茨城県の公的な不登校支援(教育支援センター/適応指導教室)は、茨城県の教育支援センター一覧|36市町村の窓口・費用・出席扱いにまとめています(利用料は原則無料・全リンク実測済み)。
結論(早見)
茨城には、通所型の民間フリースクールからオルタナティブスクール、オンライン×リアルのハイブリッド校まで、多様な居場所があります。大切なのは「今の状態で無理なく通える形」を選ぶこと。まずは下の比較表で費用・対象・特徴を見比べ、気になる2〜3校を見学してみてください。在籍校での出席扱いになるかどうかも、必ず事前に確認しましょう。
この記事でわかること
- 茨城で実在が確認できたフリースクール・オルタナティブスクール12校の一覧(費用・対象・特徴)
- 費用の相場と、茨城で使える公的な補助・支援制度
- 無料で相談できる公的窓口(教育支援センター・教育相談)
- 出席扱いの考え方と、見学時に確認したいこと
🔗 あわせて読みたい
近隣では栃木・千葉・埼玉・東京の一覧もあります。全国の基礎知識はフリースクールとは?完全ガイドから。費用が心配なときはフリースクールの費用相場、まだ外に出るのが難しい時期はオンラインフリースクールの比較をご覧ください。学年別では小学生向け・中学生向けもまとめています。
茨城のフリースクール・オルタナティブスクール比較一覧表
掲載しているのは、公式サイトや自治体の公表資料で2026年8月時点で実在を確認できた施設です。費用が公表されていない施設は「要問い合わせ」と記載しています。募集状況・料金は変わることがあるため、最終的には各校の公式サイトでご確認ください。
| 施設名 | エリア | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1. 子どもの居場所 ポルタ | 水戸市 | 小学生・中学生 | 居場所型 | 登録料 年5,000円/参加料 1回1,000円(体験2回無料) |
| 2. フリースクール ふらっと | ひたちなか市 | 小学生・中学生 | 居場所型 | 1回1,000円(昼食込)+諸経費 半期ごと5,000円 |
| 3. 環学舎 | ひたちなか市 | 小学生・中学生 | 通学型・学習型 | 入会金10,000円/週1回10,000円〜週5回30,000円(半日コースあり)+水道光熱費1,100円/月 |
| 4. 自由の学校 | 那珂市 | 小学生・中学生 | 通学型 | 要問い合わせ |
| 5. 特定非営利活動法人 こどもの新しい居場所えーぽいんと | 常陸太田市 | 小学生・中学生 | 居場所型 | 入会金なし/利用1回2,500円(2人目半額、特別な活動時は別途) |
| 6. NIJINアカデミー 茨城阿見校 | 稲敷郡阿見町(土浦市・牛久市・つくば市からも通える) | 小・中 | ハイブリッド | メタバース月25,443円〜 |
| 7. フリースクール こどものSONORA | 牛久市 | 主に小学生〜中学生(未就学児・高校生以上も可) | 居場所型 | 月利用30,000円/日利用は登録料3か月10,000円+1日500円×原則3口以上 |
| 8. 土浦めぐみ教会付属 森の学園 初等部・中等部 | 土浦市 | 小1〜中3 | 通学型 | 入学金100,000円/教育料26,000円/月(設備維持費・冷暖房費等は別途) |
| 9. オルタナティブスクール カラフル | 土浦市 | 6歳〜18歳(小1〜高3) | オルタナティブ型 | 1か月(16日)36,000円/回数券 8回24,000円・16回44,800円・32回83,200円 |
| 10. サドベリースクールつくば空 | つくば市 | 小学生・中学生・高校生 | サドベリー型 | 入会金10,000円/月謝25,000円(小学1・2年生は30,000円) |
| 11. むすびつくばライズ学園 | つくば市 | 原則つくば市内在住の小3〜中3(市外・高校生は別枠) | 通学型・オンライン併用 | 年会費6,000円/月謝 週1日16,000円〜週4日40,000円(市外は別料金) |
| 12. こどもとつくる学校 でんでん | つくば市 | 小学生・中学生 | オルタナティブ型 | 入会金なし/月謝20,000円(1日参加1,500円、材料費・保険代は別途) |
茨城のフリースクール12校を1校ずつ紹介
ここからは茨城で通えるフリースクール・オルタナティブスクールを、通所型の民間校からNIJINアカデミーのハイブリッド校まで分け隔てなく1校ずつ紹介します。費用・特色・通いやすさを見比べてください。
1. 子どもの居場所 ポルタ(水戸市)
対象:小学生・中学生/形態:居場所型/費用:登録料 年5,000円/参加料 1回1,000円(体験2回無料)
