岐阜市から通えるフリースクール5選|草潤中学校と無料のオンライン「みちる~む」もふまえて【2026年最新】

岐阜市から通えるフリースクール5選
岐阜市には岐阜市立草潤中学校があります。東海地区で初めての公立の不登校特例校(現在の「学びの多様化学校」)として令和3年に開校した学校で、全校40名程度、岐阜市内全域から通えます。さらに市はメタバースを使った無料のオンラインフリースペース「みちる~む」も運営しています。この記事では、その前提のうえで民間4施設を比較し、どれも合いそうにないときの3つ目の選択肢まで書いています。
この記事でわかること
  • 岐阜市立草潤中学校の対象・入学の流れ・⚠️ 説明会参加が必須で年度途中の転入は不可であること
  • 市のオンラインフリースペース「みちる~む」(毎週水・金 12:30〜14:20・無料)
  • 小学校低学年を受け入れていて月13,300円(給食込)の施設と、夕方17時から開く施設
  • 近くに合う場所がないときの3つ目の選択肢と、オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
この記事について

掲載しているのは、岐阜市・岐阜県の公式サイトおよび各施設の公式サイトで実在を確認できた場所だけです(2026年9月10日確認)。掲載は推薦や保証ではありません。NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。その前提でお読みください。費用や開設日は変わることがあるので、最終的にはかならず各施設に直接ご確認ください。

目次

岐阜市には、不登校の子のための公立中学校があります

岐阜市で不登校の子どもの居場所を探すとき、民間のフリースクールより先に見てほしいものがあります。岐阜市立草潤中学校です。

草潤中学校は、東海地区で初めての公立の不登校特例校として令和3年4月に開校しました。現在の呼び方では「学びの多様化学校」。不登校の子どもの実態に配慮した特別の教育課程を組める公立中学校で、全校生徒は40名程度、岐阜市内全域から通えます。公立なので授業料はかかりません。校名は『荀子』に由来し、「内に素晴らしいものがあれば、いつかは外にあらわれる」という意味だと説明されています。

ただし、入学には日程と手続きがあります。⚠️ 学校説明会への参加が必須で、年度途中の転入学は受け付けていません。説明会 → 学校体験会 → 個別面談(11月下旬〜12月中旬)→ 検討会(12月下旬)→ 結果通知(1月中旬)という流れなので、「今すぐ」の受け皿にはなりません。逆に言えば、今から情報を取っておけば次の年度に間に合います。詳しくは比較表のあとの章に書きました。

そして、5つ全部を見たうえで「どれもうちの子には難しそう」と感じることもあります。その場合の考え方を記事の後半にまとめました。

岐阜市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。

スクール名エリア対象形態費用の目安
学藝の森CoE岐阜市福光東2丁目7-12 サンライズ北野2階小学1年生〜4年生(体制整備後に小5〜6・中学生の受け入れ予定)公式サイトに曜日・時間の記載なし入学金9,800円/月額13,300円(給食費込・税込)/保険料800円・年/施設使用料6,600円・年
あいぎふ自由学校岐阜市長良校文町16 コーポかさはら201(長良高校の前)小学生・中学生(主に不登校経験のある児童生徒)17:00〜19:00(木曜休室・その他は教室カレンダーによる)月8回 24,000円〜(税込の目安。詳細は要問い合わせ)
人と学ぶ場ふらっと岐阜市長旗町1-1-1 アクトナガハタ2F(JR岐阜駅から徒歩5分/名鉄岐阜駅から徒歩3分)公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし(夏休みスクールは入会金不要と記載)
まなび舎いっぷう各務原市蘇原早苗町80-8(岐阜市の隣)6〜18歳公式サイトに記載なし公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
NIJINアカデミー メタバース校舎オンライン(自宅から)小1〜中3(就学前も入学可/高校段階は別組織)平日毎日開校。月100コマ以上の授業から選んで受講月25,443円(税込)/入学金33,000円

