神戸市で子どもの習い事を探すと、民間スクールだけでなく、児童館を利用する子ども向けのスポーツ体験、学校を使った地域の放課後活動、科学館の展示・実験プログラムなど、目的の異なる選択肢が見つかります。ただし「放課後に参加できる活動」と一括りにすると、対象者や申込み方法、費用、開催頻度を取り違えやすくなります。
この記事では、神戸市・神戸市立施設の公式情報を中心に、継続型の習い事と、単発・施設利用型の体験を分けて整理します。自治体の事業は、民間教室のようにいつでも入会できるとは限りません。2026年10月15日時点で公開されている対象や案内を確認し、日程・募集状況が明記されていない場合は「各施設へ確認」と記載しています。記事中の活動イメージ写真は説明用に生成したもので、実際の教室・参加者を撮影したものではありません。
神戸市で習い事を探す前に知っておきたいこと
最初に考えたいのは、「何を習わせるか」よりも、子どもにどんな時間を増やしたいかです。基礎技術を毎週積み上げたいのか、まずはいろいろな体験をして好きなことを探したいのか、放課後の安全な居場所も必要なのかで、見るべき制度は変わります。
神戸市の資料に掲載されるスポーツ体験は、児童館・学童保育の利用と組み合わせた取組です。神戸っ子のびのびひろばは、学校の余裕教室や図書室、運動場などを活用する地域の居場所づくりです。バンドー神戸青少年科学館は、展示を見て終わるだけでなく、科学実験や工作などの講座情報を確認できる施設です。どれも魅力がありますが、対象者、開催回数、申し込みの窓口は同一ではありません。
- 技術を反復して伸ばしたい:年間予定、週あたりの回数、指導者、振替制度を確認できる継続教室が候補。
- 子どもが興味を持つ分野を探したい:児童館の体験、科学館の講座、地域行事などの単発参加が候補。
- 保護者の就労中の預かりが必要:学童保育の利用条件・時間・料金を、習い事とは別枠で確認。
- 送迎や移動が負担:学校・児童館内の活動か、自宅で参加するオンライン型かを比較。
「無料」と書かれている活動でも、毎週通えるとは限りません。また、施設利用料が無料でも交通費や材料費が別のケースがあります。情報を読むときは、費用だけでなく、参加できる人、いつ開かれるか、申込みが必要かを同時に確認しましょう。
この記事で分かること
- 神戸市の児童館で行われるスポーツ体験の特徴と、対象・参加方法。
- 神戸っ子のびのびひろばが、習い事や学童保育とどう違うか。
- バンドー神戸青少年科学館を、単発体験や親子のおでかけ学習に活用する方法。
- 公表料金と未公表の費用を区別した比較のしかた。
- 神戸市内で地域をまたいで通う場合の、曜日・移動・帰宅方法の確認点。
- 対面の地域活動とは異なる学びとして、NIJINアカデミー放課後PJを検討する視点。
なお、この記事は特定の教室の順位付けではありません。公開情報を読むためのガイドとして、申込み前に公式窓口で最新情報を確認してください。特に、年度ごとに一覧や開催予定が変わる事業については、前年の予定を今年の予定として扱わないことが大切です。
神戸市のスポーツ体験事業は「児童館の利用」とセットで考える
神戸市は、2025年8月に一部の学童保育施設でモデル実施した後、2026年度から市内40か所でスポーツ体験事業を本格実施すると案内しています。地域に拠点を置くプロスポーツチームや競技団体のトレーナー等が講師となり、子どもが多様なスポーツに触れる機会をつくる取組です。掲載されている協力先には、ヴィッセル神戸、INAC神戸、神戸ストークスなどのチームのほか、大学や競技団体も含まれます。
種目は一つに固定されていません。市の案内には、球技や陸上などに限らず、カバディ、ドッジボール、フライングディスク、モルック、パラスポーツに関わる団体なども掲載されています。子どもにとっては、最初から「サッカーを習う」と決めるのではなく、複数の動きやルールに出会い、自分の得意・不得意や面白さを見つける入口になり得ます。
一方で、この事業は、神戸市内の全児童を対象とした一般公募のスポーツ教室ではありません。2026年度の対象施設・実施場所一覧に載る児童館等から案内を受ける形が基本で、対象施設の学童保育に登録していない場合でも、普段から施設を利用している子は施設へ相談するよう市が案内しています。安全管理上、指導団体ごとに定員があり、申込者が定員を上回った場合は各施設で選定されます。
