小学生のプレゼン教室を探すときは、「話し方を練習する講座」か「自分の考えを形にして伝える活動」かを先に分けると選びやすくなります。個別指導、少人数の対話、スライド制作動画、探究プロジェクトでは、練習する内容も参加頻度も違います。この記事では、公開されている公式情報をもとに対象・形式・料金・体験方法を整理し、発表が得意でない子にも合う選び方を紹介します。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介するNIJINアカデミー放課後PJも同社の事業です。比較候補は、公式サイトで小学生向けのプレゼンまたは表現活動、対象、参加方法を確認できたサービスから選びました。特定の順位は付けず、講座内容と練習形態の違いが分かるように並べています。料金・日程は2026年10月24日に公式ページを確認した内容です。
小学生のプレゼン教室は、何を練習したいかで選ぶ
プレゼンと聞くと、人前で大きな声で話す練習を思い浮かべるかもしれません。小学生向けのサービスには、発表の構成や話す練習に加えて、考えを整理する、聞き手を想像する、スライドを作る、仲間と企画を進める活動もあります。まず家庭で「発表のどこを助けてほしいか」を言葉にしてみましょう。
「人前で話すこと」だけが課題とは限りません。何を話せばよいか決められない、頭の中では考えているが順序にできない、資料づくりに時間がかかる、知らない人の前だと緊張するなど、つまずく段階は子どもによって異なります。必要なのが個別の準備なのか、仲間の前で試す経験なのかを見分けることが、教室選びの出発点です。
| 困っている場面 | 合いやすい練習 | 体験で見る点 |
|---|---|---|
| 話す内容がまとまらない | 講師との対話、テーマ決め、構成づくり | 子どもの言葉を引き出す質問があるか |
| 一人で話すのが不安 | 少人数、個別準備、録画へのコメント | 発表の順番や参加方法を選べるか |
| 資料づくりを覚えたい | スライド制作の動画や実作業 | 内容や話し方の指導も含むか |
| 好きなテーマを深めたい | 数週間から数か月続ける探究活動 | 調査・制作・発表まで本人が関われるか |
発表が苦手な子に、いきなり大勢の前で話すことを求める必要はありません。家族に好きなものを紹介する、録音で短く話す、講師と一対一で試すなど、小さな段階を選べると参加のハードルを調整できます。本人が「やってみてもよい」と感じるかを大切にし、親が望む変化だけを目標にしないことも確認しましょう。
比較するのは、決められたテーマを短期間で仕上げる講座、会話や表現を継続して練習するスクール、資料作成を自分のペースで学ぶ動画、興味を起点にプロジェクトを進めて発表する活動です。以下は、教室の優劣を表すランキングではありません。目的と利用条件の違いを見つけるための比較です。
小学生向けプレゼン教室・発表サービスの形式を比較
「プレゼン教室」という名前でも、全てが同じ授業をしているわけではありません。オンラインの一対一講座は、本人の話を聞きながら資料や構成を整えやすい形式です。グループと個別指導を組み合わせるスクールでは、準備と実際の発表を分けて経験できます。動画教材は、空いた時間に操作を覚えたい家庭に向きます。
NIJINアカデミー放課後PJは、プレゼンだけを教える講座ではありません。子どもがテーマを選び、プロジェクトを企画・実行し、発表会などで共有する探究型の学びです。プレゼンの型を集中的に習いたい場合は専門講座、好きなことを掘り下げて成果を人に伝える経験をしたい場合はプロジェクト型、と目的を分けて考えます。
| サービス | 対象・形式 | 頻度・内容 | 公開料金 | 体験・開始 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|---|---|---|
| こどもプレゼン教室 | 小4〜小6。動画とワーク添削、またはオンライン個別 | 添削は全4回、個別は3回または6回。テーマ・構成・スライド・発表を段階的に扱う | 添削9,800円(税別)、個別3回15,000円・6回30,000円(税別) | 無料お試しワークあり。開始手順は公式案内を確認 | 個別講座は45分。必要端末と利用するスライドソフト |
