久喜市で「学校に行きづらい子どもの居場所を探したい」「フリースクールや学習支援を利用したい」と考えたとき、選択肢は民間のフリースクールだけではありません。久喜市教育支援センター「フレンドルーム」、教育相談室、久喜つばめ学習会、ファルカオスポーツベース、子ども食堂や学習支援など、目的の違う場を子どもの状態に合わせて組み合わせることが大切です。
この記事では、久喜市・久喜市教育委員会・埼玉県の公式資料、施設・団体の公式サイト、県のこどもの居場所マップ、文部科学省の資料を確認し、2026年時点で確認できる情報を整理します。対象年齢、料金、開催日、送迎、出席扱い、助成制度が公式に確認できない項目は推測せず「要問い合わせ」と記載しました。フリースクール、教育支援センター、無料塾、子ども第三の居場所、子ども食堂は役割が違います。名前や費用だけで優劣をつけず、本人が今できる小さな一歩から探しましょう。
久喜市で先に確認したい結論
久喜市の公的な支援の中心は、教育支援センター「フレンドルーム」と教育相談です。市公式ページでは、学校へ行きたくても行けない児童・生徒に教育相談を行い、自立への援助と学校生活への復帰を支援する教室として案内されています。久喜地区のさくら、菖蒲地区のポピー、栗橋地区のサルビア、鷲宮地区のコスモスという4教室があり、月曜日から金曜日、午前9時開室・午後2時45分閉室、児童生徒の活動は概ね午前9時20分から午後2時とされています。
見学は在籍する小中学校を通して予約する仕組みです。利用を考えたら、いきなり本人を連れて行くのではなく、まず担任、教育相談室、久喜市教育委員会指導課へ、保護者だけで相談できるか尋ねましょう。各フレンドルームの対象、利用開始までの手続き、短時間利用、昼食、教材、費用、送迎、学校との情報共有は、最新の市資料と在籍校へ確認してください。
民間・地域の支援では、久喜つばめ学習会が有料塾に通っていない小中学生(小4から)を対象に原則個別の無料学習支援を行い、毎週月曜日19時から20時30分の栗橋教室を公式サイトで案内しています。ファルカオスポーツベースは、久喜市南栗橋の子ども第三の居場所として、スポーツ、学習支援、生活支援、食の提供を組み合わせています。市のこども食堂一覧や県の居場所マップには、食事・学習・交流の場も掲載されています。
- 本人が動けるのは平日の日中、放課後、夜、週末のどれか。
- 必要なのは相談、学習、遊び、運動、食事、人とのつながりのどれか。
- 学校との連絡を誰が担当し、利用記録をどう共有するか。
- 移動時間、保護者の送迎、利用料を1か月続けられるか。
久喜市の公的な相談先
教育相談室:学校生活・学習・不登校を相談
久喜市公式の相談案内では、教育相談室が、学校生活、性格・行動、就学、不登校、いじめ、非行などの電話相談を受けています。受付は月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時30分、電話は0480-58-1111と掲載されています。対象は小・中学生とその保護者です。相談の段階では、子ども本人が電話に出たり、相談場所へ来たりする必要があるかを確認してください。
「欠席を減らす方法」だけを尋ねるのではなく、「今の状態に合う学習と居場所を知りたい」「学校以外の活動を学校とどう共有できるか知りたい」「保護者だけで情報を整理したい」と伝えると、教育支援センターや学校内の教育相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーにつないでもらいやすくなります。電話した日時、担当者、案内されたページを記録しておくと、家族内で情報を共有しやすくなります。
不登校・ひきこもりに関する相談
久喜市の不登校・ひきこもり相談ページには、家族の集い、精神保健福祉士・保健師によるこころの健康相談、生活困窮者自立相談支援事業などが案内されています。不登校が長期化し、睡眠、食事、外出、家庭内の関係、経済的な負担が重なっている場合は、教育だけの問題として抱え込まないことが重要です。
生活困窮者自立相談支援事業の問い合わせ先として、久喜市社会福祉協議会(0480-23-2526)が掲載されています。対象や利用条件は世帯状況などによって変わるため、困りごとを詳しく話せない段階でも「どこに相談すればよいか分からない」と伝えて構いません。こころの健康相談、家庭児童相談室、障がい者福祉課など、複数の窓口を使える場合があります。
