一宮町から通えるフリースクール・学びの場まとめ|町内のSOTOBOと茂原・東金の学び場4か所を比較【2026年版】

海に近い、のどかな町の風景

「一宮町で、学校のかわりに通える場所はありますか」
一宮町で不登校や行きしぶりのお子さんがいる保護者の方に向けて、町内のSOTOBOコミュニティスクールと、茂原市・東金市の学び場3か所、町の教育課・こども家庭センターや県の窓口を、公式の情報をもとにまとめました。

この記事でわかること

  • 町内のSOTOBOコミュニティスクールと、茂原市・東金市の学び場(One and only・成美学園 茂原校・NIJINアカデミー千葉東金校)の費用・開所日・対象
  • 町の教育課・こども家庭センター、県の相談窓口と、町の教育支援センターが県の一覧に載っていないこと
  • 町独自のフリースクール補助が確認できなかったことと、費用をおさえる考え方
  • 通うのが難しいときのオンラインという選択肢と、見学で聞くこと

この記事は、一宮町・千葉県の公式資料と各施設の公式サイトに書かれていることだけを根拠にしています。公式に記載がなかったことは「確認できませんでした」とそのまま書いています。一宮町には、町公式サイトでも県のガイドの一覧でも、町の教育支援センターを確認できませんでした。そのため「ない」とは書かず、確認できた範囲だけを載せています。費用や曜日は変わることがあるので、実際に動く前に各施設へご確認ください(2026年10月時点)。

目次

一宮町の今の状況を、数字と場所で確かめる

一宮町は千葉県東部の長生郡にある町で、町の公式サイトによると、令和8年(2026年)10月1日現在の人口は12,264人(男6,069人・女6,195人)、世帯数は5,886世帯です。町内の鉄道駅はJR外房線の上総一ノ宮駅です。

町立の小中学校は3校で、令和5年度の教育委員会の点検・評価報告書には、東浪見小学校・一宮小学校・一宮中学校の名前が出ています。コミュニティ・スクールは、東浪見小が令和4年度から、一宮小・一宮中が令和6年度から導入されています。町立小中学校の給食費は、令和8年4月から無償化されました。

千葉県全体では、令和6年度の公立小・中学校の不登校は14,599人(小学校6,121人・中学校8,478人)で、前年度の14,300人から増えています(千葉市を含む県の公表値)。一宮町の公表値として、小・中別の不登校の人数は、町の公式資料では確認できませんでした。令和5年度の点検・評価報告書には、スクールカウンセラーへの相談の内容は「多くは不登校や対人関係である」と書かれ、不登校でオンライン授業を希望する家庭にはタブレット端末を貸与して、希望教科でオンライン授業をしたと書かれています。

一宮町で保護者がつまずきやすいところ

知っておきたい3つの壁

公式の記載から見えてきた、一宮町ならではの事情です。

01

町内の民間の居場所は、公式で確認できたのは1か所で、小学生向け

町内で公式サイトにより内容を確認できた民間の居場所は、SOTOBOコミュニティスクールの1か所でした。対象は小学1〜6年生で、月額会費は65,000円です。中学生が通える場所は、茂原市や東金市など町外の施設になります。

02

町の教育支援センターは、県の一覧に載っていない

町公式サイトの学校教育のページにも、千葉県の令和8年度のガイドの教育支援センター一覧にも、一宮町の教育支援センターは載っていませんでした。町にないと断定はできないので、使える教室があるかどうかは教育課(0475-42-4574)に確認してください。

03

町独自のフリースクール補助は、確認できず

町公式サイトの学校教育・子育て・教育委員会のページを調べた範囲では、フリースクールの利用料の補助は見つかりませんでした(「ない」と断定はしません)。費用は家庭の負担になる前提で、スポット利用や回数制の場所から始める考え方もあります。

3つとも「どこに・いくら・どう通うか」を先に整理すれば前に進める壁です。このあと順番に見ていきます。

一宮町から通えるフリースクールと学びの場(比較一覧)

