- 八千代市に保護者向けの補助は確認できませんでした。千葉県にもありません。費用は全額自己負担です
- 八千代市内のフリースクールは3か所。いずれも料金を公開しています
- 出席扱いを断定している施設が1か所あります。この記事ではその原文と、注意点をそのまま書きます
- 船橋駅北口から徒歩2分、京成船橋から徒歩5分など、駅近の選択肢が市外に集まっています
- 八千代市の教育支援センターと教育センターは別の組織です。電話番号も場所も違います
- 千葉県はフリースクールの一覧を公開していません。探す側の負担が大きい県です
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。10番目に自社のスクール(千葉佐倉校とオンライン)を挙げていますので、自社の紹介を含む記事であることを先にお伝えします。ほかの9か所と同じ項目・同じ粒度で書き、公式サイトに書かれていないことは「非公開」「確認できず」とそのまま書いています。
八千代市には補助がありません。でも料金は分かります
お金の話から書きます。
八千代市に、保護者へフリースクール利用料を補助する制度は確認できませんでした。市の公式サイトにフリースクールの記載がなく、制度の存在を示す資料も見つかりませんでした。千葉県にも保護者向けの補助はありません。県が出しているのは施設(運営者)向けの「千葉県フリースクール活動支援事業」です。つまり、費用は全額が家庭の負担になります。
千葉県内には補助を出している市があります。市原市(月額上限2万円)、松戸市、印西市、そして四街道市と千葉市。ただしいずれもその市に住んでいることが条件です。八千代市民が四街道市のフリースクールに通っても、四街道市の補助は出ません。「隣の市に補助がある」と「自分が使える」は別の話です。
もうひとつ、千葉県で探すときの壁があります。千葉県はフリースクールの一覧を公開していません。県のよくある質問には「各民間団体にお問合せください」と書かれているだけです。東京都や埼玉県のように一覧のPDFがある県と比べると、探す側の負担がかなり大きい県だといえます。
ここまでは厳しい話ですが、八千代には明るい面もあります。市内の3か所は、いずれも料金を公式サイトで公開しています。入会金がいくらで、月額がいくらで、維持費がいくらか。見学に行く前に総額が計算できます。補助がないぶん、金額が分かることの価値は大きいです。この記事では、その3か所から書きます。

NIJINアカデミーは、週4日のメタバース校舎と週1日のリアル教室を組み合わせて通えるオルタナティブスクールです。東京都内では南大沢駅のそばにリアル教室があり、毎週木曜に開いています。まずはオンラインの無料体験会から。
八千代から通えるフリースクール10選(比較一覧)
八千代市内3か所と、京成本線・東葉高速線・総武線で通える市外6か所、それにNIJINアカデミー(佐倉市の教室とオンライン)。費用は公式サイトに書かれている金額をそのまま載せ、書かれていないものは「非公開」または「確認できず」としています。推測では書いていません。
| スクール名 | エリア(最寄り) | 対象 | 開所 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1. フリースクール まなびかふぇ | 八千代市緑が丘2-33-1(八千代緑が丘エリア) | 小・中 | 火〜金 9:30-15:30 | 入会28,000円+小22,000円/中27,000円+維持費2,200円 |
| 2. 学習塾・フリースクール Paso | 八千代市勝田台7-1-23(勝田台エリア) | 小・中 | 平日 14:00-21:00(土日休) | 小11,900円〜/中15,400円〜 |
| 3. フリースクール・南十字舎 八千代台キャンパス | 八千代市八千代台北5-8-17 2F | 小・中・高 | 月〜金 10:00-17:00(自由登校制) | 月27,500円 |
| 4. フリースクール シーカーふなばし | 船橋市本町3-5-31(京成船橋 徒歩5分/JR船橋 徒歩7分) | 小3〜中(高校生は要相談) | 平日 10:00-16:00 | 入会30,000円+月35,000円(平日通い放題)+保険料800円/年 |