認定NPO法人水戸こどもの劇場が運営する居場所です。創作活動や食育体験、野外での遊びなどを通じ、子どもが主体的に過ごせる時間を大切にしているとしています。 公式サイト
2. フリースクール ふらっと(ひたちなか市)
対象:小学生・中学生/形態:居場所型/費用:1回1,000円(昼食込)+諸経費 半期ごと5,000円
NPO法人ただいまが正安寺内で運営しています。表面的な学校復帰を目的とせず、安心して心を休められる居場所づくりと昼食提供を行うとしています。募集状況は要確認です。 公式サイト
3. 環学舎(ひたちなか市)
対象:小学生・中学生/形態:通学型・学習型/費用:入会金10,000円/週1回10,000円〜週5回30,000円(半日コースあり)+水道光熱費1,100円/月
株式会社淙愛が運営しています。在籍校のカリキュラムに沿って学習の遅れをフォローし、学校へ戻りたくなったときにいつでも戻れるよう支えるとしています。 公式サイト
4. 自由の学校(那珂市)
対象:小学生・中学生/形態:通学型/費用:要問い合わせ
那珂市の里山にあるフリースクールです。学ぶ内容や時間を子ども自身が決める形をとり、社会人との対話や畑・動物の世話などの体験も取り入れているとしています。 公式サイト
5. 特定非営利活動法人 こどもの新しい居場所えーぽいんと(常陸太田市)
対象:小学生・中学生/形態:居場所型/費用:入会金なし/利用1回2,500円(2人目半額、特別な活動時は別途)
自然豊かな環境にある居場所です。音楽室での楽器演奏や畑作業、犬との散歩など、子どもがやりたいと思ったことから始められるとしています。 公式サイト
6. NIJINアカデミー 茨城阿見校(稲敷郡阿見町(土浦市・牛久市・つくば市からも通える))

対象:小学生・中学生/形態:メタバース×リアルのハイブリッド/費用:費用の目安:メタバース通学 月25,443円〜・入学金33,000円(2026年8月時点・公式でご確認ください)
ダンスとかけあわせた教室です。挫折を経験した教室長が、「できた」の実感から子どもの可能性を伸ばすことを大切にしています。週1日はリアル教室、週4日はメタバース校舎に通えるハイブリッド型です。Instagram:@nijin_ibarakiami。詳細は教室ページをご確認ください。
7. フリースクール こどものSONORA(牛久市)
対象:主に小学生〜中学生(未就学児・高校生以上も可)/形態:居場所型/費用:月利用30,000円/日利用は登録料3か月10,000円+1日500円×原則3口以上
牛久駅から徒歩圏の居場所です。過ごし方を子ども自身が決められる自由を大切にし、屋外の畑や川など自然のある環境で日常を送ることを重視しているとしています。 公式サイト
8. 土浦めぐみ教会付属 森の学園 初等部・中等部(土浦市)
対象:小1〜中3/形態:通学型/費用:入学金100,000円/教育料26,000円/月(設備維持費・冷暖房費等は別途)
土浦めぐみ教会が運営するキリスト教主義のスクールです。学年別・複式の教科担任制の授業に加え、校外学習や宿泊学習、平和学習なども行うとしています。 公式サイト
9. オルタナティブスクール カラフル(土浦市)
対象:6歳〜18歳(小1〜高3)/形態:オルタナティブ型/費用:1か月(16日)36,000円/回数券 8回24,000円・16回44,800円・32回83,200円
社会福祉法人幸樹会が運営しています。カリキュラムやテスト、成績を設けず、子どもと大人が対等な立場のミーティングで運営や活動を決めているとしています。 公式サイト
10. サドベリースクールつくば空(つくば市)
対象:小学生・中学生・高校生/形態:サドベリー型/費用:入会金10,000円/月謝25,000円(小学1・2年生は30,000円)
子どもが自ら育つ力を信頼して見守るサドベリー型です。日々の活動は子どもたち自身が話し合って決め、大人が先回りしすぎない環境を掲げているとしています。 公式サイト
11. むすびつくばライズ学園(つくば市)
対象:原則つくば市内在住の小3〜中3(市外・高校生は別枠)/形態:通学型・オンライン併用/費用:年会費6,000円/月謝 週1日16,000円〜週4日40,000円(市外は別料金)
NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所が運営しています。フリースペースと学習スペースに加え、遠方の子ども向けのオンライン配信教材も用意しているとしています。 公式サイト
12. こどもとつくる学校 でんでん(つくば市)
対象:小学生・中学生/形態:オルタナティブ型/費用:入会金なし/月謝20,000円(1日参加1,500円、材料費・保険代は別途)
