ブラジルの日本人学校一覧|サンパウロ・マナウス・リオの全日制校と補習校【2026年】
ブラジルへの赴任・移住を前に「ブラジル 日本人学校」と調べているご家庭へ。ブラジルは国土が広く、サンパウロ、マナウス、リオデジャネイロの日本人学校は同じ通学圏に並ぶ候補ではありません。まず赴任都市と住居候補を決め、全日制の日本人学校、現地校、週末の補習授業校や日本語学習の役割を分けて比べましょう。
にじいろは株式会社NIJINが運営し、この記事で紹介する「ともだちじゃぱん」も同社の事業です。候補は公式情報で確認できる学校・学習先を掲載し、掲載順はおすすめ順位ではありません。
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1. ブラジルの日本人学校は地域別に選ぶ。まずは通学地を確認
地域の選択軸:ブラジルへの赴任・移住を前に「ブラジル 日本人学校」と調べているご家庭へ。ブラジルは国土が広く、サンパウロ、マナウス、リオデジャネイロの日本人学校は同じ通学圏に並ぶ候補ではありません。まず赴任都市と住居候補を決め、全日制の日本人学校、現地校、週末の補習授業校や日本語学習の役割を分けて比べましょう。
ブラジルの選択肢は、全日制の日本人学校と、別の現地校に通いながら日本語を学ぶ補習授業校に分かれます。文部科学省の一覧にはサンパウロ、マナウス、リオデジャネイロの全日制日本人学校が掲載されています。補習校は別の州・都市にある場合もあり、国名だけでは毎週通える距離か分かりません。
この記事は、学校の種類・地域・授業頻度を見分け、赴任先に合う候補へ問い合わせるための案内です。住所・費用・募集状況は変わるため、掲載した公館や学校の一次情報を確認し、実際の見学や入学相談で最終判断してください。
| 学び方 | 通う頻度 | 主に向く希望 |
|---|---|---|
| 全日制日本人学校 | 平日・毎日 | 日本の小中学校に近い教育課程を日々受けたい |
| 日本語補習授業校 | 多くは週末 | 現地校・国際校と並行して日本語や教科を学びたい |
| 現地校+家庭・オンライン学習 | 平日校+各家庭の計画 | 現地の言語や教育課程を主軸に日本語も続けたい |
2. 全日制校・補習校・現地校は役割が違う
制度の違い:「日本人学校」と名前に含まれていても、平日の全日制と週末の補習授業校は教育時間も目的も異なります。ブラジルで学校探しを始めるときは、施設名だけでなく、毎週何日どの教科を学べるか、在籍校を別に持つ必要があるかを確認してください。
全日制の日本人学校は、日本の小学校・中学校に相当する教育課程を行う在外教育施設として文部科学省が認定する学校です。補習授業校は、現地校などに通う子どもの日本語や教科の学習を支える週末の場として設けられ、校舎・授業時間・学年・入学要件は運営者ごとに異なります。
現地校やインターナショナルスクールは、地域の教育課程や国際的なカリキュラムを平日の中心に置きます。そこへ補習校、家庭学習、オンラインの日本語クラスを加える家庭もあります。どの組合せも同じ資格や学習時間を与えるわけではないので、在籍・進級・帰国時の扱いを関係する学校へ確認しましょう。
学校を比べるときは、①学校の制度上の種類、②住所と登校頻度、③学ぶ教科と言語、④入学条件、⑤授業料以外の支出、⑥帰国や転居の際に必要な書類を同じ表へ記入すると、名前の似た制度を混同しにくくなります。
3. ブラジルで確認できる日本語の学校・教育機関一覧
学校一覧:文部科学省の認定施設一覧などで確認できる学校候補を、3件の全日制日本人学校・校舎と、0件の別種別の私立在外教育施設に分けて掲載しています。所在地や種別の一覧は、希望学年の空席や自宅からの通学可能性を示すものではありません。
文部科学省の一覧にはサンパウロ、マナウス、リオデジャネイロの全日制日本人学校が掲載されています。補習校は別の州・都市にある場合もあり、国名だけでは毎週通える距離か分かりません。
補習授業校は全日制校の代替校舎として記載していません。別の教育機関、開校曜日、対象学年を持つため、週末の日本語学習先として次の一覧で分けて確認します。
| 学校・選択肢 | 地域 | 種別 |
|---|---|---|