| 5. フリースクール まなサポ ジュニア 船橋校 | 船橋市本町6-1-13(船橋駅北口 徒歩2分) | 小・中 | 確認できず | 非公開 |
| 6. 船橋フリースクール ハロー!ステーション | 船橋市北本町1-19-50(新船橋駅 徒歩2分) | 記載なし | 平日 9:30-12:30 | 入会22,000円+月22,000円+月会費1,320円(単日3,300円) |
| 7. フリースクール ネモ | 習志野市谷津2-18-33(京成谷津駅 徒歩7分) | 年齢制限なし | 確認できず | 入会50,000円+月39,000円(体験3回6,000円) |
| 8. Little Baobabs | 四街道市千代田1-40-12 | 6〜18歳 | 月・火・木・金 10:00-15:00 | 入会10,000円+月30,000円(お試し1回3,000円) |
| 9. ボドゲステーション | 船橋市習志野台4-1-7(習志野駅 徒歩1分) | 記載なし | 週5日 9:30-16:00 | 非公開 |
| 10. NIJINアカデミー 千葉佐倉校/オンライン | 佐倉市(志津コミュニティセンター内)+自宅 | 小1〜中3 | 毎週木 10:00-15:00+平日オンライン | 月25,443円(初月のみ入学金33,000円) |
10か所を1か所ずつ紹介します
1. フリースクール まなびかふぇ|料金が全部出ている。出席認定の実績も明記
千葉県八千代市緑が丘2-33-1 エム・ケービル301(東葉高速鉄道 八千代緑が丘駅エリア)
八千代市内で、もっとも情報が揃っている施設です。費用が細かく公開されています。入会金28,000円(全学年共通・兄弟姉妹は2人目から半額)、月額は小学生22,000円・中学生27,000円、これに教室維持費2,200円/月。個別指導は4回セットで小学生12,000円、中学1・2年14,000円、中学3年16,000円。お試し会員(1か月限定)が8,800円で、卒業生向けのサポート会員(月4,400円)まで用意されています。
開所は火曜から金曜の9時30分から15時30分。対象は小学生と中学生。教室は「ほっこり」「プレイ」「学び」「トーク」の4つのエリアに分かれていて、アートセラピー、読み聞かせ、英会話、プログラミング体験、キャリア教育支援、定期テストの実施まで幅広く行われています。
出席扱いの書き方が丁寧です。トップページには「『お子様・保護者様・学校・教育委員会』と連携し、共に出席認定を目指します。実績多数あり。」とあり、よくある質問では「出席認定を受けるにはいくつかの要件を満たす必要があり、最終的にはお子様の在籍する学校長の判断になります。」と補足しています。実績を示しつつ、断定はしていません。この書き方ができる施設は信頼できます。送迎については記載がなく、確認できませんでした。
2. 学習塾・フリースクール Paso|月11,900円から。ただし出席扱いの表現には注意が必要です
千葉県八千代市勝田台7丁目1-23 リバティ勝田台102号(京成本線・東葉高速線 勝田台/東葉勝田台駅エリア)
費用がこの記事のなかで最も安い部類です。月額は小学生11,900円から、中学生15,400円から。補助のない八千代で、この水準は大きな意味を持ちます。入会金については公式に記載がなく、確認できませんでした。
ただし形に注意が必要です。開所は平日の14時から21時(土日は休み)。コース別では小学生の通塾が15時30分から17時、中学生が17時から21時、アフタヌーンコースが14時から16時。基本的に午後から夜の時間帯です。平日の午前中をまるごと過ごす場所ではありません。オンラインコースは火曜(小学生10時〜11時、中学生11時30分〜12時30分)に設定されています。
中身は、教壇経験36年以上のベテラン元教師による個別指導です。国語力を重視し、不登校や発達障害のある子への対応を明記しています。「教えあい学習」を取り入れています。
