面接の案内が届くと、子どもの受け答えだけでなく、「親も英語で話すのだろうか」「何を準備すればよいのだろうか」と気になります。
同じインターナショナルスクールでも、親子で面談する学校、子どもの試験と保護者面接を分ける学校など、方法はさまざまです。準備の前に、届いた案内の参加者・使用言語・実施形式を確認してください。
面接で伝える内容は、お子さんの普段の生活や、学校を選んだ理由の中にあります。ここでは、親子それぞれが話したいことを整理する方法と、書き込んで使える準備シートを紹介します。
- 学校ごとに異なる面接・試験・行動観察
- 本人の経験と家庭の考えを整理する方法
- 親子の準備シート・面接条件の確認メール
学校の対象年度・学年で条件は異なります。掲載中の案内をもとにした具体例と、家庭向けの準備の提案を区別してご利用ください。
面接・試験・行動観察は、学校によって組み合わせが違う
面接のほかに、学力や英語の試験、教室での行動観察が行われることもあります。面接対策だけを考える前に、希望学年の選考内容を学校の案内で確認してください。
表は横にスクロールして読めます。
| 学校 | 公式案内の例 | 確認のポイント |
|---|---|---|
| KIST | 学年に応じた試験・子どもの面接と保護者面接を案内。 | 子どもと保護者の面接条件を分けて読む。 |
| FIS | 志願者と保護者が面談に参加する旨をFAQで案内。 | 保護者だけでよいと決めつけない。 |
| ASIJ | 一律の入試はなく、必要に応じ各種スクリーニングを行うと案内。 | 全員が同じ面接を受けると想定しない。 |
出典:KIST:Admissions procedure / FIS:FAQ / ASIJ:Admissions Guidelines
以下は2026年10月15日に公開案内で確認した例です。KISTの参照ハンドブックには過去の募集日程も含まれるため、希望年度・学年に適用される条件を学校へ確認してください。
子どもの準備|答えを覚える前に、普段の経験を話す
好きな遊び、最近読んだ本、友達と作ったもの。面接の準備では、本人がよく知っている出来事から話してみるとよいでしょう。保護者が立派だと思う実績だけを探す必要はありません。
KISTの案内には、現在の学校生活や趣味、学校への期待、将来のことなど、子どもの面接で扱う話題が挙げられています。次の問いは家庭で振り返るための例で、実際の出題一覧ではありません。
- 最近「もっと知りたい」と思ったことは何?
- 学校や家で、困ったときにどうした?
- 一人で楽しむこと、人と一緒に楽しむことは?
- 新しい学校について、聞いてみたいことはある?
話すのが苦手なお子さんなら、本や作品を一緒に見ながら思い出す方法もあります。言いよどむたびに親が答えを直すと、本人の言葉が出にくくなってしまいます。メモには、本人が話した内容を残してください。面接に作品やメモを持ち込めるかは、別に確認が必要です。
保護者の準備|学校に期待することと、家庭でできること
学校を選んだ理由を尋ねられたとき、「英語を身につけてほしい」からもう少し具体的に話せると、ご家庭の考えが伝わります。どの授業や方針に関心を持ち、お子さんにどんな経験をしてほしいと思ったのか、話し合っておきましょう。
学校の理念をそのまま覚える必要はありません。たとえば「話し合う授業に関心があります。発言に時間のかかる子は、どう参加していますか」と聞けば、期待していることも、心配していることも伝えられます。
表は横にスクロールして読めます。
| 整理すること | 自分たちの言葉にする例 |
|---|---|
| 学校を選ぶ理由 | 何を見聞きして、子どもに合いそうだと考えたか。 |
| 子どもの強みと困りごと | 具体的な場面と、これまで役立った支援。 |
| 家庭の支え方 | 宿題、送迎、学校連絡を誰が担うか。難しいことは何か。 |
| 確認したいこと | 英語支援、連絡言語、必要な配慮についての質問。 |
当日の確認|言語・参加者・接続方法を先に決める
案内メールで日時、参加者、実施場所をもう一度確かめます。オンライン面接では、接続先や表示名、音声も事前に確認してください。学校から許可されていない人が同席するのは避けましょう。
KISTは保護者面接を英語または日本語で案内し、通訳の利用にも条件を設けています。面接言語や通訳について不安があれば、当日ではなく事前に相談してください。
質問を聞き取れなかったときは、聞き返してかまいません。必要な配慮についても、学校が対応できるかを前もって確かめておくと、当日の準備を決められます。
そのまま使えるテンプレート
メール文例は文中の [ ] を置き換えて使えます。管理シートは項目ごとの欄に記入してください。コピー・印刷には編集した内容が反映されます。学校の公式書式ではなく、依頼・整理用の資料です。指定フォームや証明書の代用にはできません。
入力内容は外部送信・保存されません。再読込前にコピーまたは印刷してください。
親子の面接準備シート
基本情報を記入し、確認したい項目を開いて書き込んでください。全部を埋める必要はありません。
子どもが話せる範囲で
※保護者が模範解答へ書き換えず、本人の言葉を残す。
保護者
当日
コピー・印刷する内容を確認
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
面接条件の確認メール(日英)
送る文面の [ ] を置き換え、不要な任意項目を削除してください。英語と日本語は別々にコピーできます。
日本語訳を確認・編集する
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
よくある質問
Q. 何を答えれば合格できる?
共通の合格回答はありません。KISTは家庭の教育観と学校の方針との適合などを確認すると案内しています。事実を整理し、本人・家庭の言葉で伝えましょう。
根拠・確認範囲:KIST:Admissions procedure
Q. 英語の答えを親が作って覚えさせてもよい?
本人の力や希望が伝わらなくなるため、本稿では暗記用の模範回答を提供しません。学校によっては学年に応じた英語の評価もあります。練習と代答は分けてください。
根拠・確認範囲:KIST:Admissions procedure
面接の前に、家族で話しておきたいこと
学校に期待すること、お子さんが話したいこと、相談しておきたいこと。準備シートに書くのは、上手な答えではなく、この3つです。面接案内の条件を確かめたうえで、ご家庭の言葉で伝えられるようにしておきましょう。
参考資料・出典
2026年10月15日確認。希望年度・学年への適用は出願前に再確認してください。