| サンパウロ日本人学校 | サンパウロ | 全日制日本人学校(小学部・中学部) |
| マナウス日本人学校 | マナウス | 全日制日本人学校(小学部・中学部) |
| リオデジャネイロ日本人学校 | リオデジャネイロ | 全日制日本人学校(小学部・中学部) |

4. ブラジルの学校を種別ごとに確認する
各校の特徴:サンパウロ日本人学校は、サンパウロで全日制日本人学校(小学部・中学部)を検討する家庭の候補です。学校公式案内には新入学・編入学・期間限定の体験入学があり、国籍による入学制限はない一方、日本語で授業を行うと記載されています。校舎はサンパウロ南部、コンゴニャス空港近くです。スクールバスは運行会社の路線・定員があるため、住居を決める前に利用可否を確認するよう案内されています。最新の募集要項で、対象学年、通学可能な範囲、必要書類、費用を確認してください。
マナウス日本人学校は、マナウスで全日制日本人学校(小学部・中学部)を検討する家庭の候補です。文部科学省の認定施設一覧に掲載されています。在マナウス総領事館は、長期滞在者の子どもの教育のため1983年に開設され、地元の日系人子弟向けの文化コースも併設すると説明しています。現在の対象学年、募集時期、通学方法、費用は学校へ直接確認してください。最新の募集要項で、対象学年、通学可能な範囲、必要書類、費用を確認してください。
リオデジャネイロ日本人学校は、リオデジャネイロで全日制日本人学校(小学部・中学部)を検討する家庭の候補です。文部科学省の認定施設一覧に掲載され、在リオデジャネイロ総領事館の主要学校情報から学校公式ページへ案内されています。今回確認した公的情報だけでは、現在の学年別募集枠、入学要件、通学経路、費用までは確定できません。住居候補の地区を伝えて学校へ確認してください。最新の募集要項で、対象学年、通学可能な範囲、必要書類、費用を確認してください。
認定校一覧は学校の制度上の位置づけを確かめる入口です。日々の学校生活、授業時間、学年の空き、入学の条件、費用は学校ごとに別の情報として扱います。公式ページの更新日が古い場合や、募集案内が前年の年度を対象としている場合は、そのまま現行情報として使わず、学校事務局に新年度版の資料を求めてください。
5. ブラジルの補習授業校・週末の日本語学習先
補習校の役割:全日制の日本人学校が近くにない場合、補習授業校や地域の日本語学習先が候補になります。ブラジルの学校選択は国別の学校数より、進出先の都市圏と交通経路で決まります。サンパウロ校は南部のコンゴニャス空港近く、マナウス校はアマゾナス州都、リオ校は南東部の別都市にあります。日本人学校の校名が一覧に並んでいても、都市間距離のため別の家族向けの学校です。ブラジルではポルトガル語での行政・学校連絡も生活に関わるので、現地校を選ぶ場合は保護者向け案内の言語、編入書類、学校年度を確認します。週末に遠方の補習校へ移動するのではなく、現住所周辺の通学先や日本語講座を探してください。
補習校の「通学圏」は校名に都市名が付いているかだけでは判断できません。通学先の建物、授業曜日、学年、募集枠が今も同じかを学校の最新ページで確かめてください。貸し校舎へ移転した学校や、詳細住所を安全上の理由から個別案内する学校もあります。
一覧にある施設の情報は、公開されている範囲を示しています。公館が連絡先を掲載していても、現在の学級数や費用まで保証するものではありません。入学前に授業の見学が可能か、児童の日本語力の確認方法、家庭での予習・復習、保護者の協力範囲を尋ねると具体的な判断材料になります。
| 学校・学びの場 | 地域 | 確認できる特徴 |
|---|---|---|
| クリチバ補習授業校 | クリチバ | 外務省の学校情報では、外務大臣指定の補習授業校として掲載されています。所在地はパラナ州クリチバで、小学校・中学校段階の通学制とされています。授業日、現在の会場、対象学年、空席、授業料は運営者へ問い合わせてください。 |
| サンパウロの日本語学習機関 | サンパウロ | サンパウロの国際交流基金サンパウロ日本文化センターや提携機関は日本語講座を案内しています。これは日本語学習の情報であり、義務教育段階の現地在籍校や認定補習授業校とは別の選択肢です。子ども向けの年齢・クラス設定は各機関へ確認してください。 |
