横浜市金沢区から通えるフリースクール5選|区内は1か所、京急で上大岡・南区方面へ【2026年版】

横浜市金沢区から通えるフリースクール5選
横浜市金沢区で、学校に行けない日が続いているお子さんのために、平日に通える場所を探している方へ。金沢区は横浜市のいちばん南にあり、京急線とシーサイドラインが通る区です。神奈川県が公表しているフリースクール等の一覧(令和8年度)で、区内にあるのは「フレンドリースペース金沢」の1か所でした。この記事では、金沢区から通える5か所を、県の資料と公式サイトで確認できた情報だけで比べ、あわせて横浜市の公的な窓口「ハートフル」と費用のことを整理します。
この記事でわかること
  • 神奈川県の一覧(令和8年度)で、金沢区内の団体は「フレンドリースペース金沢」1か所
  • 今回の5か所は、区内1か所+隣の栄区・磯子区、南区・中区(フレンドリースペース金沢・のあインターナショナルスクール・コロンブスアカデミー・教育支援協会南関東・教育★ステーション)
  • 費用は1回100円〜月約40,000円と、場所によって大きく違います
  • 横浜市には、保護者向けのフリースクール利用料の補助は見つかりませんでした
  • 市の「ハートフル」の施設は金沢区内にはありません。近いのは京急でつながるハートフルセンター上大岡(港南区)
  • 横浜市立小中学校の不登校は令和6年度に計10,050人(小4,442人・中5,608人)
編集部より

この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の最後に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますが、5か所の紹介には自社の教室を含めていません。施設の情報は2026年9月22日に確認したもので、料金や曜日は変わることがあります。通う前に、必ず各施設に確かめてください。

目次

金沢区の現状|区内の居場所は1か所、公的な窓口は区の外

横浜市立の小中学校の不登校は、令和6年度に小学校4,442人・中学校5,608人(計10,050人)で、前年度の9,775人から275人増えました(横浜市教育委員会の調査結果)。区ごとの人数は公表資料で確認できませんでした。

神奈川県の「フリースクール等の紹介」(令和8年度・2026年7月2日更新)には、横浜市の団体が15載っています。このうち金沢区にあるのは「フレンドリースペース金沢」だけでした。横浜市教育委員会の「不登校の児童生徒の居場所情報」(令和7年7月時点・21団体)には、金沢区の団体は載っていません。

公的な窓口も区の外です。市の教育支援センター「ハートフル」のセンター・スペース・ルームに金沢区の施設はなく、いちばん近いのは京急・市営地下鉄の上大岡駅に直結した「ハートフルセンター上大岡」(港南区)です。区内には、中学生・高校生世代向けの「青少年の地域活動拠点」として「カナカツ」があります(市の公式ページのリンク集)。

もうひとつ知っておきたいのは、「金沢 フリースクール」で調べると、石川県金沢市の情報がたくさん混ざることです。検索するときは「横浜市金沢区」まで入れるか、この記事の施設名で調べてください。

金沢区でつまずきやすいところ

区内の居場所は1か所。つまずく3つ

金沢区から探すときに、保護者が迷いやすいのは次の3つです。

01

区内が1か所

県の一覧で区内にあるのはフレンドリースペース金沢だけ。開いているのは午後が中心で、平日の日中を通して過ごせる場所は区の外になります。

02

公的窓口も区外

ハートフルの施設は区内になく、近いのは上大岡(港南区)。利用には在籍校のアセスメントが必要なので、学校への相談が先になります。

03

補助がない

横浜市には保護者向けの利用料補助が見つかりませんでした。月約4万円の学校型を選ぶと、交通費も含めて全額が家計の負担です。

この3つのうち「区内が1か所」は、京急で南区・上大岡方面に出るか、隣の栄区・磯子区まで広げると選択肢が増えます。

金沢区から通えるフリースクール5選(比較一覧)

区内1か所と、区の外の4か所です。費用・対象は神奈川県の団体シート(令和8年度)と各公式サイトで確認しました。

スクール名エリア・最寄り対象形態費用の目安
フレンドリースペース金沢金沢区/金沢文庫駅からバス6歳〜18歳フリースペース・学習支援(午後中心)1回100円
のあインターナショナルスクール栄区/野七里小1〜高3時間割のある学校型(週5日)月約40,000円(小中)
コロンブスアカデミー磯子区/東町小学生〜39歳居場所・相談・イベント金額の記載なし(要問い合わせ)
教育支援協会南関東南区/高根町小学生〜35歳程度居場所・自主学習・体験活動原則無料(一部実費)
教育★ステーション中区/馬車道小1〜中3個別学習・好きなことの活動コース別(金額の記載なし)

