茨城県は「つくばの国際教育」と「県内の通学圏」を分けて見る
県全体で探すときは、学校の場所と日々の通学圏を同時に照合する
茨城県でインターナショナルスクールを探す家庭の多くは、まずつくば市の学校から調べます。つくばには、幼児部から高校段階までIBプログラムを持つつくばインターナショナルスクール(TIS)と、幼児教育から段階的に学年を増やしているOWISつくばがあります。研究学園都市として外国人研究者や海外経験のある家庭が集まってきた地域であり、英語を使う教育の選択肢を見つけやすい一方、学校の数や対象学年を一つの「インター」という言葉でまとめると、比較を誤ります。
さらに、守谷市・取手市・土浦市・水戸市などからつくばへ通う場合は、電車やスクールバスの乗り継ぎ、朝の集合時刻、学年による募集状況が問題になります。茨城県に住んでいることと、毎日つくばの学校へ通えることは同じではありません。県南の生活圏、県央・県北の生活圏、県外からの転居を分けて検討する必要があります。
この記事では、茨城県内で公式情報を確認できる主な国際教育校を、TIS、OWISつくば、幼児教育・アフタースクール系、IBやケンブリッジ教育を取り入れる一条校という順に整理します。学校教育法上の一条校か、IBのPYP・MYP・DPのどこまで認定されているか、2026-27年度の学費がどの費目で構成されるかを、学校ごとに確認できる範囲で紹介します。なお本稿は県内の通学圏を比較する広域ガイドです。つくば市・水戸市など特定都市のスクール個別情報を探す場合は、市単位の記事も併せて確認してください。
県単位で見ると、県南に集中する選択肢だけでなく、守谷の一条校、研究学園都市の私立校、幼児向け施設を別々に評価できます。通学可能範囲は住所や交通手段で変わるため、学校所在地を見ただけで候補を決めず、実際の登校時刻でルートを試すことが出発点です。
県全体を比べる軸は、学校数より「対象学年・制度・通える生活圏」です。
この記事でわかること
候補の数より、年齢・学年・卒業時の制度を先に整理する
- 茨城県の国際教育の中心であるつくば市の学校の違い
- TISがPYP・MYP・DPを持つ一貫校として案内されている範囲
- OWISつくばの開設学年、3学期制、授業料・施設維持費・登録費
- つくば市外からの通学とスクールバスを考えるときの注意点
- 一条校のIB・国際教育校と、非一条校のインターナショナルスクールの違い
- 日本の卒業資格、IB Diploma、大学受験資格を分けて確認する方法
- 通学が合わないときの転居・在籍校との併用・オンラインの比較
編集部より
費用・募集情報は学校や自治体の公式資料を出願時に再確認する
本稿は、学校公式ページ、IB機構の学校情報、茨城県・自治体の公開資料を中心に確認して作成しています。TISの2026-27年度費用やOWISつくばの2026-27年度費用は、公開ページに記載された金額を引用していますが、バス、昼食、教材、遠足、外部試験、PC、DP試験、放課後預かりは別費用になる場合があります。募集学年は開校計画により増えることがあるため、出願時の最新資料が優先です。
学校の制度を比較するとき、「英語で授業をする」「IBを採用する」「一条校である」「日本の卒業資格が得られる」は別々の情報です。数字が大きく見える学校と学費が低く見える学校で、含まれる費目が同じとは限りません。記事末尾の一次資料と、学校への問い合わせを組み合わせて判断してください。

茨城県のインターナショナルスクールは、まず「対象学年」を見る
学校名より先に、入学したい年度と到達したい学年を決める
1)TISは幼児部から高校段階までのIBルートを確認する
つくばインターナショナルスクール(TIS)は、公式サイトで茨城県内で唯一のIB幼小中高一貫校と案内されています。PYPは年少から5年生、MYPは6年生から10年生、DPは11年生から12年生という学年区分が公開され、IB機構のページでもPYP・MYP・DPの認定情報を確認できます。
ここで重要なのは、「幼小中高一貫」と書かれていても、入学時期、学年ごとの空き枠、英語で学ぶための適応、毎年の費用が自動的に同じではないことです。幼児部からの内部進学を考える場合も、年度ごとの募集案内、評価、編入条件を確認します。
2)OWISつくばは、学年を毎年広げる学校として見る
