東庄町から通えるフリースクール・学びの場まとめ|町のふれあいルームと潮来・成田・横芝光の学び場4か所を比較【2026年版】

のどかな田園風景と青空

「東庄町で、学校のかわりに通える場所はありますか」
東庄町で不登校や行きしぶりのお子さんがいる保護者の方に向けて、町の教育支援センター「ふれあいルーム」と、潮来市・成田市・横芝光町の学び場4か所、町の教育相談や県の窓口を、公式の情報をもとにまとめました。

この記事でわかること

  • 町の教育支援センター「ふれあいルーム」と、校内の「サポートルーム」、町の教育相談(学校教育係)の窓口
  • 潮来市・成田市・横芝光町の学び場(ナナコトヤオキ・ワイズアカデミー成田・リフレルーム・ありのまま)の費用・開所日・対象
  • 町独自のフリースクール補助が確認できなかったことと、費用をおさえる考え方
  • 通うのが難しいときのオンラインという選択肢と、見学で聞くこと

この記事は、東庄町・千葉県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。東庄町内に、公式サイトで内容を確認できた民間フリースクールはありませんでした。千葉県のガイドに東庄町の団体として載っている「ナナコトヤオキ」も、公式サイトの所在地は茨城県潮来市です。そのため「ない」とは書かず、確認できた範囲だけを載せています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

東庄町の今の状況を、数字と場所で確かめる

東庄町は千葉県北東部の香取郡にある町で、東は銚子市、南は旭市、西は香取市に接し、北は利根川をはさんで茨城県神栖市と向かい合っています。面積は46.25平方キロメートルで、水郷筑波国定公園の一部です(町公式の町の概要)。町の公式サイトによると、2026年10月1日現在の人口は12,161人、世帯数は5,298世帯です。

町内には、JR成田線の笹川駅と下総橘駅があります(町の地域公共交通計画)。町立の学校は東庄小学校と東庄中学校で、認定こども園のこじゅりんこども園とともに、3校(園)合同の学校運営協議会があります。60歳以上が人口の46.9%を占めます(令和6年時点、地域公共交通計画)。

千葉県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は14,599人(小学校6,121人・中学校8,478人)で、前年度の14,300人から増えています(千葉市を含む県の公表値)。町の令和7年9月の議会で、教育課長が「病気等を除く年間30日以上欠席した児童生徒」の数を、令和5年度は小学校2名・中学校12名、令和6年度は小学校2名・中学校14名と答えています。令和5年度は合計14人、令和6年度は合計16人です。

東庄町で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、東庄町ならではの事情です。

01

町内の民間フリースクールは、公式で確認できなかった

千葉県の令和8年度ガイドに東庄町の民間団体として載るナナコトヤオキは、公式サイトの所在地が潮来市で、令和9年3月末で教室を閉鎖する予定と書かれています。町内の施設としては扱えませんでした。

02

町の教育支援センターはあるが、対象・費用・申込方法は書かれていない

町の教育支援センター「ふれあいルーム」は、県のガイドで月・水・金の9:00〜15:00と案内されています。一方、対象・費用・申込方法は、確認できた資料に書かれていませんでした。

03

町独自のフリースクール補助は、確認できず

町公式サイトのサイトマップに該当する項目は見つかりませんでした(補助金・助成金の一覧ページは本文を取得できなかったため、「ない」と断定はしません)。費用は家庭の負担になる前提で、1回200円から参加できる場所から始める考え方もあります。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

東庄町から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)

