日本の小学校で2年生だから、出願先でもGrade 2。そう考えてよいか迷うことがあります。新年度の始まる月や、年齢を判定する基準日が違うと、学年の対応は単純ではありません。
生年月日、今の学年、修了予定日、入学希望日をそろえて学校に伝えると、出願する学年を相談できます。インターネットの換算表だけで願書を入力する前に、確認しておきましょう。
この記事では公式案内の例と、照会に使える学歴メモ・英文メールを用意しました。
- 学校による年齢基準日の違い
- 途中入学で伝えるべき学習歴と日付
- 出願学年を確認する記録シート
学校の対象年度・学年で条件は異なります。掲載中の案内をもとにした具体例と、家庭向けの準備の提案を区別してご利用ください。
まず、希望年度の年齢基準日を見る
学校が示す年齢条件には、「何歳か」だけでなく「いつの時点で」が含まれます。次年度の申込みなら、その年度の基準を使います。手元にある表の年だけを書き換えて使わないでください。
表は横にスクロールして読めます。
| 学校 | 公式案内の例 | 注意する点 |
|---|---|---|
| KIST | 2026–27年度の学年表は7月31日時点の年齢を基準に掲載。 | 希望年度の表を確認。 例外申請は自動的に認められない。 |
| FIS | 3〜6歳について9月1日時点の年齢による配置を説明。 6歳以上は教育歴や学習上の必要等を踏まえて学校が判断。 | 年齢表だけで全学年を確定しない。 |
出典:KIST:Admissions and eligibility / FIS:Admissions Policy
同じ生年月日でも、二つの基準日で数える年齢が違う場合があります。ただし、その違いだけでどちらの学校も必ず別学年になるとは言えません。配置の方針もあわせて読む必要があります。
現在の学年名より、在籍期間と修了時期を正確に伝える
学年の呼び方だけでは、どの学習をどこまで終えたかが伝わりません。現在の学校の年度が何月から何月までか、いつその学年を修了する予定かも書き添えます。
たとえば、4月に新学年が始まる学校から、8月に新年度が始まる学校へ移る場合、その間の扱いを確認する必要があります。保護者が「次の学年へ進むはず」と決めず、成績資料や在籍期間を学校に見てもらいましょう。
ASIJも、1月・2月ごろに年度が始まる学校からの出願について別の配置説明をしています。これは、その条件に当たる家庭向けの案内です。日本の4月始まりの学校へそのまま当てはめないでください。
- 生年月日と、本人確認書類の氏名
- 在籍した学校・学年・期間
- 修了済みと在学中の学年
- 入学を希望する年月日と、直近の成績資料

希望学年と案内された学年が違うとき
学校から想定と違う学年を案内されたら、まず判断の理由を尋ねます。年齢の基準なのか、修了歴なのか、カリキュラムや学習状況によるものなのかで、追加で伝える情報が変わります。
KISTは一定の場合に年齢基準と異なる学年への申請を検討するとしていますが、理由と資料が必要で、承認は保証されません。「希望すれば下げられる」「英語が苦手なら一つ下」といった共通ルールはありません。
学年を変えることを、単に得か損かで決めるのも難しいものです。学ぶ内容、同級生との年齢差、その後の進級の扱いについて学校に確認し、お子さんの様子も踏まえて相談してください。
回答は、年度と入学時期を添えて残す
学校から回答が来たら、「出願する学年」と「最終的な配置」が同じ意味かも確かめます。選考後に決まる事項や、追加資料によって変わる事項があるなら、何が未確定かを書き留めましょう。
入学時期を変更した場合は、前に案内された学年をそのまま使えるか再確認してください。年度や誕生日をまたぐと、条件が変わる可能性があります。
確認メモには、担当者、回答日、対象年度、入学希望日を残します。口頭での説明が重要な判断に関わる場合は、理解した内容を短いメールで送り、相違がないか確かめる方法もあります。
そのまま使えるテンプレート
メール文例は文中の [ ] を置き換えて使えます。管理シートは項目ごとの欄に記入してください。コピー・印刷には編集した内容が反映されます。学校の公式書式ではなく、依頼・整理用の資料です。指定フォームや証明書の代用にはできません。
入力内容は外部送信・保存されません。再読込前にコピーまたは印刷してください。
学年照会のための学習歴メモ
基本情報を記入し、確認したい項目を開いて書き込んでください。全部を埋める必要はありません。
記録 1未記入
記録 2未記入
※正式な学年判定書や在籍証明書ではありません。
コピー・印刷する内容を確認
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
出願学年を確認するメール(日英)
送る文面の [ ] を置き換え、不要な任意項目を削除してください。英語と日本語は別々にコピーできます。
日本語訳を確認・編集する
入力内容は外部へ送信・保存されません。再読み込みや画面を閉じる前にコピー・印刷してください。学校の公式書式・証明書の代用にはできません。
よくある質問
Q. 日本の学年とGradeの数字は同じ?
数字だけで置き換えないでください。KISTの案内には年齢表と配置に関する条件があり、在籍歴も確認が必要です。
根拠・確認範囲:KIST:Admissions and eligibility
Q. 英語が苦手なら一つ下の学年にできる?
全校共通の選択肢ではありません。FISも年齢や教育歴、学習上の必要を踏まえて学校が配置すると説明しています。
根拠・確認範囲:FIS:Admissions Policy
Q. 年度途中なら今の学年の次へ進める?
年度の区切りと修了歴を確認してください。ASIJにも学校年度の違いに応じた説明がありますが、条件外へ一般化はできません。
根拠・確認範囲:ASIJ:Admissions Guidelines
願書に学年を入れる前に、四つの日付を確認する
生年月日、現在の年度の開始日、学年の修了予定日、入学希望日。この情報をそろえ、学校に出願学年を照会してください。回答を得てから願書を入力すると、思い込みによる修正を減らせます。
参考資料・出典
2026年10月16日確認。希望年度・学年への適用は出願前に再確認してください。