| Show&Tell Studio | 小学1〜6年生コース。オンライン、個別指導とグループ | エンジョイは隔週、チャレンジは週1回。話す・聴く・表現を練習 | 月11,000円または16,500円(税込)、入学金11,000円 | 無料のオンライン体験・説明会。毎月入学を受付 | コースの対象学年、曜日、振替・録画対応 |
| きっずプレゼンサプリ | 小4〜中2中心。オンライン動画を自分の時間に視聴 | スライド操作・文字や色・図や写真の配置を学ぶ動画 | 公式ページに通常月1,800円、掲載中のキャンペーン月1,000円 | 無料動画あり。登録後は契約期間中に視聴 | 内容構成や話し方の個別指導は動画サービスの対象外 |
| NIJINアカデミー放課後PJ | 公式トップは小中学生向け。オンライン/東金・武蔵新城の通学拠点 | 週1回のクラス会議を軸に、自分のテーマで長期プロジェクト。発表会あり | 入学金22,000円、オンライン月12,683円/ハイブリッド月23,683円(税込) | 公式サイトから無料体験を予約 | 専用の話し方講座ではなく、毎日の預かりサービスでもない |
表の料金は各公式ページに表示されている税込・税別の条件をそのまま示しています。材料費、追加コース、キャンペーン終了後の料金が別にある場合は、申込前に最新条件を確認しましょう。オンラインと通学型では、同じ金額でも移動時間や保護者の準備が異なります。
月謝だけでなく「何をどこまで見てもらえるか」を比較します。一回の発表に向けて原稿を整えたいのか、毎週話す経験を積みたいのか、作った資料の操作だけを知りたいのかで、必要なサポートは変わります。無料体験の有無だけで決めず、対象学年、発表形式、授業外の課題、欠席時の振替を同じ表で確認してください。
公式情報で確認できた各サービスの内容
ここでは、比較対象ごとに公式ページで確認できる情報だけを概要カードにまとめます。施設への通学が確認できないオンライン講座は、その形式を明示しました。カードにない住所、連絡先、頻度などは、読者が比較に必要でも公式ページで今回確認できなかったため掲載していません。出典ページと確認日はカードごとに記載しています。
こどもプレゼン教室
提供内容:テーマ選び、伝える言葉、構成、スライド、発表を扱う。ワーク添削講座と一対一オンライン講座がある。
対象:小学4〜6年生。
場所・形式:自宅からPCまたはタブレットで受講。
回数・期間:添削講座は全4回・2か月。オンライン個別は全3回または6回・2〜3か月。
費用:添削9,800円(税別)、個別3回15,000円・6回30,000円(税別)。公式ページ記載価格。
体験:無料お試しワーク、短期体験講座の案内あり。
出典・確認日:こどもプレゼン教室 公式案内、授業イメージ・体験(2026年10月24日確認)。
提出した資料や発表動画に講師のコメントを受けながら、自分の速度で進めたい子は添削型を検討できます。講師と話しながら考えを整理したい場合はオンライン個別が候補です。一方、公式ページでは全4回または3・6回の講座として案内されているため、毎週継続して同じ仲間と発表する場を希望する家庭は、修了後の学習機会も確認するとよいでしょう。
Show&Tell Studio
提供内容:話す・聴く・表現を組み合わせたオンラインプレゼンスクール。グループレッスンと個別指導がセット。
対象:小学1〜6年生向け2コース。公式FAQは小学1年生〜中学生を対象と記載。
場所・形式:オンライン。PCまたは10インチ以上のタブレットを推奨。
頻度:エンジョイは隔週でグループ50分・個別40分。チャレンジは週1回でグループ60分・個別20分。
費用:エンジョイ月11,000円、チャレンジ月16,500円(税込)。入学金11,000円(税込)。
体験・開始:無料オンライン体験・説明会。入学は毎月受付。
出典・確認日:Show&Tell Studio 公式案内・コース料金・FAQ、体験・説明会案内(2026年10月24日確認)。
大勢の前で話す前に、個別で準備する段階が欲しい子、話すだけでなく人の話を聴く練習もしたい子に候補となります。年齢対象の記載はトップの小学1〜6年生向けコースとFAQの小学1年生〜中学生で表現が異なります。掲載した月額コースの対象学年と授業曜日は、体験時に確認してください。
きっずプレゼンサプリ
提供内容:Googleスライドを使った操作、文字・色、図・写真、レイアウトを学ぶ動画教材。