OWISつくばは、公式ページで幼児教育から小学部・中等部を段階的に開設していること、2026-27年度には幼児部から7年生までを受け付けていることを案内しています。キャンパス概要と学費ページで対象学年の記載に差が見られるため、出願時は希望学年の受付可否を直接確認してください。8年生から12年生は順次募集開始予定とされているため、現在の対象学年と、将来の開設計画を分けて見ます。
学年が増える予定であることは、将来の選択肢になる一方、入学時点で高校段階まで在籍できることを保証するものではありません。小学校卒業後の継続、学年の開設時期、転校が必要になった場合の選択肢を、出願前に質問しておくと安心です。
3)つくば市内の幼児教育・英語教室は、正規在籍校と分ける
茨城県には、インターナショナルプリスクール、バイリンガル幼稚園、モンテッソーリ系の英語スクール、アフタースクールがあります。これらは幼児期の英語環境や放課後の学びとして有用でも、小学校・中学校の在籍先と同じ制度ではありません。Sasagi International SchoolやSora International Schoolつくば校のような施設を調べるときは、対象年齢、保育施設としての届出、認可、在籍の扱いを個別に確認します。
4)一条校のIB・国際教育は、インターナショナルスクールと別の出口を持つ
守谷市の開智望小学校・中等教育学校や、つくば市の茗溪学園にも、英語教育やIB関連のコースがあります。一条校なら日本の学校教育制度の中で在籍することになりますが、英語で学ぶ割合、IB認定プログラム、卒業時の進路は学校ごとに異なります。茗溪学園は2027年度に中学1年生向けケンブリッジ・インターナショナルクラスを新設予定とし、Cambridge Lower Secondary ProgrammeとIGCSEを導入する計画を公表しています。これは既存のインターナショナルスクールとは異なる、一条校の中で国際課程を選ぶ比較候補です。
「英語で学ぶ時間を増やしたい」のか、「IB Diplomaまで同じ学校で進みたい」のか、「日本の学校としての卒業を優先したい」のかを、最初に決めると候補が絞れます。
茨城県でつまずきやすいところ
県内の移動時間と費目の違いが、学校選びの見落としになりやすい
01 学校がつくば市に集中し、県内全域から同じように通えるわけではない
TISはつくば市上郷、OWISつくばはつくば市国松にあります。守谷・取手・土浦・水戸などからの通学は、つくば駅やバス停までの移動を含めた設計が必要です。つくば市内でも、自宅からキャンパスまでの徒歩・自転車・車の時間によって生活が変わります。
スクールバスがある学校でも、路線、停留所、学年、空き席、料金は同じではありません。学校から自宅までの全区間を調べ、朝の出発、帰宅、習い事の時間まで書き出してから、通学可能と判断してください。
02 「IB認定校」と「英語を使う学校」は別の検索結果である
IB機構の公開ページでは、TISのPYP・MYP・DPの認定情報と、英語を言語とする学校情報が確認できます。一方、英語で保育をするプリスクールや、英語活動に力を入れる一条校が、同じIB認定を持つとは限りません。PYPだけなのか、MYP・DPまであるのかを学校ごとに確認します。
03 初年度の入学金と、毎年の授業料を分けないと比較できない
TISの2026-27年度は、出願料2万円、登録料30万円、施設費21万円、教材費24万円、授業料156万円が公開されています。授業料を一括で払う場合の割引や、兄弟向けの割引もありますが、バス、外部評価、DP試験、PC、旅行などは別にかかる可能性があります。
OWISつくばは、1年3学期制で、学年により1学期あたりの授業料と施設維持費、年度の資源利用料、申請料が示されています。TISの年額表とOWISの学期ごとの表を、そのまま横並びで比べないことが重要です。
04 高校段階の出口は、開校計画と受験資格を別に確認する
TISにはDPがありますが、DP Diplomaを取得するための科目、試験、成績条件、追加費用は、学年と年度で確認する必要があります。OWISつくばは高学年を順次開設する計画です。高校段階で海外大学・日本の大学・国内高校への転校を考える家庭は、希望する進路の入学資格と、学校が発行する修了書類を先に聞きます。