潮来市のナナコトヤオキ、成田市のワイズアカデミー成田・リフレルーム、横芝光町のありのままの計4か所を並べました。費用は公式サイトに書かれた金額だけを載せ、金額の記載がないものは「記載なし」と書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
ナナコトヤオキ
(潮来市潮来)
小・中・高校生火・木 10:00〜16:00入会費 無料/維持費 月1,100円/保険 月100円/ICT教材 月31,800円(通所)JR潮来駅から徒歩10分(公式)
みんなの居場所ありのまま
(横芝光町栗山)
不登校の子ども、ホームスクーラー、新しい学びに興味のある子と保護者(学年の上限・下限は記載なし)フリースクール事業は月4〜5回程度 10:00〜15:00フリー活動は子ども200円・大人300円(公式)JR横芝駅から車で5分(公式)
フリースクール リフレルーム
(成田市囲護台)
主に中学生(学校に行きづらい中学生)月〜金:午前 10:10〜11:50/午後 13:00〜14:40/1日 10:10〜14:40月3,000円(午前または午後)/月5,000円(1日)JR成田駅西口(公式)
ワイズアカデミー 成田キャンパス
(成田市花崎町)
中学生が中心(小学6年生から受け付けると書かれたページもある)自由登校制(開所曜日・時間は公式に記載なし)入会金22,000円(初年度のみ)/年額330,000円(月あたり27,500円)JR成田駅から徒歩0分(駅直結)

費用をおさえやすいのは、公式に金額が書かれたなかでは、ありのまま(子ども1回200円、月4〜5回程度の活動)とリフレルーム(月3,000円〜)です。ナナコトヤオキは入会費が無料で維持費が月1,100円ですが、令和9年3月末で教室を閉鎖する予定です。ワイズアカデミー成田は年額330,000円で、駅直結の成田キャンパスです。

町内には成田線の笹川駅と下総橘駅があり、町の地域公共交通計画には、銚子駅〜笹川駅〜成田駅の成田方面に平日約18便の記載があります。町のデマンドタクシーは町内のみの利用で、町営の「おでかけ号」は病院などへのルートです。通所に使えるかどうか、各施設までの所要時間は、資料では確認できませんでした。ナナコトヤオキの公式サイトには、東庄町・神栖市内への送迎が月3,000円と書かれています。

窓辺の机にノートと本が置かれた、光の入る部屋

4か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、4か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. ナナコトヤオキ(潮来市潮来)|潮来駅から徒歩10分、令和9年3月末で閉鎖予定の教室

茨城県潮来市潮来233-3にある教室です。公式サイトの所在地は潮来市で、千葉県の令和8年度ガイドには「東庄町」の住所で載っていますが、現在の教室は潮来市にあります。2026年6月10日付で教室移転、2026年6月11日付で教室閉鎖のお知らせが出ていて、令和9年(2027年)3月末で教室を閉鎖する予定と書かれています。

  • 開所(公式):火・木の10:00〜16:00。JR潮来駅から徒歩10分
  • 費用(公式の料金表):入会費は無料、維持費が月1,100円、保険が月100円。ICT教材のAI学習は通所で月31,800円です
  • 送迎(公式):東庄町・神栖市内への送迎は月3,000円。月1回50分のカウンセリングがあります

閉鎖の予定があるため、通い始める場合は、その後の学びをどう続けるかも最初に確認してください。

2. みんなの居場所ありのまま(横芝光町栗山)|1回200円から参加できる、横芝光町のNPOの居場所

NPO法人が運営する居場所で、山武郡横芝光町栗山702-2にあります。公式サイトには、JR横芝駅から車で5分と書かれています。対象は、不登校の子ども、ホームスクーラー、新しい学びに興味のある子と保護者で、学年の上限・下限は書かれていません。

  • 開所(公式):フリースクール事業は月4〜5回程度の10:00〜15:00。居場所事業は原則として第一金曜の10:00〜15:00で、月1回の田んぼ活動もあります
  • 費用(公式):フリー活動は子ども200円、大人300円(4歳未満と正会員は無料)。お出かけ活動は実費に加えて子ども200円、親の会は500円です
  • カウンセリング(公式):月4回12,000円、月2回8,000円、単発5,000円

