プログラミング教室に行きたがらない、家で教材を開かなくなった。そんなとき、すぐ「向いていない」と決める必要はありません。内容が難しい、簡単すぎる、作りたいものが見つからない、送迎や時間が負担など、続けにくさの理由は一つとは限らないからです。まずは本人の気持ちと、活動・レベル・通い方のどこにずれがあるかを分けてみましょう。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介するNIJIN放課後プロジェクトスクールも同社の事業です。この記事では、教室を続けるかどうかを急いで決めるのではなく、子どもに合う学び方を家庭で確かめる視点を整理します。
プログラミング教室が続かないときは、本人と「今の学び方」のずれを探す
「プログラミング教室に通っていれば学校で遅れない」と考えると、やめたい気持ちを受け止めにくくなることがあります。文部科学省が示す小学校プログラミング教育のねらいは、特定のプログラミング言語を習得させることだけではありません。意図した動きを実現するために順序や組み合わせを考え、試して改善する思考、情報技術の働きへの気づき、各教科の学びを深めることなどを含みます。学校の授業と、民間のプログラミング教室は役割も内容も同じではありません。
| 子どもの様子 | 考えられるずれ | まず確かめること |
|---|---|---|
| 「つまらない」と言う | 題材や完成後の使い道に関心を持てない | 何を作れたら面白そうか。今の課題で自分の工夫を入れられるか |
| 課題の途中で止まる | 説明や難易度が合わない、つまずきを相談できない | どの画面・手順で困ったか。質問やヒントを頼めるか |
| 家では取り組まない | 教室外の宿題が負担、または家庭で使う環境が整っていない | 宿題の量、必要な端末、親のサポート範囲 |
| 教室の日を嫌がる | 移動、曜日、時間、集団での過ごし方が負担 | 授業の内容への不満か、通う条件への負担か |
| 作りたいものを話すが授業と結びつかない | カリキュラムの順序と本人の関心を両立しにくい | 題材を相談できるか、選択課題や制作時間があるか |
この表は原因を断定する診断ではありません。同じ「行きたくない」でも、本人の気持ちや状況は違います。まずは「どうして続かないの?」と問い詰めるのではなく、「最近、教室で一番楽しかったことは?」「困ったところはどこ?」と、具体的な場面を聞きます。
もし子どもが、コードの書き方だけでなくゲームの世界観や絵、誰かと一緒に企画することに関心を示しているなら、求めているのは技術を段階的に学ぶ教室と異なる活動かもしれません。NIJIN放課後プロジェクトスクールは、プログラミング技能の習得を目的とした教室ではなく、子どもの関心を起点にプロジェクトへ取り組む放課後の学びです。「コードを順番に習得したい」家庭とは目的が異なるため、活動内容を確かめてから選びましょう。
興味のあることを、仲間とプロジェクトにしてみるプログラミングの授業とは異なる、関心を起点にした放課後の学び方と無料体験を公式サイトで確認できます。
続きにくさを五つの面から切り分ける
子どもが「もう行かない」と言ったときは、気持ちを尊重しながら状況を小さく分けます。教室が悪い、子どもが飽きっぽい、とすぐに決めつけず、続ける・休む・変える判断に必要な情報を集めます。
「原因を当てる」より、本人の言葉と実際の状況を照らし合わせるのが大切です。たとえば、教室では集中しているのに家で宿題ができない場合、習い事そのものへの興味がなくなったとは限りません。反対に、毎回授業の直前に腹痛や強い不安が出る場合は、通い方や人間関係も含めて丁寧に確認します。

やめる・休む・続けるを話すときの進め方
継続の判断を大人だけで決めると、子どもは自分の希望を言いにくくなる場合があります。一方で、子どもの希望を聞いたその場で退会手続きを進めると、費用や契約条件を確認し損ねることもあります。気持ちを聞くことと、手続き上の確認を分けて進めましょう。
- 気持ちを聞く:「続けたい?やめたい?」だけにせず、「どの時間が好きだった?」「次にやるなら何を変えたい?」と場面や希望を聞きます。
