- 武蔵新城駅から乗り換えなしで通える5か所と、駅からの距離・駅数
- 原則無料の公設民営フリースペース、月3,000円の協力金など、川崎市の費用の低さ
- 無料の「ゆうゆう広場」(中原区・高津区にもあります)の対象と申込先
- 定員4名・定員10名など、少人数の場所の探し方
掲載しているのは、各施設の公式サイトと、川崎市総合教育センターの公表資料と、各施設の公式サイトで実在を確認できた場所だけです(2026年9月9日確認)。掲載は推薦や保証ではありません。NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。その前提でお読みください。費用や開設日は変わることがあるので、最終的にはかならず各施設に直接ご確認ください。
武蔵新城駅は南武線で溝の口・武蔵小杉に1本です
不登校の時期に、乗り換えは思っている以上の負担になります。人の多い駅での乗り換えは、それだけで消耗します。
武蔵新城駅はJR南武線の駅で、2駅で武蔵溝ノ口、3駅で武蔵小杉。川崎方面へも立川方面へも1本です。溝の口は田園都市線、武蔵小杉は東横線・横須賀線とつながる大きな駅なので、そこまで出られれば選択肢は一気に広がります。
そしてこのエリアの大きな特徴が、費用の低さです。この記事で紹介する5か所のうち、こどもサポート宮ノ下は月3,000円の協力金のみ、フリースペースえんは川崎市の公設民営です。「費用が心配で相談もできていない」というご家庭にとって、川崎市は条件のいい地域です。
以下、武蔵新城駅から近い順に紹介します。
武蔵新城駅から通えるフリースクール5選(比較一覧)
費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。
| スクール名 | エリア | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| NIJINアカデミー 武蔵新城校 | 川崎市中原区新城(武蔵新城駅) | 小学生〜中学生 | 週1日のリアル教室+メタバース校舎 | ハイブリッド通学 月48,543円(税込)/入学金33,000円 |
| 小さなおうちの学校 | 川崎市中原区(武蔵小杉駅 徒歩4分/南武線で3駅) | 小学生・中学生 | 定員4名の少人数制(通学+オンラインの併用) | 要問い合わせ |
| フリースペースえん | 川崎市高津区下作延(武蔵溝ノ口駅/南武線で2駅) | 小中高生・若者 | 公設民営のフリースペース(登録制) | 要問い合わせ(利用には登録が必要) |
| こどもサポート宮ノ下 | 川崎市高津区下作延(武蔵溝ノ口駅/南武線で2駅) | 小学生〜高校生以上 | 月〜金 9:00〜17:00・個別対応(学習回数は週2回が目安) | 月3,000円(こどもサポート協力金) |
| クラーク国際中等部 川崎キャンパス | 川崎市高津区溝口(溝の口駅 徒歩11分/南武線で2駅) | 小学6年生〜中学3年生 | クラークスマートⅠ/Ⅱ(通学とオンラインの組み合わせ) | 月22,700円〜39,200円(税込)/入学金30,000円 |
5校を1校ずつ紹介します
1. NIJINアカデミー 武蔵新城校(川崎市中原区新城・武蔵新城駅)
運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)
武蔵新城駅のそば。「しんじょのねどこ」という地域のスペースのなかにあります。
駄菓子屋が入口のフリースクールです。地域の居場所づくりを行う「しんじょのねどこ」を拠点にしていて、ふらっと立ち寄って、好きに過ごすところから始められます。
週1日はリアル教室、ほかの日はメタバース校舎に通うハイブリッド型です。リアルに通える日が週1日でも、平日の学びが途切れない設計になっています。
ミニチュア作家のお仕事体験、駄菓子屋オーナー体験など、子どもの「やってみたい」を社会につなげるイベント・講座を開いています。


- 開校場所:川崎市中原区新城3-16-21 中島店舗1階「しんじょのねどこ」内
