墨田区で「インターナショナルスクール」を探す前に
墨田区では、幼児の英語保育・バイリンガル園と、小学生以降の学校選びを分けて考えることが大切です。「インターナショナルスクール」という言葉は、英語環境のプリスクール、認可外保育施設、放課後の英語学童、幼稚園から高校までの一貫校など、異なる施設をひとまとめにして検索されます。園名に「スクール」とあっても、学校教育法上の学校や、国内の小中学校と同じ卒業資格を得られる教育機関とは限りません。
この記事では、墨田区内で通園・利用を検討できる施設を公式情報で確認し、施設区分、対象年齢、時間、公開料金、入園時の確認点を整理します。乳幼児期の保育先を探す家庭と、小学校以降の教育課程を探す家庭では比べるものが違います。区内の選択肢だけで進路が完結するとは限らないため、江東区など近隣への通学も含めて説明します。公表されていない費用や募集枠は推測せず、問い合わせが必要な点を明記しました。
まず「英語を使う保育」と「卒業資格につながる学校教育」を混同しないこと、そして送迎を含む毎日の生活に無理がないことを軸に、候補を絞っていきましょう。
墨田区で見つかる選択肢を年齢別に整理
施設の名称より、何歳から何歳まで、どの時間帯を、どの制度で利用するかを先に確認します。2026年10月時点の公式公開情報では、墨田区横川の「そらまめインターナショナルプリスクール&学童保育」、錦糸の「キッズガーデン グローバルスクール錦糸町」、向島の「Azabu Christian School(ACS)」が比較候補です。前二者は主に乳幼児の保育・教育や放課後活動、ACSは学齢期を含む教育課程を案内する学校です。
| 探したい内容 | 主な候補 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 乳幼児の英語保育 | そらまめ、キッズガーデン、ACSの幼児課程 | 年齢、週日数、保育時間、昼食、延長 |
| 幼稚園年齢の英語環境 | 3施設の幼児クラス | 日本語の時間、年間日数、行事、無償化の確認施設か |
| 小学生の放課後 | そらまめ学童、各校の課程・学童 | 学校在籍を伴うか、預かり時間、送迎、宿題対応 |
| 小中高の一貫教育 | ACS、近隣区のKIST・TYIS等 | 学年、入試、授業言語、認証、卒業後の進路 |
一覧は比較の入口です。年齢やコース名が似ていても、保育施設と学校では目的、在籍の扱い、日中の責任範囲が異なります。
「英語保育」「プリスクール」「国際学校」の違い
英語を日常的に使う環境であることと、学校教育法上の学校であることは別の確認事項です。プリスクールや英語保育園は、子どもを預かりながら英語で活動する施設として運営される場合があります。認可外保育施設の届出・指導監督や、幼児教育・保育の無償化に関する自治体の「確認」は、保育制度上の情報であり、国際カリキュラムの認証や日本の小学校・中学校としての認可と同じ意味ではありません。
小学生クラスも、在籍校に通いながら放課後に英語を学ぶ学童・アフタースクールなのか、日中の教育課程を持つ学校なのかを分けます。海外の教育課程を採用していても、日本の学校制度上の扱い、在籍・就学の手続、国内外の進学条件は個別に確認が必要です。施設の公式案内に「インターナショナル」と書かれているだけで、卒業資格や認定を推定しないでください。
墨田区の認可外保育施設ページも、認可保育所等以外の子どもの預かり施設を対象に説明し、申込みは施設へ直接問い合わせるよう案内しています。候補校には「現在の施設区分」「交付されている証明」「利用できる助成」を別々に尋ねると、宣伝表現と制度上の情報を整理できます。

そらまめインターナショナルプリスクール&学童保育の概要