5校を1校ずつ紹介します

1. 学藝の森CoE(岐阜市福光東・岐阜バス長良上天神から徒歩5分)

運営:特定非営利活動法人スマイルバトン

小学1〜4年生を受け入れ、月13,300円(給食込)。低学年の受け皿として貴重です。

小学校低学年を正面から受け入れている、数少ない施設です。フリースクールの多くは小学4年生以上や中学生を対象にしていて、1〜3年生で行き場を探すと選択肢が一気に減ります。ここは小1から小4を対象にしていて、体制が整い次第、小5〜6年生と中学生にも広げる予定とされています。

費用も特筆すべきです。月額13,300円(税込)で、しかも給食費が含まれています。民間フリースクールの相場が月2〜4万円台であることを考えると、かなり抑えられた設定です。ほかに入学金9,800円、保険料が年800円、施設使用料が年6,600円。年間の総額でも見通しが立てやすくなっています。

学びは少人数×異年齢が軸で、基礎学習と探究型学習、そして自分でテーマを決めるマイプロジェクトがあります。手作り給食と、SEL(社会性と情動の学び)を取り入れているのも特徴です。出席扱いについては、文部科学省のガイドラインに基づいて学習記録の提供や学校との連携を通じた支援を行うとしています。アクセスは岐阜バス「長良上天神」から徒歩5分、JR岐阜駅・名鉄岐阜駅からは車で約20分です。

  • 所在地:岐阜市福光東2丁目7-12 サンライズ北野2階(岐阜バス「長良上天神」から徒歩5分/JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から車で約20分)
  • 対象:小学1年生〜4年生(体制整備後に小5〜6年生・中学生の受け入れ予定)
  • 費用:入学金9,800円(税込)/月額利用料13,300円(税込・給食費含む)/保険料800円(年)/施設使用料6,600円(年)
  • 学び:少人数×異年齢、基礎学習と探究型学習、マイプロジェクト、手作り給食、SEL(社会性と情動の学び)
  • 出席扱い:文部科学省ガイドラインに基づき、学習記録の提供や学校連携を通じた支援を実施
  • 開所曜日・時間:公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
  • 問い合わせ:058-200-8792(平日9:00〜18:00)

出典:学藝の森CoE 公式サイト(2026年9月10日確認)

2. 共育オアシス あいぎふ自由学校(岐阜市長良校文町・長良高校の前)

運営:共育オアシス あいぎふ自由学校(代表 衣笠弘)

夕方17時から19時。同級生と会いたくない時期に、下校時間を過ぎてから動ける場所。

開いているのが夕方17時から19時という、この記事の中で唯一の時間帯です。昼間は家にいて、夕方だけ外に出る。この形が合う子は実際にいます。とくに「同級生と会いたくない」という気持ちが強い時期は、下校時間を過ぎてから動くほうが心理的な負担が小さくなります。

活動の説明が率直です。ゲーム、YouTube視聴、イラスト制作、公園遊び、ボードゲーム。「自由と尊重のもとに、遊び・育ちあい」を掲げていて、学習を前面に出していません。何かをやらせる場所ではないと最初から書いてあるので、期待のずれが起きにくいはずです。希望すれば理数探究スクールの授業に参加することもできます。

出席扱いについては、「文部科学省の通達を元に、学校との連携により、スクール通学を学校の出席日数として扱ってくれる場合がある(前例あり)」と書かれています。「前例あり」という書き方は誠実です。費用は月8回24,000円からが目安とされています。⚠️ 入会金の記載はないため、問い合わせで確認してください。

