- 中央区内で通えるフリースクールは2か所(八洲学園中等部 大阪中央校/トライ式中等部 なんばキャンパス)。どちらも中学生専用です
- 八洲学園中等部 大阪中央校は、費用が教材費5,000円/年のみ(大阪府の公表資料による)。ただし開所は月・火・木の12:40〜14:30と、週3日・1日約2時間です
- 小学生が通える場所は、中央区内では確認できませんでした。西区南堀江のEcole de らじぇむ(小学校高学年〜)や、浪速区元町のこども未来はぐくみセンター(小学生〜)が近い選択肢です
- 浪速区のこども未来はぐくみセンターは火・木が17:00〜20:30の夜間枠。昼に外出できない子でも使える時間帯です
- 中央区には市の教育支援センターがありません。市内3か所は花園(西成区)・新大阪(東淀川区)・桃谷(生野区)です
- 大阪市に、フリースクール利用料の保護者向け補助は確認できませんでした。かわりに「習い事・塾代助成」(月上限1万円)があります
- 大阪府の「まいど」は大阪市立の在籍者を対象から外しています。大阪市民が使うのは市の2系統です
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の最後に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますので、自社の紹介を含む記事であることを先にお伝えします。紹介する5か所は同じ項目・同じ粒度で書き、公式サイトに書かれていないことは「非公開」「確認できず」とそのまま書いています。
区内2か所はどちらも中学生専用。小学生は区外に出ることになります
数字から始めます。大阪市の不登校は令和6年度で小学校2,294人(2.05%)、中学校4,893人(9.55%)。中学生はおよそ10人に1人です。
中央区にある民間のフリースクールは2か所です。ただし、どちらも対象が中学生に限られます。八洲学園中等部 大阪中央校(玉造1-3-15)とトライ式中等部 なんばキャンパス(難波3-6-11)。どちらも「中等部」という名前のとおりです。
中学生の場合、この2か所は検討する価値があります。とくに八洲学園中等部 大阪中央校は、大阪府の公表資料によると費用が教材費5,000円/年のみ。同じ八洲学園の梅田キャンパスも入学金・授業料が無料なので、費用が理由で諦めている家庭にとっては市内でもっとも現実的な選択肢です。
ただし開所時間には注意してください。大阪中央校は月・火・木の12:40〜14:30。週3日、1日1時間50分です。毎日通う場所ではなく、「週に何度か、決まった時間だけ出かける先」として考えるのが実態に合います。
- 中学生なら:区内2か所がそのまま候補になります。費用重視なら八洲学園中等部 大阪中央校、通う日数と時間を自分で決めたいならトライ式中等部 なんばキャンパス
- 小学校高学年なら:西区南堀江のEcole de らじぇむ(小学校高学年・中学生・高校生/月〜金 10:00〜16:30)。四つ橋線・長堀鶴見緑地線で数分です
- 小学生全般なら:浪速区元町のこども未来はぐくみセンター(小学生〜高校生)。難波のすぐそばで、訪問支援まで持っています
- 小学校低学年なら:中央区の近隣では確認できませんでした。東成区中道のフリースクール・フォロ(6歳〜)か、北区東天満のフリースクールみなも(6歳〜)が地下鉄で行ける範囲です
お金の話も書きます。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。そのかわり「習い事・塾代助成」(小5〜中3・月上限1万円)があり、登録事業者であれば使えます。
公的な窓口についても書いておきます。市の教育支援センターは市内に3か所しかなく、中央区にはありません。ただし公的な受け皿はこれだけではないので、後半で「2系統目」を説明します。

大阪市中央区から通えるフリースクール5選(比較一覧)
区内2か所に、西区・浪速区の3か所を足した5か所です。中央区は地下鉄が集まる区なので、いずれも数駅の距離にあります。
| スクール名 | エリア(最寄り) | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 八洲学園中等部 大阪中央校 | 大阪市中央区玉造 | 中学生 | 月・火・木 12:40〜14:30 | 教材費 5,000円/年(府公表資料) |
