長岡市から通えるフリースクール5選|市教委が実名で示す3施設とオンライン【2026年版】

長岡市は、フリースクール選びで珍しいことをしています。市教育委員会の「不登校児童生徒への支援ガイドライン」に、指導要録上の出席扱いの要件を満たしていると認めた施設を実名で書いているのです。「学びスペース あうるの森」「フリースクール リベルテ」「フリースクールマシューながおか」の3つ。基準だけ示して施設名は出さない自治体が多いなかで、これは大きな違いです。
この記事でわかること
  • 長岡市教育委員会が実名で挙げている3施設と、その一覧の正確な位置づけ
  • 各施設の費用(月35,000円から。入会金が無料の施設もあります)と開いている曜日・時間
  • ⚠️ 名前が似ている「子どもの学力アップ応援事業補助金」はフリースクールには使えない、という注意
  • 近くに合いそうな場所がないときの3つ目の選択肢と、オンラインを選ぶ前に確認したい4つのこと
この記事について

NIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。5つ目に自社の事業を挙げているので、その前提でお読みください。比較のための観点は、どのサービスにも当てはまる形で書いています。

目次

長岡市は「出席扱いにできる施設」を市教委が名前で示しています

まず、この記事の出発点になっている資料の話をします。

長岡市教育委員会が出している「不登校児童生徒への支援ガイドライン」(令和6年3月/令和8年1月改正)には、フリースクール等の民間施設を指導要録上の出席扱いとするための要件が書かれています。そのうえで、「※長岡市教育委員会が要件を満たしていると認めた施設(R8.1月現在)」として「学びスペース あうるの森」「フリースクール リベルテ」「フリースクールマシューながおか」の3つが並んでいます。

これが保護者にとって何を意味するか。ふつうは「施設を自分で探して、在籍校に出席扱いを相談する」という順番で、その交渉がいちばんの負担になります。長岡市の場合は市教委がすでに要件充足を認めた施設が示されているので、少なくとも入口の一歩目が短くなります。

⚠️ ただし誤解しないでください。「この3つ以外はだめ」という意味ではありませんし、「通えば自動的に出席扱い」という意味でもありません。ガイドラインは「学校と保護者との間に、十分な連携・協力関係が保たれていること」を要件のひとつに挙げており、最終的に出席扱いを判断するのは在籍校の校長です。また、この記載は令和8年1月時点のものです。最新の状況は学校教育課(0258-39-2249)に確認してください。

長岡市から通えるフリースクール5選(比較一覧)

費用や開設日は変わることがあります。最終的にはかならず各施設の公式サイト・電話でご確認ください。

スクール名 エリア 対象 形態 費用の目安
学びスペース あうるの森 長岡市石内2-3-9(バス停「長岡大橋東詰」から徒歩3分) 小学4年生〜中学3年生 月〜金 8:00〜17:00(土日祝は定休) 入会金22,000円/月会費35,000円(利用回数による追加料金なし)
フリースクール リベルテ 長岡市千手2丁目15号2階(表記は公式サイトのまま。要確認) 公式サイトに学年の記載なし 月・火・木・金。デイ9:00〜16:00/ナイト17:00〜20:00/サタデーナイト20:00〜22:00 入会金無料。デイ25,000円/ナイト25,000円/サタデーナイト15,000円
フリースクールマシュー(市教委の表記は「マシューながおか」) 運営会社の所在地は見附市市野坪町2-50-1 公式サイトに記載なし(要確認) 公式サイトのフリースクールのページは「準備中」(要確認) 記載なし(要確認)
フリースクールヒュッゲ 三条市善久寺3013-5(三条市外の方もOKと明記) 小学生・中学生・高校生以上(大人も含む) 平日(月〜金)9:00〜15:00。個別伴走サポートは教室利用時間以外で土日も可(要予約) 入会金なし、見学・体験は無料。料金は3,000円から
NIJINアカデミー メタバース校舎 オンライン(全国どこからでも) 小学1年生〜中学3年生 平日毎日 月25,443円(税込)/初月のみ入学金33,000円

5校を1校ずつ紹介します

1. 学びスペース あうるの森(長岡市石内・市教委が認めた施設)