  • 所在地:〒502-0044 岐阜市長良校文町16 コーポかさはら201(長良高校の前)
  • 対象:小学生・中学生(主に不登校経験のある児童生徒)
  • 開所日時:17:00〜19:00/休室日は木曜日、その他は教室カレンダーによる
  • 費用:月8回 24,000円〜(税込の目安。詳細は要問い合わせ)。入会金の記載なし
  • 活動:ゲーム、YouTube視聴、イラスト制作、公園遊び、ボードゲーム。希望者は理数探究スクールの授業に参加可
  • 出席扱い:「学校との連携により、スクール通学を学校の出席日数として扱ってくれる場合がある(前例あり)」と公式に記載
  • 問い合わせ:080-3685-8784

出典:共育オアシス あいぎふ自由学校 公式サイト(2026年9月10日確認)

3. 人と学ぶ場ふらっと(岐阜市長旗町・JR岐阜駅から徒歩5分)

運営:人と学ぶ場ふらっと(精華学園高等学校 岐阜校を併設)

JR岐阜駅から徒歩5分。通信制高校のサポート校も併設しています。

JR岐阜駅から徒歩5分、名鉄岐阜駅から徒歩3分。この記事の中で最も駅に近い場所です。岐阜市は市域が広く、北部や西部から市街地の教室に通うのは負担になりますが、「岐阜駅まで出る」という一本の動線で済むなら、市内のどこからでも公共交通で辿り着けます。

もう一つの特徴が、機能が3つ同居していることです。通信制高校のサポート校(精華学園高等学校 岐阜校)、フリースクール、個別指導教室。中学生の段階から通っていて、そのまま高校段階の学びに移れる可能性があるということです。中学卒業後の進路が心配な家庭にとって、同じ場所で相談を続けられるのは大きな安心材料になります。

掲げている言葉は「不登校とか関係ない」。不登校の子だけを集めた場所にしないという姿勢です。⚠️ ただし、対象学年・開所曜日・時間・費用については、公式サイトの該当ページを確認できませんでした。関心があれば058-267-6186に直接問い合わせて、条件をまとめて聞いてください。

  • 所在地:〒500-8177 岐阜市長旗町1-1-1 アクトナガハタ2F(JR岐阜駅から徒歩5分/名鉄岐阜駅から徒歩3分)
  • 機能:通信制高校サポート校(精華学園高等学校 岐阜校)・フリースクール・個別指導教室の3つを統合
  • 方針:「不登校とか関係ない」を掲げる
  • 対象学年:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 開所曜日・時間:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 費用:公式サイトに記載なし(夏休みスクールは「入会金不要」の記載あり)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:058-267-6186

出典:人と学ぶ場ふらっと 公式サイト(2026年9月10日確認)

4. まなび舎いっぷう(各務原市蘇原早苗町・岐阜市の隣)

運営:合同会社あめつち

隣の各務原市。6歳から18歳までと幅広く、岐阜市東部からはこちらが近い場合も。

岐阜市の東隣、各務原市にあります。岐阜市の東部(芥見・日野方面)にお住まいなら、市内の教室より近い場合があります。市境をまたぐことに抵抗を感じる必要はありません。実際の移動時間で選んでください。

対象は6歳から18歳と幅広く設定されています。小学校入学の年齢から高校生の年齢まで一つの場所で受けているので、きょうだいで学年が離れていても同じ場所に通える可能性があります。

掲げているのは「個性を尊重するフリースクール」「のびのび学べる環境で、子どもの可能性を広げる」。運営する合同会社あめつちは、自然保育「やまびこ」や親子組「まめっこ」も運営していて、日中一時支援事業も併設しています。⚠️ 開所曜日・時間・費用・出席扱いについては、公式サイトに記載がありません。050-8884-6390に問い合わせて確認してください。

  • 所在地:岐阜県各務原市蘇原早苗町80-8(岐阜市の隣)
  • 対象:6〜18歳
  • 方針:「個性を尊重するフリースクール」「のびのび学べる環境で、子どもの可能性を広げる」
  • 併設:日中一時支援事業。同法人が自然保育「やまびこ」、親子組「まめっこ」も運営
  • 開所曜日・時間:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 費用:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:050-8884-6390

