- 阿倍野区内で通えるフリースクールは4か所。大阪市南部ではもっとも多い区です
- ただし4か所のうち2か所(N中等部・トライ式中等部)は中学生専用です。小学生が通えると確認できたのはラヴニールとラキャボ!の2か所
- ラキャボ!は阿倍野区在住・在学なら入会金が50,000円→40,000円になります(区民優遇)
- ラヴニールは月利用料3,000円〜30,000円。週1回程度なら月3,000円台から使える可能性があります
- 阿倍野区には市の教育支援センターがありません。市内3か所は花園(西成区)・新大阪(東淀川区)・桃谷(生野区)です
- 大阪市に、フリースクール利用料の保護者向け補助は確認できませんでした。かわりに「習い事・塾代助成」(月上限1万円)が使える施設があります
- 大阪府の「まいど」は大阪市立の在籍者を対象から外しています。大阪市民が使うのは市の2系統です
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の最後に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますので、自社の紹介を含む記事であることを先にお伝えします。紹介する5か所は同じ項目・同じ粒度で書き、公式サイトに書かれていないことは「非公開」「確認できず」とそのまま書いています。
天王寺の周りに4か所。ただし小学生が通えるのは2か所です
数字から始めます。大阪市の不登校は令和6年度で小学校2,294人(2.05%)、中学校4,893人(9.55%)。中学生はおよそ10人に1人です。
阿倍野区には民間のフリースクールが4か所あります。大阪市の南部(阿倍野・住吉・東住吉・平野の4区)で確認できた施設は合計7か所ですが、そのうち4か所が阿倍野区に集まっています。天王寺というターミナルがあるからです。
ただし、数が多いことと「うちの子が通える」ことは別です。4か所のうち2か所は中学生専用です。N中等部 天王寺キャンパスとトライ式中等部 天王寺キャンパスは、どちらも対象が中学1年生〜3年生。小学生は受け入れていません。
- 小学生から通える:フリースクール「ラヴニール」(小学生〜高校生年齢)/ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」(小学生から大人まで)
- 中学生のみ:N中等部 通学コース 天王寺キャンパス(中1〜中3)/トライ式中等部 天王寺キャンパス(中1〜中3)
お金の話も先に書きます。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。ただし阿倍野区には、区民だけが受けられる小さな優遇があります。ラキャボ!の入会金は通常50,000円ですが、阿倍野区在住・在学なら40,000円です。1万円の差は小さくありません。
費用の幅も押さえておいてください。この5か所の月額は、ラヴニールの3,000円〜30,000円から、N中等部 週5の73,700円+設備費11,000円まで開きます。入学金も25,000円から110,000円までの幅があります。月額だけを見て比べると順位が入れ替わります。
公的な窓口についても書いておきます。市の教育支援センターは市内に3か所しかなく、阿倍野区にはありません。ただし公的な受け皿はこれだけではないので、後半で「2系統目」を説明します。

大阪市阿倍野区から通えるフリースクール5選(比較一覧)
区内4か所に、天王寺区寺田町の1か所を足した5か所です。いずれもJR大阪環状線か地下鉄で、天王寺から数分の範囲にあります。
| スクール名 | エリア(最寄り) | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| フリースクール「ラヴニール」 | 大阪市阿倍野区昭和町 | 小学生〜高校生年齢 | 平日 正午〜17時 | 入学金25,000円/月利用料3,000〜30,000円(府公表資料) |
| ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」 | 大阪市阿倍野区相生通(北畠駅 徒歩6分) | 小学生から大人まで | 週1・週2・週3・フリーから選ぶ/土日祝休 | 入会金50,000円(阿倍野区民は40,000円)/月20,000〜60,000円 |
| N中等部 通学コース 天王寺キャンパス | 大阪市阿倍野区阿倍野筋(天王寺駅 徒歩3分) | 中学1年生〜中学3年生 | 週1/週3/週5から選ぶ通学コース | 入学金110,000円/月37,400〜73,700円+設備費11,000円 |
