「壬生町で、学校のかわりに通える場所はありますか」
壬生町(人口37,811人・2026年8月末、町公式)には、町の教育支援センター「ひばり」があります。今回確認した範囲では町内の民間フリースクールは見つからなかったので、宇都宮市の3か所を、公式サイトで確認できたことだけで整理しました。
この記事でわかること
- 壬生町の教育支援センター「ひばり」の場所・開室日・出席扱い・入室の流れ
- 宇都宮市の民間3か所(夢作志学院・スクサポ!!・ミズタマリ)の開所日と、公式サイトに書かれた料金
- 町独自の利用料補助は確認できず、栃木県内で公式に確認できた補助はさくら市だけであること
- どこも合わないときの選択肢(オンライン)と、町・県の相談窓口
この記事は、壬生町・栃木県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。
壬生町の今の状況を、数字と場所で確かめる
壬生町は栃木県の南部にある町で、人口は37,811人、世帯数は16,967世帯です(2026年8月末現在、町公式)。町の公式サイトのアクセス案内には、東武宇都宮線の国谷駅が書かれています。
町内の不登校の人数は、小学校・中学校の別でも、町の公表資料から確認できませんでした。町の教育委員会の点検・評価(令和6年度の事業)には、教育相談員4名の配置と、相談実績が令和5年度の925件から令和6年度の1,711件に増えたこと、学校復帰や高校進学につながった人が10人から16人になったことが書かれています。
同じ点検・評価には、教育支援センター「ひばり」について「不登校児童・生徒の貴重な学力保証の場にもなっています」とあります。町の中で通える公的な場所が、まず1つあります。
栃木県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は5,983人(小学校2,187人・中学校3,796人)で、前年度の5,805人から増えています(県教育委員会の公表値)。
知っておきたい3つの壁
公式の記載から見えてきた、壬生町ならではの事情です。
01
民間は町内になく、宇都宮市へ出る形
今回確認した範囲では、壬生町内の民間フリースクールは見つかりませんでした。確認できた民間の3か所はどれも宇都宮市内で、壬生町からの所要時間や行き方は、公式サイトでは確認できませんでした。
02
料金は「コースの幅」と「金額の記載のなさ」
夢作志学院は月10,000円〜31,200円(小1〜中2)、スクサポ!!は月33,000円と、公式サイトに書かれています。ミズタマリは週1〜4日のコースがあるものの、金額は公式サイトに載っていませんでした。
03
町の教室「ひばり」は、費用の記載がない
町の教育支援センター「ひばり」は月〜金の9:00〜14:30に開き、通うと学校の出席として認められると、町の公式ページに書かれています。利用料の記載は確認できませんでした。
3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。
壬生町から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)
壬生町内の民間は確認できなかったので、宇都宮市の3か所を載せています。壬生町からの通いやすさは交通手段で変わるので、場所と通う日数を一緒に確かめてください。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは各施設の公式サイトに書かれた金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。
| 施設名(場所) | 対象 | 開所日 | 費用の目安 | 最寄駅・アクセス(公式) |
|---|---|---|---|---|
| 夢作志学院 フリースタディーコース (宇都宮市昭和3-2-13) | 小1〜中3(公式) | 火〜金 10:00〜15:00(木のみ14:30まで・公式) | 月額 ならし10,000円・ステップ16,000円・まるごと31,200円(小1〜中2)。中3は12,000円・21,000円・36,700円(公式) | 駅からの行き方は確認できず |
| スクサポ!! (宇都宮市二荒町4-13 上野ビル3階) | 不登校の中学生(公式) | 月・水・金 10:15〜16:00(公式) | 入会金22,000円/月33,000円(個別指導型フリースクール、またはオンライン学習支援・税込・公式) | 駅からの行き方は確認できず |
| フリースクール ミズタマリ (宇都宮市弥生2-8-8) | 小1〜中3(公式) | 月・火・木・金 13:00〜17:00(公式) | 週1〜4日のコースがあるが、金額は公式に記載なし | 駅からの行き方は確認できず |
3か所を並べると、確認できたことの量が違います。夢作志学院は3つのコースの金額と登録料・入学金まで公式に書かれ、スクサポ!!は入会金と月額が書かれています。ミズタマリは開所日と対象は分かりますが、金額は公式サイトに載っていませんでした。ミズタマリの公式ページの更新日は2024年5月18日、スクサポ!!のお知らせは「6月」の日付のみで年が分からないので、現在の運営状況は問い合わせで確かめてください。
通い方は、3か所とも宇都宮市内にあり、最寄り駅や、壬生町からの所要時間は公式サイトでは確認できませんでした。町の公式サイトには、町の公共交通として、デマンドタクシー「みぶまる」、コミュニティバス「みぶーぶ」などが案内されていますが、宇都宮市への行き方は書かれていません。通う手段を決めてから、見学の前に調べてください。

3か所を1か所ずつ紹介します
ここからは、3か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。
1. 夢作志学院 フリースタディーコース(宇都宮市昭和3-2-13)|3つのコースから選べる、宇都宮市の小中学生向けの場所
宇都宮市昭和3丁目2-13(ワンダービル3階)にある、小学1年生から中学3年生までのフリースクールです。公式サイトには、3つのコースが書かれています。
- 開所日・時間(公式):火〜金の10:00〜15:00(木曜のみ14:30まで)
- ならしコース(公式):小1〜中2は月10,000円、中3は月12,000円
- ステップコース(公式):小1〜中2は月16,000円、中3は月21,000円
- まるごとコース(公式):小1〜中2は月31,200円、中3は月36,700円
- 登録料・入学金(公式):ならし・ステップは初回登録料11,000円、まるごとは入学金22,000円
- 電話:028-610-6341