毎日通える場所ではなく、月に数回の活動が中心です。公式サイトで確認できる最新のお知らせは2025年12月2日付で、2026年の更新は確認できませんでした。見学の前に、今の開催日を問い合わせてください。

3. フリースクール リフレルーム(成田市囲護台)|月3,000円から、成田駅西口の中学生向け居場所

NPO法人が運営するフリースクールで、公式サイトでは拠点が「村岡ビル2階(JR成田駅西口)」、成田市内の公民館などでも活動すると書かれています。住所の番地(成田市囲護台2-2-2)は情報サイトの記載で、公式サイトにあるのはビル名と階までです。対象は、学校に行きづらい中学生です。

  • 開所(公式):月〜金。午前10:10〜11:50、午後13:00〜14:40、1日コース10:10〜14:40
  • 費用(公式):午前コース月3,000円、午後コース月3,000円、1日コース月5,000円。入会金は記載なし
  • 体験:公式に「いつでも体験入室を受け付けている」と書かれています

月額が3,000円からと低めなのが特徴です。小学生が通えるかどうかは公式に書かれていないので、小学生の場合はまず問い合わせてください。

4. ワイズアカデミー 成田キャンパス(成田市花崎町)|成田駅直結、自由登校制で通える学び場

成田市花崎町828-11のスカイタウン成田3階にあるキャンパスで、JR成田駅から徒歩0分(駅直結)です。公式サイトでは、不登校の中学生に向けて「登校や勉強を強制しない」と書かれていて、自由登校制をとっています。中高一貫サポートのコース(鹿島学園高等学校の認定サポート校)もあります。

  • 費用(公式):入会金22,000円(初年度のみ)、年額330,000円(月あたり27,500円)
  • 開所曜日・時間:公式サイトには記載がありません。見学のときに必ず聞いてください
  • 電話:0476-24-7641

費用は今回調べた学び場のなかでは高めですが、駅直結なので、電車で通う場合の移動の負担は小さい場所です。公式ブログは2026年7月まで更新されています。

東庄町から通う場合の費用相場と、補助の有無

4か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
ナナコトヤオキ入会費 無料維持費 月1,100円+保険 月100円+ICT教材 月31,800円公式
ありのまま記載なし子ども200円/回(フリー活動)公式
リフレルーム記載なし午前・午後 各3,000円/1日 5,000円(月)公式
ワイズアカデミー成田22,000円(初年度のみ)年額330,000円(月あたり27,500円)公式

公式に金額が書かれているのは、ありのままのフリー活動が子ども200円、リフレルームが月3,000円〜5,000円、ワイズアカデミー成田が年額330,000円(入会金22,000円)、ナナコトヤオキが入会費無料・維持費月1,100円・保険月100円(ICT教材は通所で月31,800円)です。ふれあいルームの費用は、確認できた資料に書かれていませんでした。

補助については、東庄町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。千葉県には、フリースクールを運営する団体向けの「フリースクール活動支援事業」(補助率2分の1、1団体あたり上限100万円)がありますが、保護者への利用料の補助は県の公式ページでは確認できませんでした。県内では千葉市(「学びのサポートクーポン」年額60,000円、令和8年10月開始)、松戸市(月額利用料の3分の1・月上限1万円)、印西市(月額上限20,000円)が保護者向けの補助を公式に案内していますが、どれもその市に住む子が対象で、東庄町は含まれていません。なお、潮来市・成田市・横芝光町の施設に通う場合も、利用料の補助は東庄町では確認できませんでした。

費用をおさえる方法としては、①ふれあいルーム(町の教育支援センター)を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

観葉植物のそばに開かれた本

その前に確認したい、東庄町の公的な窓口

民間の場所を探す前に、町の窓口も知っておくと選択肢が広がります。東庄町には町の教育支援センターと、学校の中の居場所があります。近隣の学び場は、香取市から通えるフリースクールや銚子市から通えるフリースクール、旭市から通えるフリースクールでも紹介しています。