| トライ式中等部 天王寺キャンパス | 大阪市阿倍野区旭町(天王寺駅 徒歩約5分) | 中学1年生〜中学3年生 | 月〜金 9:00〜18:00で通う日・時間を選べる | 入学金55,000円・学費44,000円ほか(府公表資料) |
| クラーク国際中等部 大阪天王寺キャンパス | 大阪市天王寺区寺田町(天昌ビル2階) | 小学6年生〜中学3年生 | 月〜金 9:00〜15:40の時間割制/3コース | 入学金30,000円/月22,000〜47,300円(府公表資料) |
5か所を1か所ずつ紹介します
1. フリースクール「ラヴニール」(阿倍野区昭和町)|2010年開設。月3,000円から使える可能性
大阪市阿倍野区昭和町2-7-2/06-7181-5549/2010年開設
2010年開設。大阪市南部でもっとも歴史の長い民間フリースクールです。対象は小学生から高校生年齢まで幅広く、開所は平日の正午から17時。午前を家で過ごしてから出かける形になります。
大阪府の公表資料の備考には「学校連携可能(出席認定の実例あり)」「『記録』を中心に自分を見つめるプログラムの導入」とあります。日々を記録して自分を振り返る、という方法を軸にしている点が他と違います。
費用は入学金25,000円、月利用料が3,000円〜30,000円と幅があります(利用頻度によると思われますが、内訳は資料に記載がなく確認できませんでした)。週1回程度なら月3,000円台から使える可能性があります。金額は電話(06-7181-5549)で確認してください。
2. ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」(阿倍野区相生通)|阿倍野区民は入会金が1万円安い
運営:一般社団法人ライフキャリア教育ラボ/大阪市阿倍野区相生通2-10-6/06-6654-7302
公式が掲げているのは「居心地のいいリラックスできるカフェのような『フリースクール』」。非認知能力の向上と、表現教育・キャリア教育に力点を置いています。アクセスは阪堺電車上町線「北畠駅」徒歩6分、天下茶屋駅から徒歩約10分です。
費用でひとつ大きな特典があります。入会金50,000円が、阿倍野区在住・在学の方は40,000円になります。月額は週1回20,000円・週2回32,000円・週3回42,000円・フリー60,000円(すべて税込)。保護者だけの相談(60分6,000円)が独立メニューとしてあるのも特徴で、子どもがまだ動けない段階で親だけ相談できます。
対象は「小学生から大人まで」。開所の曜日と時間は公式サイトに具体的な記載がなく、「曜日や時間についてはメールでお問い合わせください」とされています。出席扱いについて公式は「各学校と連携、出席カウント可能」と書いていますが、これは同施設サイトの表現です。可否は在籍校の校長先生の判断になります。
3. N中等部 通学コース 天王寺キャンパス(阿倍野区阿倍野筋)|天王寺3分。週1・週3・週5から選ぶ
運営:学校法人角川ドワンゴ学園/大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5-36 アベノセンタービル3階
公式のアクセスは「JR・大阪メトロ天王寺駅 徒歩3分」「近鉄大阪阿部野橋駅 徒歩3分」。天王寺は市南部のターミナルなので、阿倍野・住吉・東住吉・平野のどこからでも一本で着きます。対象は中学1年生〜3年生です。
通学日数を週5日・週3日・週1日から選べます。まず週1日から慣らしたい場合にも対応できる設計です。大阪府の公表資料によると開所は月〜金の9:30〜16:30、保護者会が年2回あります。
費用はこの記事のなかで高いほうです。入学金110,000円、月額が週1日37,400円・週3日56,100円・週5日73,700円、これに設備管理費11,000円/月が加わります(すべて税込)。在籍は今の中学校のまま、という形です。
4. トライ式中等部 天王寺キャンパス(阿倍野区旭町)|天王寺5分。塾代助成カードが使える
運営:トライ式高等学院/大阪市阿倍野区旭町1-1-10 竹澤ビル2階/0120-919-439
天王寺駅の地下5番出口から徒歩約5分。梅田・京橋・なんばと同じトライ式中等部の、大阪市南部の拠点です。対象は中学生のみです。
通学・在宅・オンラインを組み合わせ、登校の頻度と時間割を個別に決める形。開所は月〜金 9:00〜18:00です。大阪市の塾代助成カードが使えます。