出典:まなび舎いっぷう(合同会社あめつち)(2026年9月10日確認)

5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)

運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)

家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。

ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、岐阜市のどこに住んでいても条件は変わりません。

メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。

費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。

  • 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
  • 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
  • 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
  • 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
  • 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
  • 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
  • サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
  • 体験:オンラインの無料体験会あり

出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月10日確認)

その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください

まず岐阜市立草潤中学校です。所在地は岐阜市金宝町4-1、電話058-263-3801。全校生徒40名程度で、岐阜市内全域から通学できます。募集は新1年生10名程度、新2・3年生は各若干名の追加募集です。応募の要件は3つ。①岐阜市在住であること ②不登校状態である/であった者 ③「学校説明会及び学校体験会に参加し、草潤中学校について理解した上で、保護者の協力のもと、草潤中学校で学ぶ意欲がある」こと。

📌 入学の流れは5段階です。学校説明会 → 学校体験会 → 個別面談(11月下旬〜12月中旬)→ 検討会(12月下旬実施・1月中旬結果通知)→ 転入学者説明会。⚠️ 説明会への参加は必須で、年度途中の転入学は受け付けていません。つまり「今すぐ通いたい」という状況には応えられない代わりに、次年度に向けて今から準備できます。問い合わせは岐阜市教育委員会 学校安全支援課(058-214-2325)です。

次に、市が運営するオンラインフリースペース「みちる~む」。メタバースを活用したもので、対象は岐阜市立の学校に通う小・中学生(タブレットで参加可能)。日時は毎週水曜・金曜の12:30〜14:20、費用は無料です。トークやゲームでのコミュニケーション、ミニ授業があります。申込はQRコードからニックネームとメールアドレスを登録するだけ。📌 自治体が無料でオンラインの居場所を用意している例は、まだ多くありません。家から出るのが難しい段階なら、ここから始められます。

このほか、岐阜市子ども・若者自立支援教室が市内4か所(明徳教室=明徳町11/岐陽教室=上川手735-2/七郷教室=西改田字川向3/芥見教室=芥見南山3-10-1)にあります。対象は「岐阜市内の不登校児童・生徒及び、15歳以上18歳以下の就学していない若者」。学習タイム、興味関心を伸ばす活動、仲間とかかわる活動のほか、作品作り・宿泊体験・社会見学などがあります。相談窓口はエールぎふ総合相談 0120-43-7830(月〜金 8:45〜17:30)。また、草潤中学校と同じ住所で「草潤サポート」も運営されています。⚠️ 自立支援教室の開設曜日・時間・費用は公式サイトに記載がないため、電話で確認してください。なお、岐阜市独自のフリースクール利用料補助制度は、市の公式サイト上では確認できませんでした。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。

そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。岐阜市は市域が広く、北部や西部から市街地の教室に通うのは移動だけで負担になります。フリースクールの数と性格は地域によって大きく違い、都市部と同じ前提で探すと必ず行き詰まります。

そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。

オンラインが向いているのは、こういうときです

オンラインを検討したほうがいいサイン
  • 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
  • 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
  • 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
  • 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
  • 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい

とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。

オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと

ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。

  • ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
  • ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
  • ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
  • ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します

③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。

⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。岐阜市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。

見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。書いていないことを聞いてください。

見学のときに聞くこと
  • 今日みたいに気持ちが不安定な日に、途中で帰ることはできますか
  • 在籍校への出席報告は、誰がどの頻度で行っていますか
  • うちの子と年齢の近い子は、今何人くらい来ていますか
  • 学習は何をどこまで見てもらえますか。教科の指導はありますか
  • 見学から実際に通い始めるまで、どのくらいかかりますか
  • 合わなかったときに、途中でやめる手続きと費用はどうなりますか