外務省の学校情報では、外務大臣指定の補習授業校として掲載されています。所在地はパラナ州クリチバで、小学校・中学校段階の通学制とされています。授業日、現在の会場、対象学年、空席、授業料は運営者へ問い合わせてください。 公式情報
サンパウロの国際交流基金サンパウロ日本文化センターや提携機関は日本語講座を案内しています。これは日本語学習の情報であり、義務教育段階の現地在籍校や認定補習授業校とは別の選択肢です。子ども向けの年齢・クラス設定は各機関へ確認してください。 公式情報
6. ブラジルで毎日の通学が続くかを確かめる
通学負担:ブラジルでは、都市間を結ぶ航空便の距離と、各都市圏での毎日の移動を分けて考えます。サンパウロ日本人学校は市南部のコンゴニャス空港近くと案内され、学校バスには路線範囲と定員があります。マナウスの学校をサンパウロ勤務家庭の候補にする、といった比較は通学の前提になりません。学校・勤務先・住居を同じ地図に置き、渋滞を含む登校時間帯で送迎を試算してください。
ブラジルの学校選択は国別の学校数より、進出先の都市圏と交通経路で決まります。サンパウロ校は南部のコンゴニャス空港近く、マナウス校はアマゾナス州都、リオ校は南東部の別都市にあります。日本人学校の校名が一覧に並んでいても、都市間距離のため別の家族向けの学校です。ブラジルではポルトガル語での行政・学校連絡も生活に関わるので、現地校を選ぶ場合は保護者向け案内の言語、編入書類、学校年度を確認します。週末に遠方の補習校へ移動するのではなく、現住所周辺の通学先や日本語講座を探してください。
学校バスがあると案内されていても、全ての住所・学年・曜日で利用できるとは限りません。現在の運行区域、停留所、乗車時間、料金、席の空き、引越し後の変更手続きを学校へ聞いてください。公共交通を使う場合は、子どもの年齢に応じた乗換えや、遅延時の連絡先も確認します。
補習校は週1回でも、遠距離の往復が長いと週末の休息が減ります。現地校の宿題やスポーツ、家族の予定と重ならないか、出発から帰宅までの時間を実際の曜日で記録してください。通学負担が大きければ、より近い地域の日本語クラスやオンライン学習を比較する価値があります。

7. 入学・編入の条件と年度を確認する
入学条件:ブラジルの全日制候補は公館・文科省の掲載だけで入学できるとは限りません。サンパウロ校は新入学・編入学・体験入学を区別し、編入予定者の調査票を提出して相談する流れを公開しています。小1・中1以外の途中入学は編入学として扱われます。マナウス・リオ校は学年枠、受け入れる日本語力、必要書類を直接確認し、ブラジルの学校制度との接続は別に相談してください。
サンパウロ校の入学案内では、入学・編入・体験入学を区分し、事前の調査票提出、学校見学、入校手続きを案内しています。スクールバスは利用希望日の10日前までの手続きが必要とされる場合がありますが、バス会社へ運行範囲を確認します。マナウス校とリオ校の現在の募集学年、体験受入れ、必要書類はウェブ掲載情報だけでは分からないため、学校へ直接照会してください。補習校についても日本語力や現地校への在籍条件、保護者の協力を確認します。
問い合わせる際は、子どもの生年月日、現在の学年、前籍校、日本語の読み書き、海外滞在の期間、予定住所、入学希望日をまとめます。編入学は新入学とは書類や手続きが異なる場合があり、年度途中は希望学年の受入れができないこともあります。
学校に確認したいのは、募集開始日・締切、対象年齢、学年判定、面談や日本語力の確認、在籍証明・成績資料、教科書、体験入学、通学区域、保護者の活動です。公館の一覧や前年の募集要項を見ただけで、現行の定員や条件を決めつけないようにしましょう。
現地校へ入学する家庭は、住所が決まったら地域の教育窓口や希望校へ手続きを確認します。日本人学校や補習校への申込みだけで、現地の在籍手続きが完了するわけではありません。必要書類の翻訳、健康記録、予防接種記録、在留資格などは学校や自治体の指示に従ってください。
8. ブラジルの学費・通学費を比較する
