香取市から通えるフリースクール5選|成田・潮来・鹿嶋の施設とふれあいステーションを比較【2026年版】

香取市から通えるフリースクール5選

「香取市で、学校のかわりに通える場所はありますか」
香取市で不登校や行きしぶりのお子さんがいる保護者の方に向けて、市の教育支援センター「ふれあいステーション」(佐原・小見川)と、香取市から通える民間のフリースクール5か所を、公式の情報をもとにまとめました。

この記事でわかること

  • 香取市から通えるフリースクール5か所の費用・開所日・対象
  • 令和7年4月に佐原にもできた、市の教育支援センター「ふれあいステーション」
  • 通学希望書の出し方と、相談窓口「ほっとダイヤル」
  • 通うのが難しいときのオンラインという選択肢と、見学で聞くこと

この記事は、香取市・千葉県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

香取市の今の状況を、数字と場所で確かめる

まず、香取市という市の形を公式の資料で確かめておきます。香取市は「平成18年3月27日、佐原市、小見川町、山田町、栗源町の1市3町が合併して」生まれた市で、人口は令和8年9月1日現在67,922人、世帯数は31,877世帯です。「千葉県の北東部に位置し、北部は茨城県と接して」いて、東京から70km圏、成田空港から15km圏にあります。面積は262.35平方キロメートルで、県内で4番目の広さです。

市のページには、「北部には水郷の風情が漂う利根川が東西に流れ、その流域には水田地帯が広がり」とあります。「江戸時代から昭和初期に建てられた商家や土蔵が軒を連ねる佐原の町並み」は、国の重要伝統的建造物群保存地区です。

市立の学校は、令和7年5月1日現在で小学校15校・中学校7校です。学校の統合が進んでいて、平成22年の時点では小学校25校・中学校8校でした。

香取市の不登校の人数は、公式資料では確認できませんでした。市議会だより(2024年11月)には、「香取市は全国平均から比べると不登校を原因とした長期欠席者の発生率が半分以下の割合ですが、実際に増加していることに対し重要な課題であると認識しています。」という市の答弁が載っています。

千葉県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は14,599人(小学校6,121人・中学校8,478人)で、前年度の14,300人から増えています(千葉市を含む県の公表値)。香取市でも、不登校を理由に長く休む子は増えていると市が答えています。「うちだけかもしれない」と思わなくて大丈夫です。

香取市で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、香取市ならではの事情です。

01

市内に民間のフリースクールが見つからない

香取市内にある民間のフリースクールは確認できませんでした。県のサポートガイドの一覧にも、市内の施設は載っていません。

02

市が広く、通う先まで遠い

面積は県内4番目の262平方キロ。民間の施設は成田市や、利根川を渡った茨城県の潮来市・鹿嶋市にあります。

03

市の補助が確認できない

香取市のフリースクール利用料や交通費の補助は、市の公式サイトでは確認できませんでした。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

香取市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

香取市内の民間施設は確認できなかったため、成田市の3か所と、茨城県潮来市・鹿嶋市の各1か所を紹介します。費用は公式サイトの金額を優先し、公式に記載がないものは報道やフリースクール情報サイトの金額を、出典をつけて書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
ワイズアカデミー 成田キャンパス
(成田市花崎町)
中学生平日 10:00〜15:00入会金22,000円/月27,500円成田駅から徒歩0分(公式)
フリースクール リフレルーム
(成田市囲護台)
中学生月〜金 10:10〜14:40(半日コースあり)半日コース 月3,000円/1日コース 月5,000円JR成田駅西口(徒歩分の記載なし)
カザグルマ
(成田市加良部)
公式に明記なし水・木・金 8:30〜14:00利用料500円+賛助会費 年3,000円公式に記載なし
ナナコトヤオキ
(茨城県潮来市潮来)
小・中・高校生火・木 10:00〜16:00通所 月31,800円+維持費1,100円+保険100円(税込)JR潮来駅 徒歩10分
imacoco学園 鹿島キャンパス
(茨城県鹿嶋市国末)
小・中・高校生火・木 午前9:30〜11:30/午後13:30〜15:30(公式)月4回 33,000円(税込)鹿島神宮駅から車で10分(県の一覧)