※金額は県の団体シート・公式サイトの記載どおりです。「金額の記載なし」は、資料に金額が書かれていなかったものです。

机に広げた白いノートとペン

5か所を1か所ずつ紹介します

金沢区からの行き方を先に書き、そのあとに施設の中身を書いています。最寄り駅が資料で確認できなかった施設は、そのように書いています。

1. フレンドリースペース金沢(金沢区)|区内で唯一、1回100円

金沢区から:区内。京急「金沢文庫」駅西口からバスで「パークタウン東」下車、徒歩3分

金沢区で県の一覧に載っている、ただひとつの団体です。フリースペースは火・水・金の午後、学習支援は水・土の午前で、費用は各回100円。毎月の通室記録を、報告書として在籍校に送ってくれます。

相談(電話・面接・訪問)は火・金 13:00〜17:00、水 10:00〜17:00、土 10:00〜14:00。申込は電話で。

所在地横浜市金沢区釜利谷東7-19-28(金沢区福祉保健ボランティア等活動拠点内)
行き方京急「金沢文庫」駅西口から7系統「関東学院大学キャンパス」行きのバスで「パークタウン東」下車、徒歩3分(公式サイトのアクセス案内)
対象6歳〜18歳
日時フリースペース:火・水・金 13:30〜16:30/学習支援:水・土 10:00〜12:00/親の会:毎月第2火曜 10:00〜12:00
費用各回100円(相談を除く)、ほかは実費
出席扱い月ごとの通室記録を、報告書として在籍校に送付(県の団体シート)
問い合わせ045-783-5978

2. のあインターナショナルスクール(栄区)|隣の栄区、週5日の学校型

金沢区から:隣の栄区(野七里)。最寄り駅は資料で確認できませんでした

小1から高3までが通う、時間割のある学校型のフリースクールです。月〜金の8:40〜15:30と、今回の5か所でいちばん「学校に近い」1日を過ごせます。そのぶん費用は入学金100,000円・月額約40,000円(小中学部)と高めです。

公式サイトでは「キリスト教精神に基づいた教育を行うフリースクール」と説明しています。小中学部は公立のカリキュラムに準拠し、朝のバイブルタイムから6時間目までの時間割があります(県の団体シート)。

所在地横浜市栄区野七里1-37-10
行き方最寄り駅は県の団体シートに記載がなく、確認できませんでした
対象小学1年〜高校3年
日時月〜金 8:40〜15:30(放課後活動は17:30まで)
費用入学金100,000円/月額 小中学部 約40,000円・高等部 約50,000円/年間諸経費45,000円(見学・面談は無料、体験入学は1日2,000円)
出席扱い県の団体シートに記載なし(確認できませんでした)
問い合わせ045-891-9982

3. コロンブスアカデミー(磯子区)|隣の磯子区、平日9時〜18時

金沢区から:隣の磯子区(東町)。最寄り駅は資料で確認できませんでした

小学生から39歳までを対象に、平日9時〜18時に開いている居場所です。子ども食堂やキャンプなどのイベントもあります。費用は県の資料に金額がなく、問い合わせが必要です。

不登校支援・相談業務・居場所の提供に加え、子ども食堂や、お花見・キャンプ・合宿などのイベントも行っています。

所在地横浜市磯子区東町9-9
行き方最寄り駅は県の団体シートに記載がなく、確認できませんでした
対象小学生〜39歳
日時月〜金 9:00〜18:00(土日にイベントあり)。「Kauri」は月〜金 10:00〜17:00
費用県の団体シートに金額の記載はなく「詳しい内容はお気軽にお問い合わせください」とあります
出席扱い県の団体シートに記載なし(確認できませんでした)
問い合わせ045-761-0167

4. 教育支援協会南関東(南区)|南区、原則無料

金沢区から:南区(高根町)。最寄り駅は資料で確認できませんでした

小学生から35歳程度までが対象で、費用は原則無料(入退室システムや交通費などは別途の場合あり)。平日10時〜18時に開いています。見学・体験・面談をへて登録する流れです。

問い合わせ→見学・体験→面談→申込用紙で登録、という流れです。同じ法人が、横浜市の委託事業「ハートフルみなみ」(南区浦舟町)の窓口にもなっています(電話番号も同じ)。

所在地横浜市南区高根町3-17-12 KSビル3階
行き方最寄り駅は県の団体シートに記載がなく、確認できませんでした
対象小学生から35歳程度
日時月〜金 10:00〜18:00(土曜はイベント・体験活動)
費用原則無料。入退室システム・食育イベント・交通費などは別途かかることがあります
出席扱い県の団体シートに記載なし(確認できませんでした)
問い合わせ045-243-6840