イエナプラン教育を柱に、シュタイナー教育やプレイパークの考え方を取り入れ、遊び・対話・学習・催しを子どものリズムに合わせて行うとしています。 公式サイト
出典:茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月版)、茨城県「民間フリースクール連携推進事業」および各校公式サイト(2026年8月確認)。
茨城で「わが子に合う居場所」を選ぶ3ステップ
茨城で「わが子に合う居場所」を選ぶ3ステップ
① 通える形を決める
毎日通える元気があるか、まだ家から出るのがしんどいか。通所型/オンラインの軸で絞ります。
② 出席扱い・費用を確認
在籍校で出席扱いになるか、月謝・入会金はいくらか。公的支援や補助制度もあわせて確認します。
③ まず2〜3校を見学
雰囲気・スタッフ・子どもの表情は現地でしか分かりません。気になる数校を見学して決めます。
茨城のフリースクール費用相場と補助制度
茨城県内の民間フリースクールは、1回1,000円前後の居場所型から月2〜4万円台の通所型まで幅があります。公的な教育支援センター(適応指導教室)は無料で利用できます。茨城県は2021年度から「民間フリースクール連携推進事業」を実施しており、住民税非課税世帯・要保護世帯・準要保護世帯を対象に、保護者が支払う授業料等の2分の1以内・児童生徒1人につき月額15,000円(年額180,000円)を上限とする補助が設けられています(令和7年度実施要領)。対象要件や申請方法は年度によって変わることがあるため、必ず茨城県教育庁または在籍校にご確認ください。
| 種別 | 費用の目安 | 出席扱い |
|---|---|---|
| 公的な教育支援センター(適応指導教室) | 無料 | 認められることが多い |
| 民間フリースクール(通所型) | 月1〜5万円台が中心 | 校長判断。対応校が増えている |
| オルタナティブスクール(全日型) | 月2〜4万円台+入会金 | 校長判断 |
| オンライン型 | 月1〜3万円台 | 要件を満たせば認められる場合がある |
茨城の公的な相談先(無料で使える窓口)
民間のフリースクールを探す前に、まず無料で使える公的な窓口を知っておくと選択肢が広がります。
- 茨城県教育研修センター「子どもの教育相談」(電話 0296-71-3870/月〜金 8:30〜20:00、土 8:30〜17:00):不登校・いじめ・集団が苦手などを電話・FAX・メール・来所で相談できる県の窓口 詳細
- 茨城県教育委員会「民間フリースクール連携推進事業」:保護者への授業料等補助と、フリースクールへの運営費補助の2本立て(問い合わせ 029-301-5229) 詳細
- 茨城県教育委員会「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」:施設名・対象・定員・費用まで県がまとめた一次資料 PDF
- 市町村の教育支援センター(適応指導教室):日立市「ちゃれんじくらぶ」、土浦市「ポプラひろば」、つくば市教育相談センター、阿見町教育相談センターなど。利用は原則無料で、在籍校で出席扱いになる場合があります
- いばらき不登校・多様な学びネットワーク茨城:県内の居場所・親の会・専門相談を地域別に検索できるサイト サイト
- 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310):夜間・休日も含め、子ども本人からも保護者からも相談できます
オンラインという選択肢——日本最大級のオンラインのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」
動画で雰囲気を見る
リアル教室の様子や、教室を開いた人の想いは、動画で見るのがいちばん伝わります。
茨城県で使える公的な支援と相談窓口
民間の教室やスクールを探す前に、茨城県で公的に使える支援を知っておくと、費用も選択肢の幅も変わります。市区町村の教育委員会が運営する教育支援センター(適応指導教室)は利用料が原則無料で、通った日は在籍校の出席扱いにできます。
茨城県の小中学校の不登校児童生徒数は7,935人(令和6年度・文部科学省調査)。在籍者に占める割合は約3.80%で、全国平均は約3.86%です。ひとりで抱えている家庭が、それだけ多くあるということでもあります。
茨城県全体の相談窓口
| 窓口 | リンク |
|---|---|
| 不登校児童生徒の支援について | 公式ページを見る |
| 24時間子供SOSダイヤル(全国共通・無料) | 0120-0-78310 |
茨城県内36市区町村の窓口をまとめた一覧は、茨城県の教育支援センター(適応指導教室)一覧にあります。掲載しているリンクはすべて実際にアクセスして到達を確認済みです。
