- 此花区内に、小中学生が平日通える民間のフリースクールは確認できませんでした(府の公表資料・府フリースクール等ネットワーク・大阪市社協の居場所MAP16件・区役所の各ページで確認)
- ただし市の公的な通所ルーム「サテライト此花」は区内にあります(四貫島2-26-17)
- JR大阪環状線で西九条から大阪駅まで2駅。北区には民間のフリースクールが6か所あります
- 八洲学園中等部 梅田キャンパスは入学金・授業料が無料(年間の教材費5,000円のみ・中学生対象)
- 隣の福島区には、区役所が「昼間の居場所」として紹介している場が1か所あります(空 〜ラーク&チルドレン〜)
- 市の教育支援センターは此花区にはありません。いちばん近いのは東淀川区の新大阪です
- 大阪市に、フリースクール利用料の保護者向け補助は確認できませんでした。かわりに「習い事・塾代助成」(月上限1万円)があります
この記事は、オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」を運営する株式会社NIJINが編集しています。記事の後半に自社のオンラインスクールを選択肢のひとつとして挙げていますので、自社の紹介を含む記事であることを先にお伝えします。紹介する5か所は同じ項目・同じ粒度で書き、公式サイトに書かれていないことは「非公開」「確認できず」とそのまま書いています。
民間は区内にありません。ただし公的な通所ルームは区内にあります
数字から始めます。大阪市の不登校は令和6年度で小学校2,294人(2.05%)、中学校4,893人(9.55%)。中学生はおよそ10人に1人です。
此花区について、あいまいに書きたくないので、どう調べたかから書きます。此花区内に、小中学生が平日に通える民間のフリースクールは確認できませんでした。
- 大阪府「不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)には大阪市内の施設が掲載されていますが、此花区所在の施設はありません
- 大阪府フリースクール等ネットワークの加盟団体一覧(全40団体)にも、此花区の団体はありません
- 大阪市社会福祉協議会「こどもの居場所MAP」此花区の16件は、すべてこども食堂・学習支援・サロンで、フリースクールに該当するものはありません
- 此花区役所の公式サイト(子育て・教育/子育て/教育/青少年健全育成の各カテゴリ)にも、不登校・フリースクール・昼間の居場所に関するページがありません(隣の福島区にはある「昼間の居場所」の枠が、此花区にはありません)
ただし、ここで終わりではありません。大阪市には「不登校児童通所事業」という別の系統があり、その通所ルーム「サテライト此花」(四貫島2-26-17)は区内にあります。大阪府の公表資料には市の公的な通所ルームが載らないため、府の資料だけを見ていると気づけません。
区内には、フリースクールではないものの子どもが行ける場所もあります。此花区子ども・子育てプラザ(四貫島2-26-17・06-6463-1881・利用料無料)の「こどもの家」は、小学生から高校生を対象に火〜金 15:00〜17:00、土日 9:30〜12:00・13:00〜17:00で開いています。ただし平日は15時以降のみで、不登校支援を掲げた施設ではありません。「まず家以外の場所で時間を過ごす」という使い方はできますが、フリースクールの代わりとして紹介するものではありません。
そして、此花区の立地は悪くありません。JR大阪環状線で西九条から大阪駅まで2駅。北区には民間のフリースクールが6か所あり、なかには入学金も授業料も無料の中等部もあります。隣の福島区には、区役所が「昼間の居場所」として紹介している場が1か所あります。

大阪市此花区から通えるフリースクール5選(比較一覧)
隣の福島区の1か所と、北区の4か所です。此花区からはJR大阪環状線・JR桜島線と阪神なんば線で、いずれも20分以内の距離にあります。
| スクール名 | エリア(最寄り) | 対象 | 形態 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 空 〜ラーク&チルドレン〜 | 大阪市福島区玉川(フローレス玉川1F) | 公式に記載なし(確認できず) | 月〜金 10:00〜15:00の昼間の居場所 | 公式に記載なし(確認できず) |
| 八洲学園中等部 梅田キャンパス | 大阪市北区梅田(大阪駅前第1ビル2階) | 中学生 | 午前クラス・午後クラスの週5日制 | 入学金・授業料 無料/教材費 年5,000円のみ |
| フリースクールみなも | 大阪市北区東天満(南森町駅 徒歩約5分) | 6歳〜20歳(入会は18歳まで) | 月・火・水・金 11:00〜16:30の通所型 | 入学金25,000円/月謝19,200円(月4日まで)・39,600円(月5日以上) |