5. 教育★ステーション(中区)|中区・馬車道、小1から

金沢区から:中区(本町)。最寄りはみなとみらい線「馬車道」駅

小1〜中3が対象で、個別学習と「好きなこと」の活動を組み合わせています。土曜には保護者向けの「親カフェ」もあります。費用はコース別で、県の資料に金額の記載はありません。

個別学習、好きなことの活動、通信制高校と連携したイベント、不登校経験者のグループセッション、保護者向けの学習会などを行っています。

所在地横浜市中区本町4-43 A-PLACE馬車道7階
行き方最寄りはみなとみらい線「馬車道」駅(公式サイト)
対象小学1年生〜中学3年生
日時月〜金 10:00〜17:00(土曜は保護者向けの「親カフェ」)
費用コース別。県の団体シートに金額の記載はありません
出席扱い県の団体シートに記載なし(確認できませんでした)
問い合わせ045-211-6500

金沢区から通う場合の費用相場と、補助の有無

今回の5か所の費用は、1回100円(フレンドリースペース金沢)から、月約40,000円(のあインターナショナルスクール小中学部)まで。原則無料の教育支援協会南関東もあります。金額が公表されていないコロンブスアカデミーと教育★ステーションは、見学のときに総額を聞いてください。

横浜市には、保護者向けのフリースクール利用料の補助は見つかりませんでした。市の不登校支援のページ(2026年9月14日更新)に補助の記載はなく、神奈川県が市町村の補助を後押しする制度の実施自治体(相模原市・鎌倉市・海老名市・藤沢市・葉山町・二宮町)にも横浜市は入っていません。県自身も「保護者の方に直接補助する制度ではございません」としています。

金沢区から区外の施設に通うと、京急やバスの交通費が毎月かかります。学校型の施設では、入学金(のあインターナショナルスクールは100,000円)と年間諸経費も最初にかかります。

木々に囲まれた公園の散歩道

公的な窓口|ハートフルは区内になく、近いのは上大岡

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金沢区内にはハートフルのセンター・スペース・ルームがありません。いちばん近いのはハートフルセンター上大岡(港南区上大岡西1-6-1 ゆめおおおかオフィスタワー13階)で、京急・市営地下鉄の上大岡駅に直結し、徒歩約3分です。京急線で金沢文庫・金沢八景から乗り換えなしで行けます。

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それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

区内の居場所が1か所で、平日の日中を通して過ごせる場所は区の外になる金沢区では、毎日の通所が負担になることもあります。そんなときは、自宅から参加できるオンラインのスクールも選択肢になります。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
横浜市の
ハートフル
オンライン
(自宅から)
金沢区内に
場所がある
△
区内1か所
(午後中心)
×
近いのは
上大岡
○
自宅から
費用△
1回100円〜
月約4万円
△
記載なし
(確認できず)
△
サービスによる
対象学年○
5か所とも
小学生から
△
小・中学生
○
小学生から
選べるものが多い
申込の窓口○
保護者から
直接
△
在籍校を通す
○
保護者から
直接(民間)
対面で人と
直接会える
○○×
画面越し

○=対応 △=一部・条件あり ×=非対応 / ※この記事で確認した5か所と横浜市の公式ページをもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年9月時点。

オンラインが向いているとき

  • 区外まで毎日通うと、子どもの体力や交通費が続かないとき
  • まずは家から、人と話す時間を少しずつ作りたいとき
  • ハートフルの見学や学校との相談を進めるあいだ、家での学びを止めたくないとき

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

出席扱い在籍校の校長の判断です。オンラインでの学習が出席扱いになるかは、学校と先に相談してください(文部科学省の通知でも、判断は学校が行うとされています)。
費用月額だけでなく、入会金・教材費・端末の用意まで含めて比べます。
人との関わり画面越しでも、同じ子と続けて会える仕組み(クラス・担任・少人数の場)があるかを見ます。
体を動かす・外に出るオンラインだけで1日が終わらないよう、近くの公的な窓口や居場所と組み合わせる方法も考えておきます。

見学で聞いておきたいこと

  • 1日の過ごし方(何時に来て、何をして、何時に帰るか)
  • 小学生と中高生が同じ部屋で過ごすのか、分かれているのか
  • 月額以外にかかるお金(入学金・年会費・教材費・イベント代・交通費)
  • 在籍校への報告のしかた(フレンドリースペース金沢のように月ごとに報告書を送るか)
  • 休みたい日の連絡方法と、しばらく通えなくなったときの扱い
  • 親の会や保護者の相談の場があるか
机の上のノートと色鉛筆