年間総額:ブラジルの全日制校と補習校の最新費用を同一基準で比べられる公式資料は今回確認できませんでした。授業料・入学金に加えて、送迎バス、教材・学用品、制服、保険、行事、通貨換算・送金手数料を含めた年度見積もりを各校に依頼してください。サンパウロ校の学校案内は必要物品やバス運行範囲を確認するよう示しています。金額と支払通貨、退学・転居時の返金条件も書面で確認します。
見積もりを依頼するときは、授業料を月額・学期額・年額のどれで払うか、年度の長さ、入学金と返金規定、兄弟姉妹の扱いを確認します。補習校は授業料が低く見えても、教材、保険、行事、送迎、家庭学習用の教材が別途かかることがあります。
同じ通貨の金額でも、支払回数や年度の切替えが違えば比較しにくくなります。年間合計に加え、初年度にだけ必要な費用、帰国・転校時に発生する費用、バスや公共交通の費用を分けて記録しましょう。学校のウェブページに掲載された金額は、適用年度が明記されているかを必ず見ます。
公開情報で最新額を確認できない項目は「要問い合わせ」と書き、古い年度の金額を現行料金として扱わないでください。学校から書面の見積もりが届いたら、入学金・授業料・施設費・教材・制服・交通・行事・保険・寄付金の各行を家計表に移すと、候補間の差が明確になります。
9. ブラジルの選択肢が合わないときはオンライン日本語も比較する
オンラインの選択肢:赴任都市に日本人学校がない、学校までの送迎が家族の勤務と合わない、補習校の開催地が遠い、またはポルトガル語の現地校を続けながら日本語で話す同年代との接点も持ちたい家庭は、オンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」を比較できます。公式案内では8人制の少人数クラス、日本の現役教員、対話・探究型の授業、朝の会、授業後の交流の場を紹介しています。月約100コマのライブ授業と2026年12月のパイロット開校は開校前の計画です。ブラジル時間で参加できる枠、対象、費用を公式資料で確かめてください。現地校や認定日本人学校の在籍先を置き換えるものではありません。
ともだちじゃぱんは、現地校や日本人学校のような平日全日制の在籍校とは役割が違います。地域の全日制校が遠い家庭、補習校の曜日が合わない家庭、現在の学校を続けながら日本語で話す同年代を増やしたい家庭には、比較対象になることがあります。一方で、校舎での毎日の集団生活、現地の学校籍、認定された教育課程が必要な家庭には、在籍校を別に選ぶ必要があります。
日本人学校・補習校・現地校・オンラインスクールは、優劣を一つの尺度で決められません。学校生活を毎日日本語で送りたいのか、現地の言語と教育課程を中心にしたいのか、週末に日本語の時間を足したいのかを先に決めます。そのうえで、子ども本人が参加しやすい時間帯、授業形式、友人との関係、費用を比べてください。
相談では、今の学校と学年、使っている言語、日本語で困っていること、希望する時間帯、滞在先、帰国の見通しを伝えます。開校前の案内は予定変更の可能性があるため、学費や開校日程を確定事項として扱わず、公式の最新資料と相談窓口で確認しましょう。
| 比較項目 | 全日制日本人学校 | 補習授業校 | オンライン日本語学習 |
|---|---|---|---|
| 授業頻度 | 平日・毎日 | 多くは週末 | 家庭の時間帯に合わせる |
| 主な役割 | 日本語中心の学校教育 | 他校と並行した日本語学習 | 場所に左右されにくい対話・学習 |
| 通学・送迎 | 毎日の通学を確認 | 週末の会場を確認 | 通信環境と時差を確認 |
| 資格・在籍 | 学校の認定や在籍条件を確認 | 現地の在籍校と併用する場合が多い | 正規の在籍・卒業資格の代わりではない |
| 確認事項 | 学年・空席・学費・バス | 対象・日本語力・曜日・教材 | 開校予定・時間割・費用・適合性 |
10. 日本語と現地の言語を無理なく続ける
日本語の継続:日本語を中心に学ぶ全日制校では、日本の教科書や教科進度に沿った学習を続けやすい一方、日常のポルトガル語を学校外で計画する家庭もあります。サンパウロ校はブラジルの文化や国情を学ぶ目的も掲げ、国籍による入学制限はないと公表しています。現地校と補習校を組み合わせる家庭は、ポルトガル語で学ぶ新しい教科用語と日本語の読解・作文をどう保つか、子どもの一週間の負荷を見ながら設計してください。