ここははっきり書きます。出席扱いについて、公式サイトは「当塾で学習した日は、学校に出席した扱いになります。」と断定的に書いています。この記事の10か所のなかで、断定表現を使っているのはここだけです。ただし、出席扱いにするかどうかを決めるのは在籍校の校長です。施設側が決められることではありません。この点は必ず在籍校に確認してください。
3. フリースクール・南十字舎 八千代台キャンパス|学年で区切らない。自由登校制
千葉県八千代市八千代台北5-8-17 2F(京成本線 八千代台駅エリア)
八千代市内で、小学生・中学生・高校生のすべてを受け入れている唯一の施設です。しかも学年で区切らない縦割りの教室という形をとっています。同学年の集団が苦しかった子どもにとって、この設計は意味があります。
開所は月曜から金曜の10時から17時。この時間内であればいつ来ていつ帰ってもいい自由登校制です。八千代市内で、平日を通して開いていて時間の自由がきくのはここだけです。費用は月額27,500円(学研教室とKG高等学院は別途学費)。入会金の記載はありません。
中身は完全個別指導で、学研教室の教材(学習指導要領準拠)を併用します。鹿島学園高等学校/KG高等学院と提携していて、高校卒業資格の取得まで見通せるのが特徴です。社会福祉士でもある牧師が相談に対応し、保護者向けの「大丈夫カフェ」も開かれています。
出席扱いについては公式サイトに記載がなく、確認できませんでした。送迎についても記載がありません。最寄り駅からの徒歩分数も公開されていないので、問い合わせのときに確認してください。
4. フリースクール シーカーふなばし(船橋市)|学校法人が運営。平日通い放題
運営:学校法人 中山学園/千葉県船橋市本町3丁目5番31号 将泰庵ビル4階(京成船橋駅から徒歩5分、JR船橋駅から徒歩7分)
学校法人が運営しているフリースクールです。この記事のなかで学校法人が母体なのはここだけで、体制の安定感という点では頭ひとつ抜けています。京成船橋駅から徒歩5分、JR船橋駅から徒歩7分。八千代からは東葉高速線か京成本線で出られます。
対象は小学3年生から中学生(高校生は要相談)。開所は平日の10時から16時で、費用は入会金30,000円、月謝35,000円で平日通い放題、保険料が年800円(すべて税込)。週5日通うことを前提にすると、1日あたりの単価はこの記事のなかでも低いほうです。
出席扱いについては「出席認定に向けた支援あり ※出席認定は在籍校の判断となります」と書かれています。支援はするが判断は在籍校、という正確な書き方です。中身は個別対応の学習支援で、活動は自由選択制。元教員が指導にあたり、在籍校との連携を行っています。送迎についての記載はありません。
5. フリースクール まなサポ ジュニア 船橋校|船橋駅北口から徒歩2分。報告書の作成に対応
運営:Grow-S/千葉県船橋市本町6-1-13 YMビル2F(JR・東武アーバンパークライン「船橋」駅北口から徒歩2分)/電話 0120-973-581
船橋駅北口から徒歩2分。この記事のなかでもっとも駅に近い部類です。付き添い登校が必要な時期、駅から歩く距離がそのまま負担になるので、この2分は効きます。対象は小学生と中学生です。
出席扱いの説明が実務的です。原文は「所属の小学校・中学校の校長先生の判断で出席扱いとなります。まなサポでは学校連携の一環として情報交換や出席扱いに必要な報告書等の作成が可能です。」「報告書の作成が可能」とはっきり書いているのは、この記事のなかでは貴重です。出席扱いの実務では、この書類が要になります。
掲げているのは「学び」を重視した居場所。自分のペースでの学習と、発達障害に合わせたサポートです。東京・市ヶ谷にも校舎があります。開所曜日と時間、費用はいずれも公式サイトに記載がなく、確認できませんでした。問い合わせ(0120-973-581)で確認してください。
6. 船橋フリースクール ハロー!ステーション|単日3,300円から。午前だけ、週5日
千葉県船橋市北本町1-19-50 イオンタウン新船橋2階(東武野田線 新船橋駅から徒歩2分、東葉高速鉄道 東海神駅から徒歩5分)
