四日市市から通えるフリースクール5選|県の補助は所得要件あり。一覧掲載と補助対象は別です【2026年最新】

四日市市から通えるフリースクール5選
三重県には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度があります。利用料の2分の1、月15,000円まで。ただし所得の要件があり、さらに対象になる施設が限られています。しかもややこしいことに、三重県には「民間施設の一覧」と「補助の対象施設一覧」という2つの別々のリストがあり、前者に載っていても補助が出るとは限りません。四日市市から通える4か所と、通うこと自体が難しいときの5つ目を、この2点をはっきりさせながら並べます。
この記事でわかること
  • 四日市市から通える4か所の場所・曜日・費用(公式サイトで確認できた範囲)
  • 三重県の利用料補助の所得要件と、申請の時期で補助額が変わる仕組み
  • 「県の民間施設一覧に載っている」と「補助の対象」が別だということ
  • 四日市市の無料の窓口と、外出が難しい子ども向けのメタバース支援
この記事について

掲載しているのは、四日市市・三重県の公式サイトおよび各施設の公式サイトで実在を確認できた場所だけです(2026年9月12日確認)。掲載は推薦や保証ではありません。NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。その前提でお読みください。費用や開設日は変わることがあるので、最終的にはかならず各施設に直接ご確認ください。

目次

三重県の補助は、まず「使える世帯かどうか」から確認してください

三重県の「フリースクール利用料支援事業」は、申請するのが保護者の制度です。補助されるのは利用料の2分の1(100円未満は切り捨て)で、児童生徒1人につき月15,000円が上限。ここまでは、まとめサイトにもよく書かれています。

書かれていないことのほうが大事です。この補助には所得の要件があります。対象になるのは、生活保護を受けている世帯、就学援助を受けている世帯、保護者全員の道府県民税所得割額と市町村民税所得割額が非課税である世帯、児童扶養手当を受給している世帯のいずれかです。この4つのどれにも当てはまらない場合、対象施設を選んでも補助は出ません。最初にここを確認しないと、施設選びの順番そのものが変わってしまいます。

もう1つ、申請の時期で補助の始まる月が変わります。受付は令和8年5月12日から随時で、6月までに申請すれば4月分にさかのぼれますが、7月以降の申請は申請した月の分からになります。請求は3か月ごとで、4〜6月分は7月末、7〜9月分は10月末、10〜12月分は翌年1月末、1〜3月分は4月末が期限です。窓口は三重県教育委員会事務局 生徒指導課 不登校支援班(059-213-6611/平日8時30分〜17時)。

そしてリストが2つあります。三重県は「県内の不登校児童生徒の支援を行う施設の連絡先と所在地」として民間施設31か所の一覧を公表していますが、これは補助の対象施設一覧とは別物です。補助の対象は交付要領に「22施設」と書かれた別のリストで、民間施設一覧に載っていても補助対象とは限りません。さらに厄介なことに、対象施設一覧のPDFは施設名と住所の対応が読み取りにくく、この記事を書くにあたっても施設ごとの対象・対象外を確実に判定できませんでした。推測で書くことはできないので、この記事では「対象かどうかは県に確認してください」と統一しています。窓口は059-213-6611です。

四日市市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。

スクール名エリア対象形態費用の目安
フリースクールのトラスト四日市市城北町(近鉄四日市駅の北側)記載なし(要確認)通所記載なし(要確認)
もるとれがーと四日市市塩浜(塩浜駅徒歩4分)小中高通所入会金22,000円/月22,000円〜41,800円
フリースクール グッドリダンス四日市市富田栄町(富田駅徒歩5分)小3〜高2通所(平日9〜17時)1日1,000円/月上限20,000円
みんなの学び家「サードプレイス」四日市市蒔田(川越富洲原駅徒歩5分)記載なし(要確認)通所記載なし(要確認)
NIJINアカデミー メタバース校舎(運営:株式会社NIJIN/当サイトの運営会社)オンライン(全国)小1〜中3オンライン(平日毎日)月25,443円