| トライ式中等部 なんばキャンパス | 大阪市中央区難波 | 中学1年生〜中学3年生 | 月〜金 9:00〜18:00で通う日・時間を選べる | 入学金55,000円・学費44,000円ほか(府公表資料) |
| YMCA学院 中等部 〜J-IVY〜 | 大阪市西区土佐堀 | 中学1年生〜中学3年生 | 火・水・木・金 11:00〜16:30の少人数クラス | 入会金31,000円/月16,250円〜(府公表資料) |
| Ecole de らじぇむ | 大阪市西区南堀江(HORIE JNSビル6階) | 小学校高学年・中学生・高校生 | 月〜金 10:00〜16:30/オンライン参加も可 | 月謝10,000円〜、入学金別途(府公表資料) |
| こども未来はぐくみセンター | 大阪市浪速区元町(ナンバプラザビル602) | 小学生〜高校生 | 水・金 10:30〜15:00/火・木 17:00〜20:30 | 入会金15,000円/小学生1回3,500円〜(府公表資料) |
5か所を1か所ずつ紹介します
1. 八洲学園中等部 大阪中央校(中央区玉造)|玉造。費用は年5,000円の教材費のみ
運営:八洲学園高等学校/大阪市中央区玉造1-3-15/06-6762-1248
梅田キャンパスと同じ八洲学園の中等部で、場所が玉造です。大阪府の公表資料によると費用は教材費5,000円/年のみ。梅田校と同じく、費用のハードルがほとんどありません。
開所は月・火・木の12:40〜14:30と、1日1時間50分・週3日。毎日通う場所ではなく、「週に何度か、決まった時間だけ出かける先」として考えるのが実態に合います。備考には「学習は自習中心、フリー時間ではボードゲームなど」とあります。
対象は中学生のみ。玉造はJR大阪環状線と大阪メトロ長堀鶴見緑地線が通っており、天王寺・京橋の両方から近い場所です。
2. トライ式中等部 なんばキャンパス(中央区難波)|ミナミの中心。市の南部・西部から最短
運営:トライ式高等学院/大阪市中央区難波3-6-11/0120-919-439
トライ式中等部の大阪市内3か所目で、場所がなんばです。南海・近鉄・阪神・地下鉄が集まるミナミの中心なので、市の南部・西部から通うならここが最短になることが多いはずです。
対象は中学生のみ。仕組みは梅田・京橋と共通で、通学・在宅・オンラインを組み合わせ、登校の頻度と時間割を個別に決められます。開所は月〜金 9:00〜18:00です。
費用は府の公表資料で入学金55,000円、システム費33,000円、行事運営費12,100円、設備費5,500円、学費44,000円。公式サイトに金額の掲載はないため、最新の金額は問い合わせて確認してください。
3. YMCA学院 中等部 〜J-IVY〜(西区土佐堀)|YMCAの少人数クラス。月16,250円から
運営:YMCA学院/大阪市西区土佐堀1-5-6/06-6459-1771
中央区からは、地下鉄で本町から肥後橋まで1駅。歩いても土佐堀川を渡るだけの距離です。
YMCAが運営する中学生向けの中等部です。大阪府の公表資料の備考に「教科教員による学習支援、少人数クラス運営、専門家によるソーシャルスキルトレーニング」とあり、学習支援と対人スキルの練習の両方を持っている点が特徴です。
開所は火・水・木・金の11:00〜16:30。月曜は開いておらず、始まりが11時なので、朝が苦手な時期でも組み立てやすい時間割です。土佐堀は京阪中之島線・地下鉄四つ橋線の肥後橋駅が近く、北区・中央区からも一駅圏です。
費用は入会金31,000円、月16,250円〜。月額は大阪市内のフリースクールのなかでは低いほうです。対象は中学生のみです。
4. Ecole de らじぇむ(西区南堀江)|南堀江。平日5日、美術やダンスも
大阪市西区南堀江3丁目11-22 HORIE JNSビル6階/06-4394-8697
中央区からは、四つ橋線で心斎橋・四ツ橋から四ツ橋・西大橋方面へ。南堀江は心斎橋から歩ける距離でもあります。
南堀江にある、平日毎日開いているフリースクールです。大阪府の公表資料の備考には「オンライン参加可能、美術や国際、プログラミング、ダンスなど」とあり、教科学習だけでない活動の幅が持ち味です。
開所は月〜金の10:00〜16:30。この記事のなかで、平日5日間をフルに開けている数少ない施設のひとつです。対象は小学校高学年・中学生・高校生で、小学校低学年は対象外です。
費用は月謝10,000円〜で、入学金が別途必要です。府の公表資料には月謝の下限しか載っていないため、コースによって金額がどう変わるかは問い合わせて確認してください。