茨城県の主なインターナショナルスクール・IB校一覧
所在地・課程・費用を同じ条件にそろえてから一覧を比べる
掲載基準:公式ページで対象年齢、所在地、教育課程、学費または募集の説明を確認できる学校・キャンパスを掲載しています。単発の英会話教室やサマースクールだけのサービスは、正規校と混同しないよう別枠で扱います。
| 学校名 | 所在地 | 対象学年 | カリキュラム・認定・制度 | 学費(確認できた実額) |
|---|---|---|---|---|
| つくばインターナショナルスクール(TIS) | つくば市上郷 | 年少〜12年生 | PYP・MYP・DP、英語によるIB一貫校 | 2026-27年度の費用表を公式公開 |
| OWISつくば | つくば市国松 | 幼児部〜7年生(2026-27年度) | 国際カリキュラム、学年を順次拡大 | 2026-27年度の学期費用・資源利用料を公開 |
| 開智望小学校・中等教育学校 | 守谷市 | 小中等教育 | 一条校、国際教育・DPコースの説明を確認 | 年度の納付金表を確認 |
| 茗溪学園中学校高等学校 | つくば市 | 中学・高校 | 一条校。2027年度に中学ICクラスを設置予定、CambridgeからIBDPへ接続する計画 | 学年・コース別の募集要項と納付金を確認 |
| Sasagi International School | つくば市大角豆 | 幼児・英語スクール | モンテッソーリ系、アフタースクール | コース・時間帯ごとに確認 |
| Sora International School つくば校 | つくば市大井 | プリスクール等 | バイリンガル・モンテッソーリ系 | 入園・コース別に確認 |
この一覧では、TISとOWISを「高校まで確定しているか」「IBのどこまで認定されているか」「費用の表が年額か学期額か」という軸で比べることが大切です。茗溪学園の2027年度新設クラスは、全校がインターナショナルスクールに変わるという意味ではなく、既存の一条校に新しいクラスが加わる計画です。募集対象・選抜方式・英語で学ぶ教科は募集要項で確認しましょう。幼児向けの施設を、小中高の正規課程と同じ一覧に入れる場合も、対象年齢と制度の列を必ず見てください。

学費は実際いくらかかるのか
初年度一括費用と、毎年必要な継続費用を分けて見積もる
TISの2026-27年度は、登録料・施設費・教材費・授業料を足して考える
公式の2026-27年度費用表では、出願料2万円、登録料30万円、施設費21万円、教材費24万円、授業料156万円が示されています。これを単純に足すと、出願料を含む初年度の基本費用は233万円です。出願料を合格後に支払う扱い、登録料・施設費・教材費の支払期限、授業料の一括割引など、支払い条件も確認します。
毎年の継続費用の中心は施設費21万円、教材費24万円、授業料156万円ですが、学年や科目によりクラス旅行、テクノロジー、オンライン科目、DP試験、外部評価、バス、放課後ケア、コンピューターなどが追加されます。DPを選ぶ学年では、通常授業料だけで高校費用を判断しないことが重要です。TISは2027-28年度から授業料を改定する旨も告知しているため、複数年の在籍を見込む家庭は、現年度額だけで進学後の総負担を固定しないようにします。
同じ費用表にはバスの月額も掲載され、万博記念公園駅の往復は1万8,000円、その他の停留所の往復は2万1,000円、片道はいずれも1万5,000円です。利用できる停留所と運行時間は別に確認が必要ですが、月額が見えることは通学費を具体的に試算する助けになります。OWISのバス料金・路線条件は別の制度なので、TISの価格をそのまま適用しないでください。
OWISつくばは、学年ごとに一学期の費用を3倍する
2026-27年度の公式ページでは、幼稚部の授業料が1学期37万8,000円、施設維持費5万2,500円、合計43万500円と示されています。1年3学期なので、学期ごとの継続費用は129万1,500円です。G1〜G5では授業料46万2,000円、施設維持費5万2,500円、合計51万4,500円で、3学期分は154万3,500円になります。