運営:特定非営利活動法人 学びスペース あうるの森

3施設のなかで、情報の出し方がいちばんていねいな場所です。料金も対象学年も時間も、公式サイトにそのまま書かれています。

対象は小学4年生から中学3年生。月曜から金曜の8時から17時で、土日祝は定休です。朝8時から開いているのは、保護者の出勤時間に合わせて家を出たい家庭には現実的な設計です。「急な時間延長にも対応します」とも書かれています。

学校との連携について、公式サイトは具体的です。「在籍する学校と連絡を取っていきます」「可能であれば担任の先生に教室まで来てもらって話し合いの場を設けます」「ワークやプリントを届けてもらったり、定期テストの範囲を教えてもらったり」。出席扱いについては「在籍校の出席扱いにしていただけるよう学校にお願いしています。そして、あうるの森からは毎月生徒の在籍校に学習や活動の報告を文書で提出しています」と書かれています。よくある質問のページには「現在、在籍校全てでそのように扱っていただいています」という記載もあります。

費用は月会費35,000円で、月に何回利用しても追加料金はかかりません。入会金22,000円は3回の無料体験を受けたあと、入会するときに支払う形です。⚠️ なお対象学年は、トップページが「不登校の小中学生」、活動内容のページが「小学4年生〜中学3年生」と書き方が違います。小学3年生以下の場合は電話で確認してください。

  • 所在地:〒940-0026 長岡市石内2-3-9
  • アクセス:バス停「長岡大橋東詰」から徒歩3分
  • 対象学年:小学4年生〜中学3年生(トップページは「不登校の小中学生」と記載。要確認)
  • 開所:月〜金 8:00〜17:00(土日祝 定休)。電話受付は10:00〜19:00
  • 費用:入会金22,000円/月会費35,000円。利用回数による追加料金なし
  • 出席扱い:在籍校にお願いし、毎月学習や活動の報告を文書で提出と明記。市教委が要件を満たすと認めた施設に掲載
  • 問い合わせ:0258-37-0780

出典:学びスペース あうるの森 活動について/同 アクセス/長岡市教育委員会 不登校児童生徒への支援ガイドライン(2026年9月12日確認)

2. フリースクール リベルテ(長岡市千手・夜の時間帯もある)

運営:合同会社リレイズ

2025年4月に長岡市に開所した施設です。特徴は夜に開いている枠があること。昼に外へ出るのがつらい段階の子にとって、これは大きな違いになります。

デイスクールが9時から16時、ナイトスクールが17時から20時、サタデーナイトスクールが20時から22時。開所日は月・火・木・金です。「夜に学校が来る」「できそうなところから作り上げる」と書かれています。

スタッフ体制も公表されていて、スクールカウンセラーを配置、特別支援教諭の資格を持つ教員・看護師・臨床心理士などが支援にあたるとされています。保護者面談は月2回まで無料。所属校との連絡調整や会議出席にも対応すると明記されています。同じ会社が運営する中越カウンセリングルームと連携し、発達検査や心理検査にも対応するとのことです。

費用は入会金無料で、デイスクール25,000円、ナイトスクール25,000円、サタデーナイトスクール15,000円。「登校日数の半分以上の利用をなされなかった場合、ご利用料金から10,000円返金いたします」という記載があり、通えない月があることを前提にした料金設計になっています。⚠️ 住所は公式の案内が「長岡市千手2丁目15号2階」という表記で、番地の書き方が一般的な形と違います。訪問前に電話で確認してください。

  • 所在地:〒940-0087 長岡市千手2丁目15号2階(発達支援ユニコーン向かい、2階)。表記は公式サイトのまま。要確認
  • 対象学年:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 開所:月・火・木・金。デイ9:00〜16:00(昼食は持参)/ナイト17:00〜20:00/サタデーナイト20:00〜22:00
  • 費用:入会金無料。デイ25,000円/ナイト25,000円/サタデーナイト15,000円。登校日数の半分以上を利用しなかった場合は10,000円返金と記載
  • 体制:スクールカウンセラー配置。保護者面談は月2回まで無料。所属校との連絡調整・会議出席に対応
  • 出席扱い:施設のページに記載なし。市教委が要件を満たすと認めた施設に掲載
  • 問い合わせ:080-4725-5502