市が示す参加費は無料です。学校のある日は16時から17時、長期休暇中は10時30分から11時30分という実施時間の枠が示されています。ただし、すべての施設が同じ日に同じ種目を実施するという意味ではありません。日程は2026年度のスケジュール資料で確認し、各児童館からの案内を優先してください。報道関係者等を除く一般見学はできない旨も明記されています。
当日の流れも、一般のスポーツクラブとは異なります。子どもはまず普段利用する児童館で宿題や読書、室内遊びをし、施設職員と小学校へ移動して体験に参加し、学校または施設で解散します。つまり、家庭が毎回会場へ送迎する民間教室ではなく、既存の放課後利用の枠内で実施される活動です。「無料のスポーツ教室が近所で開かれる」と早合点せず、対象施設の利用者か、今回の参加案内があるかを先に確かめるのが重要です。
問い合わせ先は神戸市こども家庭局こども青少年課と各実施施設です。市のページから対象施設と実施場所一覧、10月までのスケジュールを確認できます。11月以降の実施や次年度の継続は、この確認日には一律の案内を確認できませんでした。現在の募集を示す情報が見つからない場合は、募集があると推定せず、通っている児童館へ問い合わせましょう。

神戸っ子のびのびひろばは、地域で過ごす放課後の居場所
神戸市の「神戸っ子のびのびひろば」は、放課後子供教室推進事業として、地域の人に見守られながら小学生が学校で過ごせる居場所をつくる取組です。市の説明では、小学1年生から6年生を対象に、平日の放課後や週末などに学校の余裕教室、図書室、多目的室、運動場などを使い、遊びや宿題などをして過ごします。
名称に「ひろば」とあるように、特定の競技や芸術を毎週指導する教室とは限りません。子どもが友達と遊ぶ、読書をする、宿題をする、校庭で体を動かすといった過ごし方が中心です。活動内容は学校ごとに異なると市が明記し、2026年度の実施校一覧を公開しています。したがって、一覧に学校名があるかどうかだけでなく、実施曜日、終了時刻、活動場所、登録・参加の手続き、保険の扱いを該当校へ尋ねる必要があります。
ここで見落としやすいのは、同じ小学校区に「放課後児童クラブ(学童保育)」と「のびのびひろば」が両方ある場合も、目的が違う点です。学童保育は保護者が就労等で家庭にいない児童の生活の場を担います。一方、のびのびひろばは地域の見守りのもとで放課後等を過ごす活動です。市ページだけでは、すべての学校の利用料や保険料を一律に把握できませんでした。必要な費用や申込条件は、学校・運営団体に確認してください。
習い事として見るなら、技能習得の進度や級・発表会の有無を期待するより、家の近くで友達と過ごすこと、学校施設を活用すること、放課後に短い活動へ参加できることに価値を置く家庭に向いています。子どもが「絵を習いたい」「水泳の泳法を身につけたい」と具体的な希望を持っている場合は、のびのびひろばだけで完結しない可能性があります。逆に、まだ好きなことが定まらず、同年代の子と安心して過ごす経験を増やしたい場合は、学校単位の活動が入口になることがあります。
実施校一覧は年度当初の計画に基づく資料です。掲載内容がその後変更される可能性もあるため、現在の実施状況を学校に確認しましょう。市の公開資料では「2026度」と表記された一覧がリンクされていますが、活動日が現在も同じと決めつけず、学校からの配布文書や窓口で照合するのが確実です。
児童館を拠点に、種目を決める前の体験を探す
神戸市の児童館は、子どもの年齢や地域ごとに施設があり、遊びや行事、子育て支援などを提供しています。習い事の定期クラスがあるか、どの年齢が参加できるか、保護者同伴が必要かは、施設ごとの運営と行事予定によって異なります。市の児童館ページから各区の施設一覧へ進めますが、すべての館に同じ講座があるわけではありません。
候補を探すときは、「児童館で教室があるか」だけでなく、毎月の行事予定、季節講座、地域ボランティアの活動、初回参加の条件を尋ねてみましょう。参加費、材料費、事前申込の有無、定員、きょうだいの同伴可否などはイベントごとに異なります。ウェブページで料金が見つからない場合は無料と決めつけず、「掲載なし・要問い合わせ」と扱います。