対象:小4〜中2(9〜14歳)を中心とした内容。
場所・頻度:オンラインで、契約期間中は自分の端末から繰り返し視聴できる。
費用:公式ページには通常月1,800円、掲載中キャンペーン月1,000円の記載。自動更新の月額制。
体験:無料公開動画あり。
出典・確認日:きっずプレゼンサプリ公式・料金・FAQ(2026年10月24日確認)。
スライドを自分で作るための操作を学び、必要な場面で見直せる点が特徴です。公式ページは動画教材を「スライドづくりの操作方法」に特化したサービスと説明し、内容づくり・原稿作成は別のサポートとしています。発表の構成や話し方を講師に見てもらいたい場合は、動画だけで希望を満たせるか事前に考えましょう。キャンペーン価格は変更される可能性があるので、申し込み画面で適用条件を確認してください。
NIJINアカデミー放課後PJ
提供内容:子どもの関心を起点にしたプロジェクト活動。企画・制作・実行・発表会を経験する。
対象:公式トップは小学生・中学生向けと案内。
場所・形式:オンラインのメタバース校舎、または千葉・東金校/神奈川・武蔵新城校。
頻度:オンラインは週1回のクラス会議。公式トップに月2回の発表会の案内あり。
費用:入学金22,000円(税込)。オンライン月12,683円、ハイブリッド月23,683円(税込)。
体験:公式サイトから無料体験を予約できる。
利用目的:毎日の預かりではなく、週1回を軸とする探究プログラム。
この事業は、プレゼンテーションの技法を習う専門講座とは目的が異なります。好きなテーマを決めてプロジェクトを進め、その過程や成果を他者へ共有する機会を持ちたい子に合う可能性があります。反対に、発表の原稿を添削してほしい、短い期間で話し方の基礎を集中練習したい、毎日の預かりを探している家庭は、別のサービスを優先して比べましょう。費用ページとFAQで追加費用の説明が異なる場合があるため、現行条件を体験時に書面で確認してください。
放課後PJでは、発表の前後にある活動も経験する
プレゼン教室を探す保護者は「人前で話すのが苦手だから、発表の練習をさせたい」と考えることがあります。その目的が明確なら、発声、話の組み立て、スライド、講師からの添削などを授業で扱う専門講座を先に比較するのが分かりやすい方法です。放課後PJは、発表そのものの練習回数や話し方の個別指導を中心にしたコースではありません。子どもの関心から問いを見つけ、仲間と相談しながら何かを作ったり調べたりし、取り組みを誰かに伝えるまでを含めたプロジェクト型の活動です。
たとえば、学校の発表で「好きなゲームを紹介する」ことが目標なら、専門講座では聞き手に合わせて話の順序を整える、声の大きさや速さを試す、スライドの文字数を減らすといった課題を扱うかもしれません。一方、プロジェクト型では、ゲームを入り口に「どんな遊びなら初めての人にも楽しんでもらえるか」を考え、作品を作って試し、仲間の反応を見て改良し、結果を共有する流れが中心になります。これは比較のための例であり、放課後PJで毎回この題材を行うという意味ではありません。求める経験が発表技術の反復練習なのか、興味を起点にした企画・制作と共有なのかを先に言葉にしておくと、体験後の判断がしやすくなります。
公式案内の活動例には、マインクラフトで理想の学校や街を作る活動、Vtuberの企画・トーク・編集・発信、Scratchでゲームを作って遊んでもらい感想をもとに改良する活動があります。テーマや募集内容は時期により変わるため、これらが常に選べるとは限りません。体験や問い合わせの際には、今動いているプロジェクト、子どもが途中から参加できるテーマ、個人で進める時間と仲間と進める時間の割合を確かめると、家庭が想像する活動とのずれを減らせます。
発表を目的に活動を始めても、最初から代表者として人前で話さなければならないとは限りません。たとえば、ゲームの操作や制作を担当する、資料に使う画像を選ぶ、聞き手の質問を考える、仲間の発表に感想を返すなど、プロジェクト内には複数の役割があります。ただし、どの役割から参加できるか、発表会で話すことが必須か、録画や作品展示で伝える方法を選べるかは、その時点の運営方法や活動によります。公式案内だけで個別の参加方法までは確定できないため、体験時に本人の希望を伝えて確認してください。
オンライン・校舎・月謝を、家庭の目的に合わせて確認