成田市の3か所は、中学生向けのワイズアカデミーとリフレルーム、朝から開いているカザグルマです。茨城県側には、香取・小見川も対象エリアに挙げているナナコトヤオキ(令和9年3月末で閉鎖予定)と、茨城県の一覧に載るimacoco学園があります。

成田市のワイズアカデミーは成田駅前、リフレルームはJR成田駅の西口にあります。茨城県側のナナコトヤオキはJR潮来駅から徒歩10分、imacoco学園は鹿島神宮駅から車で10分です。どの施設も香取市からは距離があるので、片道の時間と交通費を見学の前に確かめてください。

水を張った田んぼと住宅の風景

5か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、5か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. ワイズアカデミー 成田キャンパス(成田市花崎町)|成田駅前、中学生のためのフリースクール

成田市花崎町828-11 スカイタウン成田3Fにある、株式会社ワイズアカデミーが運営する「中学生のためのフリースクール」です。公式サイトでは「成田駅から徒歩0分」と案内されています。

  • 開所(公式):「平日の午前 10 時~午後 3 時であれば、何時に来て何時に帰っても大丈夫です。毎日来ても、週1回でも自分のペースで通うことができます。」
  • 費用(公式・税表記なし):入会金22,000円(初年度のみ)、月額27,500円(年間330,000円)。千葉市が公開している施設情報には別に「教材費・体験活動費 年額11,000円」とあるので、総額は問い合わせで確認を
  • 電話:0120-247-641

出席扱いについて、公式サイトに「中学校に挨拶をし、毎月の出席報告と活動報告も行っています。(出席とカウントするかは中学校の判断となります。)」と書いているのが特徴です。対象は中学生で、小学生は使えません。

2. NPO法人フリースクール リフレルーム(成田市囲護台)|中学生向け、月3,000円からのNPO

特定非営利活動法人フリースクール リフレルームが運営する、中学生のためのフリースクールです。公式サイトでは「村岡ビル2階(JR成田駅西口)を拠点として、成田市内の公民館等の公共施設で活動」と案内されています(千葉県のサポートガイドの住所は成田市囲護台2-2-2)。

  • 対象(公式):「学校に行くことにためらいを感じている中学生、不登校となり学校へ通えていない中学生」
  • 活動日時(公式):月〜金曜日(祝日や学校の長期休業期間等を除く)。午前コース 10:10〜11:50、午後コース 13:00〜14:40、1日コース 10:10〜14:40
  • 月謝(公式・税表記なし):半日コース 月3,000円、1日コース 月5,000円。体験入会は「1か月間無料」
  • 電話:080-4076-2024

月謝が3,000円〜5,000円と、月々の負担が軽い場所です。対象は中学生で、小学生は使えません。出席扱いの記載は公式サイトにありませんが、千葉県のサポートガイド(出席扱いとされた子がいる民間団体の一覧)に載っています。

3. カザグルマ(成田市加良部)|学校が好きな子も使える、居場所カフェのフリースクール

一般社団法人カザグルマが運営する「子どもの居場所CAFE」のフリースクールで、成田市加良部5-5-5にあります。公式サイトでは「学校が合わない子も、学校が好きな子も利用できるフリースクール」と紹介されています。

  • 開所(公式):「営業日 水・木・金 利用時間 8:30~14:00(時間は相談可能)」
  • 費用(公式):「利用料 500円 (賛助会費3,000円/年間)」。500円が1回あたりかどうかは明記されていません
  • 活動:ソーシャルスキルトレーニングや多世代交流(自習・鬼ごっこ・サッカー・お菓子作りなど)
  • 電話:0476-55-2703