| 学研WILL学園 大阪梅田キャンパス | 大阪市北区中崎西(中崎町駅 徒歩1分) | 小6/中1〜中3/高校生 | 総合(週5)・選択(週3)・メタバースの3コース | 入学金24,200円/中等部 月44,000〜66,000円 |
| トライ式中等部 梅田キャンパス | 大阪市北区芝田(梅田駅 徒歩約3分) | 中学1年生〜中学3年生 | 通学・在宅・オンラインを組み合わせる個別型 | 入学金55,000円・学費44,000円ほか(府公表資料) |
5か所を1か所ずつ紹介します
1. 空 〜ラーク&チルドレン〜(福島区玉川)|区が「昼間の居場所」として紹介している場
大阪市福島区玉川2丁目6-12 フローレス玉川1F/06-6225-7375(応答がない場合は玉川ひばりこども園 06-6444-1225)
此花区からは、阪神なんば線で西九条から千鳥橋・伝法方面ではなく、逆方向に一駅の九条経由、またはJRで西九条から野田へ。玉川は福島区の南寄りです。
この場所は、福島区役所の公式ページ「こども食堂・こどもの居場所」に、こども食堂とは別枠で単独掲載されている「昼間の居場所」です。区のページにはこう書かれています。「学校に通いづらくなって昼間お家にいるこどもたちが外に出るきっかけとなるような居場所です。」
開所は月曜日から金曜日の10時から15時(春休み・夏休み・冬休み・祝日は除く)。学校の授業時間に重なる平日の日中に開いているという点で、こども食堂や放課後の居場所とは性格が違います。電話の二次連絡先が玉川ひばりこども園になっているので、同園が運営に関わっているとみられます。
ただし、わからないことが多い場所でもあります。単独の公式サイトが見つからず、対象学年・料金・スタッフ体制・出席扱いの可否は、いずれも確認できませんでした。大阪府の公表資料にも、大阪府フリースクール等ネットワークにも、大阪市社協のこどもの居場所MAPにも掲載がありません。区役所のページに「フリースクール」という表記も使われていません。行く前に必ず電話(06-6225-7375)で確認してください。
2. 八洲学園中等部 梅田キャンパス(北区梅田)|入学金も授業料も無料。年5,000円だけ
運営:八洲学園高等学校(通信制)/大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル2階/06-6343-1173
此花区からは、JR大阪環状線で西九条から大阪まで2駅。大阪駅前第1ビルは徒歩圏です。
この記事のなかで、費用が突出して安い施設です。公式サイトに「年度内(年間)の学費は教材費の5,000円のみです。」と書かれており、入学金も授業料も無料。大阪駅前第1ビルの2階という立地で、各線の梅田駅・大阪駅から徒歩約5分です。
クラスは午前と午後に分かれています。大阪府の公表資料によると月・水・金が9:00〜11:50、火・木が12:40〜15:30。朝起きるのがつらい時期は午後のクラスから始める、という調整ができます。対象は中学生のみで、小学生は受け入れていません。
出席扱いについて、公式サイトは「文部科学省が定めた要件を満たし、校長先生が認めた場合、フリースクールへの登校が学校の「出席」として記録されます。」と書いています。条件を明示した誠実な書き方です。
3. フリースクールみなも(北区東天満)|2004年開設。月4日までなら19,200円
運営:特定非営利活動法人フリースクールみなも/大阪市北区東天満1-4-3/06-6881-0803
此花区からは、JRで西九条から大阪へ、東西線に乗り換えて大阪天満宮まで。乗り換え1回です。
2004年開設。この記事のなかでもっとも歴史の長いNPOのフリースクールです。公式のアクセスは「大阪メトロ谷町線・堺筋線「南森町」駅、及び JR東西線「大阪天満宮」駅 8号出口から徒歩約5分」。天満エリアの住宅地の中にあります。
対象は6歳から20歳(入会は18歳まで)と幅が広く、小学1年生の年齢から受け入れる数少ない施設です。フリースクールのほかに個別指導塾の併用コース、通信制高校サポート校コースがあり、親カフェ・父親カフェという保護者どうしの場も用意されています。
月謝は使う日数で2段階。月4日までなら19,200円なので、週1回から始めたい家庭にも入りやすい設計です。出席扱いについて公式は「当法人の担当者から在籍校に対して……お願いしております」としたうえで、「上記について実施可能かは学校長判断となり、学校ごとに対応が異なります。」と書いています。
4. 学研WILL学園 大阪梅田キャンパス(北区中崎西)|中崎町駅1分。ただし小学生は6年生のみ
運営:学研グループ/大阪市北区中崎西1-2-13 サプライズビル3F・4F/06-6292-8230
