群馬県でインターナショナルスクールを探す前に知っておきたいこと
群馬県で「インターナショナルスクール」を探すとき、候補をひとつの種類として並べてしまうと、幼児の英語保育と小中高の学校選びが混ざり、比較が難しくなります。県内には、太田市に小学校から高校段階まで英語で学ぶぐんま国際アカデミー(GKA)、玉村町に日本の学習指導要領も踏まえた英語バイリンガル教育を掲げるフェリーチェ玉村国際小学校、北軽井沢に2026年4月開校したLCAきたかる森のインター小学校があります。さらに前橋市には、幼児期の英語保育と卒園後のアフタースクールを行うBEA INTERNATIONAL SCHOOLなど、年齢や利用目的の異なる施設があります。
つまり、群馬県の選択肢は「英語を使う学校」という共通点だけで判断できません。小学校から高校までの在籍先を探しているのか、認可外保育施設で幼児期を過ごしたいのか、英語を使う時間を幼稚園・小学校と組み合わせたいのかで、検討すべき制度・費用・通い方が変わります。特に、学校教育法上の小学校・中学校・高等学校として設置された学校と、認可外保育施設、英語教室・学童は、卒業や在籍の扱いが同一ではありません。
この記事では、群馬県内で通学・利用できる教育施設を、所在地、対象年齢、教育課程、入学・利用条件、公開されている費用、通学方法、制度上の位置づけに分けて整理します。募集年度や料金は改定されるため、掲載情報は調査日時点の公式情報をもとにし、確認できないものは「要問い合わせ」としています。入学を決める前には必ず学校・施設と自治体へ最新情報を確認してください。
最初に結論をまとめると、年長から高校段階まで連続した英語イマージョン教育を重視する家庭はGKA、日本の教育課程を軸に英語バイリンガル教育も取り入れたい家庭はフェリーチェ玉村国際小学校、自然環境と少人数の新設校に関心があり北軽井沢での暮らし・通学を設計できる家庭はLCAきたかる森のインターが比較対象になります。幼児期の保育や英語環境を求める家庭には、前橋市などのプリスクール・英語保育も別枠で検討できます。
「インターナショナルスクール」の検索結果を施設区分で読み分ける
群馬県で候補を探す場合、検索ページに「インターナショナルスクール」と書かれていても、施設が提供するのは必ずしも小学校・中学校・高校の全日制課程とは限りません。学校、幼児教育・保育施設、放課後の英語プログラム、英会話教室では、在籍の仕組みと日中の過ごし方が異なります。見学の申込み前に、何歳から何歳まで、何曜日に何時間利用できるのかを確認しましょう。
たとえば、GKAは初等部・中高等部を持つ学校で、初等部から授業のおよそ7割を英語で行うと案内しています。一方、BEAは1〜2歳向けのPreschool、3〜5歳向けのKindergarten、卒園後などの小学生向けAfter Schoolを案内する施設です。幼児期に通える点は共通していても、後者のアフタースクールを小学校の在籍先と読み替えることはできません。
フェリーチェ国際こども園とフェリーチェ玉村国際小学校も、同じ学園の関連施設だからといって制度が同一になるわけではありません。幼児教育・保育と、小学校の就学・卒業は、それぞれの施設区分と認定・認可の内容を確認します。教育プログラムの英語比率やIBの認定も、学校の設置区分や日本の学籍と別々の軸です。
この違いを最初に押さえておけば、「英語を学べる場所」を探すのか、「日本の小学校に相当する在籍先」を探すのかを整理しやすくなります。問い合わせの際は、施設名だけでなく、子どもの生年月日、現在の在籍校、希望する入学時期、卒業後の進路を伝え、どの学年・制度に当てはまるかを具体的に尋ねてください。
群馬県内のエリア別に見る所在地と通学の考え方
県内の主要候補は、東毛の太田市、県央に近い玉村町・前橋市、北西部の北軽井沢に分かれています。地図上の直線距離だけでなく、毎朝の送迎、公共交通の乗り継ぎ、帰宅時刻、冬季の道路環境までを通学条件として考える必要があります。
| 地域 | 主な候補 | 公開情報で確認できる対象 | 検討の中心 |
|---|---|---|---|
| 太田市 | ぐんま国際アカデミー | 初等部から中高等部 | 入試、英語・日本語の学力、通学時間とバス |
| 佐波郡玉村町 | フェリーチェ玉村国際小学校、フェリーチェ国際こども園 | 小学校、こども園 | 学校教育課程、通園・送迎、募集要項 |