G6〜G8は1学期合計53万7,500円、3学期分は161万2,500円です。別に資源利用料、申請料、交通費、食事、遠足、教材などが発生する可能性があります。兄弟割引や期間限定のファウンダーズ割引が案内されている場合も、適用期限と条件を確認してください。
つくば市外から通う場合は、交通費と保護者の時間を別に計上する
TISは複数の駅周辺やつくば市内の停留所にスクールバスを案内していますが、停留所までの移動と利用料は家庭ごとに変わります。OWISつくばもスクールバスを提供していますが、路線・時刻・料金は事務局への確認が必要です。授業料が同じでも、毎日の送迎を家族が担うと、仕事の調整や燃料費が教育費に加わります。
兄弟割引・研究者向け制度は、誰でも使える値引きではない
TISには、筑波研究学園都市交流協議会に所属する外国人研究員等の家族を対象とした優遇制度の案内があります。OWISにも兄弟割引や期間限定の割引が示されています。制度は対象条件、申請時期、他の割引との併用可否があるため、見積書では割引前と割引後の両方を出してもらうと、転居・転職時に比較しやすくなります。
入学の条件と、実際に見られること
出願資格・枠・学習支援は、希望学年ごとに学校へ照会する
TISは学校説明会や見学会を定期的に開催しています。英語による一貫教育のため、子どもの学年、これまでの在籍校、英語・日本語の学習歴、転入時期、家庭の言語環境を伝えます。日本の学校から移る場合、学年の対応、学習記録、在籍期間の証明、入学後の日本語科目を確認してください。
OWISつくばは学校見学や入学案内を公開し、学年ごとの募集状況を案内しています。幼児部から小学校への進級、既存学年への編入、8年生以降の開設予定は、年度ごとに変わります。希望する学年に申し込めるか、入学後のクラスがどの言語環境になるか、適応支援があるかを質問します。
英語が初めての子どもが入れるかどうかは、学年と空き枠だけでなく、学校が提供できる言語支援と家庭の学習環境で決まります。「英語力不問」という幼児向けの案内を、MYPやDPの編入条件にそのまま当てはめないでください。
通わせる前に知っておきたい、日本の制度との関係
英語課程の採用と、日本の学校としての在籍資格は別の確認事項
TIS、OWIS、幼児向けスクール、一条校のIBコースは、教育内容が近く見えても制度が異なります。TISのような国際校に在籍する場合、日本の小中学校と同じ就学義務・卒業資格の扱いになるかは、家庭の住所と学校の法的位置づけを含めて確認が必要です。
一条校を選ぶ場合は、日本の学校としての在籍・卒業が軸になりますが、英語で学ぶ時間、IB認定の段階、日本語科目、学区・入試条件は学校ごとに違います。開智望のように国際教育・DPコースがあっても、全学年・全教科が英語で行われるとは限りません。
大学進学では、IB Diplomaの取得、日本の高校卒業資格、海外の学校の修了証、大学ごとの出願資格を分けて調べます。TISのDPを検討する家庭は、希望する大学の入試要項と、学校が案内する履修・試験・成績の条件を照合してください。OWISの高学年開設を待つ家庭は、開設計画が実際の進学時期に間に合うかを確認します。

茨城県で「通う」以外の選択肢
毎日通うことが難しければ、転居・在籍継続・オンラインも比べる
第一の選択は、つくば市内または学校のバス圏へ転居することです。通学負担は減りますが、住居費、保護者の通勤、兄弟の学校、祖父母の支援など、家族全体の生活が変わります。第二の選択は、つくば市外から在籍し、スクールバスや公共交通で通うことです。朝の集合場所までの移動と帰宅後の生活が継続できるかを確認します。
第三の選択は、現在の学校に在籍しながら、英語・探究・オンラインの学びを補うことです。転校を急がず、短期キャンプや学校説明会を通して、子どもがどの言語環境で落ち着いて学べるかを見ます。高校段階での転校や海外進学を視野に入れる場合、学習記録を残し、将来の出願資格を早めに確認します。
3つの選択肢を正直に比較
比較表は学校の優劣ではなく、家庭に合う条件を見える化する道具
| 観点 | つくばの通学型インター | 一条校の国際・IBコース | オンライン(自宅から) |
|---|---|---|---|
| 日本の学校としての扱い | 学校ごとに制度を確認 | 一条校として在籍 | 利用と在籍・卒業資格を別に確認 |