一宮町内のSOTOBOコミュニティスクール、茂原市のOne and onlyと成美学園 茂原校、東金市のNIJINアカデミー千葉東金校の計4か所を並べました。費用は公式サイトに書かれた金額だけを載せ、金額の記載がないものは「記載なし」と書いています。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所は、この記事では対象から外しました。

施設名(場所)対象開所日費用の目安最寄駅・アクセス(公式)
SOTOBOコミュニティスクール
(一宮町田町)
小学1〜6年生入会案内に9:00〜15:00(アフタースクールは15:00〜17:30)。開所曜日は記載なし入会費50,000円(週5日)・20,000円(スポット)/月額65,000円/スポット1日4,000円JR上総一ノ宮駅から徒歩約10分(公式)
ファミリーケアハウス One and only
(茂原市本納)
公式は「フリースクールは小学生〜120歳まで」月〜金 9:00〜17:00(公式)基本利用2,000円/回(食事代込み)、月額上限36,000円最寄駅の記載なし
成美学園 茂原校
(茂原市町保)
中学生から社会人まで(通信制高校のサポート施設)週1〜5日で選べる(曜日・時間は記載なし)料金は公式に記載なし(グループのページに2週間の無料体験の記載)JR茂原駅東口から徒歩9分(公式)
NIJINアカデミー千葉東金校
(東金市八坂台)
小学生・中学生・高校生(定員5名)毎週土曜 10:00〜12:00入学金33,000円/月31,943円(リアル通学・税込)駅から車で5分(公式、駅名の記載なし)

いちばん近いのは、上総一ノ宮駅から徒歩約10分のSOTOBOコミュニティスクール(小学1〜6年生、月額65,000円、スポット1日4,000円)です。茂原市のOne and onlyは1回2,000円で月額の上限が36,000円と、費用の決め方が違います。東金市のNIJINアカデミー千葉東金校は、毎週土曜の10:00〜12:00に開く教室です。

町内の鉄道駅は、JR外房線の上総一ノ宮駅です。バスは、小湊鐵道の「大多喜車庫〜一宮駅線」「一宮駅〜一宮海岸線」があります(問合せは小湊鐵道長南営業所)。ただし、茂原市・東金市の施設までの所要時間は、公式の資料では確認できませんでした。実際の移動時間は、時刻表で確かめてください。

窓辺の机にノートと本が置かれた、光の入る部屋

4か所を1か所ずつ紹介します

ここからは、4か所の公式サイトと公的な資料に書かれていることを1か所ずつまとめます。資料によって書き方が違うところは、両方を載せています。「出席扱い」について公式に書かれていない施設が多いので、その点は見学のときに必ず聞いてください。

1. SOTOBOコミュニティスクール(一宮町田町)|上総一ノ宮駅から徒歩約10分、2026年4月開校のオルタナティブスクール

一般社団法人うみかぜが運営するオルタナティブスクールで、長生郡一宮町田町17-1(旧一宮町立一宮保育所)にあります。2026年4月に開校したと、報道発表(千葉日報掲載)に書かれています。公式サイトの入会案内には、JR外房線の上総一ノ宮駅から徒歩約10分、対象は小学1年生〜6年生と書かれています。

  • 利用時間:入会案内には9:00〜15:00、アフタースクールが15:00〜17:30と書かれています。開所曜日は公式に書かれていません(週5日のプランがあります)
  • 費用(公式):入会費は週5日50,000円、スポット利用20,000円。月額会費65,000円、スポット利用は1日4,000円。給食費・教材費・活動費は別です
  • 出席認定:在籍校と連携して手続きを支援すると書かれ、最終判断は在籍校の校長です

公式サイトには、説明会・見学のあとに1〜2日の体験入学があると書かれています。月額が高めなので、スポット利用(1日4,000円)で様子を見る方法もあります。

2. ファミリーケアハウス One and only(茂原市本納)|1回2,000円から、月額上限のある茂原市の居場所

合同会社KY Flightsが運営する施設で、茂原市本納2346-3にあります。公式サイトには、フリースクールは「小学生〜120歳まで」と書かれ、下限の学年は書かれていません。