| 吾妻郡長野原町・北軽井沢 | LCAきたかる森のインター小学校・プリスクール | 2027年度募集でプリスクール・小学校 | 住まい、軽井沢駅等からのバス、冬季の生活 |
| 前橋市 | BEA INTERNATIONAL SCHOOL など | 幼児保育、幼稚園、アフタースクール等 | 保育時間、対象年齢、認可外施設の制度と費用 |
県央・東毛の学校と北軽井沢の学校を、日々の通学圏としてひと続きに扱うのは現実的ではありません。移住を含めて北軽井沢の学校を選ぶ家庭と、現在の住まいから太田・玉村へ通う家庭では、比較すべき費用も生活設計も変わります。まず、候補地までの平日朝の移動を実際に試し、乗換え・送迎時間を含めたドア・ツー・ドアの所要時間を記録しましょう。
また、GKAは県内に限らず栃木・埼玉方面から通学する児童生徒もいると公式に案内しています。これは県外から誰でも無理なく通えるという意味ではなく、スクールバス等の具体的な乗車地点と、各家庭の住まいからの接続が重要です。住所がルート沿いかだけでなく、遅延時や保護者が送迎できない日の代替手段も確認してください。

群馬県で学校を比べるときの制度・課程の見取り図
英語教育の内容、学校としての設置区分、外部認証、卒業後の進路は、それぞれ別の確認項目です。「インターナショナル」という名称だけから、日本の小学校・中学校・高等学校と同じ法的な位置づけがあるとは推定できません。反対に、英語で多くの授業を行う学校でも、日本の学校制度上の学校として設置されている場合があります。
| 観点 | 何を確認するか | 群馬県の例 |
|---|---|---|
| 年齢・課程 | 幼児、初等、中等、高等のどこまでか | GKAは12年一貫、フェリーチェは小学校、LCAはプリスクール・小学校を募集 |
| 学校の制度 | どの自治体・法人がどの根拠で設置した学校か | GKAは県の私立学校名簿に掲載。フェリーチェ・LCAには構造改革特区に関する自治体資料がある |
| 教育内容 | 日本語で学ぶ教科、英語で学ぶ教科、独自課程 | 各校の教育課程・教科紹介で確認 |
| 国際認証 | IB等のどのプログラムが認定・候補なのか | GKAはIB認定を公表。個別校の最新プログラム状況を確認 |
| 卒業後 | 次の学年への進学、転学、国内外の出願資格 | 卒業証書、調査書、受験資格を進学先にも確認 |
| 保育施設 | 保育の届出・基準適合証明・無償化対象 | 施設ごとに自治体の最新台帳を確認 |
群馬県の私立学校名簿は、高校・中学・小学の学校一覧と、特区認定自治体が認可する学校設置会社立学校の注記を分けて掲載しています。たとえばフェリーチェ玉村国際小学校とLCAきたかる森のインター小学校は、県の名簿本文にある県知事所轄の学校数の内数とは別に、玉村町・長野原町が認可する学校設置会社立学校として注記されています。制度を正確に理解するには、学校の説明と、県・設置自治体の資料の両方を読むことが大切です。
ぐんま国際アカデミー(GKA)の教育と対象学年
ぐんま国際アカデミーは太田市に初等部と中高等部のキャンパスを置く学校法人太田国際学園の学校です。公式サイトは、初等部から高校3年相当までの12年一貫教育を案内し、授業の約7割を英語で行う英語イマージョン教育を特徴として説明しています。初等部と中高等部は別の住所で、学校案内では車で約15分離れていることが示されているため、学年が上がった場合のキャンパス移動も入学前に把握しておきましょう。
GKAの中高等部では、MYPやDPを含む国際バカロレアのプログラムを取り入れると学校が案内しています。小学校・中学校・高校の名称が見られても、普通の小中高校とまったく同じ教科運営とは限りません。日本語の国語・社会等がどのように扱われるか、学年別の時間割、評価、教科書の言語について、希望する学年の説明会で確認してください。
GKAが掲げる英語中心の教育は、英語だけで学ぶことを希望する家庭には魅力になり得ます。一方で、編入・転入を希望する場合は、入学時点で英語力だけでなく、日本語の国語・社会等を学ぶ力や、算数・数学などの学力も必要だと学校が明記しています。海外経験がない場合も一律に不可能と決めるのではなく、現在の実力と希望学年の受け入れ条件を募集担当へ相談しましょう。
県内外からの通学者がいる一方、誰にでも利用しやすい近隣校とは限りません。GKA公式の通学案内は、在学中は学校までおおむね1時間で通学できる地域に保護者と同居することを基本とし、太田・前橋・熊谷方面のスクールバス経路を公表しています。学びの内容だけでなく、12年間続けられる家庭の生活圏に入るかを合わせて考える必要があります。