教育支援センター「ふれあいルーム」

千葉県の令和8年度のサポートガイドの教育支援センター一覧に、東庄町は「ふれあいルーム」として載っています。町議会の答弁では、旧橘小学校に設置していて、数名の生徒が利用を希望しているとされています。

  • 開室:月・水・金の9:00〜15:00(県ガイド)
  • 所在地:県ガイドでは「今郡558」と書かれています
  • 電話:0478-86-2311(教育課 学校教育係と同じ番号)
  • 対象・費用・申込方法:確認できた資料に書かれていませんでした。問い合わせて確認してください

町公式サイトの学校教育係のページには、ふれあいルームの案内を確認できませんでした。

校内の居場所「サポートルーム」

町議会の答弁によると、東庄小学校・東庄中学校に「サポートルーム」があります。中学校には県費負担の教員と町費の学習支援員、小学校には町費の学習支援員が配置されています。

町の教育相談と、県の窓口

  • 町の教育相談(教育課 学校教育係):電話0478-86-2311。県の一覧では、奇数月の第2水曜日の13:30〜16:00、面接のみ(訪問なし)、対象は小・中学生とその保護者と書かれています(年度の記載なし)
  • 千葉県 香取教育相談室:0478-54-1528(月〜金の9:00〜17:00)。担当は香取市・神崎町・多古町・東庄町
  • 千葉県 東総研修所相談室:0479-23-5954(月〜金の9:00〜17:00)。担当に東庄町を含みます
  • 千葉県教育委員会:0120-23-1008

県のガイドの教育支援センター一覧には、近隣の香取市(ふれあいステーション小見川・佐原)、銚子市(しおさい学級)、旭市(フレンドあさひ)、神崎町(ふれあい教室)も載っています。ただし、東庄町の子が利用できるかどうかは確認できませんでした。町の窓口と県の窓口は、フリースクールが近くにないときの考え方と合わせて使うこともできます。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「町内に民間の場が見つからない」「潮来や成田まで通うのは負担が大きい」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
東庄町の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
町内に場所がある×
町内の民間の
場は確認
できず
○
ふれあいルームが
町内にある
○
自宅が
そのまま教室
送迎・移動がいらない×
電車・バス・
車で通う
×
町内だが
通う必要あり
○
移動なし
費用が事前にわかる△
施設ごとに
違う
△
費用は
確認できず
○
公式に
金額を公開
出席扱いの説明が公式にある△
公式に書かれて
いない施設が
多い
△
資料では
確認できず
○
出席認定の
実績を公表
同じ部屋で人と会える○
スタッフ・
仲間と対面
○
先生・
仲間と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと千葉県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。

オンラインが向いているとき

東庄町から潮来・成田・横芝光町の民間の場へ通う場合の所要時間は、公式の資料では確認できませんでした。町内に民間の居場所が見つからず、毎日通うには移動の負担が大きいと感じる段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天気や体調の波に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。東庄町の場合は、ふれあいルームに通える日は通いながら、通えない日はオンラインで学びを続ける、という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、在籍校やふれあいルームに確認が必要です)。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、千葉県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|東庄町の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、千葉県内では佐倉市(NIJINアカデミー千葉佐倉校・毎週木曜)と我孫子市(我孫子校・毎週火曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は、メタバースだけなら月25,443円(税込)で、ワイズアカデミー成田の月あたり27,500円とほぼ同じ水準で、ナナコトヤオキのICT教材(通所で月31,800円)より低めです。ありのままの1回200円やリフレルームの月3,000円〜よりは高い一方、交通費はかからず、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、ふれあいルームや近くの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

利根川に面し、近隣の市へ出るのに移動が必要な東庄町でも、毎日同じ時間に誰かとつながる場所は作れます。メタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。ふれあいルームや潮来・成田・横芝光町の学び場とは違う役割を持つ選択肢です。

潮来や成田まで出られない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。東庄町から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【東庄町ならでは】通う足を先に決める。町のデマンドタクシーは町内のみ、おでかけ号は病院などへのルートなので、通所に使えるかは確認できていない。家族の送迎や成田線で通えるかを先に確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。東庄町立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。ふれあいルームの対象・費用・申込方法は資料で確認できなかったため、教育課 学校教育係に電話で聞いておくと安心です。

白い紙に鉛筆で絵を描く手元

よくある質問

東庄町にフリースクールはありますか?