家庭児童相談室・学校内の相談員
久喜市は18歳未満の子どもに関する性格、発達、学校、家庭生活などの相談窓口も案内しています。学校内には教育相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーが配置される場合があります。相談先によって対応できる内容が違うため、「学習は教育相談室、生活の困りごとは家庭児童相談室、経済面は社会福祉協議会」というように分断して考えず、最初の窓口から必要な機関へつないでもらいましょう。

久喜市教育支援センター「フレンドルーム」
4地区にある教育支援センター
久喜市の教育支援センターは、以前の「適応指導教室」から名称変更された公的な学びと相談の場です。市公式ページで確認できる開設教室は、久喜地区の「さくらフレンドルーム」(青葉小学校内)、菖蒲地区の「ポピーフレンドルーム」(菖蒲行政センター5階)、栗橋地区の「サルビアフレンドルーム」(健康福祉センターくりむ内)、鷲宮地区の「コスモスフレンドルーム」(鷲宮行政センター4階)です。
4地区に分かれているため、自宅から近い教室を選べる可能性がありますが、希望どおりになるとは限りません。在籍校や居住地区、本人の状態、教室の受け入れ状況によって案内が変わるため、場所だけで判断せず、学校を通して予約を取ります。市のリーフレットには各教室の電話番号も掲載されていますが、利用希望や見学は在籍校または教育委員会指導課へ相談するのが基本です。
開室時間と一日の過ごし方
市公式ページでは、月曜日から金曜日までの5日間、午前9時開室、午後2時45分閉室、児童生徒の活動は概ね午前9時20分から午後2時とされています。これは学校の時間割をそのまま移したものではありません。学習、相談、小集団での活動、休憩、運動などを組み合わせ、本人のペースで通う場です。初回から毎日通うことを前提にせず、見学、短時間、週数回などが可能か確認してください。
公式リーフレットには、学校へ登校することが難しい子どもが、小集団の仲間とのふれあいやさまざまな活動を通して、今の自分とこれからの自分を主体的に捉え、社会的に自立することを目指す場であると説明されています。学校との連絡・調整や関係機関との連携も行うとされています。学校復帰だけを一つのゴールに固定せず、生活リズム、学習、他者との関わり、将来の進路を少しずつ整える場所として相談しましょう。
利用前に聞きたいこと
- 対象学年、久喜市内の在籍条件、利用開始の紹介手続き。
- 保護者だけの相談、見学、体験、短時間利用の可否。
- 活動内容、学習教材、休憩、昼食、服装、持ち物。
- 保護者の送迎、公共交通、駐車、途中入退室。
- 利用料、教材費、保険、行事費などの有無。
- 出席扱いに関する学校との記録・報告の方法。
久喜つばめ学習会:小4からの無料・個別学習支援
久喜つばめ学習会は、NPO法人FUNRISEの公式サイトで案内されている無料塾です。公式情報では、有料塾に通っていない小中学生(小学校4年生から)が対象で、学校を休みがちな小中学生も参加できるとされています。通常期は小学生が学校の宿題、中学生が学校のワークなどを持参し、ボランティア講師が一人ひとりに合った解説を行う原則個別支援です。検定、北辰テスト、県立入試の過去問に取り組む例も紹介されています。
栗橋教室は毎週月曜日19時から20時30分と公式サイトに掲載されています。公共施設の一室を利用し、参加予定者が0人の場合は開催中止になることがあるため、体験・見学は必ず申し込むよう注意書きがあります。公共施設そのものが運営者ではない点にも注意し、問い合わせはFUNRISEへ行います。料金は子どもの参加費が無料と案内されていますが、現在の募集、対象学年、教室の場所、欠席時の扱い、保険、出席扱いは団体に確認してください。
学校の勉強を持っていける子どもには具体的な学習の入口になります。一方で、夜の時間帯に外出することが難しい、集団の同じ部屋にいることが負担、宿題そのものが今はできないという場合は、教育相談やフレンドルーム、日中の居場所と組み合わせて考えます。無料であることは大きな利点ですが、参加のしやすさ、距離、本人の疲れを含めて判断しましょう。