  • 開所(公式):月〜金の9:00〜17:00(土日祝は休み)
  • 費用(公式):基本利用は1回2,000円(食事代込み)、月額の上限は36,000円。宿泊は4,500円。入学金は記載なし
  • 送迎(公式):距離に応じて10km以内300円〜25km以内600円の料金が書かれていますが、2026年10月5日付で「送迎サービス休止のお知らせ」が出ています。再開するかどうかは確認できませんでした

最寄駅は公式サイトに書かれていません。送迎が休止中なので、通う場合の移動手段は事前に問い合わせてください。

3. 成美学園 茂原校(茂原市町保)|茂原駅東口から徒歩9分、通信制高校のサポート施設

茂原市町保37-3の成美学園ビルにある、通信制高校のサポート施設です。電話は0475-22-8819(平日8:30〜17:30)です。公式サイトのコースは通学科・音楽科・個別指導科・通信科で、中学生から社会人まで、週1〜5日で選べると書かれています。JR茂原駅東口から徒歩9分で、ページは2026年8月3日に更新されています。

  • 位置づけ:高校の卒業資格をめざす学びの場です。小学生・中学生の居場所を主な目的にした施設ではありません
  • 費用:料金は公式サイトで確認できませんでした。グループのフリースクールのページには、2週間の無料体験の記載があります

中学生が使えるかどうか、フリースクールとしての利用ができるかどうかは、直接問い合わせてください。

4. NIJINアカデミー千葉東金校(東金市八坂台)|にじいろを運営するNIJINの教室、毎週土曜に開く

にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の教室で、東金市八坂台5-12-1にあります。自社の教室なので、合わないかもしれない点も書きます。公式ページの対応エリアには、東金市・山武市・大網白里市・九十九里町・茂原市・八街市・千葉市が書かれています。このエリアに入っていない町から通えるかどうかは、問い合わせで確認してください。

  • 開校(公式):毎週土曜日の10:00〜12:00。定員は5名です
  • 費用(公式、税込):入学金はフリースクール33,000円。月額はリアル通学31,943円、ハイブリッド通学41,943円、プロジェクトスクール23,683円
  • 電話:0475-78-3648

リアルの教室が開くのは毎週土曜の2時間です。平日に通える場所を探している場合は、これだけでは足りないかもしれません。最寄駅は公式ページに書かれておらず、「駅から車で5分」とだけあります。

一宮町から通う場合の費用相場と、補助の有無

4か所の費用を、入会金と月額で並べました。交通費・昼食代・教材費は別になることがあります。

施設名入会金月額の目安出典
SOTOBOコミュニティスクール50,000円(週5日)/20,000円(スポット)月65,000円/スポット1日4,000円公式
One and only記載なし2,000円/回(月額上限36,000円)公式
成美学園 茂原校記載なし記載なし—
NIJINアカデミー千葉東金校入学金33,000円月31,943円(リアル通学・税込)公式

公式に金額が書かれているのは、SOTOBOコミュニティスクールが入会費20,000円〜50,000円と月額65,000円(スポット利用は1日4,000円)、One and onlyが1回2,000円(月額上限36,000円)、NIJINアカデミー千葉東金校が入学金33,000円と月31,943円〜(税込)です。成美学園 茂原校の料金は、公式サイトでは確認できませんでした。

補助については、一宮町の公式サイトではフリースクールの利用料の補助を確認できませんでした。千葉県には、フリースクールを運営する団体向けの「フリースクール活動支援事業」(補助率2分の1、1団体あたり上限100万円)がありますが、保護者への利用料の補助は県の公式ページでは確認できませんでした。県内では千葉市(「学びのサポートクーポン」年額60,000円、令和8年10月開始)、松戸市(月額利用料の3分の1・月上限1万円)、印西市(月額上限20,000円)が保護者向けの補助を公式に案内していますが、どれもその市に住む子が対象で、一宮町は含まれていません。なお、茂原市・東金市の施設に通う場合も、利用料の補助は一宮町では確認できませんでした。