週の時間割に、ブラジルでの平日校、補習校、オンライン学習、家庭での読書を並べてみましょう。日本語の時間を増やすだけでなく、現地の言語を使う学びや友達との時間を削りすぎないバランスが必要です。
日本語の読み書きが学年相当でも、海外の学校で身につける語彙や教科の進み方は異なることがあります。帰国の時期が近づいたら、日本の学校へ提出する記録、使用教科書、学習内容、在籍証明の発行方法を現在の学校へ相談し、受入れ先の学校にも必要な資料を確認してください。
子どもが日本語で話したくない、宿題で疲れているなどの様子があれば、学習時間だけを増やす前に、学ぶ相手、テーマ、授業時間、休息を見直します。本人が何を続けたいかを聞き、親が管理する課題と子ども自身が選ぶ活動を分けると、習慣を調整しやすくなります。
11. ブラジルの現地校と日本語の学びを組み合わせる
併用の設計:現地校を平日の在籍先とし、日本語を週末や地域活動で補う形は、ブラジルの都市ごとに選択肢が異なります。公的な補習校として今回確認できたクリチバ校はパラナ州の候補で、サンパウロやマナウスから週末に通う校舎ではありません。サンパウロには日本語講座を提供する機関もありますが、語学講座を現地校在籍や補習校の教科学習と混同しないよう、年齢、目的、授業内容を確認しましょう。
二つの学校に関わると、保護者の連絡先、欠席届、健康情報、年間予定、教材の管理が二系統になります。どちらの学校へどの情報を伝えるかを確認し、休暇の重なりや試験期間、学校行事が衝突しないか年度初めに照合しましょう。
土曜の補習校を選ぶなら、金曜夜の宿題、土曜の送迎、日曜の休息を一つの週末計画として考えます。平日にオンライン学習を入れる場合は、現地の授業や習い事のあとに長時間画面を見ることにならないか、参加時間と休憩を試験的に調整してください。
進級や帰国時に何を優先するかは、子どもの年齢と予定で変わります。日本の教科書を続けたい、現地語を伸ばしたい、友人関係を守りたい、帰国後の学年差を小さくしたいなど、家庭の目標を二つか三つに絞って学校へ伝えると、具体的な提案を受けやすくなります。

12. 学校を選ぶためのチェックリスト
比較の視点:通える範囲:学校の所在地、バス区域、最寄駅、通常の登下校時刻、遅延時の対応を確認した。
子どもに合うか:学年、授業言語、日本語の読み書き、少人数・集団の環境、見学や体験の可否を確認した。
費用と継続性:授業料だけでなく、入学金、施設費、教材、交通、制服、活動費、返金条件を確認した。
家庭の予定:平日の勤務、きょうだいの送迎、補習校の宿題、休息日、時差を含む時間割を一週間分作った。
将来の接続:転校や帰国の時に必要な成績資料、在籍証明、教科書、学習記録の発行について質問した。
| 家族が大切にしたいこと | 優先して見る候補 | 学校へ尋ねること |
|---|---|---|
| 日本語中心の毎日 | 近隣の全日制校 | 対象学年、受入れ枠、通学方法、学費 |
| 現地校と両立する日本語 | 地域の補習授業校 | 授業曜日、教科、日本語力、家庭学習 |
| 送迎を減らして話す機会を増やす | オンライン学習 | 時間帯、授業人数、開校時期、資格との関係 |
地域に合わせた比較:ブラジルで先に決めるのは「どの日本人学校にするか」より「どの都市で暮らすか」です。勤務地がサンパウロ南部なら、学校・住居・会社の三点から朝の移動を確かめ、バスが使えない場合の送迎担当を決めます。マナウスやリオへ赴任する家庭は、各都市の学校に別々に連絡し、他都市の校舎を通学候補に含めません。現地校を選ぶ場合、ポルトガル語での授業と連絡、編入書類、学校暦を確認します。日本語の授業を補う先が遠いときは、近くの日本語クラスやオンラインの会話環境を候補にし、全日制の認定校と同じ在籍制度でない点を整理してください。
入学後の見通し:現地校+日本語学習を組み合わせる場合、家族で使う通貨と予定を分けて管理します。現地校はポルトガル語の通知や行事が中心になり得るため、翻訳が必要な書類、保護者面談、休校連絡を誰が担うか決めます。日本語学習は週末校、地域講座、家庭読書、オンライン授業のどれを使うかを試し、登校負担や費用が合わなければ学期単位で調整します。帰国の可能性があるときは、成績、在籍、教科書、学習進度を記録として残せるか学校へ尋ねましょう。