5つの場所を1つずつ紹介します

1. フリースクールのトラスト(四日市市城北町・近鉄四日市駅の北側)

運営:株式会社オフィス優

近鉄四日市駅にいちばん近い場所です。出席扱いについて公式サイトに言及がありますが、条件の多くは書かれていないので、電話が前提になります。

場所は四日市市城北町のマルキビル2階で、近鉄四日市駅の北側にあたります。公式サイトに最寄り駅や所要時間の記載はありませんが、この記事の4か所の中では近鉄四日市駅にいちばん近い場所です。

出席扱いについては、公式サイトに「不登校のお子さんが、フリースクールに通った実績が学校の出席として認められることもあります」と書かれています。断定ではなく「認められることもあります」という書き方なので、実際に何人が認められたのかは必ず数字で聞いてください。

いっぽうで、対象学年・開いている曜日と時間・定員・料金は、公式サイトに書かれていません。出席扱いについても「出席扱い・復学・進学などのサポート」という文脈の記述があるだけで、具体的な実績の記載はありません。見学の前に059-355-0539へ電話して、この記事の最後に挙げた6つを先に聞いてください。それをせずに見学に行くと、結局その場で同じことを聞くことになります。

  • 所在地:四日市市城北町2-19 マルキビル2階
  • アクセス:公式サイトに最寄り駅・所要時間の記載なし(要確認)
  • 対象:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 時間:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 費用:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 出席扱い:「不登校のお子さんが、フリースクールに通った実績が学校の出席として認められることもあります」と公式に記載
  • 県の補助:対象施設かどうかは県の一覧PDFから確実に読み取れませんでした。三重県教育委員会 生徒指導課(059-213-6611)に確認してください
  • 連絡先:059-355-0539

出典:株式会社オフィス優「フリースクールのトラスト」(2026年9月12日確認)

2. もるとれがーと(四日市市塩浜・近鉄塩浜駅から徒歩4分)

運営:もるとれがーと(プログラミングを軸とした自律学習サポートスクール)

この記事で情報がいちばんそろっている場所です。定員・在籍数・料金まで公開されていて、県の補助対象であることも自分のサイトに明記しています。

公式サイトに「三重県が実施する『フリースクールで学ぶ子どもたちへの支援事業』の対象フリースクール」と書かれています。対象かどうかを施設側が明言しているのはここだけなので、補助を前提に探しているなら最初に見る場所になります。

出席扱いについても「全員出席扱いとなっています」と書かれ、そのうえで「出席扱いの最終的な判断は学校長」と補足されています。実績を書きつつ、決めるのは学校だと正直に添えている書き方で、ここは信頼できる部分です。定員15名に対して2026年8月末時点の登録者が11名と、在籍数まで公開しています。

費用は組み合わせ式です。入会金は通学プランが22,000円、スポット利用や相談のみなら5,500円。月額は週2日の全日が41,800円、週1日の全日が22,000円、週2日の半日が22,000円。これに火曜・木曜の定期通学オプション(週1回6,600円、週2回11,000円)や、延長880円/時間、すららの教材費3,300円/月が乗ります。週2日全日プランには教材費が含まれます。

1つだけ食い違いがあります。開いている曜日と時間が、公式トップでは「月・火・木10時〜15時、水・金9時〜17時(延長可能)」、四日市市の公式ページでは「火・木10:00〜13:00、水13:00〜17:00、土13:00〜16:00、休館は日曜・月曜・祝日」となっています。通える曜日はいちばん大事な条件なので、059-340-8697で必ず確認してください。