出典:合同会社リレイズ フリースクール リベルテのご紹介/長岡市教育委員会 不登校児童生徒への支援ガイドライン(2026年9月12日確認)

3. フリースクールマシュー(市教委の表記は「マシューながおか」)(運営は見附市・情報がこれから出る段階)

運営:合同会社すいみー(代表社員 佐藤正男)

市教委のガイドラインに実名で載っている3つ目の施設です。ただし公式サイトの情報は、まだほとんど公開されていません。

運営は2024年2月29日に設立された合同会社すいみー。会社概要のページには「見附市でニーズが高い放課後等デイサービス事業、そして近年増加している不登校児への支援の一貫としてフリースクール事業を行うことを決意し、5月1日から事業がスタートしました」と書かれています。事業内容は放課後等デイサービス事業、フリースクール事業、カフェ事業など。会社の所在地は見附市市野坪町2-50-1です。

⚠️ 公式サイトの「フリースクールマシュー」のページを開くと、本文は「以下、準備中です」だけです(2026年9月12日時点)。対象学年・開所日時・料金・定員・電話番号は、いずれも公表されていません。

⚠️ さらに、長岡市教委の表記は「フリースクールマシューながおか」ですが、公式サイトには長岡の拠点についての記載が見つかりませんでした。長岡校があるのか、見附の施設に長岡から通う形なのかは、この記事を書いている時点では確認できていません。検討する場合は、まず学校教育課(0258-39-2249)か運営会社に問い合わせてください。

  • 運営会社の所在地:〒954-0083 見附市市野坪町2-50-1
  • 長岡の拠点:公式サイトに記載を確認できず(要確認)
  • 対象学年:記載なし(要確認)
  • 開所:記載なし。フリースクールのページは「準備中」(要確認)
  • 費用:記載なし(要確認)
  • 出席扱い:施設のページに記載なし。市教委が要件を満たすと認めた施設に掲載
  • 問い合わせ:公式サイトに電話番号の記載なし。問い合わせフォームのみ

出典:合同会社すいみー フリースクールマシュー/同 会社概要/長岡市教育委員会 不登校児童生徒への支援ガイドライン(2026年9月12日確認)

4. フリースクールヒュッゲ(三条市・市外からの利用もOKと明記)

運営:フリースクールヒュッゲ

長岡市外になりますが、「三条市外の方もOK!」と公式サイトに明記しているので選択肢に入れました。費用の入口がいちばん低い場所でもあります。

料金は入会金なし、見学・体験は無料、料金は3,000円からと書かれています。上の3施設が月25,000円から35,000円であることを考えると、まず短時間から試したい家庭にとっては現実的な入口になります。

対象は小学生・中学生・高校生以上(大人も含む)。平日(月〜金)の9時から15時が教室の利用時間で、それ以外の時間帯や土日には「個別伴走サポート」が要予約であります。訪問相談にも対応していて、「ヒュッゲに来られない場合は直接ご自宅にお伺いするなど訪問相談支援もしています」と書かれています。

ヒュッゲ(Hygge)は「人と人のふれあいから生まれる、穏やかな居心地の良い雰囲気」という意味のデンマーク語だと説明されています。新潟英智高等学校と連携した高卒資格取得のサポートもあり、そちらはヒュッゲへの費用は不要(高校の学納金は必要)とのことです。⚠️ 出席扱いについての記載は公式サイトに見当たりません。長岡市の子どもが利用する場合、出席扱いになるかは在籍校と市教委への確認が必要です。

  • 所在地:〒959-1121 三条市善久寺3013-5
  • 対象:小学生・中学生・高校生以上(大人も含む)。三条市外の方もOKと明記
  • 開所:平日(月〜金)9:00〜15:00。個別伴走サポートは教室利用時間以外で土日も可(要予約)
  • 費用:入会金なし。見学・体験は無料。料金は3,000円から
  • そのほか:不登校・ひきこもりの相談支援、訪問相談支援あり。新潟英智高等学校と連携した高卒資格取得サポートあり
  • 出席扱い:公式サイトに記載なし(要確認)
  • 問い合わせ:090-3981-6005(お越しの際は事前に連絡を、と記載)