放課後PJの公式学費ページでは、メタバース校舎でのオンライン参加は週1回のクラス会議を軸とし、月謝12,683円、初回の入学金22,000円と案内されています。リアル校舎を利用するハイブリッド通学は月謝23,683円、入学金22,000円です。掲載されている拠点は千葉県東金校と神奈川県武蔵新城校で、リアル校舎では校舎への通学とメタバース校舎の利用が含まれる説明です。最新の開校曜日、活動時間、各拠点で参加できる内容は、申し込み前に公式の教室案内で確認しましょう。
オンラインの習い事として検討する場合は、家から参加できることだけでなく、端末を誰が準備するか、会議に参加する時間帯、活動日以外の校舎利用、保護者が見守る範囲も確認が必要です。FAQではPCまたはタブレットとインターネット環境が必要とされ、校舎は活動日以外にも利用できますが、スタッフのいる時間は限られるため、開校時間外は保護者の監督を求めています。自宅に機器がない、夕方は保護者が同席できないなどの事情があれば、体験予約前に相談すると参加方法を判断しやすくなります。
費用は公式ページ間で表現に差があります。学費ページは入学金・月謝のみで教材費やイベント参加費は追加不要と説明しています。一方、FAQは備品・教材費や、希望者が選択する特別行事で追加費用が必要になる場合があると記載しています。いずれか一方を推測で正しいと決めず、必要な端末・備品、任意イベントの費用、月謝に含まれる発表会やオンラインイベント、休会・退会時の扱いを最新の申込条件で照合してください。月謝だけで他の教室と比べず、初年度に支払う金額と毎月の家庭負担を分けて確認することが大切です。
公式トップには月2回の発表会や、YouTube発表会、リアルイベント出展など発信の機会が案内されています。これは「毎週プレゼンの型を練習する」という意味ではなく、活動の成果を共有する場があるという説明です。発表会の頻度・参加対象・発表方法は年度や活動で変わることがあります。発表が苦手な子にとっては、当日の登壇だけでなく、準備期間、聞き手との関わり、発表後の振り返りを含め、どのように経験を積めるのかを聞いておきましょう。
整理すると、放課後PJが候補になるのは、話し方の型だけでなく、好きなテーマを深めて仲間と形にし、成果を人に伝える一連の経験を求めている家庭です。テーマがまだ決まっていなくても、ゲーム・ものづくり・イラストなど本人の興味を入口にできるか相談できます。対して「来月の学校発表までに原稿を直したい」「面接やスピーチの練習をしたい」「短期間でスライド操作を覚えたい」といった具体的な技能目標には、専門講座や動画教材の方が目的に合う場合があります。放課後PJを比較する際も、他サービスと同じく、実施内容、本人が選べる役割、費用、体験で確かめる点を並べ、本人が続けてみたいと思えるかを基準にしましょう。
無料体験では、本人が活動に入る場面を想像する
放課後PJは無料体験を案内しています。体験を「楽しそうだったか」だけで終わらせず、子どもが何に興味を示し、どの場面で発言・制作・質問をしたかを親子で振り返ると、入会後の姿を考えやすくなります。体験時に本人が話せなかったとしても、その一度だけで向き不向きを決める必要はありません。見学だけで過ごせるか、保護者が横で見守れるか、後日質問できる窓口があるかを確認し、本人が安心して関われる方法を相談しましょう。
- 今参加できるテーマ:公式サイトの活動例と、現在の募集プロジェクトが同じとは限りません。本人が好きなことに近いテーマがあるか、テーマ変更の機会はあるかを聞きます。
- 発表までの進み方:企画を決める人、制作をする人、発表する人が固定されるのか、子どもが相談して役割を選べるのかを確認します。成果をどんな場で共有するかも質問しましょう。
- 最初の参加方法:初回から会話や発表に加わるのか、見学やチャットでの参加から始められるのかを確認します。カメラ・マイクの利用条件や、困ったときの声のかけ方も具体的に聞きます。
- 家庭の機器と利用時間:PC・タブレットの必要条件、推奨環境、活動日の時間、スタッフがいる時間を確かめます。自宅の端末を兄弟姉妹と共有する場合は、活動時間に利用できるかも確認します。
- 初年度の総額:入学金と月謝に加え、必要な備品、任意参加の行事、通学する場合の交通費を分けて確認します。公式学費ページとFAQの記載に差がある追加費用は、現在の契約条件を示した案内で回答してもらいましょう。