5. こども未来はぐくみセンター(浪速区元町)|火・木は17時から20時30分という夜間枠
大阪市浪速区元町1-5-7 ナンバプラザビル602/0120-4119-25
中央区からは、難波がそのまま生活圏です。なんばキャンパスと同じエリアなので、2か所まとめて見学できます。
難波のすぐそばにある施設です。大阪府の公表資料の備考には「カウンセリング・オンライン支援・訪問支援・復学支援・進学プログラム実施」とあり、通所だけでなく家庭訪問まで含めた支援を持っている点が特徴です。
開所時間の組み方が独特で、水・金は10:30〜15:00の日中、火・木は17:00〜20:30の夜間です。昼に外出するのが難しい子でも、夕方以降なら出られるという場合があります。この時間帯を持っている施設は市内でも多くありません。
費用は回数制で、入会金15,000円、小学生1回3,500円〜/中学生4,250円〜/高校生4,750円〜。月に何回使うかで総額が決まるので、週1回なら月15,000円前後という見当になります。

大阪市中央区から通う場合の費用相場と、大阪市に補助がない話
大阪市内のフリースクールは、月額0円から73,700円までという、他都市ではあまり見ない幅があります。入学金も0円から110,000円まで開きます。だから「月額いくらか」だけを見て比べると順位が入れ替わります。
| 項目 | 大阪市内の幅 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 入学金 | 0円(八洲学園中等部・こばしょ・なごむ)〜110,000円(N中等部) | 初年度だけかかる費用。月額が安くても入学金で逆転することがあります |
| 月額 | 0円(八洲学園中等部=教材費 年5,000円のみ)〜73,700円(N中等部 週5) | 「週1」「週3」で倍近く変わる施設が多いので、通える日数を決めてから比べます |
| 月額以外の固定費 | 保険料650円/年、空調費500円/月、設備管理費11,000円/月、学校連携費5,000円/月 など | 施設ごとに名前が違います。月額に含まれるかを必ず聞いてください |
| 交通費 | 通学定期が使える場合があります | 大阪市内は地下鉄の定期代が意外に大きいので、総額に入れて計算します |
そのうえで、お金について大阪市民が知っておくべきことを2つ書きます。
ひとつめ。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。大阪府内で補助を出しているのは枚方市(月上限5,000円・年6万円)と松原市(全額・月上限5,000円)ですが、いずれもその市の市民が対象で、大阪市民は使えません。
ふたつめ。そのかわり大阪市には「習い事・塾代助成事業」(塾代助成カード/デジタルクーポン)があります。大阪市内在住の小学5年生〜中学3年生が対象で、月額上限1万円。フリースクールでも登録事業者なら使えます。この記事で塾代助成が使えると確認できたのは、志塾フリースクール(TRANSIT・クロッキオ・レヴィスタ)、フリースペースなごむ、フリースクール・フォロ、クラーク国際中等部 大阪天王寺、トライ式中等部(梅田・京橋・天王寺)、こばしょです。こばしょは「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と公式に明記しています。

その前に。大阪市の公的な窓口は「2系統」あります
民間を探す前に、公的な窓口を確認してください。大阪市の場合、不登校の子どもが通える公的な場所は2系統あり、担当する部署も、申し込み方も違います。「市の教室は3か所しかない」と思い込んでいる保護者がとても多いのですが、実際にはもう1系統あって、そちらは市内12か所にあります。
- 系統A:大阪市教育支援センター(教育委員会)。市内に3か所=花園(西成区花園北2-16-26)/新大阪(東淀川区東中島3-7-28)/桃谷(生野区勝山北4-9-22)。対象は大阪市立の小中学校・義務教育学校に在籍している児童生徒で、開所は課業日の月〜金・原則10:00〜15:00。申し込みは在籍校に相談するか、教育委員会事務局へ(06-6208-9174)
- 系統B:不登校児童通所事業の「通所ルーム」(こども青少年局・中央こども相談センター)。中央通所ルーム1か所+サテライト11か所の、合わせて12か所。対象は公式に「小中学生(主には中学生)の不登校の子ども」と書かれています。申し込みは中央こども相談センター教育相談グループ(06-4301-3181)への相談から始まります