費用が細かく公開されています。入会金22,000円(一度だけ)、月謝22,000円(平日営業日の9時30分〜12時30分は無制限)、月会費1,320円、単日利用3,300円(すべて税込)。単日3,300円で試せるので、「まず1日行ってみる」ができます。
開所は平日の9時30分から12時30分、週5日。午前だけです。午後は家で過ごすことになりますが、毎朝の行き先があるというのは、生活のリズムを立て直すうえでかなり大きいです。「平日をまるごと」より「毎日午前だけ」のほうが合う時期もあります。
中身はプログラミング学習、3Dプリンター、ボードゲーム学習、体操・アート・音楽・語学など。イオンタウンの中にあるので駐車場が完備されていて、車での送り迎えができます(施設による送迎サービスではありません)。対象学年と出席扱いについては公式サイトに記載がなく、確認できませんでした。
7. フリースクール ネモ(習志野市)|年齢制限なし。「居ること」を大事にする
運営:NPO法人ネモネット/千葉県習志野市谷津2-18-33(京成谷津駅から徒歩7分ほどの大きな一軒家)
この記事のなかで、いちばん性格がはっきりしている場所です。「居ること・在ること」を大事にする居場所型で、決められたプログラムがほとんどありません。通う頻度も、来る時間も、帰る時間も本人が決めます。学習を前に出さない設計です。
年齢制限がありません。公式サイトには「小・中・高校生のメンバーを中心に、20代〜30代のメンバーも通ってきています」と書かれています。18歳で区切られないというのは、長い目で見たときの安心材料になります。親サロン、ひきこもりサロン、学習支援「学サポネモ」も併設されています。
費用はこの記事のなかで最も高い部類です。入会金50,000円、月謝39,000円(税込)。ただし体験入会が3回6,000円(1年間有効)で、1年かけてゆっくり試せる形になっています。開所曜日と時間は公式に記載がなく、確認できませんでした(電話受付は月・水・木・金の10時から17時)。出席扱いについても記載がありません。
8. Little Baobabs(四街道市)|「必ず出席扱いになるとは約束できません」と書いている
〒284-0015 千葉県四街道市千代田一丁目40-12
この記事のなかで、出席扱いの説明がもっとも誠実な施設です。原文を引きます。「文部科学省の指針にもとづき、在籍校と連携しています。お子さんの活動状況を定期的に在籍校へご報告し、出席扱いの判断材料としてお使いいただいています。」そして、「当校から『必ず出席扱いになります』とお約束することはできません。」
できないことをできないと書いているのは、施設としての姿勢がはっきり表れる部分です。そのうえで、定期的な報告という実務はきちんと行うと説明しています。
対象は6歳から18歳。開校は月・火・木・金の10時から15時。費用は入会金10,000円、月額30,000円。お試し期間として1か月間、1回3,000円で通えます。お昼ごはんは各自持参です。中身は探究学習型で、アウトプット型の英会話、グアムなどへの実践型海外交流、オリジナルの「冒険の書」といった独自のプログラムがあります。オンラインのコースもあります。最寄り駅と徒歩分数は記載がなく、確認できませんでした。
9. ボドゲステーション(船橋市)|習志野駅から徒歩1分。週5日、ボードゲームが軸
子育て応援フリースクール ボドゲステーション/千葉県船橋市習志野台4-1-7(習志野駅前郵便局2F)/京成松戸線「習志野駅」から徒歩1分
習志野駅から徒歩1分。そして週5日、9時30分から16時まで開いています。駅近で平日フルタイムという条件が揃っているのは、この記事のなかでも数えるほどです。
軸になっているのはボードゲームを通じたコミュニケーションと知育で、プログラミング教育や3Dプリンターの活用も行われています。強制しない学習環境を掲げています。「勉強」という言葉に体が固まってしまう時期に、ボードゲームから入れるというのは選択肢として意味があります。
費用は非公開です。「平均的なフリースクールの相場より安めの価格設定」という記述があるだけなので、金額は問い合わせで確認してください。対象学年、出席扱い、送迎についても記載がなく、確認できませんでした。