| 通学圏 | つくば市内と県南から設計 | 学校所在地・募集枠に依存 | 自宅から参加可能 |
| 費用 | 年額または学期額、バス等が別 | 授業料・施設費・行事費を確認 | 料金・教材・端末・通信費を確認 |
| IBの段階 | TISはPYP・MYP・DPを確認 | 学校ごとにPYP/MYP/DPを確認 | IB認定校そのものではない |
| 進路の柔軟性 | 英語・海外進学に強み、転校条件も確認 | 日本の学校からの進路を組みやすい | 在籍校との連携と学習記録が重要 |
オンラインという選択肢(NIJIN GLOBAL ACADEMY)
オンラインを含める際も、在籍校や卒業資格の制度を別途確認する
NIJIN GLOBAL ACADEMY(NGA)は、つくば市の学校へ毎日通うことが難しい家庭が比較できるオンラインの選択肢です。守谷・取手・水戸・県北などから、朝の送迎や長距離移動を続けるのが難しい場合、自宅から参加できることが生活上の利点になります。転居や転校の前に、学習のペースと居場所を考えるための候補にもなります。
一方で、NGAを利用することと、TISや一条校へ在籍することは同じではありません。日本の在籍校との連携、出席扱い、転校・進学時の書類、学習評価は、家庭の状況と自治体・学校の運用を確認してください。英語で学びたいのか、学校へ戻るための生活リズムを整えたいのか、友人とつながりたいのか、相談時に目的を具体化すると案内を受けやすくなります。
NGAの費用・プログラム・入学条件は最新情報を公式サイトで確認してください。学校の代替になるかどうかを一律に決めるのではなく、通学距離、子どもの体調、現在の在籍、進学希望を一つの表に置いて、家庭に合うかを検討します。
茨城県の家庭からよく出る、3つの誤解
IB・英語教育・卒業資格は同じ概念ではなく、個別に確かめる
誤解1:つくばのインターナショナルスクールなら、どこでも高校まで進める
TISはDPまで認定された一貫校として案内されていますが、OWISつくばは学年を順次増設中です。現在募集している学年、入学後に確定している課程、将来計画を分けて確認します。
誤解2:IB認定校なら、日本の一条校と同じ卒業資格になる
IBは教育プログラムの認定であり、学校教育法上の一条校かどうかとは別です。PYP・MYP・DPの認定情報と、在籍・卒業・進学資格を同時に確認する必要があります。
誤解3:授業料だけ見ればTISとOWISを比較できる
TISは登録料、施設費、教材費、授業料、クラス別費用など、OWISは学期費、施設維持費、資源利用料、申請料などで構成されます。バス、昼食、旅行、試験、端末、放課後の費用を加えて、同じ期間で比較してください。

見学・説明会で必ず聞きたい8つのこと
見学では、費用・移動・学籍・進路の質問を具体的に持参する
1. 希望学年の2026-27年度の募集枠と、途中編入の可否 2. 入学後に確定している学年・プログラムと、将来開設予定の学年の区別 3. PYP・MYP・DPの認定状況と、希望学年で実際に受けられる課程 4. 申請料・登録料・施設費・教材費・授業料・試験費の支払時期 5. つくば駅、守谷、土浦などからのスクールバスの停留所・料金・空き席 6. 昼食、遠足、PC、テクノロジー、外部評価、DP試験の追加費用 7. 日本語支援、英語が初めての子どもの適応、編入時の学年判定 8. 日本の高校・大学、海外大学へ進む場合に発行される書類と条件
迷ったときの考える順番
学年・生活圏・制度・費用の順に絞ると判断がぶれにくい
最初に、希望する出口を決めます。日本の学校として中学・高校へ進みたいのか、IB Diplomaから海外大学を目指すのか、英語環境を小学校段階で経験したいのかで、候補校が変わります。次に、子どもの現在の学年と言語環境、転入可能な時期、毎日の通学時間を固定します。
そのあとで、TISとOWISの費用を同じ年度・同じ学年で並べ、バス・昼食・教材・旅行・試験を加えます。最後に、一条校と非一条校の制度、進学時に必要な証明、家族の転居可否を確認します。学校の知名度や「国際的」という言葉だけで決めず、生活が続くかを最優先にしてください。
よくある質問
学校数の数え方より、希望条件を満たす候補があるかが重要
茨城県のインターナショナルスクールは何校ありますか?