出典:フリースクールヒュッゲ/同 内容・対象・時間(2026年9月12日確認)

5. NIJINアカデミー メタバース校舎(オンライン・全国どこからでも)

運営:株式会社NIJIN(このサイト「にじいろ」の運営会社です)

家から出ることそのものが難しい段階のための選択肢。運営元は当サイトと同じ株式会社NIJINです。

ここまでの4か所が「距離」や「合うかどうか」で難しかった場合の、第三の選択肢です。自宅からオンラインで通うタイプで、長岡市のどこに住んでいても条件は変わりません。

メタバース校舎は平日毎日開いています。授業は月100コマ以上あり、アーカイブが500本以上。全教科・領域をカバーしていて、そのなかから選んで受ける形です。カメラオフ・チャットのみ・見ているだけでも参加できると明記されているので、「話すのがつらい」段階でも席に着けます。授業は録画で後から見ることもできます。

費用は月25,443円(税込/メタバース料23,760円+施設利用料1,683円)、初月のみ入学金33,000円。在籍校の籍はそのままで、転校の手続きも学校への申請も要りません。出席扱いについては、希望した生徒の97%が在籍校に認められたと公表されています(2026年4月時点)。毎週の「学びのポートフォリオ」と毎月の出席証明書の発行、在籍校や教育委員会とのやりとりを担当がサポートする体制です。ただし出席認定の基準は地域や在籍校によって違うので、そこは確認が必要です。なお、この記事を書いているのは同じ株式会社NIJINです。その前提でお読みください。

  • 形態:オンライン(メタバース校舎)。平日毎日開校
  • 対象:小学1年生〜中学3年生(就学前のお子さんも入学可能/高校段階はNIJIN高等学院)
  • 授業:月100コマ以上のオンライン授業+アーカイブ500本以上。全教科・領域をカバー
  • 参加の仕方:カメラオフ・チャットのみ・見るだけでも参加可。授業は録画で後から視聴可
  • 費用:月25,443円(税込)=メタバース料23,760円+施設利用料1,683円/初月のみ入学金33,000円(税込)
  • 在籍校との関係:転校・申請は不要。籍はそのまま。出席扱いは希望した生徒の97%が認定(2026年4月時点/基準は地域・在籍校により異なる)
  • サポート:毎週「学びのポートフォリオ」発行/毎月の出席証明書発行/在籍校・教育委員会とのやりとりを担当がサポート
  • 体験:オンラインの無料体験会あり

出典:NIJINアカデミー「学費・プラン」(2026年9月12日確認)

その前に。無料で使える公的な窓口も確認してください

長岡市の教育支援教室は「フレンドリールーム」で、本室と3つの分室の合計4か所あります。設置要綱の別表に、本室が今朝白2丁目8番18号、小国分室が小国町新町304番地1、寺泊分室が寺泊磯町7411番地14、栃尾分室が中央公園1番36号と定められています。891平方キロメートルという市域の広さと、3度の合併を経た成り立ちが、そのまま形になっています。

⚠️ ただし本室と分室では開き方が違います。要綱は「支援教室の運営時間は、午前9時から午後4時までとする」としたうえで、本室は月曜から金曜まで、分室は「必要に応じて開室」と定めています。市の古い相談機関一覧では分室は週3日(月・水・金)と案内されていました。通える曜日は分室ごとに違う可能性があるので、必ず事前に確認してください。

費用について要綱は利用料を定めておらず、保護者の負担は「通級時に必要な交通費及び昼食代」「通級時に使用する学習教材、実習材料、消耗品等に要する経費」とされています。出席扱いは「通級の日数は、通級児童生徒が在籍する学校の学校長の判断により、指導要録上出席扱いとすることができるものとする」という書き方です。申込は保護者が「長岡市教育支援教室通級届」を在籍校の学校長の確認を受けて教育委員会に届け出る形で、入口は学校経由になります。