出席扱いについて、天王寺キャンパスが属する中等部サイトの表現は「※中学校長の判断により、中学校の出席日数として認めてもらうこともできます」。校長判断という条件を明示した、誠実な書き方です。費用は府の公表資料で入学金55,000円、システム費33,000円、行事運営費12,100円、設備費5,500円、学費44,000円となっています。
5. クラーク国際中等部 大阪天王寺キャンパス(天王寺区寺田町)|学校と同じ時間割。月22,000円から選べる
運営:クラーク記念国際高等学校グループ/大阪市天王寺区寺田町2-4-16 天昌ビル2階/06-4302-5786
阿倍野区からは、JR大阪環状線で天王寺から寺田町まで1駅(約2分)。歩いても20分ほどの距離です。
クラーク記念国際高等学校のグループが運営する中等部です。月〜金 9:00〜15:40という、学校とほぼ同じ時間割で動くタイプ。大阪府の公表資料の備考にも「時間割で多様な授業展開、高校連携あり」とあります。生活リズムを学校に近い形で立て直したい子に向きます。
コースは3つで、全日型47,300円/スマートⅡ38,500円/スマートⅠ22,000円(いずれも月額)。入学金は30,000円です。通う日数に応じて月額が2倍以上変わるので、まずスマートⅠから試すという選び方ができます。
対象は小学6年生〜中学3年生。小5以下は対象外です。大阪市の塾代助成カードが使えます。JR大阪環状線の寺田町駅が最寄りで、天王寺から一駅です。

大阪市阿倍野区から通う場合の費用相場と、大阪市に補助がない話
大阪市内のフリースクールは、月額0円から73,700円までという、他都市ではあまり見ない幅があります。入学金も0円から110,000円まで開きます。だから「月額いくらか」だけを見て比べると順位が入れ替わります。
| 項目 | 大阪市内の幅 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 入学金 | 0円(八洲学園中等部・こばしょ・なごむ)〜110,000円(N中等部) | 初年度だけかかる費用。月額が安くても入学金で逆転することがあります |
| 月額 | 0円(八洲学園中等部=教材費 年5,000円のみ)〜73,700円(N中等部 週5) | 「週1」「週3」で倍近く変わる施設が多いので、通える日数を決めてから比べます |
| 月額以外の固定費 | 保険料650円/年、空調費500円/月、設備管理費11,000円/月、学校連携費5,000円/月 など | 施設ごとに名前が違います。月額に含まれるかを必ず聞いてください |
| 交通費 | 通学定期が使える場合があります | 大阪市内は地下鉄の定期代が意外に大きいので、総額に入れて計算します |
そのうえで、お金について大阪市民が知っておくべきことを2つ書きます。
ひとつめ。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。大阪府内で補助を出しているのは枚方市(月上限5,000円・年6万円)と松原市(全額・月上限5,000円)ですが、いずれもその市の市民が対象で、大阪市民は使えません。
ふたつめ。そのかわり大阪市には「習い事・塾代助成事業」(塾代助成カード/デジタルクーポン)があります。大阪市内在住の小学5年生〜中学3年生が対象で、月額上限1万円。フリースクールでも登録事業者なら使えます。この記事で塾代助成が使えると確認できたのは、志塾フリースクール(TRANSIT・クロッキオ・レヴィスタ)、フリースペースなごむ、フリースクール・フォロ、クラーク国際中等部 大阪天王寺、トライ式中等部(梅田・京橋・天王寺)、こばしょです。こばしょは「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と公式に明記しています。

その前に。大阪市の公的な窓口は「2系統」あります
民間を探す前に、公的な窓口を確認してください。大阪市の場合、不登校の子どもが通える公的な場所は2系統あり、担当する部署も、申し込み方も違います。「市の教室は3か所しかない」と思い込んでいる保護者がとても多いのですが、実際にはもう1系統あって、そちらは市内12か所にあります。
- 系統A:大阪市教育支援センター(教育委員会)。市内に3か所=花園(西成区花園北2-16-26)/新大阪(東淀川区東中島3-7-28)/桃谷(生野区勝山北4-9-22)。対象は大阪市立の小中学校・義務教育学校に在籍している児童生徒で、開所は課業日の月〜金・原則10:00〜15:00。申し込みは在籍校に相談するか、教育委員会事務局へ(06-6208-9174)