こうした単発の体験は、習い事を決める前の相性確認に向いています。例えば、運動を始めたい子でも、チームで競うのが楽しいのか、道具を使う競技が好きなのか、一人で記録を伸ばすのが好きなのかは、少し体験してみるまで分かりません。単発の工作や読み聞かせ、季節行事も、子どもの関心がどこへ向くかを知る材料になります。
ただし、イベントに参加したことをもって、毎週継続できるコースがあるとは限りません。体験後に「続けたい」と言った場合は、その児童館で継続活動があるか、地域のスポーツ団体・文化団体を紹介してもらえるか、近隣の公民館講座など次の窓口があるかを確認します。単発活動と継続レッスンを区別すると、期待と実際のずれを減らせます。
バンドー神戸青少年科学館は、科学を体験する候補
中央区のポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館は、神戸市立のサイエンスミュージアムです。施設の公式案内では、体験型展示や映像で科学の基礎から神戸の先端技術まで触れられること、2026年3月にオープンしたサイエンスラボで科学実験、プログラミング、工作・ものづくりなどの講座を展開することが説明されています。特定の教室に入会する代わりに、興味に合わせて展示やイベントを選ぶ入口として利用できます。
科学館のイベント一覧は時期によって内容が入れ替わります。例えば、ロボット産業に関する見学や実験体験、工作、サイエンスショーなどの案内が掲載されることがあります。イベントによって対象学年、定員、材料費、展示室入館料が異なり、「参加費無料」と「施設への入館も無料」が同じ意味とは限りません。予約制か当日参加かも催しごとに違うため、詳細ページを開き、対象・受付時間・費用の範囲を読んでから出かけましょう。
通常の展示室料金は、公式利用案内で大人600円、小・中・高校生300円、幼児以下無料と案内されています。ドームシアターは別料金で、大人400円、小人200円が基本です。神戸市近隣自治体の小・中学生向け「のびのびパスポート」など対象となる割引もありますが、対象地域や証明書の提示方法を来館前に確認してください。料金は確認日時点の公式案内です。
アクセスはポートライナー「南公園」駅から徒歩約3分と案内され、一般駐車場はありません。月曜から木曜は9時30分~16時30分、金・土・日・祝日は19時まで(入館は閉館30分前まで)が基本ですが、休館日や館内整理日、長期休暇の扱いがあります。展示室の利用と、毎週通う習い事は目的が異なるため、回数券や年会費、イベント申込みなども含めて家族の利用頻度に合わせて考えましょう。
子どもが展示で長く立ち止まったテーマは、帰宅後に図書館の本や学校の自由研究につなげることもできます。「1回で科学の知識を身につける」というより、疑問が生まれる場として使い、次の体験を探すのがおすすめです。講座の開催日が合わない場合でも、常設展示を見学する選択はありますが、展示内容・一部エリアの運用は変更されるため、公式サイトの最新案内を確認してください。

地域活動と継続レッスンを比較するときの見方
自治体の放課後活動は、地域の人・学校・児童館を基盤にした参加機会です。民間の音楽教室やスポーツクラブは、決まった曜日に同じ技能を積み上げるプログラムが中心です。どちらが良いかではなく、家庭が今必要としている役割を先に決めると探しやすくなります。
| 選択肢 | 活動の主な役割 | 参加の入口 | 費用の確認 |
|---|---|---|---|
| 市のスポーツ体験 | 児童館利用中に多様な運動を体験 | 対象施設からの案内・施設への相談 | 市ページで参加費無料。対象施設の利用条件等は別途確認 |
| 神戸っ子のびのびひろば | 学校施設を使った放課後等の居場所 | 2026年度実施校一覧と学校へ確認 | 一律料金の公表を確認できず、学校へ要確認 |
| 科学館 | 展示・実験・工作などを通じた科学体験 | 来館、イベントごとの事前予約または当日受付 | 展示室・ドーム料金、イベントの追加費用を分けて確認 |
| 民間の継続教室 | 一定の分野を定期的に練習・学習 | 教室ごとの体験・入会手続き | 月謝、入会金、教材・用具、発表会、休会規定 |