相談の入口は子ども・青少年相談センター(長岡市三和2丁目8番20号 長岡市教育センター1階/0258-32-3663)。対象は小学生から20歳未満の子ども・青少年とその保護者で、「不登校傾向にある子どもの対応」「家庭での子どもへのかかわり方」などを受け付けています。面接相談は月〜金の9時から18時、電話相談は9時から17時(⚠️ 市内の別ページでは電話相談が18時までとなっており、記載が食い違います)。ほかに子どもサポートコール(0258-39-2216)もあります。

それでも「合いそうな場所がない」と思ったら

ここまで読んで、「どれもうちの子には難しそう」と感じた方もいると思います。距離、費用、開いている曜日、本人の状態。どれか一つが引っかかるだけで、選択肢は一気に減ります。

そう感じるのは、選び方が悪いからではありません。長岡市は面積891.26平方キロメートル、東西42.6キロメートル・南北59.3キロメートルという広さがあり、平成17年から22年にかけて10の市町村と合併してできた市です。市は「全域が豪雪地帯対策特別措置法第2条に基づく豪雪地帯に指定」されており、山古志・栃尾・小国・川口などの山間部は「県内でも有数の豪雪地帯」と自ら書いています。市街地の施設まで毎日通えるかどうかは、住んでいる地域と季節で大きく変わります。

そのときに検討したいのが、3つ目の選択肢としてのオンラインです。「通えないから仕方なく」ではなく、条件によっては最初から合理的な選択になります。

オンラインが向いているのは、こういうときです

オンラインを検討したほうがいいサイン
  • 近くに施設はあるが、そこまで行く体力・気力が今はない
  • 家から出ること自体が、今いちばんの壁になっている
  • 人が多い場所や、初めての場所が苦手で、通所のハードル自体が高い
  • 送り迎えができる大人が家にいない、または毎日は難しい
  • 学年の途中で、まず学習が止まらない状態をつくりたい

とくに2つ目が大きいです。施設が合わないのではなく、家から出られないことが壁になっているなら、施設をいくら探しても解決しません。問題の場所が違うからです。この場合は、まず家の中に学びと人とのつながりを戻すほうが順番として先になります。

オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと

ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは、どのサービスを見るときにも同じように聞いてください。

  • ① 開いている日数:週1回だけなのか、平日毎日なのか。「オンラインだから毎日」とは限りません
  • ② カメラオフでも参加できるか:顔出しが必須だと、通所と同じハードルが別の形で戻ってきます。チャットのみ・見るだけの参加が認められているかを確認してください
  • ③ 出席扱いの実績:「できます」ではなく「希望した人の何%が認定されたか」を数字で聞いてください。制度上は可能でも、実績がなければ手続きは手探りになります
  • ④ 学校とのやりとりを誰がやるか:保護者が毎回説明するのか、事業者側が資料を出して交渉まで担うのか。ここが家庭の負担を大きく左右します

③と④は特に見落とされます。オンラインで学ぶこと自体より、それを在籍校にどう認めてもらうかのほうが実務としては重く、そこを事業者がどこまで引き受けるかで家庭の消耗がまったく変わります。

⚠️ なお、この記事の5つ目に挙げたNIJINアカデミーは、このサイト「にじいろ」を運営する株式会社NIJINの事業です。だからこそ、上の4つの観点はどのサービスにも当てはまる形で書きました。長岡市から使えるオンラインの選択肢は他にもあります。同じ4つの質問を並べて、比べたうえで選んでください。

見学で聞いておきたいこと

見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞き直しても意味がありません。長岡では特に、市教委の一覧と実際の運用がつながっているかを確かめてください。

見学のときに聞く6つ
  • 在籍校への報告は、どなたが、どのくらいの頻度で出してくれますか。長岡市のガイドラインは学校との連携を要件に挙げています
  • 出席扱いになった実績は、この1年で何人くらいありますか
  • 月にいくらかかりますか。入会金、月額、教材費、行事費を分けて教えてください
  • 通えない月があったとき、料金はどうなりますか
  • 冬の悪天候の日は開いていますか。休みになる基準はありますか
  • 週1日だけ、午前だけ、といった通い方はできますか