朝8時30分から開いていて、費用の負担が軽い居場所です。対象学年と出席扱いの記載は公式にありませんが、千葉県のサポートガイド(出席扱いとされた子がいる民間団体の一覧)に載っています。別の情報サイトでは時間や料金の書き方が違うので、今の内容は電話で確かめてください。

4. ナナコトヤオキ(茨城県潮来市潮来)|香取・小見川も対象エリア、令和9年3月末で閉鎖予定

茨城県潮来市潮来233-3にあるフリースクールで、JR潮来駅から徒歩10分です。公式サイトのタイトルで香取・小見川も対象エリアとして挙げています。ただし公式サイトに「令和9年3月末をもちまして、教室を閉鎖させていただくこととなりました」という告知が出ています。

  • 開所(公式):「火曜、木曜 10:00~16:00」(通所クラスは月8回)
  • 費用(公式・税込):入会費「無料」、ICT教材AI学習 通所31,800円/月(在宅は18,000円/月)、維持費1,100円/月、保険費100円/月。ノートパソコンのレンタルは2,480円/月
  • 電話:080-2301-5098

在籍校と協議・連携して、教室での活動が出席扱いとして認められていると公式に書かれています(高校生は対象外)。閉鎖の予定があるので、これから通い始める場合は、いつまで通えるかを最初に確かめてください。

5. imacoco学園 鹿島キャンパス(茨城県鹿嶋市国末)|茨城県の一覧に載る、小・中・高校生の学び場

茨城県鹿嶋市国末1508-5にあるフリースクールで、茨城県教育委員会の「茨城県内の民間施設(フリースクール)について」(令和7年7月)に載っています。対象は小学生・中学生・高校生で、定員は15名です。

  • 開校日(公式):火曜日・木曜日。午前クラス 9:30〜11:30、午後クラス 13:30〜15:30(茨城県の一覧では「火・水・金 9:00~16:00」と書かれていて、資料によって違います)
  • 費用:公式は「月4回 33,000円(税込)」。茨城県の一覧では入学金38,500円、授業料38,500円(週2日)、教材費別途
  • 電話:070-9007-8833

県の一覧で料金や定員が公開されているので、事前に比べやすい施設です。開校日が資料によって違うので、今の曜日と時間は問い合わせで確かめてください。出席扱いの記載は公式にありませんでした。

香取市から通う場合の費用相場と、補助の有無

5か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
ワイズアカデミー22,000円(初年度のみ)27,500円(年間330,000円)公式(税表記なし)
リフレルーム記載なし半日コース 3,000円/1日コース 5,000円公式(税表記なし)
カザグルマ賛助会費 年3,000円利用料500円(単位の明記なし)公式(税表記なし)
ナナコトヤオキ公式に「無料」通所 31,800円+維持費1,100円+保険費100円(在宅は18,000円)公式の料金表(税込)
imacoco学園 鹿島キャンパス38,500円(茨城県の一覧)月4回 33,000円(公式・税込)/週2日 38,500円(茨城県の一覧)公式・茨城県の一覧

リフレルームは月3,000円〜5,000円(中学生)、カザグルマは利用料500円と、少ない負担で使える場所があります。ワイズアカデミーは月27,500円、ナナコトヤオキの通所は月31,800円+維持費など、imacoco学園は月4回33,000円です。

補助については、香取市の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。千葉県には、フリースクールを運営する団体向けの「フリースクール活動支援事業」(補助率2分の1、1団体あたり上限100万円)がありますが、保護者への利用料の補助は県の公式ページでは確認できませんでした。県内では千葉市(「学びのサポートクーポン」年額60,000円、令和8年10月開始)、松戸市(月額利用料の3分の1・月上限1万円)、印西市(月額上限20,000円)が保護者向けの補助を公式に案内していますが、どれもその市に住む子が対象で、香取市は含まれていません。

費用をおさえる方法としては、①市の教育支援センター「ふれあいステーション」を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