比較表を作る際は、月謝だけではなく「一回あたりの所要時間」「送迎時間」「準備物」「休んだ場合の扱い」まで加えると、実際の負担を把握しやすくなります。例えば、月謝が低くても、公共交通で片道40分かかれば、平日の夕方に続けるのは難しいかもしれません。逆に、科学館のイベントは継続レッスンではなくても、家族で月に1回訪れる体験として予定を立てられます。
神戸市内の移動を含めて、続けられる場所を選ぶ
神戸市は海側の市街地、山側の住宅地、ポートアイランドなど生活圏の条件が異なります。市内に良い教室があることと、わが家から無理なく通えることは別の問題です。体験日には、実際に通う曜日・時間帯で移動し、駅から施設までの道、雨の日の動線、帰宅時の暗さ、乗換えの負担を確かめましょう。
子どもだけで通わせる予定なら、会場までの所要時間だけでは不十分です。自宅から駅、乗車中、下車後、施設への入館、帰宅時の連絡方法を一つずつ確認します。低学年のうちは保護者同伴を前提にするか、きょうだいの送迎と両立できるかも話し合っておきましょう。施設が主催する活動であっても、現地までの送迎が含まれるとは限りません。
学校内で完結する地域活動は移動負担を抑えやすい一方、開催曜日が限られる場合があります。スポーツ体験事業のように、児童館から小学校へ職員と移動する仕組みも、対象施設の利用が参加の前提です。科学館は駅から近いものの、開催イベントによっては夕方や休日の混雑があります。家族の行動範囲を地図に描き、平日・休日の両方で現実的かを見てください。
「市内なら近いだろう」と考えず、区をまたぐ場合は、乗換え時間に加えて待ち時間も見込みます。習い事の終了時刻が学校の下校時刻に合わない場合、移動中の見守りが必要になることがあります。教室側へ、遅刻時の扱い、災害時の連絡、保護者への引き渡し方法を確認すると安心です。
費用は「参加費」と「通い続ける総額」を分けて見る
神戸市の公的情報で金額まで確認できた例は、スポーツ体験事業の参加費無料、青少年科学館の展示室・ドームシアター料金などです。一方、のびのびひろばの一律利用料、各児童館の全行事の材料費、個々の民間教室の月謝は、今回確認したページだけでは共通料金として確定できません。非掲載の金額を推定せず、施設または教室へ確認してください。
| 費用項目 | 確認できた情報 | 問い合わせること |
|---|---|---|
| 市スポーツ体験 | 参加費は無料 | 通常の児童館利用料、保険、対象登録、参加時の持ち物 |
| のびのびひろば | 市の紹介ページに一律額の記載なし | 利用料、保険、登録料、参加できる曜日 |
| 青少年科学館 | 展示室:大人600円、小人300円。ドーム:大人400円、小人200円。幼児以下無料 | 催しの参加費・予約・割引条件、最新料金 |
| 継続型の民間教室 | 教室により異なる | 月謝・入会金・教材・用具・発表会・休会退会・振替 |

民間教室で最初に確認したいのは、月謝以外に毎年発生する費用です。入会金、ユニフォームや道具、指定教材、検定、発表会、遠征、保険、施設利用料が分かれていることがあります。体験当日に申し込むと割引になると言われた場合も、割引の条件と通常料金、退会時の規約を一度持ち帰って比較しましょう。
公的施設のイベントでは「無料」と掲載されていても、入館料が別途必要なのか、材料費が含まれるか、保護者分の料金が発生するかを個別ページで確認します。青少年科学館なら展示室とドームシアターは別料金で、特定イベントは入館券が必要な場合があります。無料イベントと常設展示を同日に楽しむなら、家族人数に応じた合計額で考えましょう。
体験から始める場合の確認チェックリスト
申込み前に、次の項目をメモにして電話・メール・窓口で確認しましょう。公的活動か民間教室かにかかわらず、対象と当日の流れが分かると、子どもにも説明しやすくなります。
- 対象:学年・年齢、居住地域、児童館登録の要否、保護者同伴条件。
- 活動の目的:預かり、自由遊び、単発体験、技術習得のどれが中心か。
- 日時と頻度:毎週か単発か、年度途中の追加募集はあるか、雨天時はどうなるか。
- 費用:参加費以外に、入館料、材料費、保険、登録料、用具代があるか。
- 安全と連絡:会場までの移動、見守り、帰宅方法、緊急連絡、写真の取扱い。