よくある質問

長岡市にフリースクールの利用料を補助する制度はありますか。
2026年9月時点で、長岡市・新潟県とも保護者向けのフリースクール利用料補助は確認できませんでした。⚠️ 名前が似ているので注意してほしいのが「長岡市子どもの学力アップ応援事業補助金」です。こちらは保護者が申請する制度ですが、対象は中学校3年生で、生活保護世帯または就学援助費の交付決定を受けた世帯に限られ、上限は1人10万円。さらに対象は市が公表している参画事業者(学習塾)に限定されていて、あうるの森・リベルテ・マシューといったフリースクールは一覧に含まれていません。
市教委の一覧に載っている3施設なら、必ず出席扱いになりますか。
なりません。ガイドラインは「要件を満たしていると認めた施設」という書き方で、出席扱いそのものを保証するものではありません。要件には「学校と保護者との間に、十分な連携・協力関係が保たれていること」も含まれており、最終的な判断は在籍校の校長が行います。見学の段階で、施設が学校へどんな報告を出しているかを具体的に聞いてください。
フレンドリールームの分室は、毎日開いていますか。
設置要綱では本室が月曜から金曜、分室は「必要に応じて開室」と定められています。運営時間は午前9時から午後4時まで。過去の市の案内では分室は週3日と書かれていました。お住まいの地域の分室が何曜日に開いているかは、必ず在籍校か子ども・青少年相談センター(0258-32-3663)に確認してください。
長岡市に学びの多様化学校(不登校特例校)はありますか。
長岡市内にはありません。ただし隣の小千谷市に、令和8年4月に「小千谷市立小千谷中学校 上ノ山分校(愛称:木かげ)」が開校しています。小千谷市の公式ページは「小千谷市及び近隣市町村に在住している生徒を想定していますが、学区は特に設定していません」と書いています。対象は中学1年から3年で、不登校または不登校傾向があり、この学校で学びたいという意思のある生徒。入学の手続きは小千谷市教育委員会に確認してください。
三条市や見附市の施設に、長岡市から通ってもいいですか。
民間の施設に住所の制限は基本的にありません。ヒュッゲは「三条市外の方もOK」と明記しています。ただし市町村が運営する教育支援教室は、その市町村に在籍する児童生徒が対象です。長岡市のフレンドリールームは「本市に住所を有する義務教育諸学校に在籍する者」が対象と要綱に定められています。民間と公的で考え方が違う、と覚えておいてください。

まとめ

長岡でフリースクールを探すときの強みは、最初の一歩が市の資料の中にあることです。あうるの森・リベルテ・マシューながおかの3つは、市教委が要件を満たしていると認めた施設としてガイドラインに名前が載っています。ここから始めれば、「この施設で出席扱いになるのか」という最初の不安を抱えたまま探し回らずに済みます。

そのうえで、実際に見ると3施設の性格はかなり違います。情報が最も整っていて朝8時から開いているあうるの森、夜の枠があるリベルテ、まだ情報が出ていないマシュー。費用は月25,000円から35,000円で、入会金は22,000円のところもあれば無料のところもあります。三条市のヒュッゲは3,000円からで、まず短時間から試すという入口になります。

それでも「どれも今は難しい」となることがあります。とくに家から出ることそのものが負担になっている段階では、施設を増やしても答えは出ません。そのときのための3つ目の選択肢として、オンラインを同じ土俵で比べてください。大事なのはどれを選ぶかではなく、子どもが1日のどこかで安心して過ごせる時間を取り戻すことです。

内容を確かめるための一次資料

NIJINアカデミー|オルタナティブスクール小中高一貫校

長岡市で「通える距離に見つからない」ときの、もうひとつの選択肢

NIJINアカデミーは、メタバース校舎に平日毎日通えるオルタナティブスクールです。全国どこからでも同じ条件で参加でき、出席扱いの申請も担当がサポートします。まずはオンラインの無料体験会から、様子だけ見てみてください。

文責:にじいろ編集部(編集部について/訂正・修正に関する方針)
公開日:2026年9月12日 / 最終更新:2026年9月12日
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