ファルカオスポーツベース:運動・学習・食を組み合わせる居場所
ファルカオスポーツベースは、一般社団法人ファルカオフットボールクラブが運営する、久喜市南栗橋の子ども第三の居場所です。公式サイトでは、室内運動スペースとカフェ・コワーキングスペースを備え、スポーツ体験、学習支援、生活支援、食の提供などを行う施設と説明されています。テックボール、ボルダリング、ボッチャ、卓球、将棋、チェス、モルックなど、複数の活動が紹介されています。
放課後の居場所として、久喜市内の小中学校に就学し、保護者の就労等で昼間に一人で過ごす時間が長い児童、その他クラブが必要と認める児童を対象児童として掲載しています。学校の授業日の木曜・金曜14時から18時、定員は各日10人程度、料金は週1回2,000円、週2回4,000円(おやつ代込み、スポーツ安全保険料は別途)と公式サイトに記載されています。各家庭の事情に合わせた支援制度も準備しているとされるため、利用料の減免や対象条件は直接相談してください。
ファルカオスポーツベースは、平日の日中に毎日通うフリースクールとは性格が違います。運動を入口に外へ出る、放課後に安心して過ごす、年齢の近い大人と関わる、食事や生活リズムを整えるという目的に向いています。不登校の子どもが利用できるか、学習支援の範囲、学校との連携、出席扱いの記録、現在の定員は問い合わせが必要です。

久喜市の子ども食堂・学習支援・地域の居場所
市のこども食堂一覧
久喜市公式の「こども食堂・フードパントリー」ページでは、久喜わくわく食堂、子ども食堂ぬくもり、こどもCafe Arts & Eats、きっちん・こすもす子ども食堂などが掲載されています。市は活動状況を把握し、食料品の提供や市ホームページでの広報など、側面的な支援を行っています。開催日、会場、参加費、対象、予約、食物アレルギー、子どもだけで参加できるかは各団体へ直接確認してください。
子ども食堂は、授業やフリースクールの代わりに毎日学ぶ場ではありません。しかし、市公式ページが説明するように、食事の提供を通じて学びや体験の場となり、地域での見守り機能を果たす「家庭や学校に次ぐ第3の居場所」になる場合があります。学校に行けない時期でも、食事を取る、地域の大人と顔を合わせる、家庭以外で安心できる経験を持つことは、回復の土台になります。
県の居場所マップで探す
埼玉県のこども応援ネットワーク埼玉「こどもの居場所マップ」には、久喜つばめ学習会、ファルカオスポーツベース、わくわく食堂菖蒲などが掲載されています。久喜つばめ学習会は毎週月曜日19時から20時30分、子ども無料と案内されています。ファルカオスポーツベースは2か月に1度の子ども食堂等のイベントと、放課後の子どもの居場所が掲載されています。掲載情報が更新前の場合もあるため、利用前に公式サイトや団体へ確認しましょう。
学習支援事業「リラスタルーム」
久喜市の生活困窮者自立支援に関する公式ページでは、学習支援事業の愛称「リラスタルーム」が案内されています。久喜市に住民登録があり、一定の世帯要件に該当する中学生・高校生とその保護者を対象にした事業です。令和8年度からは、登録している子どもの大学等の受験料や模擬試験料を助成する案内もあります。対象世帯、利用できる教室、時間、費用、受験料助成の条件は、生活支援課等へ問い合わせてください。
リラスタルームは、不登校の子どもだけに限定されたフリースクールではありません。家庭の経済的な困りごとと進学への不安が重なっている場合に、教育支援センターや学校、社会福祉協議会の相談と一緒に検討します。高校生年代の学習支援と、小中学生の出席扱いは制度が異なるため、目的を分けて確認することが大切です。
比較表:久喜市の選択肢を役割で見比べる
下表はおすすめ順ではありません。公式資料で確認できた内容と、問い合わせが必要な項目を分けて整理しています。
| 選択肢 | 主な役割 | 公式に確認できたこと | 費用 | 確認したいこと |
|---|---|---|---|---|
| フレンドルーム | 相談、学習、小集団活動、学校との連携 | 4地区、月〜金9:00開室、14:45閉室、活動は概ね9:20〜14:00 | 要問い合わせ | 対象、見学予約、送迎、教材、学校との記録 |