費用をおさえる方法としては、①教育課・こども家庭センターなど町の窓口を中心にして、民間は週1回にとどめる、②1回ごとの料金や会費の安い場所から始めて、合うかどうかを確かめる、③移動がいらないオンラインと組み合わせて、交通費と移動時間をかけない、の3つが考えられます。

観葉植物のそばに開かれた本

その前に確認したい、一宮町の公的な窓口

民間の場所を探す前に、町の窓口も知っておくと選択肢が広がります。一宮町には、町の教育支援センターを公式の資料で確認できませんでしたが、相談できる窓口はあります。近隣の学び場は、茂原市から通えるフリースクールやいすみ市から通えるフリースクール、大網白里市から通えるフリースクールでも紹介しています。

町の窓口(教育課・こども家庭センター)

  • 教育委員会 教育課:電話0475-42-4574(保健センター3階)。教育相談の専用ページは確認できませんでした
  • 一宮町こども家庭センター(令和7年4月設置):0歳から18歳未満の子どもとその家庭の困りごとの相談。健康係0475-40-1055、子育て支援係0475-42-1415。受付は8:30〜17:15(土日祝・年末年始を除く)。不登校や教育相談が対象と書かれているかは、ページでは確認できませんでした

町の令和8年度の教育施策には、「不登校支援の充実のため、居場所づくりやオンライン併用と共に各機関との連携を充実させる」「フリースクールなどの民間施設やNPO等との積極的連携」が掲げられています。

県の窓口と、近隣の公的な教室

  • 千葉県 東上総教育事務所相談室(茂原市八千代2-10):電話0475-23-4460。月〜金の9:00〜17:00(祝日・年末年始を除く)。小中高生・保護者・教職員が対象で、費用は無料と県のページに書かれています。来所は電話予約制です。一宮町が管轄に入るかどうかは、電話で確認してください
  • 千葉県 子どもと親のサポートセンター:電話相談0120-415-446(24時間と県のガイドに記載)
  • 千葉県教育委員会 不登校児童生徒支援室:0120-23-1008

県のガイドの教育支援センター一覧には、近隣の茂原市(フレンドルーム茂原豊田教室・五郷教室)、白子町(教育相談室)、大網白里市(ハートフルさんぶ大網白里教室)、東金市(教育相談室)が載っています。ただし、一宮町の子が利用できるかどうかは確認できませんでした。町の窓口と県の窓口は、フリースクールが近くにないときの考え方と合わせて使うこともできます。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「町内で通えるのは小学生向けの1か所だけ」「茂原や東金まで通うのは負担が大きい」と感じた方もいると思います。そのときに残る選択肢がオンラインのフリースクールです。まず、3つの選択肢を正直に比べてみます。

3つの選択肢を正直に比較

通所・公的な窓口・オンラインを5つの観点で

フリースクール
(通所)
一宮町の
公的な窓口
オンライン
(自宅から)
町内に場所がある△
町内はSOTOBO
の1か所
(小学生向け)
△
町の窓口はある
(支援センターは
確認できず)
○
自宅が
そのまま教室
送迎・移動がいらない×
電車・バス・
車で通う
×
窓口へ
出向く必要あり
○
移動なし
費用が事前にわかる△
施設ごとに
違う
△
費用は
確認できず
○
公式に
金額を公開
出席扱いの説明が公式にある△
SOTOBOは
公式に説明あり
△
資料では
確認できず
○
出席認定の
実績を公表
同じ部屋で人と会える○
スタッフ・
仲間と対面
○
相談員と対面
×
画面越し

○=対応 △=一部 ×=非対応 / ※各施設・自治体の公式サイトと千葉県の公表資料の記載をもとにした一般的な傾向です。制度・費用は2026年10月時点。

オンラインが向いているとき

一宮町内で公式に確認できた民間の居場所は、小学生向けのSOTOBOの1か所で、茂原市・東金市の施設までの所要時間は、公式の資料では確認できませんでした。中学生で通える場所が遠い、または毎日通うには負担が大きいと感じる段階では、オンラインが向いています。朝決まった時間に画面の前に座る形なら、天気や体調の波に左右されずに続けられます。