GKAの募集要項と入学前に確認したい選考条件
GKA初等部の新入学試験は、小学校1年生になる前年度の年長児を対象に秋に実施する方式です。2027年度の公式募集要項では、募集人員90名、対象生年月日、検定料25,000円、出願時期と試験日が示されていました。2027年度の出願受付期間は2026年9月15日から9月30日までで、調査日の10月16日時点では終了しています。これから検討する場合は、次年度の募集情報を待つか、編入・転入の可能性を学校に確認してください。
編入・転入は、学年に空きがあればいつでも入れる制度ではありません。学校は、授業の約7割を英語で行うため、該当学年の授業を英語で受ける力と、日本語教科を学ぶ力の両方を条件として説明しています。試験内容として国語、算数・数学、英語、保護者・児童生徒の面接等が示され、学年別の受け入れ枠が生じた場合に選考を行うとされています。
入試要項・編入ページの情報は年度ごとに更新されます。古い説明会資料や前年の試験日程を現年度に当てはめず、問い合わせ時には「何年度、何年生の入学を希望するか」「国内の学校からの転入か、海外からの帰国か」を明確に伝えましょう。受験資格や募集枠が確認できるまでは、現在の在籍校を退学するなど、戻れない手続きを先行させないことも大切です。
学校説明会では、授業見学、学校の教育方針、入試、キャンパスの場所、スクールバスのルートをまとめて質問できます。初等部と中高等部の双方を希望する家庭は、キャンパスが分かれていることを踏まえて、移行時期や中高等部の入学・進級制度も確認しておきましょう。

GKAの学費と通学ルートを家庭の総額で比較する
GKAが掲載する2026年4月予定の初等部学費では、授業料は月額80,000円、年間960,000円、施設費は年110,000円、給食費は8月を除き月額10,000円、厚生費6,000円、教材費50,000円です。初等部の入学金は400,000円と表示されています。制服・指定用品・翻訳教科書等は別途必要です。単純に授業料だけで比較すると、初年度に必要な金額を見落とします。
中等部・高等部も授業料は年間960,000円、施設費110,000円、厚生費6,000円、教材費50,000円と表示されています。高等部はIB受講料が年間480,000円加わります。学校は高等部について高等学校等就学支援金への言及をしていますが、対象条件・実際の支給額・年度変更を家庭ごとに確認し、表示学費から自動的に一定額を差し引けると考えないでください。
| 費用項目(2026年4月予定の公表値) | 初等部 | 中等部 | 高等部 |
|---|---|---|---|
| 授業料 | 年960,000円 | 年960,000円 | 年960,000円 |
| 施設費 | 年110,000円 | 年110,000円 | 年110,000円 |
| 給食費 | 8月を除き月10,000円 | 公表表では「—」 | 公表表では記載なし |
| 厚生費・教材費 | 年56,000円 | 年56,000円 | 年56,000円 |
| IB受講料 | — | — | 年480,000円 |
| 入学金 | 400,000円 | 途中入学者400,000円 | 途中入学者400,000円 |
この表は学校公式の掲載項目を転記・整理したもので、制服や翻訳教科書、通学定期、行事費等を含む総額ではありません。費用の区分が年度で変わる可能性もあります。学校へは、初年度に一度だけ払うもの、毎年払うもの、月ごとに払うもの、任意のバス・課外活動の費用に分けた見積りを依頼しましょう。
通学面では、太田駅・バスターミナルおおたのほか、前橋駅、熊谷駅等を経由するスクールバスのルートが案内されています。GKAのページによると、初等部は原則として年間を通した人数で運営するため、1年単位の利用を求めています。中高等部の定期券・回数券料金は別掲で、改定の可能性があるので最新の運行表・料金表を参照してください。バス停までの送迎、帰宅便、兄弟の通園・通学を含む家庭の一日の動線まで書き出すと、通学可能か判断しやすくなります。
フェリーチェ玉村国際小学校の特徴と日本語・英語の学び
フェリーチェ玉村国際小学校は佐波郡玉村町飯塚345にある小学校です。学校は英語バイリンガル教育を行う小学校と説明し、聖書に基づく人格教育を教育理念に含めています。校長挨拶では、約半分を英語で学ぶカリキュラムと少人数教育を案内しています。英語だけを使う海外カリキュラム校とは異なり、日本語の教科と英語での学習をどう組み合わせるかが比較のポイントになります。