10. NIJINアカデミー 千葉佐倉校/オンライン|週1日の教室と、平日のオンライン学級
運営:株式会社NIJIN(当サイトの運営会社)/千葉佐倉校:佐倉市(志津コミュニティセンター内)/ほかはオンライン
最後に自社のスクールを挙げます。千葉佐倉校は志津コミュニティセンターの中にあり、毎週木曜の10時から15時に開いています。京成本線で八千代台・勝田台から志津は数駅です。週1日は教室に集まり、残りの平日は自宅からオンラインの学級に参加するという形になります。
オンライン部分には担任がいて、学級があり、時間割があります。録画を見るだけの動画配信ではありません。対象は小学1年生から中学3年生までです。
費用は月25,443円で、初月のみ入学金33,000円。八千代市にも千葉県にも補助がないため、全額自己負担です。ただし教室に通うのは週1日なので、交通費は週1日分しかかかりません。船橋や習志野まで週5日通う場合の定期代を足すと、総額の順位は変わります。
出席扱いについては、希望した方の97%が認定されています(2026年4月時点の実績値)。これは実績であって、必ず認定されるという意味ではありません。認定するかどうかを決めるのは在籍校の校長です。ほかの9か所と同じく、断定はしません。

八千代市のフリースクールの費用相場と、補助がないという現実
八千代周辺の相場は幅があります。月11,900円から39,000円まで、3倍以上の開きです。これは施設の質の差ではなく、開いている時間と形の差です。
| 項目 | 八千代周辺の幅 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 入会金 | 10,000円〜50,000円 | Little Baobabsが10,000円、ハロー!ステーションが22,000円、まなびかふぇが28,000円、シーカーふなばしが30,000円、ネモが50,000円。初期費用の差がそのまま初年度の差になります |
| 月額 | 11,900円〜39,000円 | Pasoが小学生11,900円から(ただし午後〜夜)、シーカーふなばしが35,000円(平日通い放題)、ネモが39,000円 |
| 月額以外の費用 | 月0円〜2,200円 | まなびかふぇは教室維持費2,200円/月、ハロー!ステーションは月会費1,320円が別途。年間で1万5千円〜2万6千円の差になります |
| 試せる金額 | 3,000円〜8,800円 | Little Baobabsが1回3,000円、ハロー!ステーションが単日3,300円、ネモが体験3回6,000円、まなびかふぇが1か月8,800円のお試し会員 |
| 八千代市の補助 | 確認できませんでした | 市の公式サイトにフリースクールの記載が見つかりませんでした |
| 千葉県の補助 | 保護者向けはありません | 県が出しているのは施設向けの「千葉県フリースクール活動支援事業」です |
| 他市の補助 | 八千代市民は使えません | 市原市・松戸市・印西市・四街道市・千葉市に制度がありますが、いずれもその市の住民が対象です |
補助がない八千代で、費用の負担を抑える考え方を2つ書きます。
ひとつめ。「月額×12」ではなく「初期費用+(月額+維持費)×12」で比べてください。たとえばネモは入会金50,000円+月39,000円で初年度518,000円。シーカーふなばしは入会金30,000円+月35,000円で450,000円。まなびかふぇの中学生は入会金28,000円+(27,000+2,200)×12で378,400円。月額の順位と初年度総額の順位は一致しません。
ふたつめ。まず安く試せる施設から当たってください。ハロー!ステーションは単日3,300円、Little Baobabsは1回3,000円、ネモは3回6,000円で1年間有効、まなびかふぇは1か月8,800円のお試し会員。合わない場所に入会金を払ってしまうことが、補助のない地域ではいちばん痛い失敗です。
その前に。八千代市の公的な窓口は2つあります。間違えないでください
ここまで民間10か所を書いてきましたが、八千代市には公的な窓口があります。ただし、ここで多くの保護者がつまずきます。