- 困る場面を特定する:教室の活動、課題の難しさ、先生への相談、友だち、移動、宿題のどれが気になっているか、本人の言葉で確認します。
- 教室側に具体的に相談する:家で取り組めない、授業中に止まるなど実例を伝え、課題量、レベル調整、題材の選択、振替や休会の条件を聞きます。
- 短い期間で試す変更を決める:曜日を変える、宿題の量を相談する、体験授業で別の進度を試すなど、変える点を一つに絞って様子を見ます。
- 見直す日を決める:本人と一緒にいつ振り返るかを決め、続ける・休む・別の学び方へ移る選択肢を確認します。契約や返金の条件は事業者の案内で確認してください。
本人が続けたいと言っていても、送迎や家計の負担が大きい場合は、家庭側の事情も話題にして構いません。子どもに費用の責任を負わせず、「家族が無理なく続けるにはどうするか」を大人が説明します。
次の学び方は「何をしたいか」で選ぶ
プログラミングを学ぶ場所には、段階的なカリキュラム、個別に質問できる授業、自由制作、仲間と企画を進める活動など、異なる設計があります。以下は施設のランキングではなく、学び方の違いを整理した表です。体験では、内容が本人の希望に合うかに加えて、時間・費用・サポート条件を確認します。
| 学び方の例 | 活動の進み方 | 合う可能性がある希望 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 段階的カリキュラム | 基礎の課題を順に進め、知識や操作を積み上げる | 見通しを持って基本から学びたい | 現在の経験に合う開始地点、課題の変更可否、進度の相談方法 |
| 個別指導・少人数 | 講師に質問しながら、本人の進度で制作や練習をする | 一人では止まりやすく、相談しながら進めたい | 講師がつく時間、授業人数、担当の継続性、授業外の質問方法 |
| 自由制作・探究型 | 興味やテーマから制作に入り、必要な知識を調べたり試したりする | 作りたいものや伝えたいテーマがある | テーマ決めの支援、技術指導の範囲、完成後に発表できる場 |
| 自宅での学習 | 本やオンライン教材などを使い、家で自分のペースで進める | 移動を減らしたい、まず短時間で試したい | 端末・教材費、困ったときの相談先、学習の区切り方 |
どの方法にも向き不向きがあります。自由に作る時間があっても、何を作るか迷う子にはテーマを一緒に考えるサポートが必要かもしれません。反対に、作りたいものが明確な子には、課題を順に進むだけの時間が長く感じられることがあります。「どれが一番よいか」ではなく「今の希望を満たすか」で比べましょう。
以前の教室に戻る、新しい教室へ移る、しばらく休む、自宅で小さく試すことも選択肢です。退会が失敗というわけではありません。休んだ後に別の題材から再開したり、別の学び方を選んだりすることもできます。
体験・面談で確認したい質問
体験授業では「楽しかった」と話すかだけでなく、子どもが活動のどこに参加できたか、困ったとき誰に相談できたかを見ます。保護者からは、続け方に関する条件を具体的に聞きましょう。
| 確認する質問 | 聞く理由 |
|---|---|
| 今の経験なら、どの課題から始めますか? | 未経験者と経験者で同じ内容なのか、開始時に見立てて調整するのかを知る |
| 作りたいものがある場合、課題や題材を相談できますか? | 本人の希望とカリキュラムをどう両立するか確かめる |
| つまずいたとき、誰にどのように質問できますか? | 授業中・授業外のサポート方法を理解する |
| 作品を人に見せたり発表したりする機会はありますか? | 活動後の共有や振り返りの機会を知る |
| 担当講師やクラス人数はどのように決まりますか? | 子どもが質問しやすいか、担当が変わる場合の引き継ぎを確認する |
| 授業料以外に、教材・端末・年会費などはかかりますか? | 入会時と年間の費用を比較する |
| 振替、休会、退会はいつまでに何をすればよいですか? | 家庭都合で続けにくくなった場合の手続きを確認する |