公式サイトで内容を確認できた町内の民間フリースクールはありませんでした(「ない」と断定はしていません)。千葉県のガイドに東庄町の団体として載るナナコトヤオキは、公式サイトの所在地が潮来市で、令和9年3月末で教室を閉鎖する予定です。通える範囲として、潮来市・成田市・横芝光町の施設を紹介しています。

東庄町に教育支援センターはありますか?

あります。町の教育支援センター「ふれあいルーム」が、千葉県の令和8年度ガイドに載っています。月・水・金の9:00〜15:00で、電話は0478-86-2311です。対象・費用・申込方法は、確認できた資料に書かれていないため、問い合わせて確認してください。

東庄町にフリースクールの利用料の補助はありますか?

町公式サイトのサイトマップに該当する項目は見つかりませんでした。補助金・助成金の一覧ページは本文を取得できなかったため、「ない」とは断定していません。千葉県の事業は運営団体向けの補助(令和8年度、上限100万円・補助率1/2)で、保護者への利用料の補助ではありません。

費用はどれくらいかかりますか?

公式に書かれた金額は、ありのままのフリー活動が子ども200円、リフレルームが月3,000円〜5,000円、ワイズアカデミー成田が年額330,000円、ナナコトヤオキが入会費無料・維持費月1,100円(ICT教材は通所で月31,800円)です。交通費や昼食代は別になることがあります。

フリースクールに通うと、出席扱いになりますか?

出席扱いにするかどうかは、最終的に在籍校の校長が判断します。今回調べた施設は、公式サイトに出席扱いの扱いが書かれていないものが多いので、見学のときに在籍校へ出す書類を作ってもらえるか聞いてください。

中学生が通える場所はありますか?

リフレルームは中学生向け、ワイズアカデミー成田は中学生を中心に受け付けると公式に書かれています。ナナコトヤオキは小・中・高校生が対象です。ありのままは学年の上限・下限が公式に書かれていないので、問い合わせて確認してください。

小学生が通える場所はありますか?

ナナコトヤオキは小学生から対象です。ワイズアカデミー成田は公式に小学6年生から受け付けると書かれています。ふれあいルームは、対象が確認できた資料に書かれていないため、問い合わせて確認してください。

東庄町から電車でどこに出られますか?

町内にJR成田線の笹川駅と下総橘駅があります。町の地域公共交通計画には、銚子駅〜笹川駅〜成田駅の成田方面に平日約18便の記載があります。各施設までの所要時間は確認できませんでした。時刻表は、JR東日本のページで確認してください。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

東庄町では、町内で内容を確認できた民間フリースクールはなく、通える範囲として潮来市・成田市・横芝光町の施設を紹介しました。公的には、月・水・金に開く教育支援センター「ふれあいルーム」と、校内の「サポートルーム」があり、教育課 学校教育係が窓口です。

  • まず在籍校か教育課 学校教育係(0478-86-2311)に相談して、ふれあいルームの使い方を聞く
  • ナナコトヤオキは令和9年3月末で閉鎖予定のため、通う場合は先のことも確認する
  • 成田・横芝光の学び場は、費用と曜日を電話で確かめてから見学する
  • 通うのがまだ負担なら、オンラインを併用する

東庄町ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、町の中にも、町の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

木のテーブルに置かれた紅茶のカップ

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年10月6日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

東庄町の自宅から、毎日「通える」学校を。

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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日

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