- サテライトがあるのは11区です=此花・港・西淀川・東淀川・生野・旭・住之江・住吉・東住吉・平野・西成。中央通所ルームは中央区森ノ宮中央1-17-5(中央こども相談センター分館)にあります
- 系統Bは、在籍校を通すことが条件だとは書かれていません。公式の説明は「最初は面談による相談から始まり、相談員とのご相談の結果、保護者と子どもに通所ニーズがあり、当グループが不登校通所事業の利用が適当と判断した場合に、通所ルームの利用が可能です。」。まず保護者が電話して相談を始められます
- 費用については、系統A・系統Bとも大阪市の公式ページに記載がなく、確認できませんでした。公的な事業ですが、金額が明記されていない以上ここで「無料」とは書けません。問い合わせのときに必ず確認してください
- 校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)は令和8年度で80校(小40・中40)。全校にあるわけではなく、設置校は公表されていません。自分の子の学校にあるかどうかは、担任か教頭に直接聞いてください
- 学びの多様化学校は大阪市立心和中学校(浪速区日本橋東3-1-23)。出願できるのは大阪市立中学校に在籍している生徒です
中央区には、系統Bの「中央通所ルーム」が区内にあります。場所は中央区森ノ宮中央1-17-5(中央こども相談センター分館)。サテライトではなく本体の通所ルームで、11か所のサテライトとあわせて12か所ある公的な通所先の中心にあたります。系統Aの教育支援センターは中央区にはなく、いちばん近いのは生野区の桃谷(勝山北4-9-22)です。
ここで、大阪市民がいちばんつまずく点を書きます。「大阪府不登校支援センター まいど」は、大阪市立・堺市立・国立・府立・私立の在籍者を対象から除外しています。検索で「まいど」にたどり着いても、大阪市立の小中学校に通っている子は使えません。大阪市民が使うのは、上に書いた市の2系統です。
出席扱いについては、大阪市に独自のものがあります。大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)です。ここには「校長は、指導要録上『出席扱い』とすること及びその成果を評価に反映することができる。」と書かれています。さらに大阪市には「民間施設 訪問票」という様式があり、学校が施設を見に行って確認する仕組みまで用意されています。施設を選ぶときは「大阪市の訪問票に対応した実績がありますか」と聞くのが、いちばん早い確認方法です。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで見てきて、どれも今の子どもには難しそうだ、と感じることがあります。地下鉄で20分かかる、朝10時に家を出るのが無理、知らない人のいる部屋に入れない——理由はさまざまです。
大阪市は施設の数そのものは多い街です。それでも合わないときは、場所が足りないのではなく、「外に出る」という前提が今の状態に合っていない可能性があります。そのときに検討したいのが、家から参加できるオンラインです。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 家から出る必要 | なし。自室から参加します | あり。往復の移動が毎回発生します |
| 所属感 | 担任と学級があり、毎日同じ顔ぶれに会えます | 通った日にだけ人と会います |
| 費用 | 交通費がかかりません | 月額+定期代。大阪市内は地下鉄代が積み上がります |
| 出席扱い | 在籍校の校長判断。記録を出せる体制があるかが鍵です | 同じく在籍校の校長判断です |
| 向く時期 | 外出そのものがまだ難しい時期 | 外には出られるが、学校の集団が難しい時期 |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 家から出ること自体に、まだ体力がいる
- 午前中に起きて支度をする、が今は難しい
- 知らない場所・知らない人がいる部屋に入るのがつらい
- 見学に行ったが、本人が「行きたくない」と言った
- 通える範囲に施設はあるが、送迎できる大人が家にいない
大阪市中央区の場合、地下鉄やJRで市内のどこへでも出られる一方で、朝の時間に家を出られるかどうかが最初の関門になります。まずオンラインで所属をつくり、動けるようになってから通所を足す、という順番でも遅くありません。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは必ず確認してください。