  • 所在地:四日市市塩浜437-1
  • アクセス:近鉄名古屋線・塩浜駅西口を出て、踏切の通りを西へ約4分。駐車場あり
  • 対象:小学生・中学生・高校生
  • 時間:公式トップは「月・火・木10:00〜15:00、水・金9:00〜17:00(延長可能)」。四日市市の公式ページは「火・木10:00〜13:00、水13:00〜17:00、土13:00〜16:00」。記載が食い違うため要確認
  • 定員:15名(2026年8月末時点の登録者11名)
  • 費用:入会金は通学プラン22,000円/スポット・相談のみ5,500円。月額は週2日全日41,800円、週1日全日22,000円、週2日半日22,000円。火・木の定期通学オプション6,600円(週1回)・11,000円(週2回)、延長880円/時間、すらら教材費3,300円/月(週2日全日プランは込み)
  • 県の補助:公式サイトに「三重県が実施する支援事業の対象フリースクール」と明記
  • 出席扱い:「全員出席扱いとなっています」「出席扱いの最終的な判断は学校長」と公式に記載
  • 連絡先:059-340-8697

出典:もるとれがーと(2026年9月12日確認)

3. フリースクール グッドリダンス(四日市市富田栄町・近鉄富田駅から徒歩5分)

運営:一般社団法人もちつもたれつ

1日1,000円、月額の上限20,000円、入会金も月会費もなし。費用の低さと、平日9時から17時という長さが両立している場所です。

祝日を除く月曜から金曜、9時から17時まで開いています。この記事の中でいちばん長く開いていて、それでいて費用は1日1,000円。月にどれだけ通っても20,000円で頭打ちになります。入会金も月会費もありません。

「行けるかどうか分からない日がある」段階では、月額固定の場所はどうしても割高になります。行けなかった日の分まで払うことになるからです。1日単位で、しかも上限がある設計は、その不安をそのまま費用に反映しなくて済みます。対象は小学3年生から高校2年生です。

ただし注意点があります。公式サイトには「三重県の不登校児童生徒の支援を行うフリースクール等民間施設一覧に掲載されている」と書かれていますが、これは県の補助の対象施設一覧とは別の一覧です。載っていることと補助が出ることは別なので、補助を前提に考えている場合は、契約の前に三重県教育委員会 生徒指導課(059-213-6611)に対象かどうかを確認してください。出席扱いについての記載も公式サイトにはありません。

  • 所在地:四日市市富田栄町21-1 ハイリー101号室
  • アクセス:近鉄富田駅・三岐鉄道の富田駅から徒歩5分
  • 対象:小学3年生〜高校2年生
  • 時間:祝日を除く月〜金 9:00〜17:00
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 費用:入会金なし・月会費なし。1日利用1,000円、月額の上限20,000円
  • 県の補助:公式サイトの記載は「民間施設一覧に掲載」まで。これは補助の対象一覧とは別のリストです(対象かどうかは059-213-6611で要確認)
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 特徴:平日9時から17時と長く、費用の上限がある

出典:フリースクール グッドリダンス(一般社団法人もちつもたれつ)(2026年9月12日確認)

4. みんなの学び家「サードプレイス」(四日市市蒔田・近鉄川越富洲原駅から徒歩5分)

運営:みんなの学び家「サードプレイス」

市の北側、川越富洲原駅から歩ける場所です。相談から受験まで1か所で続けられる構成になっています。

公式サイトに並んでいるメニューは、教育相談とカウンセリング、完全個別の学習支援、通信制の代々木高校 四日市教室、表現と対話の授業、高校・大学受験に関する指導の5つです。相談から受験まで1か所で続けられる構成で、中学生の途中から高校段階まで見通したいときに候補になります。

市の北部に住んでいる場合、近鉄四日市駅まで出るより川越富洲原駅のほうが近いことがあります。四日市は南北に長い市なので、駅1つの違いが毎日の負担としては大きく効きます。

ただし対象学年、開いている曜日と時間、定員、費用は公式サイトに書かれていません。出席扱いについての記載もありません。ここも電話が前提だと考えて、見学の申し込みと一緒に条件を聞いてください。

  • 所在地:四日市市蒔田3丁目3-21
  • アクセス:近鉄川越富洲原駅から徒歩5分
  • 対象:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 時間:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 定員:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 費用:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 県の補助:対象施設かどうかは県の一覧PDFから確実に読み取れませんでした。三重県教育委員会 生徒指導課(059-213-6611)に確認してください
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 特徴:相談・個別学習・通信制高校・受験指導が1か所にそろう