学校の教科紹介では、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭科、体育等を扱い、文部科学省の学習指導要領を基礎に置く説明を確認できます。英語ページでは、外国人教諭が英語の授業を担当するだけでなく学級運営にも関わること、英語活動を通して発信・協働を育てることを紹介しています。具体的な英語と日本語の授業時間数、学年別の教科書・評価・宿題は、学校見学で実例を確認してください。
群馬県内で「英語環境はほしいが、日本の小学校で扱う教科や日本語の基礎も重視したい」という家庭には、候補として検討する価値があります。一方で、特区制度を含む設置形態は、県の私立学校名簿や玉村町の学校評価資料でも確認が必要です。海外大学向けの資格やIBディプロマを前提にする家庭は、学校の卒業後進路だけでなく、志望する中学・高校・大学側が求める出願条件と照合しましょう。
玉村町は高崎市、前橋市、伊勢崎市の生活圏から検討されることがありますが、校舎までの具体的な通学手段やスクールバスの対象地域は、公式のアクセス・各種サポート資料で確認してください。公共交通機関のみで通えると思い込まず、登下校便、最寄り停留所、保護者送迎が必要な場面、放課後の預かりの終了時刻を学校へ問い合わせることが重要です。
フェリーチェ玉村国際小学校の入試・費用・卒業後の確認事項
2027年4月入学の新1年生に向けて、フェリーチェ玉村国際小学校は2026年の入試要項と出願日程を公式サイトで案内しています。調査日現在、一般入学試験の第2回は2026年10月19日から11月4日まで出願、試験日は11月14日、第3回は11月11日から30日まで出願、試験日は12月7日、第4回は2027年1月12日から25日まで出願、試験日は1月30日と掲載されています。日付が近いため、受付枠や変更の有無は必ず出願ページで再確認しましょう。
入試の対象年齢・試験内容・必要書類は、ウェブページに記載がない項目もあります。オンライン願書を開く前に、現在の学年、通学予定の住所、通学方法、英語経験、編入希望の有無を伝え、必要書類・選考方法・手続き締切を確認してください。編入生の入学時期が新1年生の募集と異なることもあるため、同じ試験日程と考えないことが大切です。
学費については、入学案内のページで試験日程等は確認できましたが、本調査で最新年度の授業料・入学金を確実に確認できる公開ページは見つかりませんでした。そのため金額を推測していません。学校に、授業料、入学時納付金、給食・教材・制服、施設費、行事、学童・送迎などを分けた現年度の費用表を請求してください。特区制度の学校では、自治体・学校法人が公表する最新情報を合わせて読むことも重要です。
フェリーチェ国際こども園は同学園の幼児向け施設です。こども園の募集要項・自治体の保育認定・保育料は、小学校の入学と別に確認します。小学校進学が自動的に保証されるか、別途選考があるか、併設こども園からの優先枠があるかは、学園へ質問してください。卒業後についても、進学先で必要となる成績資料、在籍証明、卒業資格の表記を早めに確認することで、中学受験・転校の準備を具体化できます。

LCAきたかる森のインター小学校は北軽井沢での生活設計が重要
LCAきたかる森のインター小学校は、吾妻郡長野原町北軽井沢1924-44にある2026年4月開校の小学校・プリスクールです。公式サイトは、文部科学省から認可を得た一条校・教育課程特例校として紹介し、外国人教員が担任を務めるアクティブ・イマージョン教育、少人数制、独自の「生き方科」「ふるさと科」を掲げています。県の私立学校名簿も、長野原町が認可する学校設置会社立学校として扱う注記をしています。
学校の2027年度新入生募集ページには、プリスクールP1〜P3と小学校G1の募集が掲載されています。小学校は2027年度時点で新1年生が対象となっており、12年一貫校のように中高まで同じ校舎で進める選択肢ではありません。学校のトップページは卒業後を見据えた中高一貫校を設立する予定と記載していますが、将来計画は開設済みの課程と区別し、実際の認可・募集開始・学年構成が確定した後に再確認してください。