八千代市の「教育支援センター」と「教育センター」は、別の組織です。名前が似ていますが、場所も電話番号も違います。
- 教育支援センター:八千代市八千代台北8-9-12/電話 047-486-1019/八千代市内に住んでいることが条件です
- 教育センター:八千代市大和田138-2/電話 047-486-9588
- この2つは別組織です。名前が似ているので、電話をかける前に用件に合うほうを確認してください
- 不登校の子どもが日中通う場所(適応指導教室にあたるもの)を探している場合は、まず教育支援センター(047-486-1019)から
- 費用・開室時間・申し込み方法は公開情報から確認できませんでした。電話で聞いてください
- あわせて、在籍校に校内の別室があるかも聞いてください
八千代市の窓口については、開室時間も費用も申し込み方法も、公開されている情報から確認することができませんでした。電話一本で聞くしかありません。ただ、公的な窓口は費用がかからないか非常に低額であることがほとんどなので、補助のない八千代では、まずここに電話する価値があります。
なお、千葉県内の学びの多様化学校(不登校特例校)は2校です。習志野市立袖ヶ浦西小学校と、浦安市立浦安中学校の分教室「UMI」。いずれも令和7年に設置された分教室型で、それぞれの市の子どもが対象です。八千代市民は入れません。習志野市は隣ですが、市が違えば入れません。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで10か所を見てきて、どれも今の子どもには難しそうだと感じた方もいると思います。
八千代の場合、選択肢そのものは決して少なくありません。市内に3か所、船橋・習志野・四街道まで広げれば駅近の候補が並びます。問題は費用です。補助がないので、月3万円の施設に通えば年間36万円がそのまま家計から出ていきます。そして市内で平日をまるごと過ごせるのは南十字舎だけで、まなびかふぇは火〜金、Pasoは午後から夜です。
そのときに検討したいのが、家から参加できるオンラインです。まず、通所とオンラインで何がどう違うのかを並べます。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 通いやすさ | 自宅から参加でき、近所の目が気にならない | 船橋駅北口徒歩2分、習志野駅徒歩1分など駅近の候補は市外に集まっています |
| 費用 | 月25,443円(初月のみ入学金33,000円)。交通費はほぼかからない | 月11,900〜39,000円。八千代市にも千葉県にも補助がないため、どちらも全額自己負担です |
| 初期費用 | 入学金33,000円(初月のみ) | 入会金は10,000円から50,000円まで幅があります。初年度の総額で比べてください |
| 人とのつながり | 少人数の学級制で、カメラをオフにしたままの参加もできる | 同じ場所に集まって、同じものを見ながら過ごせる強みがあります。ネモは年齢制限がなく、20代・30代も通っています |
| 出席扱い | 希望した方の97%が認定されています(2026年4月時点の実績値。必ず認定されるという意味ではありません) | Little Baobabsは「必ず出席扱いになるとはお約束できません」と明記。一方、断定表現を使っている施設が1か所あります |
| 始めるまでの早さ | 転校の手続きは要りません | 見学と面談を経てからになります。単日3,300円・1回3,000円など、安く試せる施設があります |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 家から出ること自体に、まだ大きな負担がある
- 近所の人や同級生に会うことが不安で、通所そのものが壁になっている
- 市内で平日をまるごと過ごせる場所が限られていて、市外は交通費が重い
- 体調に波があり、行ける日と行けない日の差が大きい