体験後には、保護者だけで結論を急がず「どの活動ならまた参加してみたいか」「次に人へ伝えるとしたら何を作りたいか」と尋ねてみてください。本人がまだテーマを言葉にできなくても、見ていた画面、気になった仲間の話、やってみたい作業が手掛かりになります。本人の関心とサービスの進め方が合うかを確認し、参加頻度や家庭の予算を合わせて検討しましょう。ここでは成果が出る時期や、発表への抵抗がなくなることを約束するのではなく、本人が試して振り返れる機会を選ぶことを重視します。
出典:NIJINアカデミー放課後PJ公式トップ(プロジェクト例・発表機会)、公式学費ページ(参加形式・料金)、公式FAQ(機器・校舎利用・費用の注意)(2026年10月24日確認)。
発表が得意でない子に合う練習方法を考える
発表の得意・不得意は、性格や努力不足だけで決まりません。テーマ、聞き手の人数、準備時間、話す場所、過去の経験によって、話しやすさは変わります。教室を検討するときは「どの子にも自信がつく」といった結果を期待するより、本人が安心して試せる条件を探す方が現実的です。
最初は「人前で話す」以外の役割でも参加できるか
グループ活動では、発表者だけが取り組みの中心ではありません。テーマを選ぶ、聞き手の質問を考える、資料の図を作る、仲間の発表を聞いて感想を伝えるなど、話す以外の役割から参加できます。見学だけが可能か、発表の順番を選べるか、カメラをオンにする必要があるかも、オンライン講座では確認しておきたい点です。
緊張をゼロにするのではなく、挑戦の大きさを調整できるかを見ます。自宅で録画して提出できる形式は、周囲の視線を意識しにくい一方、その場で質問を受ける経験は限られます。少人数の対話は相手の反応を見られますが、初対面で話すこと自体が負担になる子もいます。どの形式が正解ということではなく、本人の意見を聞いて決めましょう。
「伝える」だけでなく「聞く」機会があるか
プレゼンは、長く話したり、目立つ声を出したりする競争ではありません。聞き手に何を持ち帰ってほしいか考え、相手の質問や感想を受け取る往復も含みます。教室の説明に、発表後の質疑やフィードバック、仲間の発表を聞く時間があるか確認すると、レッスンの実際が見えます。
言葉を考えるのに時間がかかる子には、発表原稿を何度も練習することだけが支援とは限りません。講師が子どもの話を待つか、考えを言い換えて確認するか、答えを先回りして作らないかを体験で見てください。話す量が増えることだけを「成長」としない姿勢も大切です。
得意なテーマから始める
好きな本、ゲーム、動物、スポーツ、料理など、自分がよく知っていることをテーマにすると、最初の一言を考えやすくなります。学校の授業と同じ正解のある内容に限定せず、「どこが好きか」「どうしてそう思うか」「友だちに何を知ってほしいか」と本人の視点が使える題材を選びます。
ただし、好きなことを話すのが苦手な子もいます。保護者が「この子はゲームの話が好きだから話せるはず」と決めず、テーマ候補をいくつか出して選んでもらいましょう。関心のある内容を扱うプロジェクト型の場と、決めたテーマを短時間で発表する講座では、子どもに必要な準備も違います。
通い続けられる頻度と、家庭の負担を確認する
短期の講座はゴールと期間が見えやすく、コンテストや学校発表に向けた準備にも使えます。継続型スクールは、複数回の対話を通じて「考える、作る、伝える」を経験できます。動画教材なら、送迎や決まった時間の参加が難しい家庭でも取り組みやすい一方、保護者が初期設定や学習の声かけを担うことがあります。
月謝以外に、入会金、教材費、発表用ソフト、端末、追加レッスン、作品発表イベントの費用があるか確認します。欠席時の振替、録画の有無、休会・解約の締切も含め、最初の3か月で必要な総額を出すと比較が具体的になります。
体験・相談の前に確認したい8項目
公式サイトに書かれたカリキュラムと、実際の体験授業の雰囲気は同じとは限りません。子ども本人が「また参加してもよい」と思えるかを確かめるため、次の点を親子で見てみましょう。
- 子どもの学年が、希望するコースの対象になっているか。
- 一対一、少人数、動画、プロジェクト型のどれが本人の希望に近いか。
- 体験中に、子どもの発言を待ってもらえるか。うまく言えない時にどう支援するか。