| 久喜市教育相談室 | 学校生活、学習、行きしぶり、不登校の相談 | 小・中学生と保護者、平日9:00〜16:30、0480-58-1111 | 要問い合わせ | 保護者のみの相談、面接、次の窓口 |
| 久喜つばめ学習会 | 小4からの原則個別の無料学習支援 | 有料塾に通っていない小中学生、栗橋教室は月曜19:00〜20:30 | 子ども無料と掲載 | 現在の募集、会場、体験、欠席、出席記録 |
| ファルカオスポーツベース | 運動、放課後の居場所、生活・学習・食支援 | 南栗橋、木・金14:00〜18:00、定員各日10人程度 | 週1回2,000円、週2回4,000円等 | 不登校児の利用、支援制度、保険、学校連携 |
| リラスタルーム | 経済的困難のある中高生の学習・進路支援 | 久喜市の生活困窮者自立支援事業、受験料等助成の案内 | 要問い合わせ | 世帯要件、登録、教室、助成の申請 |
| 子ども食堂等 | 食事、交流、見守り、体験 | 市が活動団体を掲載し側面的に支援 | 団体ごとに異なる | 開催日、予約、アレルギー、子どもだけの利用 |
公的なフレンドルームは、学校や教育委員会との連携を前提に相談しやすい一方、在籍校を通じた見学予約が必要です。無料塾は学習に焦点を置き、夜間・週1回という使いやすさがあります。ファルカオスポーツベースは運動や食を入口にでき、子ども食堂は食事と地域交流を支えます。本人の状態によって、平日の日中はフレンドルーム、週1回は無料塾、放課後は地域の居場所という組み合わせも考えられます。
久喜市から通うときの移動と頻度
久喜市は久喜地区、菖蒲地区、栗橋地区、鷲宮地区に分かれており、同じ市内でも移動条件が大きく異なります。フレンドルームは各地区の施設に開設されていますが、自宅から最寄りの教室までの距離、駅やバス停、保護者の送迎、雨天、きょうだいの予定を確認してください。公共施設の一室で開かれる無料塾や居場所は、会場が年度や開催日に変わる可能性があります。
片道20分でも、朝の準備、会場での緊張、帰宅後の疲れを含めると毎日続かないことがあります。反対に、週1回の夜の学習会や木・金の放課後の居場所なら、本人が安心して続けられる場合があります。最初から「週5日通う」ことを目標にせず、何時なら起きられるか、何分なら過ごせるか、どの大人なら相談できるかを基準にします。
- 自宅から候補までの片道時間と交通費を実測する。
- 見学は本人同行、保護者のみ、電話のどれがよいか決める。
- 週1回・短時間から始められるかを確認する。
- 移動後の疲れ、睡眠、食事、翌日の体調を記録する。
- 継続できないときの休会、変更、別の相談先を先に聞く。
出席扱いは学校と支援先の連携で確認
文部科学省は、義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けている場合、一定の要件を満たし、社会的な自立を目指す支援と評価できるとき、校長が指導要録上の出席扱いとできることを示しています。保護者と学校の連携、施設の適切性、通所・入所して相談や指導を受けること、学習状況等の把握がポイントになります。
久喜市のフレンドルームを利用する場合も、利用日や活動、学校との連絡方法を在籍校へ確認します。久喜つばめ学習会、ファルカオスポーツベース、子ども食堂、オンライン学習も、参加しただけで自動的に出席扱いになるわけではありません。最終判断は在籍校が行うため、施設名だけで結論を出さず、利用前に学校へ相談しましょう。
学校へ伝える情報は、次のように整理します。
- 施設名、担当者、利用曜日、時間、利用頻度。
- 学習内容、活動内容、参加日をどう記録するか。
- 施設から学校へ報告できる資料、共有頻度、同意の取り方。
- 学校が必要とする教材、課題、学習成果、本人の様子。
「出席扱いにできますか」と結論だけを聞くより、「1か月試行するならどの記録が必要ですか」「施設と学校の連絡窓口を決められますか」と尋ねると、具体的な手順を確認できます。出席扱いにならない活動でも、食事を取る、外へ出る、運動する、誰かと話すという価値があります。制度上の扱いと、本人の回復にとっての意味を分けて考えましょう。
費用と助成制度を確認する