此花区からは、大阪駅まで出て徒歩10〜15分、または地下鉄谷町線で中崎町へ。
公式サイトのアクセスは「谷町線中崎町駅4番出口 徒歩1分」「各線大阪駅・梅田駅 徒歩10-15分」。梅田から歩ける距離にありながら、繁華街の真ん中ではない場所です。
ここで必ず確認してほしいのが対象学年です。キャンパスのページには「不登校の小学生・中学生」とありますが、入学案内の課程別の要件を見ると初等部課程は「入学時点で小学6年生に該当する者」、中等部課程は中学校在籍者。つまり小学1年生から5年生は対象外です。
費用は入学金24,200円、中等部で総合コース月66,000円・選択コース月44,000円・メタバースコース月44,000円。出席扱いについて公式は「出席認定の最終判断は在籍校の校長先生判断となります。」と明記しています。
5. トライ式中等部 梅田キャンパス(北区芝田)|梅田駅3分。通学・在宅・オンラインを組む
運営:トライ式高等学院(家庭教師のトライ)/大阪市北区芝田2-7-18 LUCID SQUARE UMEDA 1F/0120-919-439
此花区からは、JR大阪環状線で西九条から大阪まで2駅。芝田は梅田の北側です。
公式のアクセスは「阪急各線・JR各線・地下鉄梅田駅より徒歩約3分」。対象は中学生のみで、小学生は受け入れていません。
特徴は個別設計です。公式は「お子さまの体調や目標に合わせて利用場所や登校頻度、時間割を自由に決めることができます」と書いており、通学・在宅・オンラインを組み合わせられます。マンツーマン指導が軸なので、学習の遅れを取り戻したい・高校進学を目標にしたい中学生向きです。
費用は公式サイトに金額の掲載がなく、大阪府の公表資料に入学金55,000円、システム費33,000円、行事運営費12,100円、設備費5,500円、学費44,000円と記載があります。出席扱いについて公式は「学校長の許可の元、トライ式のキャンパスに通うことで出席にカウントされます」と書いていますが、可否を決めるのは在籍校の校長先生です。

大阪市此花区から通う場合の費用相場と、大阪市に補助がない話
大阪市内のフリースクールは、月額0円から73,700円までという、他都市ではあまり見ない幅があります。入学金も0円から110,000円まで開きます。だから「月額いくらか」だけを見て比べると順位が入れ替わります。
| 項目 | 大阪市内の幅 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 入学金 | 0円(八洲学園中等部・こばしょ・なごむ)〜110,000円(N中等部) | 初年度だけかかる費用。月額が安くても入学金で逆転することがあります |
| 月額 | 0円(八洲学園中等部=教材費 年5,000円のみ)〜73,700円(N中等部 週5) | 「週1」「週3」で倍近く変わる施設が多いので、通える日数を決めてから比べます |
| 月額以外の固定費 | 保険料650円/年、空調費500円/月、設備管理費11,000円/月、学校連携費5,000円/月 など | 施設ごとに名前が違います。月額に含まれるかを必ず聞いてください |
| 交通費 | 通学定期が使える場合があります | 大阪市内は地下鉄の定期代が意外に大きいので、総額に入れて計算します |
そのうえで、お金について大阪市民が知っておくべきことを2つ書きます。
ひとつめ。大阪市には、フリースクールの利用料を保護者に補助する制度が確認できませんでした。大阪府にも府独自の補助はありません。大阪府内で補助を出しているのは枚方市(月上限5,000円・年6万円)と松原市(全額・月上限5,000円)ですが、いずれもその市の市民が対象で、大阪市民は使えません。
ふたつめ。そのかわり大阪市には「習い事・塾代助成事業」(塾代助成カード/デジタルクーポン)があります。大阪市内在住の小学5年生〜中学3年生が対象で、月額上限1万円。フリースクールでも登録事業者なら使えます。この記事で塾代助成が使えると確認できたのは、志塾フリースクール(TRANSIT・クロッキオ・レヴィスタ)、フリースペースなごむ、フリースクール・フォロ、クラーク国際中等部 大阪天王寺、トライ式中等部(梅田・京橋・天王寺)、こばしょ、ひみつきちHATOBAです。こばしょは「デジタルクーポンのご利用で、実質0円で当教室に通うことができます」と公式に明記しています。

その前に。大阪市の公的な窓口は「2系統」あります
民間を探す前に、公的な窓口を確認してください。大阪市の場合、不登校の子どもが通える公的な場所は2系統あり、担当する部署も、申し込み方も違います。「市の教室は3か所しかない」と思い込んでいる保護者がとても多いのですが、実際にはもう1系統あって、そちらは市内12か所にあります。