教育理念や環境に魅力を感じても、地理条件は必ず確認したいポイントです。学校は軽井沢駅・中軽井沢駅から登校時1便、下校時2便のバスを掲載しています。協力金は月額45,000円(消費税別)とされますが、乗車の対象範囲・欠席日・運行日・冬季の運行は最新案内で確認が必要です。北軽井沢への移住検討を支援する窓口も学校サイトに案内されています。
群馬県内の別地域から毎日往復する案と、北軽井沢周辺への転居・滞在を組み合わせる案は、交通費だけでなく住居、保護者の就労、医療、買物、冬の生活まで含めて比較します。学校周辺の自然環境を教育面の魅力として受け取る家庭でも、気候や標高、冬期道路の通行性を具体的に確かめる必要があります。学校が開催する授業体験と説明会は、周辺環境・送迎動線を同時に見る機会として活用できます。
LCAきたかる森のインターの2027年度入試・学費・バス
学校が公開する2027年度新入生募集要項では、プリスクールと小学校の募集人数は各15名です。プリスクールは2023年4月2日〜2024年4月1日生まれのP1(年少)、2022年4月2日〜2023年4月1日生まれのP2(年中)、2021年4月2日〜2022年4月1日生まれのP3(年長)、小学校は2020年4月2日〜2021年4月1日生まれのG1が対象として示されています。選考日程は回ごとに異なり、保護者面接と児童試験を設けています。
2027年度の学校公表費用は、受験料30,000円、入学手続き時に入学金600,000円・保証金300,000円、授業料は月額240,000円です。授業料には校外活動、イベント、宿泊行事、英語教材、副教材、テスト、ICT教育費等を含むと説明されています。給食費は月15,000円に消費税、個人用教材は別途です。保証金の返還条件や納入タイミングは、募集要項だけで判断せず学校へ確認しましょう。
スクールバスを利用する場合、軽井沢駅・中軽井沢駅からの便に月額45,000円(消費税別)の協力金が必要とされています。単純計算では、年間授業料2,880,000円に給食費・バス費用、入学時費用などが加わります。全額がすべての家庭に必須とは限らないため、バスを使わない場合も含む家庭別の初年度見積りと、翌年度以降の年間予算を分けて確認してください。
募集日程のうち、2026年10月16日現在、第2回出願は10月12日に締切済みです。第2回の保護者面接は10月19日〜23日、児童試験は11月1日、第3回は2027年1月に予定されています。各回の締切と選考日は変更・満席の可能性があるため、出願前に公式ページの更新を確認し、子どもの生年月日と希望課程を学校に伝えてください。
幼児期から探す場合はフェリーチェ国際こども園やBEAも比較する
小学校の入学先を探している家庭と、保護者の就労に合わせて幼児を預けながら英語環境をつくりたい家庭では、必要な施設が違います。フェリーチェ国際こども園は玉村町にある同学園の幼児向け施設で、2026年度募集要項には年齢・認定区分に応じた入園手続きが記載されています。2号・3号認定は保育の必要性を審査し、玉村町が選考を行う旨も示されています。英語活動の内容だけでなく、自治体の認定と小学校課程への接続を分けて確認しましょう。
BEA INTERNATIONAL SCHOOLは前橋市小屋原町494-1にあり、公式案内では1〜2歳向けPreschool、3〜5歳向けKindergarten、小学生向けAfter Schoolを紹介しています。Preschoolでは生活・遊びの中で英語に触れること、KindergartenではSTEAMやCritical Thinkingを取り入れた英語環境、After Schoolでは卒園後を含む小学生への学びを掲げています。これは年齢段階別の保育・課外教育の案内であり、小学校の在籍・卒業資格を提供すると読むべきではありません。
前橋市の施設一覧は、BEAの所在地、対象年齢、開所時間などの届出情報を掲載してきましたが、自治体資料には作成時点があります。最新の施設分類・基準適合証明・開所内容は、前橋市の現行ページと施設への問い合わせで照合してください。保育時間、土曜利用、延長、給食、送迎、入園時期は、日々の生活に直結します。
群馬県内には英語を取り入れる幼稚園やインターナショナル系保育施設もありますが、英語活動があることと、英語で全日教育を行う学校であることは同じではありません。例えば幼稚園の一部時間に英語遊びがある施設は、保育・教育の中心課程と使用言語を確認したうえで、プリスクールや英語学童と比較するとよいでしょう。
BEA INTERNATIONAL SCHOOLで確認したい保育・アフタースクールの条件