久喜市の公式情報には、教育支援センターの利用料、久喜つばめ学習会の子ども無料、ファルカオスポーツベースの週1回2,000円・週2回4,000円など、支援ごとに費用の示され方が異なります。料金が掲載されていない教材費、保険、行事、送迎、食事、体験費は要問い合わせです。民間フリースクール全般の利用料を一律に補助する制度があるかは、今回確認した公式情報だけでは判断できませんでした。
生活が経済的に厳しい場合は、久喜市の生活困窮者自立相談支援、リラスタルーム、社会福祉協議会、就学援助などを相談窓口から確認します。就学援助は学校生活に関する制度であり、民間施設の月謝補助と同じとは限りません。制度名を推測せず、世帯状況、子どもの学年、利用先、困っている費用を伝えて、使える支援を確認してください。
| 費用項目 | 質問 | 忘れやすい負担 |
|---|---|---|
| 利用料 | 月額、回数、日額、年度更新、減免 | 利用しない月の扱い |
| 初期費用 | 登録料、教材、保険、備品 | 開始月に集中する費用 |
| 活動費 | 行事、材料、外出、食事、キャンセル | 参加した時だけ発生する費用 |
| 移動費 | 電車、バス、駐車、送迎 | 保護者の同行時間と仕事の調整 |
| 制度申請 | 窓口、期限、必要書類、領収書 | あとから申請できない場合 |
高校年代の学び方も早めに知っておきたい方へ
中学生の今の居場所と、高校進路は別々に考えなくても構いません。通学型・オンライン型など高校年代の選択肢を比較したい方は、NIJIN高等学院の公式案内をご覧ください。

学年別に考える久喜市の支援
小学生
小学生は、勉強の遅れを急いで埋めるよりも、安心できる大人と、遊びや体験、生活リズムを確保することが入口になります。フレンドルームの対象や利用手順は学校へ相談し、本人が行けない場合は教育相談室へ保護者だけで電話します。久喜つばめ学習会は小学校4年生からと公式に案内されていますが、夜の時間帯、集団の室内、学校の宿題を持参する形が合うかを確認してください。
ファルカオスポーツベースは運動を入口にできるため、机に向かうことが難しい子どもにも選択肢になります。対象児童や定員、現在の活動日は変わる可能性があるため、見学前に確認します。子ども食堂は、食事や地域の大人との出会いを通じて、学校とは別の安心できる経験をつくる場です。
中学生
中学生は、本人の回復と進級・卒業・高校進学の情報を同時に整理します。フレンドルームの通所記録、学校外の活動記録、学習教材、提出物をどう共有するかを早めに学校へ相談しましょう。久喜つばめ学習会は学校ワーク、検定、北辰テスト、県立入試の過去問を扱う例があるため、受験勉強を少しずつ再開したい子どもには具体的な候補になります。
ただし、高校受験の不安が強いほど、毎週の学習量を増やせばよいとは限りません。週1回の学習、日中の相談、睡眠の改善、食事の確保を組み合わせ、本人が続けられる計画にします。出席扱いは自動ではないため、学習会の利用前に在籍校へ記録の扱いを聞きます。
高校生・高校年代
高校生は、小中学校の出席扱いと、高校の単位認定・進級・卒業の仕組みが違います。在籍高校の課題、試験、出席、転校・編入の条件を、学校または転校先の公式窓口へ確認してください。久喜市のリラスタルームは、一定の世帯要件のある中学生・高校生の学習支援と進路支援です。フリースクールや無料塾が高校の単位を認定するわけではないため、役割を分けて相談します。
学校・フレンドルーム・民間をつなぐ進め方
1. まず保護者が二つの窓口を選ぶ
本人が疲れているときに、たくさんの施設へ電話したり、候補を比較したりする役割を任せなくて構いません。久喜市教育相談室と、本人の興味に近い地域の支援を一つ選びます。机に向かえるなら久喜つばめ学習会、運動や放課後ならファルカオスポーツベース、食事や交流なら子ども食堂というように、目的で選びます。
2. 見学前に本人の条件を言葉にする
「毎日は無理」「人が多いと疲れる」「保護者が一緒なら行ける」「話さず見ていたい」「夜なら動ける」といった条件をメモします。施設を評価するためではなく、本人が安心できる条件を伝えるためのメモです。相談先が対応できない場合も、合わないのではなく、支援の役割が違う可能性があります。
3. 学校とは記録の連携を相談する