- 系統A:大阪市教育支援センター(教育委員会)。市内に3か所=花園(西成区花園北2-16-26)/新大阪(東淀川区東中島3-7-28)/桃谷(生野区勝山北4-9-22)。対象は大阪市立の小中学校・義務教育学校に在籍している児童生徒で、開所は課業日の月〜金・原則10:00〜15:00。申し込みは在籍校に相談するか、教育委員会事務局へ(06-6208-9174)
- 系統B:不登校児童通所事業の「通所ルーム」(こども青少年局・中央こども相談センター)。中央通所ルーム1か所+サテライト11か所の、合わせて12か所。対象は公式に「小中学生(主には中学生)の不登校の子ども」と書かれています。申し込みは中央こども相談センター教育相談グループ(06-4301-3181)への相談から始まります
- サテライトがあるのは11区です=此花・港・西淀川・東淀川・生野・旭・住之江・住吉・東住吉・平野・西成。中央通所ルームは中央区森ノ宮中央1-17-5(中央こども相談センター分館)にあります
- 系統Bは、在籍校を通すことが条件だとは書かれていません。公式の説明は「最初は面談による相談から始まり、相談員とのご相談の結果、保護者と子どもに通所ニーズがあり、当グループが不登校通所事業の利用が適当と判断した場合に、通所ルームの利用が可能です。」。まず保護者が電話して相談を始められます
- 費用については、系統A・系統Bとも大阪市の公式ページに記載がなく、確認できませんでした。公的な事業ですが、金額が明記されていない以上ここで「無料」とは書けません。問い合わせのときに必ず確認してください
- 校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)は令和8年度で80校(小40・中40)。全校にあるわけではなく、設置校は公表されていません。自分の子の学校にあるかどうかは、担任か教頭に直接聞いてください
- 学びの多様化学校は大阪市立心和中学校(浪速区日本橋東3-1-23)。出願できるのは大阪市立中学校に在籍している生徒です
此花区には、系統Bの「サテライト此花」が区内にあります。場所は此花区四貫島2-26-17で、此花区子ども・子育てプラザと同じ住所です。民間のフリースクールは区内にありませんが、公的な通所ルームは区内にあります。ここは知っておいてください。系統Aの教育支援センターは此花区にはなく、いちばん近いのは東淀川区の新大阪(東中島3-7-28)です。
ここで、大阪市民がいちばんつまずく点を書きます。「大阪府不登校支援センター まいど」は、大阪市立・堺市立・国立・府立・私立の在籍者を対象から除外しています。検索で「まいど」にたどり着いても、大阪市立の小中学校に通っている子は使えません。大阪市民が使うのは、上に書いた市の2系統です。
出席扱いについては、大阪市に独自のものがあります。大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)です。ここには「校長は、指導要録上『出席扱い』とすること及びその成果を評価に反映することができる。」と書かれています。さらに大阪市には「民間施設 訪問票」という様式があり、学校が施設を見に行って確認する仕組みまで用意されています。施設を選ぶときは「大阪市の訪問票に対応した実績がありますか」と聞くのが、いちばん早い確認方法です。
それでも「合いそうな場所がない」と思ったら
ここまで見てきて、どれも今の子どもには難しそうだ、と感じることがあります。地下鉄で20分かかる、朝10時に家を出るのが無理、知らない人のいる部屋に入れない——理由はさまざまです。
大阪市は施設の数そのものは多い街です。それでも合わないときは、場所が足りないのではなく、「外に出る」という前提が今の状態に合っていない可能性があります。そのときに検討したいのが、家から参加できるオンラインです。
| 観点 | オンライン(例:NIJINアカデミー) | 通所フリースクール |
|---|---|---|
| 家から出る必要 | なし。自室から参加します | あり。往復の移動が毎回発生します |
| 所属感 | 担任と学級があり、毎日同じ顔ぶれに会えます | 通った日にだけ人と会います |
| 費用 | 交通費がかかりません | 月額+定期代。大阪市内は地下鉄代が積み上がります |
| 出席扱い | 在籍校の校長判断。記録を出せる体制があるかが鍵です | 同じく在籍校の校長判断です |
| 向く時期 | 外出そのものがまだ難しい時期 | 外には出られるが、学校の集団が難しい時期 |
オンラインが向いているのは、こういうときです
- 家から出ること自体に、まだ体力がいる
- 午前中に起きて支度をする、が今は難しい
- 知らない場所・知らない人がいる部屋に入るのがつらい
- 見学に行ったが、本人が「行きたくない」と言った