そらまめは、横川にあるプリスクールと小学生向け学童を同じ運営案内で確認できる地域の候補です。公式案内の所在地は墨田区横川3丁目9-4、問い合わせ電話は03-6240-4360です。施設の案内では、乳児・幼児の親子参加型クラスや保育型・プリスクール型のクラス、幼稚園年齢の子ども向け課程、放課後の学童を紹介しています。コースにより対象年齢、通う日数、保育時間が違うため、「そらまめに通う」と一括りにせず、希望するコース名を伝えて確認してください。
教育理念では、多様性を尊重し、自分らしさ、探究心、思いやりを育むことを掲げています。公式のコンセプト説明では、0〜1歳児は親子参加型、1〜2歳児の保育園型は生活習慣を身につける活動と英語・国語等、プレスクール型より英語に触れる時間が多いと説明されています。幼児向けの活動を、小学生向けの一貫校と同じ教育課程と捉えず、実際の週間予定・保育内容を見学で確かめましょう。
2026年度の受付や空き状況は変動します。公式トップページに受付情報が掲載されることがあるため、見学予約時点で最新の募集年齢、曜日、途中入園の可否を確認してください。
そらまめのクラスと学び方を確認する
「英語の時間数」だけでなく、遊び・生活・日本語・小学生の放課後をどう組み合わせるかを見ます。公式コンセプトによると、親子参加型クラスは英語の歌や絵本、外国人講師との活動を通じて、家庭でも使える表現に触れる内容です。1〜2歳児の保育園型では、保育者との安定した関わりや生活習慣を基礎に、英語・国語を毎週、算数・理科・アート・体育などを隔週で行うと説明しています。掲載内容は施設の教育方針であり、子ども一人ひとりの到達度や特定の英語力を保証するものではありません。
学童保育は、幼児クラスとは時間の使い方が異なります。学校の下校時刻から受け入れまでの移動、長期休暇、宿題に対応するか、食事・おやつ、延長の締切、送迎の範囲を確認しましょう。小学校に在籍しながら利用するサービスなら、学校教育そのものは在籍校が担います。英語学童を「小学校の代わり」と誤認しないよう、契約書・重要事項説明書でサービス区分を確かめることが重要です。
見学では、英語を聞く時間だけでなく、子どもが自分の言葉で選択したり、困ったときに日本語で助けを求めたりできる仕組みも見てください。
そらまめの費用は公開資料の年月に注意
そらまめの料金表PDFは2024年7月版の情報であるため、2026年度の見積りとしてそのまま使わないでください。公式サイトの料金ページには料金表へのリンクと、2025年9月から補助額が変更された旨が掲載されています。リンク先PDFは2024年7月作成の料金表です。掲載時点の例として、保育園型の週5日コースに月額保育料77,000円、施設費7,000円、教材費3,000円、幼稚園型の週5日コースに保育料58,000円、施設費6,000円、教材費3,000円という記載があります。これは過去時点の参考であり、現行料金・募集条件として断定できません。
| 料金を比べる項目 | 公式資料で確認する内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 入会金、登録料、教材・制服・用品 |
| 毎月の費用 | 授業料、施設費、給食・おやつ、学童費 |
| 利用日数 | 週1〜5日、欠席時の扱い、追加利用 |
| 預かり | 延長の時間と30分単価、休園日、長期休暇 |
| 助成後の支出 | 対象年齢、保育の必要性認定、居住区、上限額 |
入園前には現行の料金表を受け取り、週の利用日数と延長を含む年間総額で比較しましょう。公表PDFの更新日が新しくても、個別コース料金が改定されたとは限りません。

キッズガーデン グローバルスクール錦糸町の基本情報
錦糸町駅徒歩圏のバイリンガル保育施設で、公式ページは0〜1歳、2歳、3〜5歳のクラスを案内しています。所在地は墨田区錦糸4丁目17-1、電話は03-6456-1266です。施設ページは、BAMBI CLASS(0・1歳)、Pre-K CLASS(2歳)、KINDER CLASS(3〜5歳)を掲載し、ページ本文の基本情報には対象年齢2〜6歳、プレ年少9時30分〜16時30分、キンダー9時〜17時、延長は8時〜19時と記載されています。クラス・年齢の表記に幅があるので、入園年度の4月1日時点の年齢条件、誕生月によるクラス、慣らし保育を申込み前に確認してください。