公式サイトの更新日は2026年9月25日です。3つのコースで通える日数や時間がどう違うかは、今回確認した範囲では分かりませんでした。見学のときに、「週何日・何時間から始められるか」を聞いてみてください。
2. スクサポ!!(宇都宮市二荒町4-13 上野ビル3階)|月・水・金に開く、不登校の中学生のための個別指導型の場所
宇都宮市二荒町4-13(上野ビル3階)にある、不登校の中学生を対象にした場所です。公式サイトには、個別指導型のフリースクールと、オンラインの学習支援の2つが書かれています。
- 開所日・時間(公式):月・水・金の10:15〜16:00
- 料金(公式・税込):入会金22,000円。月額は、個別指導型フリースクールまたはオンライン学習支援で33,000円
公式サイトのお知らせは「6月」の日付(お試しキャンペーンやプレオープンの案内)だけで、年は確認できませんでした。運営者の名前や電話番号も、今回確認したページには載っていませんでした。現在も同じ内容で運営されているかは、公式サイトの問い合わせ先で確かめてください。
3. フリースクール ミズタマリ(宇都宮市弥生2-8-8)|午後に開く、NPO法人が運営する小中学生の場所
宇都宮市弥生2丁目8-8にある、小学1年生から中学3年生までのフリースクールです。運営はNPO法人キーデザインと、公式サイトに書かれています。
- 開所日・時間(公式):毎週月・火・木・金の13:00〜17:00
- コース(公式):週1〜4日から選べます。金額は公式サイトに載っていませんでした
公式ページの更新日は2024年5月18日です。現在の開所日や料金は変わっている可能性があるので、問い合わせで確かめてください。午後からの開所なので、「午前は起きるのがつらい」「まず午後だけ試したい」という子の選択肢になるかもしれません。
壬生町から通う場合の費用相場と、補助の有無
3か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。
| 施設名 | 入会金 | 月額の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 夢作志学院 | ならし・ステップ:初回登録料11,000円/まるごと:入学金22,000円 | ならし10,000円・ステップ16,000円・まるごと31,200円(小1〜中2) | 公式サイト(2026年9月25日更新) |
| スクサポ!! | 22,000円(税込) | 月33,000円(税込) | 公式サイト |
| ミズタマリ | 公式に記載なし | 公式に記載なし(週1〜4日のコース) | 公式サイト(2024年5月18日更新) |
費用は公式サイトの金額で並べました。夢作志学院は、ならしコースが月10,000円(小1〜中2)・12,000円(中3)、ステップコースが16,000円・21,000円、まるごとコースが31,200円・36,700円です。登録料は、ならし・ステップが初回11,000円、まるごとは入学金22,000円です。スクサポ!!は入会金22,000円、月額33,000円(個別指導型フリースクールまたはオンライン学習支援・税込)。ミズタマリは金額の記載を確認できませんでした。
補助については、壬生町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。栃木県には、フリースクール等への補助(運営団体向け・保護者向けとも)を、県の公式ページでは確認できませんでした。県内ではさくら市が「フリースクール等利用料助成金」(月額上限1万円・令和8年度)を公式に案内していますが、さくら市に住む子が対象で、壬生町は含まれていません。町の教育支援センター「ひばり」の利用料は、町の公式ページに記載がなく、確認できませんでした。
費用をおさえる方法としては、①町の教育支援センター「ひばり」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

その前に確認したい、壬生町の公的な窓口
民間の場所を探す前に、町の窓口も知っておくと選択肢が広がります。壬生町には、町の教育支援センター「ひばり」と、学校教育課の相談窓口があります。県内のほかの学び場は、宇都宮から通えるフリースクール5選や、栃木市から通えるフリースクール5選、栃木のフリースクール・オルタナティブスクール一覧でも紹介しています。
教育支援センター「ひばり」
壬生町の教育支援センターです。町の公式ページには、次のように書かれています(ページの公開日は2022年6月8日)。
- 場所:壬生町上稲葉1056番地8(嘉陽が丘ふれあい広場宿泊研修施設 研修室内)
- 対象:様々な理由で学校に行きづらくなった児童生徒
- 開室:月〜金の9:00〜14:30(祝日を除く)
- 電話:0282-82-4114(8:30〜16:45・祝日を除く月〜金)
- 申込:「ひばり」に直接電話するか、通っている学校、または学校教育課に連絡します。問い合わせフォームからも連絡できます
- 出席扱い:「ひばりへの出席は、学校の出席として認められています」と書かれています
- 費用:公式ページに記載がなく、確認できませんでした
校内教育支援センター
町の公式ページでは、校内教育支援センターの設置は確認できませんでした。
町の教育相談と、県の窓口
- 壬生町 学校教育課:0282-81-1870(8:30〜17:15)
- 下都賀教育事務所 いじめ・不登校等対策チーム:0282-23-3782(月〜金9:00〜16:00・祝日と年末年始を除く)
- 栃木県総合教育センター 教育相談:028-665-7210(月〜金9:30〜17:15・面接は要予約)
- 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(通話料無料)
親の会として、「みぶ不登校親の会」が、2025年7月発行の「とちぎ多様な学び場・居場所MAP」(民間団体の作成)に載っています(偶数月の第1土曜14:00〜16:00と書かれています。掲載時点の情報です)。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
町内の民間は確認できず、通う場所は宇都宮市などになります。「どれも今は合わない」「まだ外に出るのがつらい」と感じることは珍しくありません。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。
通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で
| フリースクール (通所) | 壬生町の 公的な窓口 | オンライン (自宅から) | |
|---|---|---|---|
| 対面で人と直接会える | ○ 同じ場所で人と過ごせる | ○ 教室で職員や仲間と過ごせる | × 画面越し(対面の時間はない) |