- 休んだとき:振替・返金・欠席連絡の期限、次回参加の方法。
見学・体験ができる場合は、講師の説明だけでなく、子どもが困ったときに助けを求めやすい雰囲気かを観察します。指導者が一人で複数の子を担当する活動では、人数や安全管理も確認点です。体験後に子どもが「楽しかった」と言ったら、何が楽しかったのかを具体的に聞くと、次の候補を絞れます。友達と活動することか、体を動かすことか、作った物を見せることかで、選ぶ教室が変わります。
NIJINアカデミー放課後PJという選択肢
神戸市内の児童館や科学館の体験は、地域の人や施設と出会い、現地で身体を動かしたり、展示を見たりできる点が魅力です。それとは別に、自宅からオンラインで参加し、子どもの「好き」を数週間・数か月単位のプロジェクトへ発展させる学び方もあります。NIJINアカデミー放課後PJは、小中学生等を対象にしたオンラインの習い事で、学校に通いながら放課後・休日に参加する設計です。
公式サイトでは、マインクラフトで理想の学校や街をつくる活動、Scratchでゲームを制作して他の子に遊んでもらい改良する活動、イラスト企画、VTuber、地域創生、企業との共創などが紹介されています。どのテーマも、完成見本をまねて終わるのではなく、問いを見つけ、企画し、制作し、仲間や専門家と対話し、発表や提案にする流れが軸です。参加前に専門スキルを持っていることを前提とせず、スタッフが伴走する旨も公式案内にあります。
参加形態はオンラインのメタバース校舎があり、公式料金ページでは入学金22,000円(税込・初回のみ)、月謝12,683円(税込)と案内されています。週1回のクラス会議と校舎利用などが含まれ、教材費・イベント参加費の追加はないとされています。料金や時間割は更新される可能性があるため、申込時に公式料金ページで再確認してください。これは毎日の預かりを行う学童保育ではなく、週1回を中心とした探究プログラムである点を、利用目的と照らし合わせましょう。

神戸市の活動と比較すると、地域のスポーツ体験は実際の運動や対面交流を重視し、科学館は展示や講座を訪れる体験型です。放課後PJは、自宅から参加でき、制作物や社会に向けた発表まで続けることを重視します。どれか一つに絞る必要はありませんが、平日の時間、画面を使う時間、家庭の通信環境、子どもが集団でのオンライン交流を望むかを体験で確かめるとよいでしょう。

公式サイトには無料体験の案内があり、実際のクラスへ参加してから個別相談・入学を検討できる流れが示されています。最新の対象学年、曜日、料金、体験の予約枠は公式ページで確認してください。オンラインであれば神戸市内の区をまたぐ移動は不要ですが、端末と通信環境が必要で、対面スポーツや地域施設の代替ではありません。子どもが現地で身体を動かすことを求めているなら、地域の活動と役割を分けて比較します。
継続教室を決めるときは「できるようになりたいこと」を言葉にする
習い事を選ぶ過程で、親が見つけた候補と子どもの希望がずれることがあります。保護者は運動不足の解消を期待していても、子どもは友達と一緒にいたいだけかもしれません。反対に、子どもが「ゲームを作ってみたい」と話していても、保護者は遊び時間が増えることを心配するかもしれません。最初に「何を習うか」ではなく、「終わった後にどんな気持ち・経験が残るとよいか」を親子で話し合うと、候補の比較がしやすくなります。
例えば、体力をつけたいなら、競技の種類だけでなく、基礎運動をする時間、休憩、水分補給、初心者が参加できる仕組みを確認します。作品づくりが好きなら、見本を完成させる時間と、自分でテーマを決める時間の比率を見ます。学習のつまずきを補いたい場合、科学館の体験や探究プログラムだけで学校教科の補習になるとは限らないため、塾・家庭学習と分けて考えましょう。
体験日に確認する観点を、子どもの言葉で一つ決めておくのも有効です。「先生に質問しやすかったか」「やってみたい活動があったか」「疲れすぎなかったか」など、体験後に答えられる質問にします。親だけで評価すると、子どもの関心を見落としやすくなります。子どもが迷っている場合は、すぐに長期契約をせず、単発イベントをもう一つ試す方法もあります。
よくある質問
神戸市のスポーツ体験事業は、誰でも申し込めますか?