ページは英語と日本語のバイリンガル保育園と説明し、錦糸町駅から徒歩6分、亀戸駅から徒歩10分と案内しています。保育施設であるため、小学校以降の継続課程と同じものではありません。定員、現在の受入れ、予約フォームの運用は変わりうるため、公式ページが案内する電話・メールで個別に相談します。通園の現実性は、駅からの距離に加え、朝の送り、夕方の迎え、雨天時の動線、延長終了時刻で判断します。
キッズガーデンのカリキュラム・料金を見る
料金表はコースごとの違いが大きいため、KINDER CLASSの数字を乳児・2歳クラスに当てはめないでください。公式施設ページに表示されるKINDER CLASSの料金例では、月〜金の週5日プランが月謝92,000円、入会金120,000円、施設費54,000円/6か月、昼食・おやつ代14,000円/月、教材費1,000円/月、新学期用品代5,500円/年です。週3日・週2日プランは月謝、入会金、食費等が異なり、早朝・延長料金も別に示されています。ページには複数クラスの料金表が並ぶため、選ぶクラスの欄をスクリーンショット等で確認し、見積書の対象が合っているか照合しましょう。
施設ページには「幼児教育無償化対象園」との案内もありますが、全家庭の全支出が無料になる意味ではありません。認定、居住自治体、クラス年齢、利用時間、給食や教材の扱いを墨田区と施設双方で確認する必要があります。日々の活動の内容は公式カリキュラムも参照できますが、家庭が知りたい日本語の読み書き、数の学習、昼寝、食育、アレルギー対応は具体例を尋ねてください。
現在、施設は予約フォームからの申込みを停止し、希望者には電話またはメールでの個別相談を案内しています。ウェブ上の料金が載っていても、空席や入園時期が確定したことにはなりません。
Azabu Christian School(ACS)向島キャンパス
ACSは乳幼児の預かりだけでなくGrade 1〜12のページを持つ学校で、キリスト教を教育の中心に置く点が大きな選択基準です。公式サイトの所在地は墨田区向島2-19-14、電話は03-6796-5775です。学校は自らをキリスト教系のインターナショナルスクールと説明し、幼児向け0〜6歳、Grade 1〜12、大学進学、入学案内などのページを設けています。公式の学校紹介では、学業と課外活動を通じて知的・身体的・社会的・精神的成長を目指すこと、聖書に基づく教育を重視することを明示しています。
特徴ページは、一人ひとりの学業上の強み・課題に配慮した授業、得意科目を伸ばし、苦手科目には課題や補習を用意する考え方を説明しています。キリスト教の価値観や礼拝・宗教活動への参加の期待、授業言語、クラス人数、学年ごとの空き、年間費用、入学審査は、入学年度の公式資料で確認が必要です。公開ウェブページから確定した学費・募集条件を読み取れない項目は、ここで金額を推定しません。
幼児から高校相当の課程を一校で検討したい家庭には候補になり得ますが、宗教観、カリキュラム、認証、国内制度上の位置づけを聞き、本人と家族に合うかを見学で確かめましょう。

ACSで確認したい入学・カリキュラム・進路
「Grade 1〜12」の掲載だけでは、希望学年の受入れや日本の在籍校との関係まで確定しません。ACSは学年別のアカデミック案内や認証に関するページを用意しています。問い合わせでは、学年対応表、年度の開始月、使用言語、必修科目、日本語教育の時間、成績通知、卒業時に取得する修了証明、進学先の実績と出願要件を一つずつ確認してください。国際認証・海外大学進学の案内は更新されることがあるため、学校が提示する認証団体の公式検索結果や有効期間、対象課程も照合します。