よくある質問

草潤中学校には、いつから準備すればいいですか。
入学の流れは、学校説明会 → 学校体験会 → 個別面談(11月下旬〜12月中旬)→ 検討会(12月下旬)→ 結果通知(1月中旬)です。説明会への参加が必須なので、まず説明会の日程を岐阜市教育委員会 学校安全支援課(058-214-2325)に確認してください。⚠️ 年度途中の転入学は受け付けていないため、逆算して動く必要があります。
草潤中学校に通うのは、転校になりますか。
公立中学校への転入学という扱いになります。岐阜市在住であることが要件で、市内全域から通えます。公立なので授業料はかかりません。定員は新1年生10名程度と限られており、検討会を経て決まる仕組みです。詳しくは学校安全支援課に確認してください。
「みちる~む」は誰でも使えますか。
対象は岐阜市立の学校に通う小・中学生で、タブレットで参加できることが条件です。毎週水曜・金曜の12:30〜14:20、費用は無料。申込はQRコードからニックネームとメールアドレスを登録する形です。問い合わせは学校安全支援課(058-214-2325)。家から出るのが難しい段階でも、公的な支援につながっていられる仕組みです。
小学校低学年です。通える場所はありますか。
この記事の中では学藝の森CoEが小学1年生から4年生を対象にしています(体制が整い次第、小5〜6年生と中学生にも拡大予定)。月額13,300円で給食費込みという条件も、低学年の受け皿としては貴重です。市の自立支援教室も対象は「岐阜市内の不登校児童・生徒」とされているので、あわせてエールぎふ(0120-43-7830)に相談してください。
岐阜市に、フリースクール利用料の補助制度はありますか。
2026年9月時点で、岐阜市独自の補助制度は市の公式サイト・「学校・フリースクール等連携ガイドライン」のいずれにも記載がなく、確認できませんでした。まとめサイトに「助成金あり」と書かれている場合がありますが、公式には確認できていません。全国の制度をまとめた記事があるので、状況が変わっていないか定期的に確認してください。

まとめ

岐阜市は、公的な選択肢がとても手厚い自治体です。公立の草潤中学校、市内4か所の自立支援教室、そして無料のオンラインフリースペース「みちる~む」。民間を比べる前に、まずこの3つを確認してください。とくに草潤中学校は説明会参加が必須で年度途中の転入ができないため、逆算して動く必要があります。

民間では、小学校低学年を受け入れて月13,300円(給食込)の学藝の森CoE、夕方17時から開くあいぎふ自由学校、岐阜駅から徒歩5分で通信制サポート校も併設する「ふらっと」、6〜18歳と幅広い各務原市のまなび舎いっぷう。時間帯と対象年齢がはっきり分かれているので、本人の状態に近いところから見学してみてください。

そして、どれも難しいと感じたなら、それは探し方の問題ではありません。開いている日数、参加のしかたの自由度、出席扱いの実績、学校とのやりとりを誰がやるのか。この4つを最初に聞いておけば、選び方を大きく間違えることはありません。

内容を確かめるための一次資料

  1. 岐阜市「不登校」(ページ)
  2. 岐阜市立草潤中学校(市公式)(ページ)
  3. 岐阜市立草潤中学校 入学・転入(ページ)
  4. 岐阜市 オンラインフリースペース「みちる~む」(PDF)(ページ)
  5. エールぎふ 子ども・若者自立支援教室(ページ)
  6. 岐阜県「不登校児童生徒への支援について」(ページ)
  7. 学藝の森CoE 公式サイト(ページ)
  8. 共育オアシス あいぎふ自由学校 公式サイト(ページ)
  9. 人と学ぶ場ふらっと 公式サイト(ページ)
  10. まなび舎いっぷう(合同会社あめつち)(ページ)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校
岐阜市で「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

NIJINアカデミーは、メタバース校舎に平日毎日通えるオルタナティブスクールです。全国どこからでも同じ条件で参加でき、出席扱いの申請も担当がサポートします。まずはオンラインの無料体験会から、様子だけ見てみてください。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月10日 / 最終更新:2026年9月10日
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