| 少ない日数から始めやすい | △ 施設で異なる(ミズタマリは週1〜4日、スクサポ!!は月・水・金) | △ 開室は月〜金。入室は学校等への連絡から | △ 平日毎日の授業が基本 |
| 費用を抑えやすい | △ 月10,000円〜33,000円(金額の記載がない施設もある) | △ 費用の記載は確認できず(要問合せ) | △ 月25,443円(メタバース通学) |
| 天候・移動に左右されにくい | △ 宇都宮市内まで通う必要がある | △ 町内の教室まで通う必要がある | ○ 自宅から参加できる |
| 学校の出席扱いにつなげやすい | △ 出席扱いの記載は今回確認できず(在籍校に確認) | ○ 町公式に「学校の出席として認められています」と記載 | △ 在籍校長の判断(NIJINは希望者の97%と公式表記) |
○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと栃木県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。
オンラインが向いているとき
壬生町内の民間は確認できず、通える場所の選択肢は多くありません。「まず生活のリズムを戻したい」「外に出るのがまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天候や家族の仕事の都合に左右されずに続けられます。
逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。壬生町の場合は、町に教育支援センター「ひばり」があるので、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に何日かは町の教室や宇都宮市の対面の場所へ」という組み合わせも考えられます。
オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
- 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
- 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
- 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
- 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、栃木県内のどこか
この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。
NIJINアカデミーのメタバース校舎|壬生町の自宅から毎日「登校」する学校
オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。
NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。
「通えない」を前提につくったメタバース校舎
公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。
01
顔も声も出さなくていい
カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。
02
関わる人数を自分で選べる
担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。
03
学年も地域もこえて学べる
現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。
「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。
1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。
学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。
先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。
| 確認したいこと | NIJINアカデミーの場合(公式の記載) |
|---|---|
| 出席の扱い | 出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です |
| 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか | 朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります |
| 料金の総額 | メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり |
| 対面の機会 | 全国52か所にリアル教室があり、栃木県内には、矢板市に栃木矢板校(毎週金曜10:00〜15:00・公式)があります(壬生町からの所要時間は確認できていません。教室は公式サイトの「リアル教室情報」で都道府県ごとに探せます)。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる) |
合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額(メタバース通学で月25,443円)が、週単位で通う場合より高くなることもある一方、毎日の授業と仲間との時間があり、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、町の「ひばり」や、宇都宮市の居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。
町内に民間が見つからなくても、42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、家にいながら毎日いろいろな人とつながれます。
外に出られない日も、自宅から「登校」できる学校。
NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。
見学で聞いておきたいこと
通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。壬生町から通う場合に特に大事なものに印をつけています。
- 【壬生町ならでは】宇都宮市までの通い方と、今も開いているかの確認。3か所とも宇都宮市内なので、通う手段と所要時間を先に決める。ミズタマリとスクサポ!!は公式サイトの更新が古い可能性があるため、通う前に開所日と料金を確かめる