出典:みんなの学び家「サードプレイス」(2026年9月12日確認)

5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)

運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)

家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。

ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、四日市市のどこに住んでいても条件は変わりません。

メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。

費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。

  • 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
  • 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
  • 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
  • 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
  • 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
  • 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
  • サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
  • 体験:オンラインの無料体験会あり

出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月12日確認)

その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください

四日市市の教育支援センターは2か所です。「ふれあい」(四日市市日永東1丁目2-28/059-345-3350)と「わくわく」(四日市市諏訪町2番2号 総合会館6階/059-354-8285)。市の規則では「四日市市登校サポートセンター」がこの2つの運営を担っています。

「わくわく」は小学生が対象で、毎週水曜日の9時から10時30分まで(祝日、年末年始、学校の長期休業中を除く)。集団遊びを通して、友だちとのかかわり方や気持ちの切りかえ方、ルールの守り方を身につけていく場で、ソーシャルスキルトレーニングの色が強い運営です。入級までは、電話で教育相談を予約し、保護者は教育相談、子どもはプレイセラピーを続け、気持ちが回復してから体験参加、そのうえで入級希望と同意がそろえば決定、という流れになります。「ふれあい」の対象学年・開所日時・費用は、今回確認できた公式ページには記載がありませんでしたので、059-345-3350に直接お尋ねください。

相談だけしたい段階なら、教育委員会の育ち支援課(総合会館6階/059-354-8285)です。来所相談は要予約で月〜金の9時から12時と13時から16時、電話相談は9時から12時と13時から16時30分。不登校、学習・進路、友だち関係、発達や心とからだ、障害のある子どもの教育など幅広く受けています。就学援助の窓口は学校教育課(市役所9階/059-354-8250)で、これは県の補助の要件にも直結します。

四日市市は2025年4月から、認定NPO法人カタリバと連携してメタバースを使った支援を始めています。対象は「外出が困難な四日市市の児童生徒」で、個別支援計画の作成、メンターによる個別の伴走、デジタルツールを使った学びのプログラム(居場所・クラブ活動・教科ワークショップ・学習)が柱です。通えない段階の子の受け皿が公的な側にあるのは、四日市の強みです。なお学びの多様化学校は三重県立みえ四葉ヶ咲中学校(津市柳山津興1239/059-253-4283)が県内唯一で、四日市市内にはありません。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。

そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。四日市市は南北に長く、鵜の森・塩浜・富田・蒔田と候補が散らばっていて、どこに住んでいるかで通いやすさがまったく変わります。加えて、県の補助が所得要件と対象施設の両方で絞られるため、費用の面でも条件がそろわないことがあります。フリースクールの数と性格は地域によって大きく違い、都市部と同じ前提で探すと必ず行き詰まります。

そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。

オンラインが向いているのは、こういうときです

オンラインを検討したほうがいいサイン
  • 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
  • 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
  • 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
  • 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
  • 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい

とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。

オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと

ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。

  • ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
  • ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
  • ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
  • ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します

③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。

⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。四日市市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。

見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。四日市では特に、補助に直結する1つを必ず聞いてください。

見学のときに聞くこと
  • 三重県のフリースクール利用料支援事業の対象施設になっていますか(県の民間施設一覧とは別のリストです)
  • これまで何人が在籍校で出席扱いになりましたか
  • 開いている曜日と時間を、いまの最新の形で教えてください
  • 今日みたいに気持ちが不安定な日に、途中で帰ることはできますか
  • うちの子と年齢の近い子は、今何人くらい来ていますか
  • 入会金と、合わなかったときにやめる手続き・費用はどうなりますか