- 開校日:毎週木曜日 9:30〜14:30
- 対象:小学生・中学生
- 定員:10名
- 費用:ハイブリッド通学 月48,543円(税込)。内訳はメタバース授業料23,760円+施設利用料1,683円+リアル教室授業料16,500円+施設利用料6,600円(保険料含む)。メタバースを年払いにすると月44,583円。初月のみ入学金33,000円
- 通いやすいエリア:中原区・高津区・宮前区・幸区・多摩区/横浜市港北区・都筑区・鶴見区・神奈川区
出典:NIJINアカデミー 武蔵新城校 公式ページ(2026年9月9日確認)
2. 小さなおうちの学校(川崎市中原区・武蔵小杉駅から徒歩4分)
南武線で3駅、武蔵小杉駅から徒歩4分。定員4名の少人数です。
まずは武蔵小杉側。鹿島田・矢向から南武線ですぐです。
武蔵小杉駅から徒歩4分、新丸子駅からも徒歩5分以内という立地の、定員4名の少人数制フリースクールです。
HSC(ひといちばい敏感な子)フレンドリーな学びの場を掲げ、「対話と自治・自立に向けプロがサポート」することを公式サイトで案内しています。
オンラインと実在する教室を組み合わせたハイブリッドなアプローチで、一人ひとりに合わせた柔軟なサポートを行うとしています。
- エリア:川崎市中原区(武蔵小杉駅から徒歩4分・新丸子駅から徒歩5分以内)
- 対象:小学生・中学生
- 定員:4名
- 形態:通学+オンラインの併用
- 費用:公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
出典:小さなおうちの学校 公式サイト(2026年9月9日確認)
3. フリースペースえん(川崎市高津区下作延・川崎市子ども夢パーク内)
南武線で2駅、溝の口。川崎市子ども夢パークのなかにある公設民営のフリースペースです。
田園都市線で3駅、溝の口。川崎市子ども夢パークのなかにある公設民営のフリースペースです。
川崎市子どもの権利に関する条例をもとに、川崎市と認定NPO法人フリースペースたまりばの協働事業として生まれた、公設民営の居場所です。
決められたカリキュラムはなく、「いつ来ていつ帰るか、どのように過ごすかは自分で決めます」と公式サイトに明記されています。活動は話し合いで決めます。
利用は登録制で、説明・面談(要予約)→2週間くらいの体験期間→登録→入会という流れです。
- 所在地:川崎市高津区下作延5-30-1 川崎市子ども夢パーク内
- 対象:学校の中に自分の居場所を見出せない子どもや若者
- 形態:公設民営のフリースペース(登録制)
- 利用の流れ:説明・面談(要予約)→体験期間(2週間くらい)→登録→入会
- 費用:公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
- 連絡先:044-850-2055
出典:フリースペースえん(川崎市子ども夢パーク)公式ページ(2026年9月9日確認)
4. こどもサポート宮ノ下(川崎市高津区下作延)
同じく溝の口エリア。月3,000円の協力金で、月〜金の9:00〜17:00と時間が長めです。
同じく溝の口エリア。月3,000円の協力金で、出席扱いにつなげる連携もしています。
川崎市の退職教職員らが2004年(平成16年)に設立したNPOが運営しています。学習支援担当は40名で、国語・数学・社会・理科・英語・美術・特別支援・PCまでカバーしています。
学習科目は子ども自身が選び、通所する曜日や時間は担当者と相談して決めます。学習回数は週2回が目安です。
通所日数と学習内容を在籍校に知らせて出席扱いにつなげる連携を行っていると公式サイトに明記されています。令和7年度の登録は小学生38人・中学生91人・高校生以上23人でした。
- 所在地:川崎市高津区下作延5-11-8 サニーテラスナカイ1階
- 開所:月曜日〜金曜日 9:00〜17:00(土日祝は休み)
- 対象:小学生・中学生・高校生以上
- 費用:こどもサポート協力金 月3,000円