日本の小中学校への就学手続は家庭の判断だけでは済まないことがあります。日本国内に住む学齢児の就学義務、外国人児童の手続、インターナショナルスクールに通う場合の自治体への相談事項は、住所地の教育委員会に確認してください。学校側には在籍確認・成績証明・編入時の書類を、将来の進学先には受入れ資格や必要な科目を直接尋ねると、転校時の想定外を減らせます。
ACSの教育方針が魅力的でも、通学時間、年間費用、宗教的な環境、学年移行の柔軟さを併せて検討し、他の学校・公立校を含めて比較してください。
小学生の英語学童とフルタイムの学校を分ける
放課後の英語学童は、英語を使う居場所にはなっても、在籍校の授業や卒業資格を置き換えるわけではありません。そらまめのようにプリスクールと学童を案内する施設を利用する場合、学童の開始時刻、最終お迎え、宿題の支援、長期休暇の営業、昼食・おやつ、学校からの送迎対応を確認します。子どもの在籍先が別にある場合、放課後サービス利用により学校の出席や教育課程が変わるわけではありません。小学校の代替となる教育課程を探す家庭は、フルタイムの学校・在籍・卒業資格を別途確認しましょう。
小学生向けコースを比較する際は、英語のレベル分け、読み書きの指導、宿題の扱い、日本語を使う場面、学習評価、学年混合クラスかどうかを体験時に尋ねます。週1回の英語教室、週5日の学童、日中のインターナショナルスクールでは、英語接触時間も生活への影響も大きく違います。保護者の就労時間に必要な預かりと、子どもが取り組みたい学習を別々に採点すると選びやすくなります。
墨田区から通う小中高の候補:江東区の学校
小学生以降の一貫校まで探すなら、区境を越え、江東区の学校を通学時間込みで比較できます。東京都のTokyo International Schools Portalは、墨田区内だけでなく都内の学校を学校種別・場所・カリキュラム等で検索できます。江東区の例として、K. International School Tokyo(KIST)は江東区白河1-5-15にあり、東京都のポータルは幼稚園・小・中・高校、IB PYP・DP、IGCSE、CIS加盟等を掲載しています。掲載学費は2026年のポータルに年額270万円とありますが、出願料・登録料などを含む総費用とは限らず、学校へ最新の請求項目を確認します。
Tokyo YMCA International School(TYIS)は江東区東陽2-2-20に所在し、同ポータルはK5から高校まで、英語指導、WASC認証、AP等を案内しています。こちらも学校要件、英語力、選考、学費以外の費用、バス運行範囲を公式資料で確認してください。区外の学校は「墨田区の施設」とは異なります。実際に通えるかは、登校日の乗換え、ラッシュ時の所要時間、兄弟の送迎、災害時の帰宅経路を試して判断しましょう。
公立・私立幼稚園も比較対象に入れる
英語だけを唯一の軸にせず、区内幼稚園や保育施設に英語活動を追加する組合せも選択肢です。墨田区は区立・私立幼稚園、保育施設の案内を公開しています。幼稚園は学校教育法上の幼稚園として運営される園と、認可外の英語プリスクールでは制度・入園手続・教育課程が異なります。まず基本の生活圏を決めたうえで、園の保育時間、長期休業、預かり保育、給食、通園バス、英語活動の日数を一覧にすると比較できます。
家庭で日本語の基礎を育てながら、放課後に英語学童を利用する形は、フルタイム英語環境とは別のニーズに応えます。幼児期に英語を長時間使うことが必ずしも全員の希望に合うわけではありません。本人が安心できる環境、家庭の言語、友人関係、兄弟の通園先、費用を含めて選びましょう。区内の認可幼稚園・認可保育所の利用条件は墨田区の最新募集案内で、英語施設の募集は各施設で確認します。

幼児教育・保育の無償化と墨田区の助成