八千代では、補助がないぶん、交通費まで含めた総額が効いてきます。船橋や習志野に週5日通えば、月謝に加えて定期代が毎月かかります。週1日の教室+平日のオンラインという形なら、その部分を抑えられます。あわせて、ハロー!ステーションは単日3,300円、Little Baobabsは1回3,000円なので、「行ける日だけ行く」という組み合わせ方もできます。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。
- ①録画を見るだけなのか、人と会う時間があるのか。動画配信型と、担任と学級がある型では別物です
- ②在籍校への報告をしてもらえるか。出席扱いの前提は、学校と日常的に連絡が取れていることです。まなサポジュニアが「報告書等の作成が可能」と書いているのは、まさにこの部分です
- ③「出席扱いになります」と断定していないか。断定している施設は、その一点だけで慎重に見たほうがいいです。決めるのは在籍校の校長であって、施設ではありません
- ④入会金と月額のほかに、維持費や教材費がかかるか。補助のない八千代では、年間の総額がそのまま家計に乗ります
③は八千代では特に重要です。この記事の10か所のうち1か所が断定表現を使っています。誠実な施設ほど「校長の判断です」と書きます。
⚠️ NIJINアカデミーは当サイトの運営会社が運営しています。上の4つは、自社を選んでもらうためではなく、どのオンラインスクールを見るときにも同じように確かめてほしい項目として挙げています。
見学で聞いておきたいこと
見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞いても意味がありません。書いていないことを聞いてください。八千代の場合、次の7つです。
- 初年度の総額はいくらですか。入会金+(月額+維持費)×12で計算してください。補助がないので、この金額がそのまま負担です
- いちばん安く試せる方法は何ですか。単日利用、体験、お試し会員。入会金を払う前に必ず試してください
- 何曜日の何時から何時まで開いていますか。八千代市内でも、火〜金のところ、午後から夜のところがあります
- うちの子の学年は受け入れていますか。シーカーふなばしは小学3年生から、Little Baobabsは6歳から18歳、ネモは年齢制限なしです
- 在籍校への報告書を書いてもらえますか。どのくらいの頻度ですか。「出席扱いになりますか」ではなく「報告書を書いてもらえますか」と聞くほうが、実態が分かります
- 出席扱いを確約されたら、一度立ち止まってください。決めるのは在籍校の校長です。確約する施設は、その点で正確ではありません
- 最寄り駅からどう行きますか。南十字舎・まなびかふぇ・Paso・Little Baobabsは徒歩分数が公開されていません

よくある質問
まとめ
八千代市でフリースクールを探すときの前提は、はっきりしています。八千代市にも千葉県にも保護者向けの補助がありません。費用は全額自己負担です。近隣の四街道市や千葉市に制度があっても、八千代市民は使えません。
そのかわり、八千代市内の3か所はいずれも料金を公開しています。まなびかふぇ(入会28,000円+小22,000/中27,000円+維持費2,200円)、Paso(小11,900円〜/中15,400円〜)、南十字舎(月27,500円)。見学に行く前に初年度の総額が計算できるというのは、補助のない地域では大きな価値です。
比べ方は「月額×12」ではなく「入会金+(月額+維持費)×12」です。入会金は10,000円から50,000円まで幅があるので、月額の順位と初年度総額の順位は一致しません。
そして、入会金を払う前に必ず試してください。ハロー!ステーションは単日3,300円、Little Baobabsは1回3,000円、ネモは3回6,000円で1年間有効、まなびかふぇは1か月8,800円のお試し会員。合わない場所に入会金を払ってしまうことが、補助のない地域ではいちばん痛い失敗です。
最後に、八千代市の教育支援センター(047-486-1019)にも電話してください。教育センター(047-486-9588)とは別の組織です。開室時間も費用も公開されていないので、聞くしかありません。費用がかからない、あるいは非常に低額である可能性が高いので、補助のない八千代では最初に確認する価値があります。