- 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。壬生町立の学校で実績があるか
- 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
- 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
- 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
- スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
- 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
- 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用
見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。町の「ひばり」との併用を考えている場合は、在籍校と学校教育課にも同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

よくある質問
壬生町に、町が運営するフリースクールはありますか。
町が運営する「フリースクール」ではなく、教育支援センター「ひばり」があります。壬生町上稲葉1056番地8の嘉陽が丘ふれあい広場宿泊研修施設の研修室内にあり、月〜金の9:00〜14:30に開いています(祝日を除く)。利用料は町の公式ページに書かれていないので、電話(0282-82-4114)で確認してください。
壬生町に民間のフリースクールはありますか。
今回確認した範囲では、壬生町内の民間フリースクールは見つかりませんでした。栃木県教育委員会の公式ページには、民間のフリースクールの一覧も見当たりませんでした。この記事では、公式サイトで確認できた宇都宮市の3か所を載せています。
夢作志学院の料金はいくらですか。
公式サイトには、ならしコースが月10,000円(小1〜中2)・12,000円(中3)、ステップコースが16,000円・21,000円、まるごとコースが31,200円・36,700円と書かれています。登録料は、ならし・ステップが初回11,000円、まるごとは入学金22,000円です。
スクサポ!!とミズタマリは、今も開いていますか。
確認できませんでした。ミズタマリの公式ページの更新日は2024年5月18日、スクサポ!!の公式サイトのお知らせは「6月」の日付のみで、年が書かれていません。通う前に、問い合わせで開所日と料金を確かめてください。
壬生町で、フリースクールの費用への補助はありますか。
壬生町の公式サイトでは、フリースクールの利用料の補助を確認できませんでした(「ない」と断定はできません)。栃木県の公式ページでも、フリースクール等への補助は確認できず、県内ではさくら市が月額上限1万円の助成を公式に案内していますが、さくら市に住む子が対象です。
フリースクールに通うと、学校の出席扱いになりますか。
出席扱いにするかどうかを決めるのは、在籍校の校長です。町の「ひばり」は、公式ページに「学校の出席として認められています」と書かれています。宇都宮市の3か所は、今回確認した公式サイトに出席扱いの記載を確認できなかったので、在籍校に相談してください。
壬生町の不登校の子は、どのくらいいますか。
町内の不登校の人数は、町の公表資料で確認できませんでした。町の点検・評価(令和6年度の事業)には、教育相談の実績が1,711件、学校復帰や高校進学につながった人が16人と書かれています。栃木県全体では、令和6年度に5,983人(小2,187人・中3,796人)です。
栃木県に、学びの多様化学校(不登校特例校)はありますか。
文部科学省の設置者一覧に、栃木県内では那須塩原市立三島中学校の分教室「プリズム」(令和8年指定)が載っています。壬生町内の設置は確認できませんでした。分教室に町外から通えるかどうかは、確認できていません。
相談できる窓口はどこですか。
まずは壬生町 学校教育課(0282-81-1870)か、通っている学校です。県の窓口は、下都賀教育事務所のいじめ・不登校等対策チーム(0282-23-3782)、栃木県総合教育センターの教育相談(028-665-7210)と、24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)があります。
オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。
文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。
まとめ
壬生町から通える場所は、町の教育支援センター「ひばり」と、宇都宮市の夢作志学院・スクサポ!!・ミズタマリが候補になります。
- 「ひばり」は月〜金の9:00〜14:30に開き、出席は学校の出席として認められると町が書いている
- 民間は町内に見つからず、宇都宮市に3か所。料金は月10,000円〜33,000円で、金額の記載がない施設もある
- 利用料の補助は町でも県でも確認できず、費用は家庭の負担になる前提で考える
- 合わないときは、オンラインと、町・県の相談窓口があります
壬生町ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、町の中にも、町の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

この記事の内容を確かめるための一次資料
- 壬生町:教育支援センター「ひばり」
- 壬生町:教育委員会の点検・評価(令和7年度報告・令和6年度の事業)
- 壬生町:人口と世帯数(2026年8月末現在)
- 夢作志学院 フリースクール 公式サイト
- スクサポ!! 公式サイト
- フリースクール ミズタマリ 公式サイト(NPO法人キーデザイン)
- 栃木県教育委員会「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果概要(本県公立学校)」
- 栃木県教育委員会「令和8年度 教育支援センター(適応指導教室)一覧」
- さくら市「フリースクール等利用料助成金(令和8年度)」
- 文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」
- NIJINアカデミー 公式サイト(累計入学者数・出席認定率・学費・メタバース校舎・教育モデル)
※確認日:2026年10月6日
文責:にじいろ編集部
公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日