「無償化対象」と書かれていても、対象者・施設確認・上限・実費の条件があり、請求全額がゼロになるとは限りません。墨田区の公式ページは、認可外保育施設の保育料助成を設け、子どものクラス年齢や世帯の課税状況などにより要件が異なると説明しています。認可外施設の申込みは施設へ直接行い、認可保育所、認証保育所、企業主導型などでは補助制度の取扱いが異なるため、制度名を取り違えないでください。
区の「幼児教育・保育の無償化対象施設・サービス一覧」は、対象施設として区が確認した施設を掲載します。2024年10月以降、基準を満たしていない認可外施設は経過措置終了により対象外となった旨も案内されています。入園前に、候補施設の正式名称・コース・対象年齢が最新一覧に含まれるか、保育の必要性の認定が必要か、利用後の償還払いかを区に確認しましょう。きょうだい、課税状況、通園自治体、年度途中の転居でも計算が変わることがあります。
補助金は施設選びの決定後に初めて確認するのではなく、入園条件・月額総額と同時に見積もり、対象外費用も書面で確認します。
1か月・1年の総費用を比較する方法
月謝だけを比較すると、入会金・施設費・給食・延長・長期休暇の差を見落とします。複数の施設から見積りを取り、同じ条件、たとえば「週5日、標準時間、給食あり、月に延長4回」でそろえてください。そらまめは公開料金PDFの版が2024年7月であり、最新金額を施設に確認する必要があります。キッズガーデンの公式掲載例はKINDER CLASSの料金であり、BAMBIやPre-Kの価格ではありません。ACSの最新授業料は公式資料を個別請求し、現時点で確定値として比較できない項目は空欄・要問い合わせにします。
| 比較する費目 | 年間で確認する問い |
|---|---|
| 入園・登録 | 返金条件、選考料、入園準備費、兄弟割引 |
| 授業・保育 | 月額×利用月、休園月、年度更新費 |
| 食事・教材 | 給食とおやつ、教材・行事、制服・持ち物 |
| 送迎・延長 | バス代、延長料金、早朝、休暇中の預かり |
| 制度・補助 | 申請時期、認定区分、対象上限、償還払い |
助成後の自己負担も、助成が決定する前は「予定額」として扱います。必ず最新の募集要項と見積書を保管してください。
見学で確かめたい安全・生活・言語環境
園の宣伝文句では見えない日常を、子どもの動線に沿って確認することが見学の目的です。登園から降園までを時間順に説明してもらい、英語と日本語をどの場面で使うか、困ったときに意思を伝える方法、食物アレルギー、昼寝、トイレ、体調不良、災害時の引き渡しを尋ねます。幼児なら職員配置と年齢混合の範囲、屋外活動の頻度、園外保育の移動方法を確認してください。小学生向けなら、入退室の記録、学校からの移動、欠席連絡、宿題・端末の管理、帰宅時の引き渡しが論点です。
保育施設では、東京都・墨田区の指導監督の対象や証明の有無、施設の自己評価・第三者評価を公式情報で確認できます。ただし、過去の検査結果が現在の安全を保証するものではありません。事故・災害発生時の連絡方法や、救急搬送の判断、保険加入、保護者説明の手順を質問し、疑問には書面の回答を依頼しましょう。
本人が見学中にどんな表情で過ごすか、先生が子どもの言葉を待つかも、家庭での価値観に合うかを考える手がかりです。
墨田区から毎日通うときのアクセス設計
駅から近いかだけでなく、朝夕の送迎と家庭の移動を含めた「一日の時間割」で通学圏を決めます。横川・錦糸・向島では、利用駅、バス停、徒歩経路、横断歩道や歩道の幅が異なります。自宅から駅、駅から施設、帰りの買物・きょうだい送迎まで、登園時刻に合わせて実測すると、乗換えや雨天時の負担が見えます。園の標準保育時間に間に合っても、職場への出勤時刻に間に合うか、延長の終了に迎えが間に合うかは別問題です。