数え方によって変わります。小中高の正規課程、幼児向けプリスクール、英語教室、IBを取り入れる一条校を一つの数字にまとめると、制度の違いが見えません。まず対象年齢と卒業時の扱いで分類してください。
TISは本当に幼児から高校まで通えますか?
公式サイトとIB機構の公開情報では、TISはPYP・MYP・DPの学年区分を案内しています。ただし、入学時期や空き枠、学年ごとの出願条件、DPの科目選択は年度で確認が必要です。
TISの2026-27年度の学費はいくらですか?
公開費用表では、出願料2万円、登録料30万円、施設費21万円、教材費24万円、授業料156万円が示されています。バス、外部評価、DP試験、旅行、PCなどの費用が別にかかる可能性があります。
OWISつくばの小学生の学費はいくらですか?
2026-27年度の公式ページでは、G1〜G5は1学期合計51万4,500円、年3学期で154万3,500円と示されています。資源利用料、申請料、交通費、昼食などは別途確認してください。
守谷市からつくばの学校へ通えますか?
住所、スクールバスの停留所、集合時刻、学年、空席で変わります。最寄り駅から学校までではなく、自宅から帰宅までの全区間を調べ、冬の遅延も含めて学校へ相談してください。
IBの学校に行けば海外大学へ必ず進学できますか?
IB認定と大学合格は同じではありません。DPの履修・試験結果、英語力、大学ごとの出願要件、必要な成績証明を確認します。日本の大学を受ける場合も、大学ごとの入試要項が優先です。
英語が話せなくても茨城県のインターに入れますか?
学年と学校で違います。幼児部の受け入れ情報を中高の編入条件に当てはめず、現在の英語経験、日本語の学習、言語支援の内容を学校へ伝えて判定を受けます。
NGAはつくばのインターナショナルスクールの代わりになりますか?
通学時間や居場所の課題に対するオンラインの選択肢ですが、学校の在籍・卒業資格を自動的に置き換えるものではありません。現在の在籍校、出席扱い、進学書類を確認しながら比較してください。

この記事の内容を確かめるための一次資料
記事の基礎資料として、学校・自治体・IB機構の一次情報を確認する
1. 茨城県教育委員会|私立小学校・中学校・中等教育学校一覧 2. 茨城県教育委員会|私立高等学校一覧 3. つくばインターナショナルスクール公式サイト 4. TIS 2026-27年度学費 5. IB機構|Tsukuba International School 6. OWISつくば公式サイト 7. OWISつくば 2026-27年度学費 8. 開智望小学校・中等教育学校の納付金 9. 開智望小学校・中等教育学校|入試案内 10. 茗溪学園|ケンブリッジ・インターナショナルクラス 11. 茗溪学園|2027年度中学ICクラス入試案内 12. Sasagi International School|公式サイト 13. Sora International School つくば校|公式サイト 14. NIJIN GLOBAL ACADEMY
文責:にじいろ編集部
公開日:2026年10月16日/最終更新:2026年10月16日