BEAの公式サイトは、前橋市小屋原町の校舎住所と問い合わせ先、平日・土曜の受付時間、幼児コースと小学生向けコースを公開しています。1〜2歳のPreschool、3〜5歳のKindergarten、Elementary After Schoolという区分を見れば、幼児期の保育から放課後の学びまで段階が用意されていることが分かります。ただし、対象年齢の表示だけでは、現在の空き・受け入れ月齢・週当たり日数まで確定できません。
同校が掲げるSTEAM教育や批判的思考は、学校公式の教育方針として紹介できますが、各年齢での授業時数・教材・担任配置・評価方法などの詳細は見学時に尋ねましょう。英語が初めての子どもへの配慮、英語以外の家庭言語の扱い、昼寝や食事、生活習慣の支援、ケガや発熱時の連絡なども、施設を選ぶ大切な材料です。
費用については、今回確認したBEA公式ページに、現行年度の入園料・月額保育料の内訳が掲載されていませんでした。推定せず、保育時間、延長保育、給食・教材、入会金、年会費、土曜利用、アフタースクール、季節講習を分けた見積りを依頼してください。保育施設としての届出・基準適合証明と、幼児教育・保育無償化の対象可否も、前橋市の最新公示と子どもの認定区分を照らして確認します。
小学生向けAfter Schoolを利用するときは、学校の授業終了後にどこで子どもを引き渡すか、学校から施設までの送迎があるか、長期休み・学級閉鎖時にも利用できるかを確認しましょう。英語力を伸ばす放課後プログラムとして役立つことと、日中の小学校の在籍先を選ぶことは、別の検討です。家庭の目的を「保育」「英語への接触」「学力・カリキュラム」「在籍先」に分けて質問すると、期待違いを防げます。
学校・保育施設の比較表:年齢・制度・通学を同じ尺度にする
名称や「国際教育」という言葉だけで優劣を決めず、子どもの年齢、毎日の通学、卒業後の選択肢、費用の確認状況を一列に並べると、検討の軸が見えてきます。下表は公式案内から確認できた範囲を要約したものです。情報がない欄を他校の例で補ってはいません。
| 候補 | 主な対象 | 公開情報で分かる学び | 制度・資格の確認軸 | 費用の確認状況 |
|---|---|---|---|---|
| GKA(太田市) | 年長入学から高校段階、編入条件あり | 授業約7割英語、IBプログラム | 県名簿・学校法人・各課程の認可 | 2026年4月予定の学費表あり、用品等別途 |
| フェリーチェ玉村国際小学校 | 小学校 | 日本語課程と英語バイリンガル教育 | 玉村町認可の特区学校設置会社立学校 | 現行費用は学校へ要問い合わせ |
| LCAきたかる森のインター | 2027年度募集ではプリスクール・G1 | アクティブイマージョン、少人数制 | 長野原町認可の特区学校設置会社立学校 | 2027年度募集要項に主要費用の掲載あり |
| BEA(前橋市) | 1〜5歳、卒園後の小学生コース | 英語保育、幼児教育、After School | 認可外保育施設の届出・基準適合等 | 現行料金は要問い合わせ |
同じ「学費」でも、学校の授業料と、認可外保育施設の月額保育料は含まれるサービスが違います。授業料のほかに、入学金、施設費、給食、教材、交通、制服、行事、学童、長期休みの預かりがあるかを確認しましょう。見積りの対象年度もそろえ、税別・税込、月額・年額、必須・任意を見分けてください。
卒業後の経路も同じ表に入れます。小学校課程を終えたあとに中学校へ進学する場合、同じ教育法人の中等部に進めるのか、別の学校を受験するのか、国内の学校へ転入する場合にどの資料が必要かを学校へ確認してください。幼児施設から小学校への進学も、自動的な内部進学か選考があるかを個別に聞きます。

群馬県内の通学圏は距離ではなく時間帯・乗換え・送迎で考える
群馬県は地域によって鉄道・路線バス・自家用車の使い方が変わるため、学校までの直線距離だけでは通学負担を判断できません。GKAは太田駅、前橋駅、熊谷駅方面のスクールバス経路を公表し、在学中は概ね1時間で通学できる居住地域を基本と説明しています。乗車地点までの自宅送迎や、キャンパス間の移動も加えた通学計画を作りましょう。
玉村町の学校は、前橋・高崎・伊勢崎のどこから通うかで現実的な経路が変わります。学校が送迎便やスクールバスを提供するか、公共交通で登校できるか、最寄り停留所から徒歩で安全に通えるかは、最新の公式アクセス案内と個別相談で確かめます。特に低学年は、朝の集合時刻だけでなく、下校時刻、学童利用、保護者の就労時間を含めて判断します。