よくある質問

三重県の補助は、どの家庭でも使えますか。
使えません。所得の要件があります。生活保護を受けている世帯、就学援助を受けている世帯、保護者全員の道府県民税所得割額と市町村民税所得割額が非課税の世帯、児童扶養手当を受給している世帯のいずれかに限られます。どれにも当てはまらない場合、対象施設を選んでも補助は出ません。
県の民間施設一覧に載っていれば、補助は出ますか。
出るとは限りません。三重県には「民間施設の一覧」(31か所)と「補助の対象施設一覧」(交付要領には22施設と記載)という別々のリストがあります。実際、この記事のグッドリダンスは公式サイトに「民間施設一覧に掲載」と書いていますが、これは補助の対象一覧のことではありません。しかも対象施設一覧のPDFは施設名と住所の対応が読み取りにくく、外から確実に判定できません。契約の前に必ず059-213-6611で確認してください。
申請はいつまでにすればいいですか。
受付は令和8年5月12日から随時ですが、6月までに申請すれば4月分までさかのぼれ、7月以降の申請は申請した月の分からになります。請求は3か月ごとで、4〜6月分は7月末、7〜9月分は10月末、10〜12月分は翌年1月末、1〜3月分は4月末が期限です。
費用をできるだけ抑えたいときは。
無料の窓口である教育支援センター「ふれあい」「わくわく」が先です。民間で比べるなら、グッドリダンスが1日1,000円・月額の上限20,000円・入会金なしで、この記事の中ではいちばん低い水準です。ただし補助の対象かどうかは要確認なので、補助を前提にするなら対象施設と比べてください。
家から出ること自体が難しい段階です。
四日市市には、2025年4月からカタリバと連携したメタバースの支援があり、「外出が困難な児童生徒」が対象と明記されています。まずここを市に問い合わせてください。そのうえで記事の5つ目のようなオンラインを比べるときは、開いている日数、カメラオフで参加できるか、出席扱いが何%認められたか、学校とのやりとりを誰がやるかの4点を、どのサービスにも同じように聞いてください。

まとめ

四日市市でフリースクールを探すときの順番は、①自分の世帯が県の補助の所得要件に当てはまるかを確認する → ②当てはまるなら補助の対象施設から選ぶ → ③当てはまらないなら費用そのものが低い場所を見る、になります。この順番を逆にすると、選んでから補助が使えないと分かることになります。

情報の公開量には差があります。もるとれがーとは定員・在籍数・料金・出席扱いの実績まで公開しているうえ、自分のサイトで県の補助対象だと明言しています。一方、トラストとサードプレイスは公式サイトにほとんど条件が書かれていません。書いていない=良くない、ではありません。電話が前提だというだけです。この記事の最後に挙げた6つを先に聞いてから見学に行くと、時間を無駄にせずに済みます。

公的な側では、教育支援センター2か所に加えて、2025年4月から始まったカタリバ連携のメタバース支援があります。外出が難しい段階でも公的な選択肢が残っているのは、四日市市の強みです。それでも合う形が見つからないときは、通わずに学ぶ形も選択肢に入ります。

内容を確かめるための一次資料

  1. 三重県令和8年度 三重県フリースクール利用料支援事業(ページ・補助を受けるのは保護者)
  2. 三重県同事業の交付要領(PDF・所得要件と請求期限)
  3. 三重県同事業の対象施設一覧(PDF)
  4. 三重県県内の不登校児童生徒の支援を行う施設の連絡先と所在地(ページ・民間施設一覧31か所。補助の対象一覧とは別)
  5. 四日市市教育センター教育支援センター(ふれあい・わくわく)(ページ)
  6. 四日市市教育相談(育ち支援課)(ページ)
  7. 認定NPO法人カタリバ四日市市との連携協定(メタバースを活用した支援)(ページ)
  8. 文部科学省学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧(ページ)
  9. NIJINアカデミー学費・プラン(ページ)
NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校
四日市市で「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

NIJINアカデミーは、メタバース校舎に平日毎日通えるオルタナティブスクールです。全国どこからでも同じ条件で参加でき、出席扱いの申請も担当がサポートします。まずはオンラインの無料体験会から、様子だけ見てみてください。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月12日 / 最終更新:2026年9月12日
市ごとの「通えるフリースクール」
目次