
「学校に行けていない間、健康診断はどうしたらいい?」。総務省は2026年10月22日、不登校などの子どもの学校健診に関する調査結果を公表しました。10月27日の会見で文部科学大臣は、受診の機会を確保するため、学校医の医療機関で受けられるようにしている事例などを周知していく考えを示しました。
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中学生では、調査対象の不登校の子の約2割が全科目を未受診
調査対象の不登校児童生徒のうち、学校健診のどの科目も受けていなかった割合は、小学生で5.7%、中学生で19.9%でした。これは調査対象校で把握した割合です。全国の不登校の子ども全体を対象にした集計とは区別して読む必要があります。
学校健診には、子ども自身が気づきにくい変化を確認する機会としての役割があります。欠席が続いていると、健診のお知らせは届いていても、普段の健診の時間帯や会場では参加が難しいことがあります。
学校での受け方を変えたり、校外の受診先を相談したりできる
調査では、学校医が勤務する医療機関での受診を可能にしている例が紹介されました。学校外で受けられるか、どの項目に対応しているか、予約や費用の扱いは、在籍校や教育委員会に確認してください。
校内でなら受けられそうな場合も、混雑しにくい時間に行けるか、保護者が付き添えるか、別の場所で待てるかなど、本人が気にしている点を具体的に伝えると相談しやすくなります。
学校に連絡するときは、未受診の項目から確認
まず養護教諭や担任に、受けていない健診項目と、別日・別会場での受け方を聞いてみましょう。「学校に入るのは緊張するけれど、保護者と一緒なら医療機関には行けそうです」のように、本人が受けやすい条件があれば一緒に伝えます。
健診の予定を立てるときは、本人にも会場や待ち方を確認しておくと、当日の見通しを持ちやすくなります。