逆に、体を動かしたい、同じ部屋で誰かと過ごしたいという気持ちが強い子には、オンラインだけでは足りません。上の表でオンラインに×を付けたのはそこです。一宮町の場合は、SOTOBOのスポット利用(1日4,000円)で様子を見ながら、毎日の学びはオンラインで続ける、という組み合わせも考えられます(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと

  • 出席の扱い:在籍校で出席扱いになった実績があるか。手続きの書類を出してもらえるか
  • 同じ時間に同じ仲間と過ごせるか:録画の授業を見るだけか、決まった時間に先生や仲間と会えるか
  • 料金の総額:月額のほかに入学金・施設利用料・オプションがあるか。税込か
  • 対面の機会:リアルの教室やイベントがあるか。ある場合、千葉県内のどこか

この4つは、このあと紹介するNIJINアカデミーを含め、どのオンラインスクールを検討するときにも同じように聞いてください。

NIJINアカデミーのメタバース校舎|一宮町の自宅から毎日「登校」する学校

オンラインの選択肢の1つとして、にじいろを運営する株式会社NIJINのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を紹介します。自社のサービスなので、良い点だけでなく、合わないかもしれない点も書きます。

NIJINアカデミーのいちばんの特徴は、オンラインを「通所の代わり」ではなく「本校舎」にしていることです。公式サイトには「メタバース校舎が、毎日みんなが通う本校舎です」とあり、朝アバターで登校して、授業を受けて、休み時間に雑談して、帰るという、学校と同じ1日がメタバースの中で続きます。録画の授業を見るだけの学習サービスとも、週1回のオンライン面談とも違う形です。公式サイトでは「日本初、公教育を持ち運び可能にしたオルタナティブスクール小中高一貫校」と紹介されています。

NIJINアカデミーならではの3つの特徴

「通えない」を前提につくったメタバース校舎

公式サイトの記載から、ほかのオンラインスクールと違う点を3つにまとめました。

01

顔も声も出さなくていい

カメラはOFFのまま、アバターが教室にいてくれます。発言はチャットでも、反応はリアクションボタンでも大丈夫。しんどくなったら途中で抜けてもいい、と公式に書かれています。

02

関わる人数を自分で選べる

担任と1対1→クラス(8〜12人)→校舎(約150人)→全校、と出ていく範囲を自分で決められます。校舎を4つ(サン・ムーン・ゴールド・スター)に分けているのは、人が顔と名前を覚えられる約150人を超えないためです。

03

学年も地域もこえて学べる

現役教員のリアルタイム授業が月100コマ以上あり、受けたい授業を自分で選べます(学年もこえられる)。42都道府県の子どもと、共創してきた100社の企業・自治体・大学の大人が同じ校舎に集まります。

「家から出られない時期」でも、学び・友だち・会話・運動を切らさずにいられる、というのが公式の考え方です。

1日の過ごし方も、学校にかなり近い形です。公式サイトによると、朝の会・帰りの会で1日を始めて終え、月100コマ以上の授業から受けたいものを選びます。画面の前で体を動かす「ホーム体育」、クラスの困りごとを自分たちで話し合う「クラス会議」、毎週火曜13:00の「全校ホームルーム」(YouTubeでも生配信)、マイクラ・イラスト・将棋・鉄道などのサークル活動、学園祭などの年間イベントもあります。授業は日本最大級の教師団体「授業てらす」と連携していて、アーカイブは500本以上と公表されています。

学び方には3つの段階があります。公式の教育モデルでは、まず「自分を好きになる」(〜6か月)、次に「学びを好きになる」(〜8か月)、そして「社会を好きになる」(〜12か月)という順番で、最後の段階では100以上の企業・自治体・機関と連携しながら、地域課題の解決や商品アイディア、アプリ開発、ラジオ配信など「誰かのために何かをしたい」という思いを形にしていきます。