区外の学校に通う場合は、電車遅延、混雑、ホーム移動、帰宅が遅い日の安全も考えます。スクールバスがある学校でも、停留所・対象区・運行曜日・待機時間・追加費用が年度で変わることがあります。利用する駅だけでなく、徒歩・自転車・バスを組み合わせた代替ルートや、災害時の引渡し場所を学校と確認してください。
通園を始める前に、保護者が実際に候補の往復を一度試し、見学時刻だけでなく通常の登園時刻にも移動して比べると、生活への適合を判断しやすくなります。

年齢別の選び方:0〜2歳、3〜5歳、小学生以降
同じ家庭でも、子どもの年齢と生活段階が変われば最適な施設・通い方は変化します。0〜2歳では、親子参加型か長時間保育か、慣らし保育、睡眠・食事、日本語での安心を優先します。3〜5歳では、英語活動の密度と同時に、遊び、身体活動、日本語の読み聞かせ、友達との対話、就学前の生活習慣を見ます。小学校以降は、日中の在籍校、放課後の預かり、学習言語、教科の到達目標、進学先という別の課題が加わります。
そらまめは乳幼児向けの保育・プリスクールと学童、キッズガーデン錦糸町は乳幼児クラス、ACSは幼児からGrade 1〜12の教育課程を公式サイトで案内しています。対象年齢だけを並べず、各課程が同じ校舎・同じ契約・同じ資格なのかを確認しましょう。幼児クラスから学校課程に上がる際の選考や進級保証も、記載がない限り推定できません。
「英語を早く始める」ことだけでなく、本人の興味、家庭の言語、学校移行の希望を定期的に見直し、変える余地のある契約・進路を選ぶことが安心につながります。
申し込みから入園までの進め方
見学、体験、費用確認、書類提出の順番を整理すると、複数園を並行しても判断を急がずに済みます。最初に希望する開始月、週日数、必要な保育時間、延長の有無を決め、公式フォームや電話で対象年齢と空き状況を聞きます。次に見学・体験で、活動、施設、職員、送迎を確認し、料金表と重要事項説明書を受け取ります。家庭内で候補が固まったら、自治体に助成対象や認定手続を確認し、施設へ入園選考・入園料・契約条件を確認します。
申込書を出す前に、欠席・退園・返金、慣らし保育、休園日、休暇期間の預かり、感染症時の扱い、写真・個人情報、送迎者変更を読みます。親が就労証明等を要する助成制度なら、施設契約より前に自治体の認定申請が必要となる場合があります。申請時期、審査、支給方法を墨田区の担当窓口で確認し、入金までの立替額も予算に含めましょう。
年度替わりや転居では条件が変わるため、前年の保護者体験談や古い比較表ではなく、申込年度の公式文書を基準にします。
区内で合う施設がない場合のオンライン学習
通園先の代わりではなく、登園が難しい子ども・小学生以降の学び方としてオンライン型を別軸で検討できます。NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は公式サイトでオンラインのインターナショナルスクールとして案内され、対象は6〜18歳、開校予定は2027年9月とされています。カリキュラム紹介では教科・プロジェクト等の学びを説明していますが、2026年10月時点では開校前であり、確定した授業料、募集枠、各学年の在籍・修了の制度上の扱いは最新の公式発表で確認が必要です。対面の保育、食事、送迎、幼児の預かりを提供する施設ではありません。
画面越しの学習は、移動負担を減らしやすい一方、家庭の端末・通信環境、保護者の見守り時間、同年代との対面活動を別途考える必要があります。オンラインの学校・プログラムという表現から、日本の学校在籍や卒業資格を推定せず、学籍、在籍校との併用、学習評価、出席扱いの条件を関係機関に確認します。
通園型の環境が本人に合わない場合や、広い地域から参加できる学びを探す家庭は、対象年齢と開校計画の更新を確認し、体験・説明会などの提供状況を公式窓口で確かめてください。
家庭の希望別に候補を絞る