①録画を見るだけなのか、人と会う時間があるのか。動画配信型は所属感が育ちません。②担任がいるか。毎日同じ大人が見てくれる体制かどうかで続き方が変わります。③在籍校に出す記録(出席状況・活動内容)を作ってもらえるか。大阪市には民間施設の訪問票があるので、この記録の有無は出席扱いに直結します。④体験のあとに断りやすいか。体験が実質の勧誘になっていないかを見てください。
⚠️ NIJINアカデミーは当サイトの運営会社が運営しています。上の4つの観点は、自社に有利な項目を並べたものではなく、オンラインを選ぶときに共通して見るべき点として挙げています。他社のオンラインスクールでも同じ項目で比べてください。

見学で聞いておきたいこと
見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞いても意味がありません。書いていないことを聞いてください。大阪市の場合、特に次の質問が効きます。
- 初年度の総額はいくらですか。入会金+(月額+保険料・設備費など)×12+定期代で計算してもらいます
- 大阪市の塾代助成カードは使えますか。使えるなら月1万円まで軽くなります。登録事業者かどうかで決まります
- 大阪市の「民間施設 訪問票」に対応した実績はありますか。大阪市には学校が施設を見に行く様式があります。対応実績があるかは出席扱いの実務に直結します
- 在籍校に出す記録は、どんな形式で、どのくらいの頻度で出しますか。「連携しています」だけでは中身がわかりません
- 今いる子は何人で、来る曜日はばらけていますか。「定員20名」でも、実際に同じ日に来るのが2人なら雰囲気は全く違います
- 合わなかったときの辞め方はどうなりますか。違約金、返金、休会の扱いを先に聞いておきます
- 途中で日数を減らしたり増やしたりできますか。週5から週1に落とせるかどうかは、続けられるかを大きく左右します
そして、できれば本人を連れて行く前に、保護者だけで一度見に行ってください。本人が「行きたくない」と言ったときに、その場所の何が合わなかったのかを保護者が言葉にできます。
よくある質問

まとめ
大阪市中央区の民間フリースクールは2か所で、どちらも中学生専用です。中学生なら、費用が教材費5,000円/年のみという八洲学園中等部 大阪中央校が、市内でもっとも費用のハードルが低い選択肢のひとつになります。ただし開所は月・火・木の12:40〜14:30です。
小学生の場合は、区外に出ることになります。中央区は地下鉄の結節点なので、西区(南堀江・土佐堀)と浪速区(元町)は数分の距離です。とくに浪速区のこども未来はぐくみセンターは、火・木が17:00〜20:30という夜間の枠を持っているので、昼に外出するのが難しい子には現実的な選択肢になります。
最初の一歩としておすすめしたいのは、こども相談センターの通所ルーム(06-4301-3181)に、保護者から直接電話してみることです。中央区には市の教育支援センターがありませんが、こちらは在籍校を通すことが条件とは書かれておらず、まず保護者が電話して相談を始められます。あわせて、在籍校の担任か教頭に「この学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)はありますか」と聞いてください。
そして、どの施設を選ぶ場合でも「大阪市の民間施設 訪問票に対応した実績はありますか」と聞いてください。大阪市には学校が施設を確認するための様式まで用意されています。出席扱いを考えるなら、この一言がいちばん実務的です。
この記事の内容を確かめるための一次資料
- 大阪府「子どもたちの社会的な自立のために 不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)(PDF)
- 大阪市「いじめ、不登校、教育に関する相談についてよくある質問」(不登校児童通所事業の通所ルーム一覧)(大阪市)
- 大阪市「不登校児童生徒支援のための大阪市教育支援センターについて」(大阪市)
- 大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)
- 大阪市「学びの多様化学校等の開設について」(大阪市)
- 大阪市立心和中学校(学校サイト)
- 大阪市「習い事・塾代助成事業」
- 八洲学園中等部(公式)
- トライ式中等部(公式)