13. ブラジルへ移る前の準備スケジュール
渡航前の準備:渡航が決まったら、学校候補を2〜3校に絞る前に、住所の候補、子どもの年齢と学年、日本語の読み書き、現地校への入学時期をまとめます。まず公館の教育情報と文科省の認定一覧で学校種別を見分け、次に各校の公式募集ページで現行の募集年度を確認しましょう。
入学希望の半年ほど前を目安に、学校へ空席、選考、校区、バス、費用、見学日を問い合わせます。移動時期が迫っている場合は、期限を待たずに現状を説明してください。週末校は学年別に定員が異なり、募集開始や体験日が平日校と異なることがあります。
渡航前は在籍校から成績資料、在籍証明、健康情報、教科書関連書類を受け取り、翻訳が必要か受入先へ確認します。渡航後は住所と通学経路を確定し、授業開始の数週間後に疲れ方や宿題量を家族で振り返りましょう。選んだ方法を固定せず、本人の様子に合わせて調整することが大切です。
地域で準備すること:ブラジルへの渡航前には、現地校から求められる成績表・在籍証明・予防接種記録を学校ごとに確認し、日本語またはポルトガル語への翻訳が必要か尋ねます。サンパウロ日本人学校は編入予定者の調査票を受け取ってから学校見学や入校手続きを進める案内を公開しています。書類準備を始める時点で、本人の生年月日、直近の学年、使用教科書、学習済みの単元を一覧にしておくと、到着後の学年相談が具体的になります。バスを使う場合は、住居の正式住所が決まるまで乗車場所が確定しないことがあります。学校への問い合わせでは、仮住所の段階で路線見込みを相談し、契約後に確定住所で空き状況と乗車時刻を再確認してください。授業料・施設費・教材のほか、通学に伴う車両費用や保護者の送迎時間も月ごとの予算に含めると、暮らし始めてからの負担を把握しやすくなります。
制度の接続を確認:都市ごとの学校制度の接続も、入学前に確認したい点です。全日制日本人学校を選ぶ場合、日本の教科書・学年で学べることと、ブラジルの学校課程を修了することは同じではありません。サンパウロ校の公式案内は、日本国法上の小中学校課程に相当する在外教育施設としての卒業資格を説明し、ブラジルの初等・中等課程を修了したことにはならないと明記しています。現地進学を目指す家庭は、別途ブラジル側の在籍や修了要件を確認してください。現地校を主軸にする場合も、帰国時に必要となる日本側の成績資料と教科書履修の記録を保存し、どちらの学校に証明書を発行依頼するか決めておくと、転校時の相談が進めやすくなります。
14. ブラジルの日本人学校選びでよくある質問
確認先:最新の募集情報や費用は、学校ごとの公式案内に従ってください。公館や文科省の一覧と学校ページで記載内容が異なる場合は、発行日を確認し、運営校へ直接問い合わせます。
ブラジルで日本語の学校は何校ありますか?
今回の確認では、全日制日本人学校・校舎が3件、別種別の私立在外教育施設が0件あります。補習授業校は別種別です。募集状況や通学区域は各校に確認してください。
日本人学校と補習授業校の違いは何ですか?
全日制校は平日毎日通う教育課程、補習授業校は現地校などと並行して日本語や教科を学ぶ週末の場です。授業時間と在籍の扱いが異なります。
学費はいくらですか?
ブラジルの全日制校と補習校の最新費用を同一基準で比べられる公式資料は今回確認できませんでした。授業料・入学金に加えて、送迎バス、教材・学用品、制服、保険、行事、通貨換算・送金手数料を含めた年度見積もりを各校に依頼してください。サンパウロ校の学校案内は必要物品やバス運行範囲を確認するよう示しています。金額と支払通貨、退学・転居時の返金条件も書面で確認します。
オンラインのともだちじゃぱんだけで日本の学校に在籍できますか?
ともだちじゃぱんはオンライン日本語スクールです。全日制の認定日本人学校や現地校の在籍を置き換えるものではないため、在籍や資格については学校と関係機関へ別途確認してください。
入学する前に何を問い合わせればよいですか?
生年月日と学年、空席、日本語力、入学日、住所、通学バス、必要書類、費用、返金条件を伝えて確認しましょう。
主な出典
確認の基準:学校・公館・文部科学省などの一次情報です。募集枠、入学条件、授業料は各校の最新案内でご確認ください。