「英語を話せるように」だけでは候補を選びきれないため、保育・進路・費用の優先順位を家族で言葉にします。平日の日中に保育を必要とするなら、対象年齢、保育時間、助成要件、食事、安全、送迎の現実性を先に比較します。親子で英語に触れる時間や週数日からの参加を求める場合は、親子クラスやプリスクールのコースが合う可能性があります。小学生の放課後の居場所と英語活動が目的なら、学校からの移動・預かり時間・宿題支援が中心です。小中高の教育課程が必要なら、ACSや江東区のKIST・TYISのような学校を、カリキュラム・認証・入学審査とともに見ます。
比較の順位は、家族の条件により変わります。たとえば「毎日17時半まで預かり」は必須、「海外大学進学課程」は希望、「年間費用の上限」は必須というように条件を分けると、希望だけで候補を過大評価しにくくなります。公式資料で確認できない要素は「未確認」のまま残し、候補に問い合わせる質問へ変換してください。
体験・入学相談で使える質問リスト
質問を事前に共有し、各施設の回答を同じ様式に記録すると、印象に左右されにくくなります。
- 施設の正式な区分、監督・認証、対象クラスの現在の証明状況は何か
- 2026年度・2027年度の対象年齢、定員、空き、週あたりの通園日数はどうか
- 英語と日本語を使う時間、主な教材・カリキュラム、評価方法は何か
- 入会時に必要な英語力・選考・面接・健康条件はあるか
- 月謝以外の費用、途中退園の精算、延長・給食・休暇保育の条件は何か
- 無償化・自治体助成の対象となる正式施設名・コース・申請手順は何か
- 小学生課程なら在籍校、修了証、進学、出席・成績の扱いはどうなるか
回答はできればパンフレットだけでなく、料金表・重要事項説明書・規程などの資料で受け取りましょう。説明会の口頭回答と契約書に違いがあれば、契約前に修正・確認を依頼します。
墨田区の教育・保育制度と相談窓口
保育の申込み、助成、学校の就学相談は、施設ではなく自治体が判断する領域もあります。墨田区は認可外保育施設の説明、助成制度、幼児教育・保育無償化対象施設の一覧を公式サイトに掲載しています。制度は年齢、保護者の保育必要性、住民登録、施設の確認状況によって適用条件が異なります。利用を決める前に、施設の名称・所在地・コースを伝えて区の担当窓口に照会してください。
学校として通う場合は、教育委員会へ「区内在住で、区外または外国系の学校を希望する」と具体的に相談し、就学手続、書類、転入・転校時の扱いを確認します。東京都の国際学校ポータルは学校の所在地・学校種別・認証・カリキュラム情報を比較するための資料ですが、学校への入学許可や自治体手続の代わりではありません。最新の学校情報は各校にも再確認しましょう。
公的資料を使うときは発行日、対象年度、更新日を記録しておくと、制度変更後に過年度資料を参照してしまうミスを防げます。
墨田区のインターナショナルスクール選びまとめ
墨田区内には幼児の英語保育から学齢期の教育課程まで異なる選択肢があり、目的・制度・毎日の通いやすさを分けて比べるのが近道です。横川のそらまめはプリスクール・保育型クラスと学童を案内し、錦糸のキッズガーデン グローバルスクールは年齢別のバイリンガル保育クラスを掲載しています。向島のACSはキリスト教系の教育方針と幼児からGrade 1〜12の案内があり、宗教観や認証・費用、希望学年の受入れを個別に確認する必要があります。小中高の選択肢は江東区のKIST・TYISなども通学圏に入れて検討できます。
最後に、対象年齢・日課・料金・制度上の位置づけ・送迎・進路を一覧表にし、公式資料で埋まらない項目を問い合わせます。子どもの反応と家庭の生活時間、年度総額が揃った段階で判断してください。英語環境の魅力だけでなく、日本語の学び、友達との関係、転園・転校時に進める選択肢も確認することが、長く納得できる選択につながります。
調査基準日と公式情報
以下は2026年10月15日に参照した一次情報です。料金・募集・制度は変更されるため、出願・契約の直前に更新を確認してください。