- 発表の回数、聞き手、録画・配信の有無、作品の公開範囲はどうなっているか。
- 発表しない役割や、見学・途中退出などを相談できるか。
- 授業時間、課題、必要な端末やソフトは家庭の予定と環境に合うか。
- 月謝、入会金、教材費、追加授業、イベント費、支払日、休会条件はいくらか。
- 欠席時の振替、体験後の連絡、相談窓口が明確か。
体験後は、上手に話せたかではなく、本人がどの時間を面白いと感じたか、困った場面はどこかを聞きましょう。「今日決めよう」と急がず、複数サービスを見比べる場合は、同じ質問を持っていくと判断材料が揃います。必要に応じて、学校の先生や担任にも、学校の発表場面でどのような配慮ができるか相談できます。
プレゼン教室を選ぶときの結論
小学生のプレゼン教室は、短期で話す・資料を整える、継続して対話と発表を練習する、自分のペースでスライドを学ぶ、関心あるテーマをプロジェクトにして共有するなど、目的ごとに種類があります。最初に本人が困っている場面を一つにしぼり、対象、頻度、費用、体験条件を公式情報で確かめましょう。
人前で話すのが苦手な子も、準備の方法や聞き手の人数が合えば、自分の考えを伝える経験を始められる場合があります。体験後に選択を見送ることも含めて、本人の感覚を尊重してください。料金・対象・時間割は変わるため、申し込み前に各運営者の最新案内を再確認することが大切です。
参考にした公式情報(2026年10月24日確認)
掲載情報は確認日に公式サイトで確認した範囲です。料金、対象、日程、募集条件は変更されることがあるため、申し込み前に各運営者の最新情報をご確認ください。
小学生のプレゼン教室についてよくある質問
教室やコースによって異なります。確認した公式案内では、小学1年生からのオンラインスクール、小学4〜6年生向けの講座、小学4年生から中学2年生を中心とした動画教材がありました。申し込みたいコースの対象学年を公式ページで確認してください。
参加条件は教室ごとに違います。個別指導や添削型など、少人数や自宅で準備できる形式もあります。発表を必須とするか、見学や録画提出が可能か、体験時に運営者へ確認し、本人が試してみたい方法から始めましょう。
確認したサービスでは、動画教材の月額制、月11,000円または16,500円(税込)のオンラインスクール、全3回・6回で受講する講座など料金体系が異なります。入会金、教材費、キャンペーン条件も含め、申し込み時点の公式料金を確認してください。
PCまたはタブレット、インターネット環境が必要な講座があります。スライド作成を扱う場合はGoogleスライドなどのアプリやアカウントが必要なこともあります。端末の推奨サイズ、カメラ・マイク、アプリの準備を各公式案内で確認しましょう。
講座ごとに異なります。こどもプレゼン教室は資料やプレゼン動画へのフィードバックを案内しています。一方、きっずプレゼンサプリはスライド操作の学習動画に特化しており、内容づくりや原稿作成は別サポートと説明しています。申し込み前にどこまで個別に見てもらえるか確認してください。
サービスによって異なります。確認した公式案内では、無料のお試しワークや無料のオンライン体験・説明会、無料公開動画がありました。体験の内容、所要時間、保護者説明の有無、申し込み後の連絡方法を公式ページで確認してください。
学校発表やコンテストに向けて資料や原稿を整えたい場合は、回数と期間が決まった短期講座が候補になります。話す・聞く経験を積みたい場合は、継続型の個別・グループレッスンが候補です。子どもの目的、曜日、家庭の負担に合わせて選びましょう。
サービスごとに参加方法が異なり、見学や録画提出ができるかは公開情報だけで確認できない場合があります。体験の前に、発表が必須か、発表者以外の役割があるか、カメラを使うかを運営者へ確認し、子どもが安心できる参加方法を相談してください。
公式案内では、NIJINアカデミー放課後PJは子どもの関心を起点にプロジェクトを企画・実行する探究型の学びです。発表会などで成果を共有しますが、話し方やスライドを専門に教えるプレゼン講座とは目的が異なります。毎日の預かりサービスでもありません。
上達までの期間を一律には決められません。講座の回数や子どもの経験、目標、発表の場面によって必要な練習は異なります。講座の期間を成果の保証と考えず、体験時にどのような練習を行い、どのように振り返るかを確かめてください。