回答が抽象的な場合は、体験後の具体的な場面に置き換えて聞き直します。「うちの子は質問が苦手ですが、授業中に止まったらどうなりますか?」のように例を示すと、実際の対応を確認しやすくなります。

家でできる小さな再開のきっかけ
教室を休んでいる間も、プログラミングに関心が残っているかを試す方法はあります。高い機材や長い時間を用意せず、本人が選んだ小さな目標から始めます。
- まず「作ってみたいもの」を絵や言葉で残し、必要な作業を一つだけ考える。
- 既存のゲームやアプリを見て、「どんな動きを変えてみたい?」と話す。
- 紙のカードやブロックなどで、命令の順序を並べ替える遊びをする。
- 短い動画や教材を一緒に見て、子どもが興味を示した箇所だけ試す。
- 何分取り組むか本人と決め、終わった後に「続けるなら何を変えたい?」と聞く。
親が先に教材を契約したり、毎日触る時間を設定したりする前に、子どもが何に興味を持つかを見てみます。自宅で試さなかったからといって、プログラミングへの適性がないとは言えません。場所や一緒に取り組む人が変わることで、参加しやすくなる場合もあります。
別の学び方の例|NIJIN放課後プロジェクトスクール
NIJIN放課後プロジェクトスクールは、学校に通いながら放課後に参加する探究・プロジェクト型の学びです。公式FAQでは、プログラミングや特別なスキルは不要と案内しています。したがって、プログラミング言語を体系的に習得する教室の代替ではなく、ゲームやイラストなど好きなことを入口に、仲間とプロジェクトに取り組みたい子に向く可能性がある選択肢として紹介します。
| 対象 | 公式トップでは小学生・中学生向けとして案内 |
|---|---|
| 場所・参加方法 | オンラインは全国から参加可能。自宅からメタバース校舎へ参加する形 |
| 活動内容 | 子どもの関心を起点にしたプロジェクト活動、週1回のクラス会議、月2回のプロジェクト発表会など |
| 頻度・時間 | オンラインは月曜または水曜の週1回、17:00〜18:00のクラスを公式カリキュラムで案内 |
| 費用 | オンライン月額12,683円、入学金22,000円(税込、公式料金ページ掲載) |
| 体験 | 公式サイトで無料体験会を案内 |
| 情報源 | 公式サイト / オンライン探究カリキュラム / 学費 / よくある質問 |
料金ページは教材費・イベント参加費などの追加費用はないと説明していますが、FAQページには備品・教材費や希望制の特別行事で追加費用が必要な場合があると記載されています。ページ間で説明が一致していないため、申込み前に最新の条件を運営元へ確認してください。技術を順番に教わることが最優先なら、体験でプロジェクト内容と技術支援の範囲を確認し、プログラミング教室と目的を比べてください。
よくある質問
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- Q1. 小学校でプログラミングを学ぶなら、習い事にも通う必要がありますか?
- 学校で扱うプログラミング教育と民間教室は役割が異なるため、一律に通う必要があるとは言えません。文部科学省は小学校教育のねらいとして、プログラミング的思考や情報技術への気づき、教科の学びを深めることなどを示し、特定の言語の習得だけを目的にはしていません。習い事は、本人が追加で取り組みたいことがあるかを基準に検討しましょう。文部科学省「小学校プログラミング教育の手引」
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- Q2. プログラミング教室をやめたいと言うのは、向いていないからでしょうか?
- その一言だけでは判断できません。題材、課題の難しさ、説明の速さ、質問のしやすさ、友だちや講師との相性、送迎や時間など、いくつかの要素を分けて本人に聞いてみてください。興味が残っていて、今の授業方法が合っていないだけの可能性もあります。
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- Q3. 「作りたいものがない」子は、プログラミングを続けられませんか?