北軽井沢のLCAは、軽井沢駅・中軽井沢駅と学校を結ぶ案内がありますが、駅までの移動が必要です。東京方面から新幹線で来られることだけを根拠に、毎日無理なく通えるとはいえません。町内に住む場合、駅から学校までのバス運行日、冬の運行、遅延時の連絡手段、公共交通の最終便を確認してください。転居を検討する家庭は、候補住居から学校までの冬季実走と、通院・買物・保護者の職場までの動線も確認しましょう。
通学費は学校納付金とは別枠で把握します。定期券・バス協力金・ガソリン・高速道路・駐車場・保護者送迎の時間コストを月額に換算すると、校納金だけで比較したときには見えない差が出ます。兄弟姉妹が別の施設に通う場合は、同じ車で回れるか、学年ごとの下校時刻が大きくずれないかまで想定しておくと安心です。
家庭の希望別に考える群馬県の選択シナリオ
英語で学ぶ時間を長くし、中高まで同じ学校法人で考えたい家庭は、GKAの教育内容と選考条件を確認します。授業の約7割を英語で行う学校生活を続ける場合、子ども本人が英語で学ぶことをどう受け止めるか、日本語教科も含めて負担がないかを見学や授業見学で確かめましょう。入学のしやすさを前提にせず、初等部一般入試と中高等部の編入条件をそれぞれ調べます。
日本語の基礎学力と英語バイリンガル教育を一緒に考えたい家庭は、フェリーチェ玉村国際小学校の授業構成を見学します。英語の時間の多さだけでなく、国語・社会等の授業内容、教科書、評価、学校行事、卒業後の進学実績・進路支援を具体的に聞いてください。特区の制度と、卒業後に進む学校で必要な資料を確認したうえで、家庭の中長期の進学計画と合うか判断します。
少人数・自然環境・移住を含む暮らしを大切にしたい家庭は、LCAきたかる森のインターの説明会で、現在開設されている課程と今後の予定を分けて質問します。学年が上がった後の在籍先、通学バスの対象、住まい、冬季の生活、放課後の預かりを具体的に計画できることが選択の前提です。
まずは幼児期に英語を使う保育・園を探したい家庭は、BEAやフェリーチェ国際こども園など、目的に合う施設区分から比較します。保育の必要性、利用可能な曜日・時間、給食、延長、休園日、認可外施設の助成条件を確認しましょう。小学校以降の英語環境をどうつなぐかは、幼児施設の利用決定とは分けて検討できます。
どのケースでも、学校からの通学時間が家庭の限界を超えるなら、住まいの変更、近隣の日本語学校・小学校との組み合わせ、放課後プログラムなど別の方法も選択肢です。条件に合わない家庭がいることは、学校の価値を否定することではありません。子どもの年齢・得意不得意・友人関係・家族の生活を無理なく続けられる形かどうかが、最終判断の中心です。
出願前のチェックリスト:資料と質問を準備する
公式サイトを見た後に学校へ問い合わせるときは、質問を整理しておくと情報の行き違いを減らせます。以下の項目は、候補校ごとに同じフォーマットへ記入してください。
- 入学年度と学年:生年月日、現在の在籍先、希望入学月、編入か新入学か
- 選考・募集:出願資格、試験、面接、英語・日本語の条件、募集枠、結果発表
- 学校制度:設置認可の区分、学校教育法上の位置づけ、卒業証書、学籍の扱い
- 学習内容:日本語と英語の授業割合、学年別教科、評価、宿題、サポート体制
- 費用:入学金、授業料、施設・教材・給食・制服・行事、バス、学童、返還金
- 通学:バス停・乗車条件、所要時間、下校便、欠席・遅延時、冬季運行
- 進路:内部進学、外部受験、転学時の成績資料、国内外の進学資格
- 家庭の支援:保護者面談や学校行事の頻度、家庭で必要な言語・学習支援
見学時には、学校の案内資料に書かれた条件と、説明会で聞いた内容を別々に記録します。口頭で聞いた特例や兄弟枠、特別な交通手段は、対象年度・対象者・申込み期限を含めて書面で確認してください。費用は必須と任意、税込と税別、返還される保証金と返還されない入学金を分類します。
学校の魅力を感じた直後は、気持ちが先行して日々の通学や卒業後を見落としがちです。見学から帰ったら、子どもの感想を聞き、家族で通学を試した所要時間と年間総額を見直します。まだ確認できていない条件が複数残るなら、入学手続きの前に学校へ再度質問しましょう。

よくある質問:群馬県のインターナショナルスクール選び
群馬県で小学校から高校まで通えるインターナショナルスクールはありますか?