先ほどの「確認したい4つのこと」に、NIJINアカデミーを当てはめるとこうなります。

確認したいことNIJINアカデミーの場合(公式の記載)
出席の扱い出席認定は希望者の97%(公式サイトの表記)。最終的に判断するのは在籍校の校長です
同じ時間に同じ仲間と過ごせるか朝の会・帰りの会があり、クラスは8〜12人。担任と1対1で話せる時間もあります
料金の総額メタバース通学 月25,443円(税込・メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)/入学金33,000円(税込・初月のみ)。専任サポート(月16,500円)などのオプションあり
対面の機会全国52か所にリアル教室があり、千葉県内では佐倉市(NIJINアカデミー千葉佐倉校・毎週木曜)と我孫子市(我孫子校・毎週火曜)に教室があります。ハイブリッド通学は月41,943円〜(リアル教室の料金・開校日は教室ごとに異なる)

合わないかもしれない点も正直に書いておきます。1つ目は、同じ部屋で人と直接会うことはできないこと(上の比較表で×にしたところです)。2つ目は、月額は、メタバースだけなら月25,443円(税込)で、NIJINアカデミー千葉東金校のリアル通学(月31,943円)より低く、SOTOBOの月額65,000円の半分以下です。One and onlyの1回2,000円と比べると、通う回数によっては高くなる一方、交通費はかからず、メタバースだけの場合は対面の時間はないこと。3つ目は、公式に「自宅からPCひとつでワンクリック登校」とあるとおり、パソコンと通信環境が必要なことです。体を動かしたい・人と直接会いたい気持ちが強い子は、町内のSOTOBOや近くの居場所と組み合わせる形を考えてみてください(併用できるかどうかは、それぞれに確認が必要です)。

海に近く、民間の居場所が限られる一宮町でも、毎日同じ時間に誰かとつながる場所は作れます。メタバース校舎なら、移動時間ゼロで毎日いろいろな人とつながれます。町内のSOTOBOや茂原・東金の学び場とは違う役割を持つ選択肢です。

茂原や東金まで出られない日も、自宅から「登校」できる学校。

NIJINアカデミーは、メタバースの本校舎に毎日通えるオルタナティブスクールです。カメラOFF・チャットでの発言でも参加できます。

出席認定 希望者の97%カメラOFFでもOK42都道府県から通学
NIJINアカデミーを見てみる →

見学で聞いておきたいこと

通所でもオンラインでも、見学や体験のときに聞いておくと後で困らない質問をまとめました。一宮町から通う場合に特に大事なものに印をつけています。

  • 【一宮町ならでは】対象学年を先に確かめる。町内のSOTOBOは小学1〜6年生が対象なので、中学生の場合は、茂原市や東金市の施設の対象学年と、通う曜日を電話で確かめる
  • 【特に大事】出席扱いの実績。在籍校に出す書類(通所の記録・活動報告など)を作ってもらえるか。一宮町立の学校で実績があるか
  • 月会費に含まれるもの。昼食、教材、イベント、交通費は別か
  • 1日の過ごし方。来る時間・帰る時間は自由か。勉強の時間はあるか。何もしないで過ごしてもよいか
  • 同じ年ごろの子がいるか。年齢の幅が広い施設では、年の近い子がいるかどうかで居心地が変わります
  • スタッフの人数と経歴。教員経験者や相談員がいるか。保護者との連絡の頻度と方法
  • 休んだとき・やめるときの扱い。月謝制の場合、休んだ日の分はどうなるか。途中でやめるときの手続き
  • 体験できる回数。1回だけか、何回か試せるか。体験の費用

見学のときは、お子さんが「ここならいてもいいかも」と感じるかどうかがいちばん大事です。保護者が良いと思っても、本人が落ち着かない場所なら続きません。One and onlyは2026年10月5日付で送迎サービスの休止が出ているため、通う場合の移動手段は先に問い合わせておくと安心です。

白い紙に鉛筆で絵を描く手元

よくある質問

一宮町にフリースクールはありますか?

公式サイトで内容を確認できた町内の民間の居場所は、SOTOBOコミュニティスクール(田町、上総一ノ宮駅から徒歩約10分)の1か所でした。対象は小学1〜6年生です。茂原市のOne and only・成美学園 茂原校、東金市のNIJINアカデミー千葉東金校も通える範囲として紹介しています。

一宮町に教育支援センターはありますか?