茨城県で相談を始めるときの進め方
どこに何を聞けばいいか分からないまま電話すると、たらい回しになりがちです。順番を決めておくと、1本の電話で話が進みます。
相談の順番
① 在籍校か、市区町村の教育相談窓口に連絡する
担任・スクールカウンセラーに伝えるか、茨城県の教育委員会(教育相談室)に保護者から直接電話します。多くの自治体が保護者からの直接相談を受け付けています。
② 「今すぐ通えますか」「対象は何年生からですか」を最初に聞く
教育支援センターは定員があり、小4以上を対象とする自治体が多いです。ここを最初に確認すると、次の手を早く打てます。
③ 見学・体験から始める
保護者だけの見学から始めても構いません。部屋の雰囲気と、指導員との相性を見てください。
④ 出席扱いの扱いを学校と確認する
「別記1(通所)/別記2(自宅ICT学習)の要件を満たすために、こちらで何を用意すればよいでしょうか」と聞きます。「認めてください」ではなく「何を用意すればよいか」のほうが通ります。
費用の負担を軽くする制度
- 教育支援センターは利用料が原則無料(教材費・昼食・交通費は自己負担の場合あり)
- 就学援助(学用品費・給食費などの補助)は、茨城県の教育委員会が窓口です
- フリースクール利用料の補助制度を設けている自治体も増えています。茨城県に制度があるか、教育委員会に直接お問い合わせください
茨城県に関するよくある質問
Q. 茨城県の教育支援センターは無料ですか?
A. 利用料は原則無料です。市区町村の教育委員会が運営する公的機関のためです。ただし教材費・体験活動の材料費・昼食・交通費は自己負担になることがあります。給食がない施設が多く、弁当持参が一般的です。
Q. 茨城県で通える場所がない場合はどうすればいいですか?
A. ①在籍校の校内別室(保健室登校を含む)を確認する、②訪問型支援があるか窓口で聞く、③自宅でのICT学習を出席扱いにする道(別記2)を学校と相談する、④オンラインを検討する——の順で当たるのが現実的です。茨城県の状況によっては、通える範囲に施設がないこともあります。
Q. 学校を休ませてもいいのでしょうか?
A. 教育機会確保法の第13条は、「個々の不登校児童生徒の休養の必要性を踏まえ」と条文で明記しています。休むことは制度の外側にある逸脱ではなく、法律が想定している状態です。文部科学省の通知も「『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」と述べています。
茨城のフリースクールに通うと在籍校で出席扱いになりますか?
校長の判断によりますが、文部科学省の通知に基づき、民間施設やオンライン学習でも一定の要件を満たせば出席扱いとして認められるケースが増えています。通いたい施設が出席扱いに対応しているか、在籍校とどう連携するかを事前に確認しましょう。
費用はどれくらいかかりますか?
民間フリースクールは月1〜5万円台が目安で、施設や通所回数によって幅があります。公的な教育支援センターは無料です。茨城県には所得要件を満たす世帯を対象とした授業料等の補助制度(月額15,000円上限)があるため、県教育庁や在籍校に相談してみてください。
小学生でも通えますか?
茨城にも小学生を受け入れる施設は多くあります。上の一覧の「対象」欄を参考に、低学年から通える場所を探してみてください。低学年のうちは、学習よりも「安心して過ごせる時間」を優先する居場所型が合うことも少なくありません。
見学のときは何を確認すればよいですか?
スタッフの人数と関わり方、1日の過ごし方、ほかの子どもたちの表情、費用の総額(月謝以外の実費を含む)、在籍校との連携の実績。この5点を聞いておくと比較しやすくなります。可能ならお子さん本人にも見てもらい、感想を聞いてから決めてください。
まとめ:まず2〜3校の見学から
茨城には、お子さんに合う居場所がきっとあります。費用や出席扱い、雰囲気は施設ごとに大きく異なるので、この記事の比較表を手がかりに、気になる2〜3校をまず見学してみてください。まだ外に出るのが難しい時期は、自宅から始められるオンラインという選択肢もあります。迷ったときは、無料で相談できる公的窓口に一度話してみるところからで大丈夫です。
🔗 あわせて読みたい
近隣では栃木・千葉・埼玉・東京の一覧もあります。全国の基礎知識はフリースクールとは?完全ガイドから。費用が心配なときはフリースクールの費用相場、まだ外に出るのが難しい時期はオンラインフリースクールの比較をご覧ください。学年別では小学生向け・中学生向けもまとめています。
近隣の地域から探す(関東)
通える範囲を少し広げると、選択肢が増えることがあります。オンライン中心のスクールなら地域を問わず利用できます。