- 系統B:不登校児童通所事業の「通所ルーム」(こども青少年局・中央こども相談センター)。中央通所ルーム1か所+サテライト11か所の、合わせて12か所。対象は公式に「小中学生(主には中学生)の不登校の子ども」と書かれています。申し込みは中央こども相談センター教育相談グループ(06-4301-3181)への相談から始まります
- サテライトがあるのは11区です=此花・港・西淀川・東淀川・生野・旭・住之江・住吉・東住吉・平野・西成。中央通所ルームは中央区森ノ宮中央1-17-5(中央こども相談センター分館)にあります
- 系統Bは、在籍校を通すことが条件だとは書かれていません。公式の説明は「最初は面談による相談から始まり、相談員とのご相談の結果、保護者と子どもに通所ニーズがあり、当グループが不登校通所事業の利用が適当と判断した場合に、通所ルームの利用が可能です。」。まず保護者が電話して相談を始められます
- 費用については、系統A・系統Bとも大阪市の公式ページに記載がなく、確認できませんでした。公的な事業ですが、金額が明記されていない以上ここで「無料」とは書けません。問い合わせのときに必ず確認してください
- 校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)は令和8年度で80校(小40・中40)。全校にあるわけではなく、設置校は公表されていません。自分の子の学校にあるかどうかは、担任か教頭に直接聞いてください
- 学びの多様化学校は大阪市立心和中学校(浪速区日本橋東3-1-23)。出願できるのは大阪市立中学校に在籍している生徒です
阿倍野区には、系統Aの3か所も、系統Bのサテライトもありません。いちばん近いのは、系統Aが生野区の桃谷(勝山北4-9-22)、系統Bが住吉区のサテライト住吉(南住吉3-15-56)または西成区のサテライト西成(松3-2-32)です。どちらも阿倍野区から数駅の距離にあります。
ここで、大阪市民がいちばんつまずく点を書きます。「大阪府不登校支援センター まいど」は、大阪市立・堺市立・国立・府立・私立の在籍者を対象から除外しています。検索で「まいど」にたどり着いても、大阪市立の小中学校に通っている子は使えません。大阪市民が使うのは、上に書いた市の2系統です。
出席扱いについては、大阪市に独自のものがあります。大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)です。ここには「校長は、指導要録上『出席扱い』とすること及びその成果を評価に反映することができる。」と書かれています。さらに大阪市には「民間施設 訪問票」という様式があり、学校が施設を見に行って確認する仕組みまで用意されています。施設を選ぶときは「大阪市の訪問票に対応した実績がありますか」と聞くのが、いちばん早い確認方法です。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで見てきて、どれも今の子どもには難しそうだ、と感じることがあります。地下鉄で20分かかる、朝10時に家を出るのが無理、知らない人のいる部屋に入れない——理由はさまざまです。
大阪市は施設の数そのものは多い街です。それでも合わないときは、場所が足りないのではなく、「外に出る」という前提が今の状態に合っていない可能性があります。そのときに検討したいのが、家から参加できるオンラインです。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 家から出る必要 | なし。自室から参加します | あり。往復の移動が毎回発生します |
| 所属感 | 担任と学級があり、毎日同じ顔ぶれに会えます | 通った日にだけ人と会います |
| 費用 | 交通費がかかりません | 月額+定期代。大阪市内は地下鉄代が積み上がります |
| 出席扱い | 在籍校の校長判断。記録を出せる体制があるかが鍵です | 同じく在籍校の校長判断です |
| 向く時期 | 外出そのものがまだ難しい時期 | 外には出られるが、学校の集団が難しい時期 |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 家から出ること自体に、まだ体力がいる
- 午前中に起きて支度をする、が今は難しい
- 知らない場所・知らない人がいる部屋に入るのがつらい
- 見学に行ったが、本人が「行きたくない」と言った
- 通える範囲に施設はあるが、送迎できる大人が家にいない
大阪市阿倍野区の場合、地下鉄やJRで市内のどこへでも出られる一方で、朝の時間に家を出られるかどうかが最初の関門になります。まずオンラインで所属をつくり、動けるようになってから通所を足す、という順番でも遅くありません。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは必ず確認してください。