学校への相談は、登校を促すためだけではありません。どこで学び、誰が見守り、どの資料を共有するかを話すための連携です。担任と話すのが難しい場合は、教育相談室、教育相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、久喜市教育委員会指導課を通じて相談します。
4. 体験後の「できた」を記録する
参加できたかだけで判断しません。電話をかけられた、案内を読めた、会場の前まで行けた、10分過ごせた、講師に質問できた、帰宅後に休めたという変化も記録します。頭痛、腹痛、睡眠の乱れ、疲労、翌日の影響も同じように大切です。次回は時間を短くする、保護者だけで行く、別の場所を試すなど、計画を調整します。
見学・相談時のチェックリスト
本人の安心と安全
- 保護者だけの初回相談や、本人が話さなくてもよい見学ができますか。
- 活動しない、途中で帰る、遅刻する、急に予定を変える場合に対応できますか。
- 少人数、静かな席、感覚過敏、発達特性、食物アレルギーに配慮できますか。
- 子ども同士のトラブル、個人情報、写真撮影、緊急連絡をどう扱いますか。
- 運動、食事、外出、オンラインの参加を本人が選べますか。
学習と活動
- 学習は必須ですか。学校の宿題、ワーク、検定などを持ち込めますか。
- 勉強以外に、運動、制作、読書、調理、交流、休憩の時間がありますか。
- 小学生、中学生、高校生で、対象や支援内容が分かれていますか。
- 利用記録、学習記録、活動報告を保護者へ共有できますか。
- 在籍校との連絡や、出席扱いの相談に協力できますか。
費用と通い方
- 利用料、入会・登録料、教材費、保険、行事、食事、おやつを分けて確認する。
- 送迎、交通費、駐車、保護者の同行、きょうだい同伴の扱いを聞く。
- 欠席、遅刻、休会、退会、開催中止、返金、振替のルールを確認する。
- 利用規約、申込書、個人情報の同意書を持ち帰って検討できるか聞く。
よくある質問
久喜市に無料のフリースクールはありますか?
「フリースクール」という名称の施設を無料で利用できるかは、対象や制度によって異なります。久喜市教育支援センターの費用は要問い合わせです。久喜つばめ学習会は、公式サイトと県の居場所マップで子ども無料と案内されていますが、有料塾に通っていない小中学生、小4からという対象条件があります。無料であることだけで決めず、時間帯・距離・学習内容・本人の安心を確認してください。
フレンドルームはどの地区にありますか?
久喜市公式ページでは、久喜地区のさくら、菖蒲地区のポピー、栗橋地区のサルビア、鷲宮地区のコスモスの4教室が案内されています。場所や開室時間が確認できても、利用対象や見学の予約は在籍校を通して行う仕組みです。最新の受け入れ状況は学校または教育委員会へ確認してください。
本人が見学に行けません。保護者だけで相談できますか?
久喜市教育相談室は保護者からの相談を受ける窓口として案内されています。フレンドルーム、久喜つばめ学習会、ファルカオスポーツベースにも、本人同行の前に保護者だけで相談できるか聞きましょう。見学へ行くことを新たな登校目標にせず、電話や資料から始めて構いません。
久喜つばめ学習会に中学生は参加できますか?
公式サイトでは、小学校4年生からの小中学生で、有料塾に通っていない子どもが対象と案内されています。中学生は学校ワーク、検定、北辰テスト、県立入試の過去問に取り組む例があります。現在の募集、教室、体験、欠席、活動記録、出席扱いは、申し込み時に確認してください。
ファルカオスポーツベースは不登校の子どもも利用できますか?
公式サイトには、久喜市内の小中学校に就学する児童などを対象にした放課後の居場所として掲載されています。不登校の子どもがどのような条件で利用できるか、定員、現在の活動日、学校との連携、支援制度は直接問い合わせてください。フリースクールとは役割が違い、運動や放課後の居場所として検討する場です。
子ども食堂に参加したら出席扱いになりますか?
子ども食堂は食事、交流、見守り、体験の場で、参加しただけで出席扱いになるものではありません。出席扱いを希望する場合は、在籍校へ活動内容や記録の扱いを相談します。制度上の扱いとは別に、食事を取る、地域の大人と会う、安心できる時間を持つという意味があります。
久喜市にフリースクール利用料の助成金はありますか?