一般向けの一斉公募ではありません。2026年度の対象施設・実施場所一覧に基づき、各施設から案内される形が基本です。対象施設の学童保育に未登録でも普段から施設を利用している場合は、施設へ相談するよう市が案内しています。定員や参加者の選定も施設単位です。
スポーツ体験事業は有料ですか?
神戸市の案内では、事業の参加費は無料です。ただし、参加できる条件は対象児童館等の利用に関係します。通常の児童館・学童保育に関する費用、持ち物、保険の扱いまで一律無料とは読み替えず、施設へ確認してください。
神戸っ子のびのびひろばで、特定のスポーツを習えますか?
市の説明は、学校施設で地域の人に見守られて遊びや宿題などをして過ごす居場所づくりです。活動内容は学校ごとに異なるため、特定競技の定期指導があるとは限りません。年度の実施校一覧と学校からの最新案内で、具体的な内容を確認しましょう。
青少年科学館は、習い事のように毎週通えますか?
科学館は展示や時期ごとの講座を提供する施設で、イベントの頻度・対象・予約は催しごとに変わります。毎週決まった曜日に技能を習得する継続教室とは異なるため、講座一覧で希望する活動があるかを確認してください。常設展示を複数回訪れる方法もあります。
神戸市内で習い事の月謝相場はいくらですか?
このページで扱う市のスポーツ体験は参加費無料、科学館は展示室等の入館料金が公開されていますが、市内の習い事全体に共通する月謝を示す公式資料は確認できません。民間教室は種目・回数・施設で異なるため、月謝に加えて入会金、用具、教材、保険、発表会などを個別に確認してください。
送迎が難しい家庭でも選べる方法はありますか?
学校や児童館の活動は、参加できる条件と活動場所が合えば移動を抑えられる場合がありますが、すべての送迎を主催者が担うとは限りません。オンライン型は会場までの送迎が不要ですが、端末・通信環境が必要で、対面スポーツの代わりではありません。帰宅時刻・保護者の迎え・活動後の移動を一つずつ確認しましょう。
一次資料・確認先
以下は、本文の制度・施設情報を確認した公式資料です。開催日や受付状況、料金は変更される場合があります。申し込み前にリンク先の最新情報をご確認ください。確認日:2026年10月15日。
- 神戸市「スポーツ体験事業の実施」(対象施設、時間、協力団体、参加費、当日の流れ)
- 神戸市「神戸っ子のびのびひろば」(事業の目的、2026年度の実施校一覧)
- 神戸市「児童館・学童保育」(区別の施設情報)
- バンドー神戸青少年科学館「コンセプト」(施設の展示・サイエンスラボ)
- バンドー神戸青少年科学館「イベント」(開催中の講座・体験)
- バンドー神戸青少年科学館「ご利用案内」(開館時間、休館日、入館料金)
- NIJINアカデミー放課後PJ公式サイト・学費・費用(活動内容、参加形態、料金、体験)
まとめ|神戸市では「近くで継続」か「まず体験」かを分けて探そう
神戸市で子どもの習い事を探すときは、自治体・学校・児童館の放課後活動と、継続型の民間教室、科学館の体験講座を同じカテゴリーに混ぜないことが大切です。市のスポーツ体験事業は、対象児童館の利用と結び付いた無料の体験機会。神戸っ子のびのびひろばは、学校施設と地域の見守りを活用する放課後の居場所。青少年科学館は、展示やイベントを通じて科学への関心を広げる施設です。それぞれ役割が異なります。
今すぐ確認するなら、通っている児童館にスポーツ体験の対象施設か、今年度の案内が届いているかを尋ねること、学校にのびのびひろばの実施状況を確認すること、科学館のイベントページで対象学年・費用・受付方法を見ることから始められます。継続教室を選ぶ場合は、費用だけでなく送迎と帰宅まで含めて、平日に無理なく続けられるかを体験で確かめましょう。
対面の体験と並行して、家で仲間と企画・制作に取り組むオンライン型を比べる方法もあります。子どもが何に夢中になるかを観察し、家庭の目的と本人の希望が重なる活動を選ぶことが、長く続く習い事への近道です。募集や予定が公表されていない部分は、施設へ問い合わせてから判断してください。