①録画を見るだけなのか、人と会う時間があるのか。動画配信型は所属感が育ちません。②担任がいるか。毎日同じ大人が見てくれる体制かどうかで続き方が変わります。③在籍校に出す記録(出席状況・活動内容)を作ってもらえるか。大阪市には民間施設の訪問票があるので、この記録の有無は出席扱いに直結します。④体験のあとに断りやすいか。体験が実質の勧誘になっていないかを見てください。
⚠️ NIJINアカデミーは当サイトの運営会社が運営しています。上の4つの観点は、自社に有利な項目を並べたものではなく、オンラインを選ぶときに共通して見るべき点として挙げています。他社のオンラインスクールでも同じ項目で比べてください。

見学で聞いておきたいこと
見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞いても意味がありません。書いていないことを聞いてください。大阪市の場合、特に次の質問が効きます。
- 初年度の総額はいくらですか。入会金+(月額+保険料・設備費など)×12+定期代で計算してもらいます
- 大阪市の塾代助成カードは使えますか。使えるなら月1万円まで軽くなります。登録事業者かどうかで決まります
- 大阪市の「民間施設 訪問票」に対応した実績はありますか。大阪市には学校が施設を見に行く様式があります。対応実績があるかは出席扱いの実務に直結します
- 在籍校に出す記録は、どんな形式で、どのくらいの頻度で出しますか。「連携しています」だけでは中身がわかりません
- 今いる子は何人で、来る曜日はばらけていますか。「定員20名」でも、実際に同じ日に来るのが2人なら雰囲気は全く違います
- 合わなかったときの辞め方はどうなりますか。違約金、返金、休会の扱いを先に聞いておきます
- 途中で日数を減らしたり増やしたりできますか。週5から週1に落とせるかどうかは、続けられるかを大きく左右します
そして、できれば本人を連れて行く前に、保護者だけで一度見に行ってください。本人が「行きたくない」と言ったときに、その場所の何が合わなかったのかを保護者が言葉にできます。
よくある質問

まとめ
大阪市阿倍野区は、天王寺の周りに4か所がある、市南部でもっとも選択肢の多い区です。ただし小学生が通えるのはラヴニールとラキャボ!の2か所で、N中等部とトライ式中等部は中学生専用です。ここを先に確認してから問い合わせてください。
費用でいちばん入りやすいのはラヴニール(入学金25,000円・月利用料3,000〜30,000円)です。阿倍野区民ならラキャボ!の入会金が1万円安くなる点も見逃さないでください。
最初の一歩としておすすめしたいのは、こども相談センターの通所ルーム(06-4301-3181)に、保護者から直接電話してみることです。阿倍野区には市の教育支援センターがありませんが、こちらは在籍校を通すことが条件とは書かれておらず、まず保護者が電話して相談を始められます。あわせて、在籍校の担任か教頭に「この学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)はありますか」と聞いてください。
ラヴニールとラキャボ!について、ひとつお伝えしておきます。ラヴニールは公式サイトに接続できなかったため、この記事の内容は大阪府の公表資料によるものです。ラキャボ!は開所の曜日・時間が公式サイトに書かれておらず「メールでお問い合わせください」とされています。どちらも、行く前に電話(ラヴニール 06-7181-5549/ラキャボ! 06-6654-7302)で確認してください。
この記事の内容を確かめるための一次資料
- 大阪府「子どもたちの社会的な自立のために 不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)(PDF)
- 大阪市「いじめ、不登校、教育に関する相談についてよくある質問」(不登校児童通所事業の通所ルーム一覧)(大阪市)
- 大阪市「不登校児童生徒支援のための大阪市教育支援センターについて」(大阪市)
- 大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)
- 大阪市「学びの多様化学校等の開設について」(大阪市)
- 大阪市立心和中学校(学校サイト)
- 大阪市「習い事・塾代助成事業」
- ライフキャリア教育ラボ「ラキャボ!」(公式)
- N中等部 通学コース 天王寺キャンパス(公式)
- トライ式中等部(公式)
- クラーク国際中等部(公式)