- 通える範囲に施設はあるが、送迎できる大人が家にいない
大阪市此花区の場合、地下鉄やJRで市内のどこへでも出られる一方で、朝の時間に家を出られるかどうかが最初の関門になります。まずオンラインで所属をつくり、動けるようになってから通所を足す、という順番でも遅くありません。
オンラインを選ぶとき、必ず確認したい4つのこと
ただし、オンラインなら何でもいいわけではありません。次の4つは必ず確認してください。
①録画を見るだけなのか、人と会う時間があるのか。動画配信型は所属感が育ちません。②担任がいるか。毎日同じ大人が見てくれる体制かどうかで続き方が変わります。③在籍校に出す記録(出席状況・活動内容)を作ってもらえるか。大阪市には民間施設の訪問票があるので、この記録の有無は出席扱いに直結します。④体験のあとに断りやすいか。体験が実質の勧誘になっていないかを見てください。
⚠️ NIJINアカデミーは当サイトの運営会社が運営しています。上の4つの観点は、自社に有利な項目を並べたものではなく、オンラインを選ぶときに共通して見るべき点として挙げています。他社のオンラインスクールでも同じ項目で比べてください。

見学で聞いておきたいこと
見学に行くとき、パンフレットに書いてあることを聞いても意味がありません。書いていないことを聞いてください。大阪市の場合、特に次の質問が効きます。
- 初年度の総額はいくらですか。入会金+(月額+保険料・設備費など)×12+定期代で計算してもらいます
- 大阪市の塾代助成カードは使えますか。使えるなら月1万円まで軽くなります。登録事業者かどうかで決まります
- 大阪市の「民間施設 訪問票」に対応した実績はありますか。大阪市には学校が施設を見に行く様式があります。対応実績があるかは出席扱いの実務に直結します
- 在籍校に出す記録は、どんな形式で、どのくらいの頻度で出しますか。「連携しています」だけでは中身がわかりません
- 今いる子は何人で、来る曜日はばらけていますか。「定員20名」でも、実際に同じ日に来るのが2人なら雰囲気は全く違います
- 合わなかったときの辞め方はどうなりますか。違約金、返金、休会の扱いを先に聞いておきます
- 途中で日数を減らしたり増やしたりできますか。週5から週1に落とせるかどうかは、続けられるかを大きく左右します
そして、できれば本人を連れて行く前に、保護者だけで一度見に行ってください。本人が「行きたくない」と言ったときに、その場所の何が合わなかったのかを保護者が言葉にできます。
よくある質問

まとめ
大阪市此花区内に、小中学生が平日通える民間のフリースクールは確認できませんでした。ただし、市の公的な通所ルーム「サテライト此花」(四貫島2-26-17)は区内にあります。大阪府の公表資料には市の通所ルームが載らないので、この点は見落とされがちです。
民間を検討するなら、JR大阪環状線で西九条から大阪駅まで2駅という立地が効きます。北区には6か所あり、中学生なら八洲学園中等部 梅田キャンパス(入学金・授業料無料/年間の教材費5,000円のみ)が費用面で突出しています。小学1年生から通えるのは、北区東天満のフリースクールみなも(6歳〜)です。
最初の一歩としておすすめしたいのは、中央こども相談センター教育相談グループ(06-4301-3181)に電話して、サテライト此花について聞いてみることです。公式には「最初は面談による相談から始まり」とあり、在籍校を通すことが条件とは書かれていません。
あわせて、在籍校の担任か教頭に「この学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)はありますか」と聞いてください。令和8年度は市内80校にありますが、設置校は公表されていません。
この記事の内容を確かめるための一次資料
- 大阪府「子どもたちの社会的な自立のために 不登校児童生徒への支援と取組み」別添資料(令和8年2月版)(PDF)
- 大阪市「いじめ、不登校、教育に関する相談についてよくある質問」(不登校児童通所事業の通所ルーム一覧)(大阪市)
- 大阪市「不登校児童生徒支援のための大阪市教育支援センターについて」(大阪市)
- 大阪市教育委員会「不登校児童生徒が民間施設及び学校外で相談・指導を受けている場合の指導要録上の『出席扱い』に関するガイドライン」(令和4年4月)
- 大阪市「学びの多様化学校等の開設について」(大阪市)
- 大阪市「習い事・塾代助成事業」
- 福島区「こども食堂・こどもの居場所」(大阪市)
- 八洲学園中等部 梅田キャンパス(公式)
- 特定非営利活動法人フリースクールみなも(公式)
- 学研WILL学園 大阪梅田キャンパス(公式)
- トライ式中等部(公式)
- 此花区「此花区子ども・子育てプラザ」(大阪市)