今回確認した公式情報だけでは、民間フリースクールの月謝を一律に補助する制度の最新条件は確認できませんでした。久喜市の生活困窮者自立相談支援、リラスタルーム、社会福祉協議会、就学援助等について、世帯状況と利用目的を伝えて相談してください。制度名や金額を推測せず、対象・申請期限・必要書類を窓口へ確認します。

見学前に作る質問メモ
電話やメールでは、「久喜市在住で、学校に行きづらい子どもの相談先を探しています」と伝え、次の順に確認します。
- 本人の学年、在籍、いま動ける曜日・時間帯を伝える。
- 保護者だけの相談、本人の見学、短時間の体験ができるか聞く。
- 開室日、活動時間、利用頻度、途中退出、オンラインの可否を確認する。
- 対象、登録条件、定員、入会金、利用料、教材・保険・食事の費用を聞く。
- 自宅からの交通、送迎、駐車、きょうだい同伴について質問する。
- 学習・活動記録を作れるか、学校とどう共有するか確認する。
- 出席扱いは誰が判断し、どの資料を学校へ提出するのか聞く。
- 休会、退会、キャンセル、開催変更のルールを確認する。
回答の日付、担当者、公式ページのURLを残しておくと、年度が変わったときに見直しやすくなります。候補を二つに絞ったら、本人の感想、安心できたこと、疲れたこと、費用、家庭の送迎負担を表にします。合わなかった場合も、子どもに問題があるのではなく、時間帯・人数・支援方法が合わなかった可能性があります。
まとめ:久喜市で続けられる居場所を探す
久喜市には、4地区のフレンドルーム、教育相談室、久喜つばめ学習会、ファルカオスポーツベース、リラスタルーム、子ども食堂、フードパントリーなど、役割の違う支援があります。公的な教育支援センターは学校との連携を相談しやすく、無料塾は個別学習、ファルカオは運動や放課後の居場所、子ども食堂は食事と地域交流を支えます。民間フリースクールだけに絞らず、本人が今できる頻度と家庭が続けられる条件で選びましょう。
料金、対象、開催日、送迎、出席扱い、助成制度が公式に確認できない項目は、推測せず各窓口へ問い合わせてください。毎日通えなくても、保護者だけの相談、短時間の見学、週1回の無料塾、放課後の運動、子ども食堂などから始められます。学校、フレンドルーム、民間、地域の居場所を必要に応じてつなぎ、本人と家庭が無理なく続けられる形を探します。
支援の成果は、学校へ戻れたかだけではありません。電話できた、外へ出られた、少し学べた、運動できた、食事を安心して取れた、誰かと話せたという変化も、子どもの生活を支える大切な一歩です。久喜市の窓口と地域の活動を一つずつ確認し、合わなければ変更してよいという前提で進めてください。
高校年代の選択肢も相談したい方へ
中学生のうちから、高校の通い方やオンラインでの学び方を知っておくと、進路を考えるときの選択肢が広がります。詳しい条件や相談方法は、NIJIN高等学院の公式サイトでご確認ください。
参照した一次情報・公式情報
- 久喜市公式:教育支援センター フレンドルーム
- 久喜市公式:教育支援センター・フレンドルーム リーフレット
- 久喜市公式:教育相談
- 久喜市公式:こども食堂・フードパントリー
- 久喜市公式:不登校・ひきこもりに関する相談
- 久喜市公式:学習支援事業(リラスタルーム)
- NPO法人FUNRISE:久喜つばめ学習会
- ファルカオスポーツベース公式サイト
- 埼玉県:こども応援ネットワーク埼玉・こどもの居場所マップ
- 埼玉県:久喜つばめ学習会
- 埼玉県:ファルカオスポーツベース
- 文部科学省:学校外の公的機関・民間施設での出席扱い
- 文部科学省:ICTを活用した学習活動の出席扱い
- にじいろ:埼玉県のフリースクール・不登校支援まとめ
- にじいろ:フリースクールをさがす
- にじいろ:教育支援センターをさがす
※本記事は2026年10月時点で確認できた情報をもとに作成しています。開室日、対象、費用、募集、会場、学校との連携、制度は変わることがあります。利用前に各公式窓口へご確認ください。掲載施設を推薦・保証するものではありません。画像は実在の人物・施設を示すものではありません。
