
  4. 中高生のための安心できる居場所「龍すけポケット」(きらりラボ)(ページ)
  5. てくてくの杜(加賀キッズスクール)「よくある質問」(ページ)
  6. てくてくの杜(加賀キッズスクール)「フリースクール 1日の流れ」(ページ)
  7. フリースクールBASE(合同会社OWNERS)(ページ)
  8. NPO法人ワンネススクール「フリースクール」(ページ)
  9. NPO法人ワンネススクール「アクセス」(ページ)
  10. NIJINアカデミー「学費・プラン」(ページ)
  11. NIJINアカデミー「NIJINアカデミーとは」(ページ)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校

小松市で「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

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文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月13日 / 最終更新:2026年9月13日
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