太田市のGKAは、初等部・中高等部を持つ12年一貫教育を案内しています。ただし、入学試験・編入条件・学年別の募集枠があります。入学できることや希望学年に空きがあることを前提にせず、最新の募集案内で確認してください。
日本の小学校のような在籍先を探しています。どこを確認すればよいですか?
学校名だけでは判断せず、県・市町村の学校一覧、学校設置者、認可・認定の根拠、卒業後の進路を確認してください。フェリーチェ玉村国際小学校とLCAきたかる森のインター小学校は、群馬県の説明で学校設置会社立・特区関連の注記があります。制度の詳細は学校と認可自治体の双方に尋ねましょう。
学費がウェブに掲載されていない学校は、予算をどう考えますか?
推定せず、学校から現年度の費用表を取り寄せます。授業料だけでなく、入学時費用、施設・教材・給食、交通、制服、行事、学童などを含む初年度・次年度の見積りを依頼してください。まだ金額が出ていない場合は、家計計画の確定前に費用を要問い合わせとして扱います。
英語初心者でも入学できますか?
学校・学年・課程によって異なります。GKAの編入・転入では、英語で授業を受ける力と日本語科目の学力が求められると案内されています。新入学試験も一律の英語要件ではなく、その年度の募集要項を確認してください。幼児施設の英語保育についても、初めて英語に触れる子への受け入れ方法を個別に相談しましょう。
北軽井沢の学校へ県内の都市部から通えますか?
学校は軽井沢駅・中軽井沢駅と学校を結ぶバスを案内していますが、住まいから駅までの移動や冬季の交通が別途必要です。毎日の運行時刻、対象駅、乗車条件、保護者送迎の必要性を確認し、実際の曜日・時間に現地で経路を試してください。距離だけで「通える」と判断するのは避けましょう。
プリスクールや英語学童は小学校の代わりになりますか?
施設の制度と契約内容によりますが、保育・英語教室・アフタースクールを小学校の在籍先と同一視できません。子どもの日中の在籍先、就学手続き、保育認定、卒園後の進学先をそれぞれ確認してください。
まとめ:群馬県では課程・制度・暮らしを合わせて選ぶ
群馬県の国際教育は、一校が県全域の希望をすべて満たす形ではありません。太田市のGKAは12年一貫の英語イマージョンとIB、玉村町のフェリーチェ玉村国際小学校は日本の教科課程を軸にした英語バイリンガル教育、北軽井沢のLCAは2026年開校の少人数校・自然環境・新しい生活圏が主な検討軸です。前橋市のBEAやフェリーチェ国際こども園は、幼児期・保育・放課後の英語環境という別の目的で比較します。
まずは「どの年齢・学年の、どの在籍先を探しているか」を決め、各学校の最新募集要項と自治体資料を照らし合わせましょう。その後に通学を実走し、授業料と交通・保育を含む総額、卒業後の移行先を確認します。学びの魅力と家庭の生活条件が両立しているかを、子ども本人の意見も含めて検討してください。
本記事の情報は2026年10月16日時点で、学校・自治体等の公式情報を中心に確認しました。募集枠、料金、運行ルート、制度は更新されることがあります。最終的な確認は学校・施設と認可自治体にお願いします。