町公式サイトでも、千葉県の令和8年度ガイドの教育支援センター一覧でも、一宮町の教育支援センターは確認できませんでした(「ない」と断定はしていません)。教育課(0475-42-4574)に、使える教室があるかどうかを問い合わせてください。

一宮町にフリースクールの利用料の補助はありますか?

町公式サイトの学校教育・子育て・教育委員会のページを調べた範囲では確認できませんでした(「ない」と断定はしていません)。千葉県の事業は運営団体向けの補助で、保護者への利用料の補助ではありません。

費用はどれくらいかかりますか?

公式に書かれた金額は、SOTOBOコミュニティスクールが入会費20,000円〜50,000円と月額65,000円(スポット利用は1日4,000円)、One and onlyが1回2,000円(月額上限36,000円)、NIJINアカデミー千葉東金校が月31,943円〜です。給食費・教材費・交通費は別になることがあります。

フリースクールに通うと、出席扱いになりますか?

出席扱いにするかどうかは、最終的に在籍校の校長が判断します。SOTOBOコミュニティスクールの公式サイトには、在籍校と連携して手続きを支援すると書かれています。ほかの施設は公式に書かれていないものが多いので、見学のときに在籍校へ出す書類を作ってもらえるか聞いてください。

中学生が通える場所はありますか?

NIJINアカデミー千葉東金校は小・中・高校生が対象です。成美学園 茂原校は、通信制高校のサポート施設で、中学生から社会人までと公式に書かれています。SOTOBOコミュニティスクールは小学1〜6年生が対象です。

小学生が通える場所はありますか?

SOTOBOコミュニティスクールは小学1〜6年生、NIJINアカデミー千葉東金校は小学生から通える教室です。One and onlyは、公式に「小学生〜120歳まで」と書かれています。

一宮町から電車でどこに出られますか?

町内にJR外房線の上総一ノ宮駅があります。茂原・東金方面への所要時間は、公式の資料では確認できませんでした。時刻表は、JR東日本のページで確認してください。

オンラインのフリースクールでも、学校の出席扱いになりますか。

文部科学省の考え方では、自宅でのICTを使った学習も、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとされています。判断するのは在籍校の校長なので、まず学校に相談してください。たとえばNIJINアカデミーは、出席認定を「希望者の97%」と公式サイトで公表しています。検討しているスクールがあれば、在籍校とのやりとりをどこまで手伝ってもらえるかを聞いておくと安心です。

まとめ

一宮町では、町内で内容を確認できた民間の居場所は小学生向けのSOTOBOの1か所で、中学生が通える場所は茂原市・東金市などの町外にあります。町の教育支援センターは確認できず、町の教育課とこども家庭センター、県の窓口が相談先になります。

  • まず在籍校か町の教育課(0475-42-4574)に相談して、使える教室を聞く
  • 町内のSOTOBO(スポット1日4,000円)は、説明会・見学で様子を見る
  • 茂原・東金の学び場は、対象学年と曜日を電話で確かめてから見学する
  • 通うのがまだ負担なら、オンラインを併用する

一宮町ではフリースクールの利用料の補助が公式に確認できないので、費用は家庭の負担になる前提で考えておく必要があります。だからこそ、「週何日・どこで・いくらで」を先に決めてから見学に行くと、比べやすくなります。お子さんが「ここならいてもいいかも」と思える場所は、町の中にも、町の外にも、画面の向こうにもあります。焦らず、一つずつ確かめていきましょう。

木のテーブルに置かれた紅茶のカップ

この記事の内容を確かめるための一次資料

※確認日:2026年10月6日

NIJINアカデミー|不登校オルタナティブスクール小中一貫校(メタバース校舎とリアル教室の様子)

一宮町の自宅から、毎日「通える」学校を。

出席認定率 97%メタバース+リアル教室累計入学者 900名超
NIJINアカデミーを見てみる →

文責:にじいろ編集部

公開日:2026年10月6日 / 最終更新:2026年10月6日

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