机いっぱいにペンを広げて絵を描く子どもの手

その前に確認したい、香取市の公的な窓口

民間の場所を探す前に、市と県の窓口も知っておくと選択肢が広がります。香取市は市内に民間の施設が見つからないぶん、市の教室が身近な選択肢になります。

教育支援センター「ふれあいステーション」(佐原・小見川)

香取市の教育支援センターは「ふれあいステーション佐原」と「ふれあいステーション小見川」の2か所です。市の資料では、「心理的、環境的その他の要因により在籍する学校に登校しない又は登校したくてもできない状態にある児童及び生徒」を支援する施設とされています。佐原は令和7年4月に新しく開設されました。

  • ふれあいステーション佐原:香取市大倉(県のサポートガイドでは「旧大倉小敷地内」)。電話070-8309-6296
  • ふれあいステーション小見川:香取市羽根川。電話0478-82-1123
  • 開設日:毎週月〜金曜日
  • 開設時間:市の資料「香取市の教育」では午前10時30分〜午後3時、県のサポートガイドでは10:00〜15:00と、資料によって違います

通うには「教育支援センター通学希望書」を在籍する学校に出します。対象は「市内小中学校に在籍し、長期欠席(30日以上)している児童生徒の保護者等」で、「随時受付」です。問い合わせは学校教育課(0478-50-1239)です。番地は市と県の資料で書き方が違うため、場所は電話で確かめてください。費用・出席扱い・最寄駅の記載は確認できませんでした。

相談窓口「ほっとダイヤル」と、千葉県の窓口

市の相談窓口は香取市「ほっとダイヤル」(0478-50-1239)で、月〜金の8:30〜17:00に受けています(夜間・土日・休日は留守番電話)。対象は「学校生活で悩んでいる小中学生・保護者」で、いじめのメール相談もあります。県の窓口としては、香取教育相談室(香取市佐原、0478-54-1528)があります。校内教育支援センターとオンラインの支援は、市の公式サイトでは確認できませんでした。

千葉県教育委員会は、フリースクール等に通う子なども対象にしたオンライン授業配信「エデュオプちば」(小学4〜6年生と中学生)や、令和7年11月に開設した「放課後メタバースちば~こさぽんの家~」を案内しています。フリースクールについての問い合わせ先は、県の不登校児童生徒支援室(0120-23-1008)です。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「市内に民間の施設がない」「成田や潮来まで毎日通うのは遠すぎる」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
香取市の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
市内に場所がある×
市内は
確認できず
×
佐原と小見川
の2か所
×
自宅から
送迎・移動がいらない×
電車・車で
成田・茨城へ
×
市内だが
移動は必要
×
移動なし
情報が公開されている×
料金などを
公開
×
時間・番地が
資料で違う
×
時間割・料金を公開
費用が事前にわかる×
公式に
金額あり
×
公式に
記載なし
×
公式に金額を公開
同じ部屋で人と会える×
スタッフ・
仲間と対面
×
先生・
仲間と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと千葉県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。

オンラインが向いているとき

香取市から民間の施設に通うには、成田市や茨城県の潮来市・鹿嶋市まで出ることになり、片道だけでかなりの時間がかかります。「まず生活のリズムを戻したい」「長い移動がまだ負担」という段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天気や体調の波に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。香取市の場合は、市の教育支援センター「ふれあいステーション」が佐原と小見川の2か所にあるので、「オンラインで毎日の学びを続けながら、週に何日かは市の教室へ」という組み合わせも考えられます。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、千葉県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|香取市の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、千葉県内では佐倉市(千葉佐倉校・毎週木曜)と我孫子市(我孫子校・毎週火曜)、利根川の向こうの茨城県潮来市(茨城潮来校・毎週木曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は、メタバースだけなら月25,443円(税込)で、ワイズアカデミー(月27,500円)と近く、交通費はかからない一方、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、ふれあいステーションや近くの学び場と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

利根川沿いに水田が広がり、佐原の町並みで知られる香取市は、県内で4番目に広い市です。同じ年ごろの仲間と出会える場所まで、どうしても長い移動が必要になります。42都道府県の子どもと、100社の企業・自治体・大学の大人が集まるメタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。ほかの5か所とは違う役割を持つ選択肢です。