よくある質問

金沢区内にフリースクールはありますか?
神奈川県のフリースクール等の一覧(令和8年度)で金沢区にあるのは「フレンドリースペース金沢」(釜利谷東)の1か所でした。横浜市教育委員会の居場所情報(令和7年7月時点)には、金沢区の団体は載っていません。ほかにもある可能性はありますが、この記事では公的な資料で確認できたものだけを載せています。
「金沢 フリースクール」で検索すると石川県の情報が出てきます。
「金沢」は石川県金沢市と同じ名前なので、検索結果が混ざります。「横浜市金沢区」まで入れて検索するか、施設名で直接調べてください。
フレンドリースペース金沢の費用はいくらですか?
県の団体シートでは「各回100円(相談除く)、他実費」です。フリースペースは火・水・金の13:30〜16:30、学習支援は水・土の10:00〜12:00です。
金沢区から一番近いハートフルはどこですか?
ハートフルセンター上大岡(港南区)です。京急・市営地下鉄の上大岡駅直結で、徒歩約3分です。利用には在籍校のアセスメントが必要なので、まず学校に相談してください。
横浜市にフリースクールの補助金はありますか?
市の不登校支援ページ(2026年9月14日更新)に保護者向けの補助の記載はなく、神奈川県が後押しする制度の実施自治体(相模原・鎌倉・海老名・藤沢・葉山・二宮)にも横浜市は入っていません。今回の調べでは見つかりませんでした。
フリースクールに通うと出席扱いになりますか?
決めるのは在籍校の校長です。フレンドリースペース金沢は月ごとの通室記録を在籍校に送ると県の資料にありますが、それで出席扱いになるかは学校の判断です。通い始める前に、学校と施設の両方に相談してください。
中学生・高校生世代が使える場所はありますか?
区内には、市の「青少年の地域活動拠点」として「カナカツ」があります。フリースクールではありませんが、中高生世代が放課後や休日に過ごせるフリースペースです(市の公式ページのリンク集)。

まとめ

金沢区内で県の一覧に載っている居場所は、フレンドリースペース金沢の1か所でした。平日の日中を通して過ごせる場所を探すなら、隣の栄区・磯子区、南区・中区まで広げることになります。費用は1回100円から月約4万円まで幅があり、横浜市には保護者向けの利用料補助は見つかりませんでした。公的な窓口のハートフルは区内になく、京急でつながる上大岡が最寄りです。まずは在籍校に相談しながら、見学できるところから1か所ずつ訪ねてみてください。

窓辺のテーブルに置いた本とティーカップ

この記事の内容を確かめるための一次資料

  1. 横浜市「不登校児童生徒への支援について」(2026年9月14日更新)(リンク)
  2. 横浜市教育委員会「令和6年度『いじめ・暴力』・『長期欠席』等の状況調査結果」(リンク)
  3. 神奈川県「フリースクール等の紹介」(令和8年度・2026年7月2日更新)(リンク)
  4. 神奈川県「フリースクール等の紹介」団体シート:フレンドリースペース金沢(リンク)
  5. フレンドリースペース金沢 公式サイト(アクセス)(リンク)
  6. 神奈川県「フリースクール等の紹介」団体シート:のあインターナショナルスクール(リンク)
  7. のあインターナショナルスクール 公式サイト(リンク)
  8. 神奈川県「フリースクール等の紹介」団体シート:コロンブスアカデミー(リンク)
  9. 神奈川県「フリースクール等の紹介」団体シート:教育支援協会南関東(リンク)
  10. 教育支援協会南関東「ハートフルみなみ」(リンク)
  11. 神奈川県「フリースクール等の紹介」団体シート:教育★ステーション(リンク)
  12. 教育★ステーション 公式サイト(リンク)
  13. 横浜市教育委員会「不登校の児童生徒の居場所情報」(令和7年7月時点)(リンク)
  14. 神奈川県「フリースクール等に通う子どもへの支援(市町村による取組を支援)」(2026年5月20日更新)(リンク)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校
「区外まで毎日は通えない」ときの、もうひとつの選択肢

金沢区から平日の日中に通える場所は、区の外が中心です。NIJINアカデミーは、自宅から参加できるオンラインのオルタナティブスクールで、画面越しに先生や仲間と毎日の学びを続けられます。ハートフルや区内の居場所と組み合わせる使い方もできます。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月22日 / 最終更新:2026年9月22日
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