- 出席扱い:通所日数・学習内容を在籍校に知らせて出席扱いにつなげる
- 連絡先:044-877-0553
出典:こどもサポート宮ノ下 公式ページ(2026年9月9日確認)
5. クラーク国際中等部 川崎キャンパス(川崎市高津区溝口・溝の口駅から徒歩約11分)
溝の口駅から徒歩11分。通学とオンラインを組み合わせるプランで、金額が公表されています。
高津区へ。溝の口駅から徒歩約11分、通信制高校と連携した中等部です。
クラーク記念国際高等学校の建物内にある、小6〜中3対象のフリースクールです。溝の口駅・高津駅から徒歩圏内にあります。
独自教材を使って一人ひとりのペースで基礎学力を積み上げ、コーチング面談を組み合わせて進路まで見通します。
地域のボランティア活動などを通じて、地域とのつながりや社会性も育てるとしています。川崎キャンパスの設置コースはクラークスマートⅠとⅡです。
- 所在地:川崎市高津区溝口3-25-10(クラーク記念国際高校 建物内)
- アクセス:東急「溝の口駅」より徒歩約11分
- 対象:小学6年生〜中学3年生
- 設置コース:クラークスマートⅡ(通学+オンライン)/クラークスマートⅠ(オンライン+通学)
- 費用:入学金30,000円。月学費はクラークスマートⅡ 39,200円/クラークスマートⅠ 22,700円(いずれも税込。全日型は48,000円だが川崎キャンパスには設置なし)
- 連絡先:044-712-3671(平日9:00〜17:00)
出典:クラーク国際中等部 川崎キャンパス 公式ページ(2026年9月9日確認)
その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください
川崎市の公的な受け皿は「ゆうゆう広場」です。中原区に「ゆうゆう広場なかはら」、高津区に「ゆうゆう広場たかつ」があり、武蔵新城駅からはどちらも近い距離です。対象は「川崎市内に住む小中学生または川崎市内の学校に通う小中学生で、心理的な理由や様々な事情で不登校の状態になっている子どもたち」。
開室は月〜金曜の9:30〜15:00(祝日・年末年始・学校閉庁日を除く)。通室する日時を子どもが選べるのがこの制度のいいところです。活動は小集団での体験活動と学習支援で、社会見学、マイクロバスでの移動、夏休みの宿泊行事(サマーキャンプ)、親子ふれあい活動、保護者交流会などがあります。
💡 申し込みは電話(044-522-3534/平日9:00〜16:00)か、川崎市総合教育センターの見学申し込みフォームから。まず見学から始められます。
💡 居住地の条件に注意してください。ゆうゆう広場は「川崎市内に住む」か「川崎市内の学校に通う」ことが条件です。また、この記事で紹介したこどもサポート南野川のような川崎市の事業にも、市内在住を条件にしているものがあります。横浜市や世田谷区にお住まいで武蔵新城まで来られる方は、申し込みの前に条件を確認してください。
見学で確認したいこと
駅から近いことと、お子さんに合うことは別の話です。見学のときは、次の5点を確認してみてください。
- 在籍校の出席扱いを目指す場合、学校とどう連携してくれるか(連絡の頻度・報告の形)
- 1日の流れと、参加しない選択ができるかどうか
- スタッフの人数と、子ども何人につき何人が見るか
- 月謝のほかにかかるお金(教材費・材料費・遠足費・入会金)
- 見学だけ・体験だけで終わってもいいか、その後の連絡の取り方
よくある質問
まとめ
武蔵新城駅を起点にすると、駅のそばから南武線で2〜3駅の溝の口・武蔵小杉まで、5か所が乗り換えなしで候補になります。
このエリアの強みは費用です。月3,000円の協力金で使える場所、公設民営のフリースペース、そして無料の「ゆうゆう広場」が中原区・高津区の両方にあります。「費用が心配で動けていない」段階なら、まずここから当たってみてください。
ただし川崎市の事業には市内在住・市内在学が条件のものがあります。申し込みの前に条件を確認してから動くと、無駄がありません。