成田まで出られない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。香取市から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【香取市ならでは】片道の時間と、続けられる回数。成田や茨城県側の施設まで片道どのくらいかかるか、週に何日なら無理なく通えるかを確かめる。閉鎖や移転の予定がないかも聞く
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。香取市立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。市のふれあいステーションとの併用を考えている場合は、通学希望書を出す在籍校にも同じ時期に相談しておくと、手続きが進めやすくなります。

色えんぴつで絵を描く子ども

よくある質問

香取市にフリースクールはありますか。

香取市内にある民間のフリースクールは確認できませんでした。千葉県のサポートガイド(令和8年度版)の民間団体一覧にも、香取市内の施設は載っていません。通う場合は、市の教育支援センター「ふれあいステーション」か、成田市や茨城県潮来市・鹿嶋市の施設が候補になります。

ふれあいステーションはどこにありますか。

佐原(香取市大倉、旧大倉小の敷地内、電話070-8309-6296)と小見川(香取市羽根川、電話0478-82-1123)の2か所です。佐原は令和7年4月に開設されました。毎週月〜金曜日に開いています。

ふれあいステーションに通うにはどうすればいいですか。

「教育支援センター通学希望書」を在籍する学校に出します。対象は、市内の小中学校に在籍し、30日以上の長期欠席をしている子の保護者などで、受付は随時です。問い合わせは学校教育課(0478-50-1239)です。

香取市にフリースクールの利用料の補助はありますか。

市の公式サイトでは確認できませんでした(2026年10月時点)。千葉県の補助は施設を運営する団体向けのもので、保護者向けの補助は千葉市・松戸市・印西市など一部の市が独自に行っています。

不登校の相談はどこにすればいいですか。

香取市「ほっとダイヤル」(0478-50-1239)で、月〜金の8:30〜17:00に受けています。県の香取教育相談室(0478-54-1528)にも相談できます。

茨城県のフリースクールにも通えますか。

潮来市のナナコトヤオキは、公式サイトで香取・小見川も対象エリアに挙げていて、在籍校と連携して出席扱いとして認められていると書いています。ただし令和9年3月末で閉鎖すると告知されています。県をまたいで通う場合も、出席扱いを判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。

香取市の不登校は多いのですか。

市議会だより(2024年11月)に載っている市の答弁では、不登校による長期欠席の発生率は全国平均の半分以下ですが、増加傾向にあり「重要な課題であると認識しています」とされています。人数は公式資料では確認できませんでした。

千葉県のオンラインの支援はありますか。

千葉県教育委員会は、フリースクール等に通う子なども対象にしたオンライン授業配信「エデュオプちば」(小学4〜6年生と中学生)や、令和7年11月に開設した「放課後メタバースちば~こさぽんの家~」を案内しています。使い方は在籍校や県の案内で確認してください。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

香取市には、市の教育支援センター「ふれあいステーション」が佐原と小見川の2か所にあります。市内に民間のフリースクールは確認できませんでしたが、成田市や茨城県側の施設に通うことができます。

  • まず相談したいとき:ほっとダイヤル(0478-50-1239)
  • 市の教室を使いたいとき:ふれあいステーション佐原・小見川(通学希望書を学校へ)
  • 中学生で費用をおさえたいとき:リフレルーム(成田、月3,000円〜)
  • 茨城県側で探すとき:imacoco学園 鹿島キャンパス、ナナコトヤオキ(令和9年3月末まで)
  • 移動がまだ難しいとき:自宅から「登校」できるオンラインのフリースクール

香取市ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、市の中にも、市の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

紙に書くきょうだいを見守る子ども

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年10月3日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

香取市の自宅から、毎日「通える」学校を。

出席認定率 97%メタバース+リアル教室累計入学者 900名超
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文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月3日 / 最終更新:2026年10月3日

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