「英語サポートがあります」と聞いても、何をどのくらい受けられるのかまではわからないことがあります。授業中に先生が補助するのか、別の教室で学ぶのか。入学後の生活を考えるには、その中身を知っておきたいところです。
支援の対象になる学年や入学時の英語条件は、学校によって違います。サポートがあることと、英語が初めてでも入学できることは同じではありません。
公式案内の具体例を見ながら、出願前に何を聞くかを整理します。後半のシートは、面談のメモにも使えます。
- 入学時の英語条件と、入学後の支援を区別する
- 対象学年・授業形態・費用・見直し時期を聞く
- 確認シートと英文問い合わせを使う
学校の対象年度・学年で条件は異なります。掲載中の案内をもとにした具体例と、家庭向けの準備の提案を区別してご利用ください。
英語支援の有無だけで、入学条件を判断しない
EAL、ELLなどの言葉は、学校の言語支援の案内に登場します。名称だけで内容をそろえて比較せず、希望学年の子どもに何を提供するのかを確認してください。
表は横にスクロールして読めます。
| 学校 | 公式案内の範囲 | 出願前に確認したい点 |
|---|---|---|
| FIS | 言語背景に応じた評価やELLによる支援を説明。 受入可否は提供できる支援等も踏まえて判断。 | 本人の英語の状況と、その学年で受けられる支援。 |
| ASIJ | 高い英語力が必要と説明しつつ、G1〜8の言語支援を案内。 | 対象学年なら誰でも入れるのかではなく、個別の適用条件。 |
| KIST | 入学学年に応じた英語条件を提示。 G8以上で言語支援が必要と判断された志願者は受け入れない旨を記載。 | 希望年度の募集条件と、出願できる学年。 |
出典:FIS:Admissions Policy / ASIJ:Admissions FAQs / KIST:Admissions and eligibility
上の表は公開案内を比較したもので、学校の難易度や支援の質の順位ではありません。学年が変わると条件も変わるため、兄姉や知人の経験だけで判断しないようにしましょう。
面談では「どの授業で、誰が支えるか」を聞く
「英語をサポートします」という説明を受けたら、実際の時間割を思い浮かべて質問します。読む、書く、聞く、話すのどこに難しさがあるかによって、確認したいことも変わります。
たとえば「会話には参加できても、文章で説明する課題には時間がかかります」と伝えると、相談する場面が明確になります。学校での評価結果や、これまでの授業で困った例があれば、必要な範囲で共有してください。
表は横にスクロールして読めます。
| 聞く項目 | 質問の例 |
|---|---|
| 授業の形 | 通常授業の中で補助するのか、別の時間に学ぶのか。 |
| 担当者と頻度 | 誰が担当し、週にどのくらい関わるのか。 |
| 教科とのつながり | 英語の練習だけでなく、教科の学習へどうつなげるか。 |
| 家庭への連絡 | 何ができるようになったか、どのように共有されるか。 |
これらは本稿の質問例です。どの学校も同じ形の授業を用意しているという意味ではありません。公開案内にない場合は、入学担当者から担当部署へつないでもらいましょう。

費用と、支援を見直す時期も確かめる
授業料に含まれるのか、別料金なのかは学校に確認が必要です。追加費用がある場合は、年額・学期額のどちらか、途中から受ける場合の扱いも聞いておきます。金額が確認できないうちは、家計表の欄を0円にせず「要確認」と残してください。
支援の終わり方も、入学前に聞いておきたい点です。どのような評価で継続や終了を決めるのか、いつ保護者と話すのかがわかれば、家庭での学習を相談する機会も持てます。
「何か月で追いつきますか」と期間だけを尋ねても、一律の答えは出せない場合があります。見直す日と、そのとき何を確かめるかを聞くほうが、入学後の相談につながります。
そのまま使えるテンプレート
メール文例は文中の [ ] を置き換えて使えます。管理シートは項目ごとの欄に記入してください。コピー・印刷には編集した内容が反映されます。学校の公式書式ではなく、依頼・整理用の資料です。指定フォームや証明書の代用にはできません。
入力内容は外部送信・保存されません。再読込前にコピーまたは印刷してください。
英語支援・確認メモ
基本情報を記入し、確認したい項目を開いて書き込んでください。全部を埋める必要はありません。
入学時に必要な英語条件未記入
支援の対象学年・適用条件未記入
授業内/別時間・頻度・担当未記入
教科学習との関わり未記入
追加費用・支払時期未記入
評価・見直しの時期未記入
保護者への連絡・家庭の取り組み未記入
※診断・英語力判定のための書式ではありません。
コピー・印刷する内容を確認
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
英語支援を確認する英文メール(日英)
送る文面の [ ] を置き換え、不要な任意項目を削除してください。英語と日本語は別々にコピーできます。
日本語訳を確認・編集する
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
よくある質問
Q. 英語支援があれば、英語が初めてでも入れる?
条件は学校と学年で異なります。FISも支援の提供可能性を含めて受入を検討すると説明しています。本人の状況を伝えて確認してください。
根拠・確認範囲:FIS:Admissions Policy
Q. 支援の対象学年なら全員が利用できる?
対象学年の表示だけでは、個別の利用条件や入学可否は決まりません。ASIJの案内にも必要な英語力の説明があります。
根拠・確認範囲:ASIJ:Admissions FAQs
Q. 学習上のほかの支援歴も伝える?
学校が求める範囲を確認してください。ASIJは出願時に既往の支援や評価の情報提出を案内しています。
根拠・確認範囲:ASIJ:Admissions Guidelines
面談前に、困っている場面を一つ書いておく
学校の支援の名前を調べたら、その次は「うちの子が困るのはどの場面か」を書いてみてください。その例と希望学年を伝え、入学条件と受けられる支援を確認しましょう。
参考資料・出典
2026年10月16日確認。希望年度・学年への適用は出願前に再確認してください。