- 作りたいものがすぐ思いつかないことだけで、続けられないとは言えません。いくつかの題材を試したり、身近なゲームやアプリのどこが気になるか話したりして、関心を探す方法があります。テーマを決めるサポートがあるか、体験時に確認しましょう。
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- Q4. 教室には行くけれど、家で宿題をしない場合は退会したほうがいいですか?
- 宿題をしないことだけで退会を決める必要はありません。宿題の量や家庭で必要なサポートが負担になっていないか、本人が教室で何を感じているかを確かめます。宿題を減らせるか、授業時間内に取り組めるかを運営元に相談してから判断できます。
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- Q5. 教室が難しすぎるのか簡単すぎるのか、どう見分ければよいですか?
- 「どこで手が止まるか」「課題の説明を自分で理解できるか」「すぐ終わって待つ時間が多いか」を観察し、具体的な課題を講師に伝えます。今の経験から始める地点をどう決めるか、進度を調整できるかを聞くと、教室の対応が分かります。
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- Q6. 体験授業では何を確認すればよいですか?
- 子どもの希望に合わせた課題があるか、つまずいたときの質問先、講師やクラス人数、作品を見せる機会、授業外の費用、振替・休会条件を確認します。子どもが楽しかったと言った理由も、本人に聞いてみましょう。
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- Q7. プログラミング教室以外に、続けられる学び方はありますか?
- 段階的な教材、個別に質問する授業、自宅学習、自由制作、仲間とのプロジェクト活動などがあります。どれが合うかは、基礎を順に学びたいのか、作りたいものがあるのか、移動を減らしたいのかによって変わります。
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- Q8. NIJIN放課後プロジェクトスクールは、プログラミングを教える教室ですか?
- 公式サイトでは、子どもの関心を起点にしたプロジェクト型の放課後の学びとして案内されています。公式FAQはプログラミングや特別なスキルは不要としています。プログラミング言語を体系的に習得する教室とは目的が異なるため、体験で扱う内容を確認してください。
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- Q9. NIJIN放課後プロジェクトスクールは、オンラインで何曜日に参加できますか?
- 公式カリキュラムページでは、オンラインの月曜クラスと水曜クラスをそれぞれ17:00〜18:00、週1回と案内しています。全国からオンライン参加できる旨も掲載されています。最新の開講状況は申込前に公式ページで確認してください。
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- Q10. NIJIN放課後プロジェクトスクールの費用と追加料金を教えてください。
- 公式料金ページでは、オンライン月額12,683円と入学金22,000円(税込)を掲載しています。一方、同サイトのFAQには備品・教材費や希望制の特別行事で追加費用が必要な場合があると記載されています。費用説明がページ間で異なるため、最新条件を申込前に公式窓口へ確認してください。
まとめ|続ける方法は、子どもの希望から選び直せる
プログラミング教室が続かなくなったときは、子どもの意欲だけでなく、題材・進度・教え方・人との相性・家庭の通い方を分けてみましょう。話を聞き、教室へ具体的に相談し、必要なら休む、曜日を変える、別の学び方を試すという手があります。
学校のプログラミング教育は、言語を早く覚えることだけが目的ではありません。習い事を選ぶときも「遅れないため」だけでなく、本人が何に取り組みたいか、どのような支援があれば続けやすいかを基準にできます。
参考情報
- 文部科学省「小学校プログラミング教育の手引」(2026年10月23日確認)
- NIJIN放課後プロジェクトスクール公式サイト(2026年10月23日確認)
- オンライン探究カリキュラム、学費、よくある質問(2026年10月23日確認)
興味のあることを、仲間とプロジェクトにしてみるプログラミングの授業とは異なる、関心を起点にした放課後の学び方と無料体験を公式サイトで確認できます。

